◆スマック系統
「スマックショット」を起点とする実弾散弾銃(ショットガン)。初期装備系統。
散弾の拡散率はモデルによって異なる。ゲームの散弾銃でありがちな、距離に応じて拡散していく弾道を持つ(現実の散弾銃は結構な距離をまとまって飛ぶ)。
カタログスペックの単発火力は散弾一発分の数字であるため、実際は同時発射数の分、倍の火力を発揮できる。
当然ながら中距離戦は不得手。有る程度モデルによっては対応可能な場合もあるが、基本的に接近戦が本領。
設置物の破壊にも時間がかかる。更にマガジンリロードとは関係なく、1射毎にポンプアクション(排莢)が発生するため、連射が効かない。
強襲兵装や重火力兵装と対決するときは、積極的に全弾命中からのノックバックを狙ったり、CSで一撃必殺しないと手数や射程で押し切られてしまう。
系統2段階目の「ワイドスマック」は現在に至るまで主武器使用率1位を獲得している超傑作銃。「特大」の拡散率と引き換えに420ダメージ×12発、1マガジン5発の容量、圧倒的に購入しやすい値段と素材設定で、初心者から上級者まで幅広く使われている。
安定性を求める貴方には系統4段階目の「スマックショットSP」をオススメ。初期型のスマックショットの発展型の使用感があり、クセが少ない一品。
系統5段階目の「レイジスマック」は、拡散率「大」、500×12発の超強化ワイドスマック。しかし1マガジンが僅か2発、マガジンリロードが激長という、「激怒」の名を冠する通り、やるかやられるかの超絶ピーキーさ。そこに魅せられ使い続けるユーザーも多い。
◆ASG系統
オートマチック・ショット・ガン。
1射ごとのポンプアクションが発生せず、セミオート射撃、モデルによってはフルオート連射も可能だが、火力が低い。
中量級以上の装甲が相手ではCS時にもノックバックをとれないため、考えなしにガチンコ勝負を挑むとまず返り討ちに合う。秒間火力を叩きだす為にはやはり接近戦にならざるを得ず、その距離で戦うなら即殺可能な「ワイドスマック」が存在し、全体的にその下位互換という立ち位置は否めない。
その独特な使用感から猛烈な愛用者の集団「ASG友の会」が存在するとか……。
じゃあ実際にどういう面で利点があるのかと言うと、スマック系統ではどうしても生じてしまう連射力の無さをカバーしたことで、より防御的な使い方で光る性能を秘めている。
特にコア凸してきた敵機の排除においてはスマックよりも確実性に長けており、単騎で凸してくるような敵機は概ね軽量機~中量機で有る為(ノックバックを取れる場面も多々ある)、副武器のボム系統と合わせて高い命中率と排除効率を誇る。
勿論、味方と共同しての集団戦や、急な対応力であれば上記のスマック系統よりも秀でている部分が多く、選択肢としては十分アリ。
2段回目の「ASG-スイーパーR」はリロード速度こそ遅いものの、弾数と拡散率「中」の仕様の為に、比較的距離を置いてもコンスタントに敵へプレッシャーを与えていける安定型。素材が全体的に高めなので、系統の練習するならば入門編として最適。
3段階目の「ASG-アヴァランチ」は拡散率・小の中距離対応モデルで、パンチ力不足以外は非常に扱いやすい名銃。セミオート連射なので反動がほぼ無く、積極的にCSを狙っていける。中距離集団戦で光る一品。。
4段階目の太陽の子!アーッエッ!!「ASG-スィーパーRX」は「近接武器」「火炎放射器」と揶揄される特大の拡散率と恐ろしい瞬間火力を備えたバカモデル。真価を発揮するには接近するしかなくリボル!!クラァッ!!、使うのであれば色々と頑張るしかない。敵機に密着して「産廃扱いはおれがゆ゛る゛ざん゛!!」と叫んでやれ。
5段階目の3点バーストモデル「ASG-デリュージ」は瞬間火力に優れ、愛用者が多い。
◆LSG系統
Laser Shot Gunの頭文字を取ってLSGである。
荷電したニュードを発射するビーム散弾銃。実弾スマックと比べると、拡散率が全体的に抑え目の代わりに、連射速度で劣る。全体的にリロード時間が長め。
近~中距離戦に対応する貴重な系統だが、実弾より扱いづらく、慣れが必要。
3段階目の3点バーストモデル「LSG-アヴローラγ」は高い瞬間火力と射程を両立し、一時代を築いた。
4段階目の「LSG-ラドゥガ」は初の拡散率・極小モデル。1マガジンの弾数は4発と少ないが高火力であり、これまでの支援兵装では対応できなかった距離での「一射一殺」を実現。ワイドスマックと対を成す最終装備候補として大きな支持を集めている。
◆CLS系統
チャージ機構を導入したニュード散弾銃。チャージ具合に応じて拡散率が変化する。ポンプアクションが存在せず、連射力ではLSGを僅かに上回る。
