異伝 無限の神器(FE)

登録日:2012/06/03(日) 15:29:00
更新日:2023/06/09 Fri 18:10:50
所要時間:約 6 分で読めます





クロム「ん? なんだ、この項目は?」

アインス「異界の来訪者よ」
ツヴァイ「ここはアニヲタWiki」
ドライ「FE覚醒の」
フィーア「追加マップについて」
フュンフ「解説する項目だ」
ゼクス「異伝 無限の神器について」
ズィーベン「我ら三十六魔将が」
アハト「一人一人」
ノイン「懇切丁寧に」
ツェーン「説明をしてやろう」

クロム「えーっと、簡潔に頼む……」

異伝 無限の神器は『ファイアーエムブレム覚醒』の追加コンテンツのひとつ。
DLCを購入することで遊べるようになるおまけマップである。


公式サイトより抜粋の粗筋――
神器。それは神の加護を受けた唯一無二の武器。
だが、その遺跡の最奥には、二つ目の神器が眠るという。
宝は魔将たちが守護し、手に入れた者は誰もいない。
果たして、この遺跡を制覇する勇者は現れるのか……?


というわけで、それぞれお金と経験値を稼げる金と銀、マミーの楽園に続き、貴重な武器を入手できるお助けマップである
このマップには、36人の敵が守る遺跡の最奥に3つの宝箱が設置されており、それを開ければ本編中などに登場した伝説の武器をランダムで手に入れることができる。
伝説の神器がいくつもあるのはおかしいかもしれないが、まあそこはなんでもありの異界なので。どこかの赤い弓兵金ぴか英雄王もビックリである。

今回のFEはフリーマップ制を採用しており、いつまでも遊び続けることができる。
しかし、本編中で1度しか入手出来ないアイテムもあるので、それの使用を制限してしまわないようにするための措置と言える。(一応、アイテムを修復するハマーンの杖もあるが)


手に入るのは、太陽や流星、復讐など、奥義が発動するようになる武器や、ミステルトィンヴォルフベルグ、アマツなど本編で一度しか入手出来ない武器、旧作に登場したファラフレイム、メリクル、ソール・カティアルマーズ、ニーズヘッグ、ボルトアクスラグネルなど懐かしの装備たち。
どれも非常に強力。ひとつおかしい?気にするな。

だが、当然一筋縄ではいかない。
宝を守る三十六魔将と名乗る屍兵たちは全員上級クラスで個々の能力も高く、しかも件の神器を装備している。
金と銀などと違い向こうからも普通に攻撃してくるため、中途半端な戦力では返り討ちにあってしまうだろう。
ウォーリアーのドライは難易度に関係なく「カウンター」を装備しているため、うっかり隣接しないよう攻撃範囲に特に注意すること。

また魔将とは別に、壁で仕切られた通路から都合四人の盗賊が宝に迫ってきており、ボヤボヤしていると彼らに神器をかすめ取られてしまう。
敵将は宝の鍵を落とさないため、自力で神器を回収するなら「鍵開け」スキルは必須となる。

腕試しの場としても、なかなか手強く遊びごたえがあるマップなので、是非挑戦してみて欲しい。



さて、このマップにはもう一つの名物がある。件の魔将の皆さんである。
彼らはその昔大きな戦いで散った戦士達の屍から作られた番人だそうで、ゲーム中唯一の普通に喋る屍兵である。
凶悪な印象だった本編の屍兵とは打って変わり、冒頭のように36人がかりのくどいやり取りを繰り広げ、クロムに突っ込まれるなどなかなかコミカル。

それぞれドイツ語の数字が由来の名前も持っている。
スク水のアンドロイド幼女や、三バカ兄妹の乗るガンダム殺人的な加速に耐える仮面そのストーカーっぽい名前も混じっているが関係ない。

また、本編中でも終盤にインバースが同じ名前の屍兵たちをけしかけてきたが、異界のお約束どおり、おそらく別の存在だろう。
さらに最後には、神器のおまけに魔符やらシルバーカードやらを手渡してくれ、また来るように再三要求してくる。
魔符はともかく、神器のおまけがお店の割引券……


因みに、汎用敵の立ち絵をイベントシーンで見る機会は地味に少ないので、このチャンスによく見ておくのもいい。
烏帽子のようなものを被って和風テイストなボウナイト、狙撃モードのガンダムデュナメスのようなモノアイ兜がカッコいいスナイパー、可愛いドレスを着ているバトルシスター、実は女性なのか鎧に胸があるダークナイトなど、見ていてなかなか楽しい。

また、魔将との戦闘時に自軍のキャラ達のセリフが入る。
死体から作られた彼らを哀れむサイリ、魔将を倒して神器をクロムに見せびらかしてやると張り切るヴェイク、魔将に興味津々のミリエルセルジュなど反応は様々。是非、全部見てみよう。ここでしか見れないのも。


以下ネタバレ





















なかなかお茶目な魔将の皆さんだが、彼らにはある恐ろしい噂がある。
それというのも……

ルキナ「私と同じ聖痕のある魔将を見かけました」
セレナ「アナタ、私を見て泣いてるの?」
ンン「何故か敵の匂いがしないのです」
シャンブレー「タグエルの匂いがする。母ちゃんみたいな優しい匂いが」
ウード「お前の武器、名前が書いてあるな。よく読めないが、リ……?」
ジェローム「ミネルヴァが甘えた声を出している。両親が死んでからこんなことはなかったのに」
ノワール「こんな妙な気配を持ってるのは母さんだけだと思ってたけど」
ブレディ「遺跡の外を見たが、大きな戦いでもあったような廃墟だった。まるで、俺たちがいた……」
ロラン「未来では母さんは遺体も残さず消えてしまった。まさか……と思ってしまう」
アズール「君を見ていると、死んじゃった両親を思い出す。見た目は全然違うのに」
シンシア「あなたたち、どこかで会った? こう…懐かしい感じがする」
デジェル「折角の強い敵なのに何故か戦う気が起きない」
マーク「守りに適した布陣。三十六魔将にも優れた軍師がいるようですね」 
チキ「私…あなたを知っているわ。姿かたちが変わっても、私にはわかる。」

子供世代キャラの皆とチキが、魔将たちに違和感を覚え、実に意味深なコメントをしているのである。
つまり、この魔将達の素材になった死体というのが、滅亡した未来世界で死亡したクロム達親世代の面々なのではないかというのである。
ちなみにギャンレルなどの配信キャラクターを含めた親世代は全員で36人である。
さらに、異伝「生と死の境に」では、人間を殺し屍兵にする異界が登場する。子世代曰く絶望の未来で死んだ人間が文字通り屍兵になるのは普通だったとのこと
今のところ公式からのコメントはないので、確かなことはわからないが、屍兵の謎が深まるエピソードである。






アインス「異界の来訪者よ」
ツヴァイ「下に項目変更ボタンを」
ドライ「用意しておいた」
フィーア「さあ、ここより編集画面に入り」
フュンフ「この項目の」
ゼクス「追記と編集を」
ズィーベン「するがいい」
アハト「くれぐれも」
ノイン「ブラウザバックには」
ツェーン「気をつけるのだ」

クロム「お前たち、ひょっとして誰も編集しないから寂しいのか?」

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最終更新:2023年06月09日 18:10