Λ-11-

登録日:2011/05/27(金) 22:09:30
更新日:2021/05/17 Mon 14:02:35
所要時間:約 7 分で読めます




Λ-11-とは2D対戦型格闘ゲーム「BLAZBLUE」に登場するキャラクター。



◇プロフィール
身長:155cm
体重:45kg(ユニット装備時:250kg)
血液型:不明
出身地:第七機関
誕生日:不明
趣味:なし
大切なもの:なし
嫌いなもの:なし
ドライブ名:ソードサマナー改
BGM:Awakening The Chaos
CV:不明



非常に長い三つ編みと、全身に装備した事象兵器が印象的なキャラクター。
常にバイザーをしているためわかりにくいが、金髪赤目の少女である。

前作の終盤において一人シェオルの門に落下したν-13の魂をココノエが回収し、テイガーが回収してきた第11素体に定着させることで稼動している。
修理する際に記憶・感情などの一切がココノエによって消されており、ココノエの目的を果たすためだけに行動する。

簡単に言うと、前作のニューのコンパチキャラ、といって差し支えないだろう。
記憶や感情が無いため、行動や言動が前作のニューよりも更に機械的になり、あれ程執着したラグナに対してすら感情を見せなくなった。


完全にココノエの私念の道具であり、ラムダの物語は彼女からの命令の軌跡とも言える状態になっている。

ちなみに彼女の兵装はムラクモユニットではなく、それを復元した模倣事象兵器である。


◇キャラ性能
どっかの世紀末バスケほどではないが、
前作で見事なバランスブレイカーになってしまったニューを反省したのか、かなり弱体化されている。
具体的に上げてくと


  • 5D、4Dのジャンプキャンセル不可
  • 2Cの発生速度低下
  • 各種コマンド技のぞく通常攻撃のダメージ低下
  • ダッシュ速度低下
  • バクステ無敵持続若干減少
  • アクトパルサー削除
  • グラビティシードに使用制限付加


などなど。

これらの弱体化により、前作のような「接近戦にも強い」、
「ソードサマナーを撃っとけばなんとかなる」といった戦術はできなくなり、純粋な「遠距離戦」を求められるキャラクターになった。
やたら速かった2Cなどが弱体化されたため、切り返し能力の低いラムダはさらに接近されないように気を使わなければならない。

反面、強化された部分もあり、主だったものとしては新技として
アクトパルサーZwei(ツヴァイ)、ブレイド、キャバリエ
が追加されたこと、またそれらを含む多くの技にガードプライマー削り効果が付加されたことが挙げられる。
これにより、彼女は今作屈指のプライマー削りに突出したキャラになった。

これらの調整に対するプレイヤーからの評価は良く、多くのプレイヤーから良調整の評価を受けている。



◇ドライブ技【ソードサマナー改】

離れた場所から剣を召喚し射出する。

上記のような弱体化を受けたため、コレ一本での状況打開は難しくなった。


◇他の技一覧
ここでは大きく変更のあった技のみを上げていく。
その他の技についてはν-13の記事を参照。


○グラビティシード
使用制限が付加され、使用した場合専用ゲージがたまるまで使用できなくなった。
相手が立ち状態で使用するとしゃがんだのけ反り状態になる。

〇シックルストーム
設置技に変化。
出も遅くなったため奇襲にこそ向かないが、相手を長時間拘束できるためコンボに繋げ易い。


○アクトパルサーZwei
前方へ高速移動する。
ドライヴ技から硬直キャンセルで出せるが、前作の壊れ性能とは違いコレから繋がるのは精々投げ技かAHくらい。

○アクトパルサーZwei・ブレイド
突進技。相手に高速で接近し、下段攻撃を加える。
キャバリエと違い発生が比較的早めなので、距離をはなしたい時などに便利。

○アクトパルサーZwei・キャバリエ
同じく突進技。高速で接近、相手を斜め上方に吹き飛ばす。
威力が高く、相手が壁に激突しバウンドするのでコンボに繋げやすい。
というかぶっちゃけ画面端ならC技とコイツのみでハメられる。

