登録日:2013/11/25(月) 11:34:38
更新日:2021/01/26 Tue 22:37:21
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オ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン .........
<◎>概要
第3章のダンジョン「遺跡」の最深部で眠る、≪
クレスト=ガーディアン
≫と呼ばれる守護獣の1体。
一つ目の巨大なゴーレムのような造形で、脇からは紐のような飾りが沢山生えている他、瞳には水の紋章のマークが刻まれている。
つまり水の紋章を司る存在でもある。
コイツを倒さないと封印が解けず、その上に立って水の巻の発動による効果を得ることができない。
地上のアミヤクイ村が出来るより前の時代には人々から「炎の神」として崇められていた。
当時は生贄を捧げる風習があり、その死体は
ヴァンビ
として蘇ったという。
ヴァンビの背中の模様とレリクスキーパーの目の部分が同じなのはこのため。
しかし、現代になって偶然アミヤクイ村の酒場と遺跡が繋がってしまった事をきっかけに
ヴァンビ達が地上に這い出てしまい、村の少年テムが襲われたり敵国のル・コアール帝国が軍事利用する事態に発展した。
(前者はムサシの行動の結果次第で
ヴァンビになってしまう
)
遺跡の第一発見者ダクレイの憶測もあって、ムサシは実際に対面するまでヴァンビ達の親玉だと思っていた。
(というか、ヴァンビ騒動の根源となった場所にクレスト=ガーディアンが潜むなどムサシは思いもよらなかった)
目の部分は遺跡のシンボルとしても随所に見かけられる。
ボス戦前のイベントではムサシの存在を感知すると、眠りから醒めていざ戦闘に・・・と思いきや。
部屋の低い天井が災いし、あろうことかレリクスキーパーは
頭を強打してしまう
。
しかもその衝撃で天井が落下した結果、
潰されまいと両手で天井を支えるのが精一杯でまともに動けない
という状況に(
勝手に
)追い込まれる。
何このドジっ子。
更にムサシからも「どんくせぇ~!」とバカにされると、滝のように涙を流しながら名前テロップが表示される辺りもシュールさを強めている。
その光景はだいたい項目冒頭のAAの通りだと思っていただいて問題ない。
(ちなみにムサシが余裕たっぷりなのは、落ちてきた天井の範囲がレリクスキーパー側だけだったから)
構図が「しまった!ここはクソスレ~」でお馴染みのあのAAに見えなくもない。
とても章の最後を飾るボスとは思えないが、おふざけはここまで。
レリクスキーパーの真の能力は「炎を自在に操る」ことであり、たかが両手が塞がったぐらいでは能力に何の支障もきたさないのだ。
自分を馬鹿にしたムサシの前に赤い目をした火球を作り出すことで、今度こそボス戦へと突入する。
<◎>戦闘の流れ
前述のように身動きが取れないレリクスキーパーに代わり、火球がムサシの相手をする。
そのため、実質この火球自身がボスといったほうが正しい。
戦闘は完全横スクロールで溶岩に落ちる心配は無い。
火球は水の巻の攻撃でのみダメージを受け、HPを0にすると消滅し、レリクスキーパーがバランスを崩してダウン。
その間にコアを露出するのでレイガンドの攻撃を当てる。
攻撃は普通にぶった斬っても回転斬りでもお好みで。
以上の流れを3回繰り返すと勝利。
ちなみにコアがダメージを受ける時、のけぞった反動で
また天井に頭をぶつけて泣く
。
火球の行動は多彩だが、完全なローテーション。
コアがダメージを喰らうたびに次の段階へ進み、内容と順番が変化する。
中でも火球が青白くなる攻撃中は水の巻の攻撃を無効化してしまうので、次の攻撃に移るまでは回避に専念すること。
水の巻発動中は一度だけ火球の攻撃を防いでくれるが、その時点で水の巻の効果が中断してしまう上に
もう一度ゲージを溜めて満タンにする必要があり、少しのあいだ移動が制限されるので過信は禁物。
水の巻の攻撃は連続ヒットするタイプとはいえ、一度に与えられるダメージは少ない方。
火球のHPも段階が進むにつれ更に増加するため、クレスト=ガーディアンの中では長期戦を強いられやすい。