至近距離ではノンチャージ連射、中距離ではフルチャージ狙撃と使い分けが効く。「高速充填」チップが無くても使えるほどの速いチャージ時間が嬉しい。
実装当初は注目度が低かったが、やがてその意外なポテンシャルに気付いた「ライオ教」信者が布教活動を始め、一定の地位を築いた。
その後に登場した4段階目「CLS-イルミナル」は1マガジン1発の単発リロードと引き換えに、圧倒的な高火力と有効射程を実現。
長いリロード時間を高速リロード性能を持つ「月影・烈風」腕でカバーすることで、格闘チップと合わせて全距離に対応した「イルミナル烈風拳」を生み出すに至った。
余りに流行りすぎたのでVer.5.0で腕部全体のリロード速度に調整が入ることに……。
◆ネイルガン系統
工業用の釘撃ち銃を改装した武器。
独特の発射音と、当たった所に釘が刺さるという芸の細かさでビジュアル的な人気がある。
登場当初は支援兵装初の貴重な遠距離対応用連射武器として注目されたが、余りの火力の低さに、意外と強い反動、微妙な装弾数などの理由により、
「頭部の射撃補正と、腕部の反動吸収性能を考えなくていい散弾銃の方が楽」
ということで人気は出なかった。事実上軽量化パーツと考えて良く、軽量機が支援兵装を使う際の選択肢としてはそれなりに火力が整っている(が、クセが強い)。風変わりな愛用者の集団「ネイル工務店」が存在するとか……。
本格的に使い込むならば5段階目の三点バーストモデル「スパージネイル」がオススメ。強襲兵装の主武器とタメを張れる瞬間火力を持っている。単発威力が重火力兵装の双門機関砲と同じ。
3点射モデルだから3回撃ったら即リロードだからな!気をつけろよ!
◆ハガード系統
大型のリボルバー拳銃。カッコイイ。
マガジン装弾数と連射速度で他武器に劣るが、高威力の単発弾を発射する火力重視の上級者向け火器。カッコイイ。
設置武器を狙撃して潰しやすいのも大きな魅力。カッコイイ。
連射速度が遅い為、しっかりCSを狙っていかないと撃ち負ける。散弾のラッキーヒットが狙えない分さらにキツイ。だけどもカッコイイ。
どのモデルも癖があって使いづらいため、本格的に使うならば割り切って一番癖の強い4段階目「ハガード・タフ」などが良い、と言われる。名前超カッコイイ。
殆どの頭部からCSノックバックをとれ、軽量級に至ってはダウンさせる破壊王。1マガジン6発の装弾数を慎重に使おう。カッコイイ。
他にも2段階目の「ハガード・カスタム」は12発マガジンと扱いやすい弾道と反動、そこそこの威力を持ち、全弾CSが出来るなら最強という評価が出されているのだ…まぁそんなのが出来る人はそんな居ないけれど。集団戦で活きるモデルなので、他の系統よりも距離のアドバンテージで火力支援に貢献できる。
◆トグルショット系統
散弾を発射するAモードと、スラッグ弾を発射するBモードを切り替え(スイッチ)できる実弾散弾銃。高い対応力を手に入れたものの、重い。
どちらのモードも、既存のスマック系統とハガード系統のスキマを埋めるニッチな性能に調整されている。
ポテンシャルに惹かれた「トグル猟友会」が存在するらしい。
Bモードは実質おまけと考え、多機能なスマック系統として使用モデルを選ぶとよいだろう。
◆SLS系統
高威力のニュード散弾を発射するAモードと、火力を下げた代わりにフルオート連射できるBモードをスイッチできるニュード散弾銃。
「ASGモードが使えるLSG」と言える系統。しかしパンチ力が足りず、その上重い。
モード切替を上手く使わないと「ラドゥガかイルミナルでおk」と言われてしまう。上級者向けの系統。
◆F70対装甲散弾銃系統
チャージ式のニュード散弾銃。最大チャージすると、着弾した弾が一定時間追加ダメージを与え続ける。要は毒、スリップダメージである。
散弾が一発でも当たればスリップダメージが発生する、嫌がらせにはもってこいの系統。CSが発生すればスリップダメージも倍加する。
安定したダメージが見込めるので人気が高いが、スリップダメージを考慮しない素の火力はかなり低く、散弾銃でありながら至近距離戦は大の苦手。
◆FLAP系統(PS4新規)
PS4版で追加されたニュード属性の片手銃でFull-automatic LAzer Pistolの略。
ハガード系をニュードにして射撃精度や反動・連射力を良くした代わりに火力を下げたような使い勝手で距離を選ばず戦えるのが利点。
その素直な弾道を生かして敵の滞空索敵弾や要請兵器をしゃがみ撃ちで安全に破壊できるなど、直接戦闘以外でも活躍している便利すぎて支援が持つには強すぎる感もあったが。
「PSO」コラボ武器「ミューズブレス」が最初に支給され、その性能のガチっぷりが話題となった。
現在はバランス調整が入った事や、本系統の利便性が霞むほど瞬間火力の高い散弾銃の増加などにより、中堅クラスに落ち着いている。