<◎>攻撃パターン
ダメージ上限は火球に接触したときが一番高いものの、全体的にダメージ量がのっぺりしている。
また、共通してガードは一切無効であり、水の巻のバリアでしか防ぐ手段は無い。
(第1段階から使用)
ムサシを狙い、曲線を描くように下降する攻撃。
攻撃の性質上、左右の壁までは届かないのが弱点。
ムサシを追いかける小さな炎を3つ発射。
地形に当たるか水の巻の攻撃で消える。
青白くなった火球から翼が生え、羽ばたいて炎を落とす。落ちた炎は左右の壁まで広がっていく。
第3段階で使うときは3回連続で行う。
本体、攻撃ともに水の巻が通用しない攻撃のひとつ(ダメージは防げる)。
巨大な炎の剣に変形し、ムサシに接近して振り下ろす。
変形している間はこの攻撃がずっと続く。
第3段階で使うときは変形している時間が長い。
(第2段階から使用)
部屋の左上(右上)に移動し、そこからムサシめがけて突進。
後は微妙に曲線を描きながら部屋中をバウンドする。
第3段階では青い炎も撒き散らすので迷惑この上ない。
一旦姿を消し、帯状の炎になって床から出現。
アーチを描くようにして横移動を行う。
壁にぶつかった後はそのまま消えるか、再度反対側の壁まで移動する。
第3段階は横のスピードが微妙に上がる。
一旦姿を消し、柱状になって炎の腕を突き出しながら炎を3つ降らせる。
柱の周囲には青い炎が回転しているので接触しないように注意。
(第3段階で使用)
画面中央に移動し、6方向に炎の帯を展開して(反)時計回りに横回転する。
火球の攻撃では一番厄介ともいえ、絶え間なくジャンプを強制される。
本体、攻撃ともに水の巻が通用しない攻撃のひとつ(ダメージは防げる)。
なお、第1、第2段階では体当たり以外の攻撃パターンがまるで異なるが、
第3段階ではまわる炎を含めた全ての攻撃を繰り出してくる。
<◎>結末、もといオチ
コアのHPを0にすると、追い詰められてヤケになったレリクスキーパーが天井を放り上げる。
そして腕を振り上げ、最後の一撃をムサシにお見舞い・・・しようとしたところで
やっぱり天井が直撃
、哀れ下敷きに。
今度こそ倒されたレリクスキーパーは光を放ち爆発。
コアを残して天井ともども瓦礫の山と化したのであった。
合掌。
<◎>フィギュアもあるよ
撃破後、アミヤクイ村のフィギュア店でレリクスキーパーのフィギュアが並ぶようになる。
例の火球もパーツとして付属し、お値段2000ドラン。
本編では拝むことが出来なかった渾身のパンチをいつでも拝むことができるぞ!
だからどうしたっていうのは禁句な
<◎>萌えキャラ…?
前述のように一ボス、それも物語的に重要なポジションの1体であるのだが、カッコいいBGMや戦闘面はともかく
- 出会いがしらに頭を強打
- そのまま天井が落ちかけて早くもピンチ
- 一連のマヌケぶりをムサシにけなされて泣く
- その後も何度か頭を強打しては泣く
- 最後っ屁をかますつもりがやっぱり強打してご臨終
という、威厳のカケラもないドジっ子と妙な可愛さから
武蔵伝でも1,2を争うネタキャラ、かつ萌えキャラ認定されることが多く、妙な人気がある。
他のクレスト=ガーディアンは比較的シリアスな連中ばかりなのに…
余談だが、ここの戦闘BGMは後半部分がアレンジされたものがラストダンジョンで流れる。
追記・修正は天井に頭を強打した経験のある方にお願いします。
- 爆発後の目からコアが落ちる所は最後の涙の一滴に見えた -- 名無しさん (2013-11-25 12:21:42)
- なついなー確かに泣いててシュールに感じたなー -- 名無しさん (2013-11-25 17:03:38)
- レリクス(遺跡)を キーパー(守る者)のはずが 遺跡を持つ者になったボス -- 名無しさん (2013-11-25 19:12:35)
- ドジっこ要素も印象深いが戦闘曲も印象に残ってるな、またかっこいいんだわ -- 名無しさん (2013-11-25 22:03:39)
- なぜあんなところにハマっていたのか -- 名無しさん (2016-01-05 11:19:22)
最終更新:2021年01月26日 22:37