ただし発生が異常に遅いため、相手が浮いていない状態でのコンボに組み込むのはかなり難しい。


◇Unlimited仕様

ラムダからν-13に立ち絵も名前も全て変更される。
そのため、厳密に言えばΛ-11-のUnlimited仕様は存在しないことになる。

性能は前作のラスボスの状態に加え、さらにラムダから実装された新技まで使用可能というイカレたもの。
ちなみにアクトZweiは初代アクトと性能が被ったため、高速接近→投げという簡易コマ投げへと進化した。




戦術としては、基本的にソードサマナー改とスパイクチェイサーを主軸においた遠距離戦をまず心掛ける。
ジャンプ2Dなどで牽制しつつ、隙を見てキャバリエなどを用いてプライマーを削っていこう。
接近されそうになったら、D+追加D→ブレイドや各種C技→ブレイド等を用いて相手を離れさせるといい。

応用戦術としてはクレセントセイバーを低空で使用しコンボに組み込むものがある。
画面端で連続使用する通称「セイバーループ」もあるが、難易度が比較的高めなので使うにはそれなりの修練が必要である。


以下ネタバレ










◇家庭用ストーリーモードでの活躍
  • トゥルーエンド

ニューの魂のいわゆる「入れ物」となったラムダだが、
実はイブキド跡地で発見された時に既に第11素体としての記憶や感情が存在していた。

しかし、それらは延々と続く過酷な実験に対する恐怖と、
それを実行する人間への憎しみだけだったため、ココノエによってニューの記憶・感情と共に消されることとなった。

記憶を無くしココノエの私兵となったラムダだが、物語終盤で消されたはずの「ν-13」としての記憶を取り戻すことに成功する。

しかしその後統制機構支部屋上にて、ハザマの攻撃からラグナを守るため間に割って入り瀕死の重症を負ってしまう。
最後は自身に搭載されていた「イデア機関」をラグナに託し、消えていった。

  • 個別シナリオ
ハザマを追跡しようとした所でファントムにより飛ばされてしまう。
飛ばされた先でラグナの後ろ姿を見つけ追おうとするが、制作者である「レリウス=クローバー」に見つかってしまう。

  • バットエンド
異空間に飛ばされ、ハザマによって精神を破壊されてしまう。

  • ギャグシナリオ
ターターさんとマコトに出会った出来事を綴った物語。
他と違いラムダの心情の変化に重点が置かれている。
笑いを期待した多くのプレイヤーのハートをフルボッコにした。

アニメではマコトではなくラグナと出会う。
この補完はファンの間では非常に評判が良い。

◇アーケードモードでの活躍

ラグナとの戦闘に勝利し、トドメをさそうとするところで記憶を取り戻す。
そしてその後大きな揺れを感じ、支部屋上へ向かうこととなる。


◇備考
彼女を作ったのは狂気の人形師と言われている変なおじさんことレリウス=クローバーであり、他の素体と比べると高い能力を有しているらしい。

自分優先で一見非道に思えるココノエだが、実は彼女を私欲のための傀儡にすることに負い目を感じており、たびたび謝罪の言葉を口にしていた。

◇余談
一部からは「ラムちゃん」の愛称で呼ばれている。もちろん雷を落としたりはしません。
現在どれ程浸透しているかは不明。


( ´Λ`)ラグナー
↑この顔文字で表現されることがあるが
別に口が「Λ」になってるわけではないのでご注意を。多分ニューとの差別化が目的。
ニュー、ラムダ、ミューの三人はたまに「STG三姉妹」とまとめて呼ばれることがある。


今作では常にユニットを装着しているが、あれはラボに帰らなければ脱着できないため。
ココノエ博士自慢の模倣事象兵器でも再現はできなかったようだ。
CV:はもちろんコンd(ガントレットハーデス!)もといコンドム


あと、一応ラムダもアーク公式チャンネル「続・ぶるらじ」の第10回に出た、
が……中の人の関係上で一つもコーナーを踏むことなく、なんと約6分というアークお得意の圧倒的なスピード感で退場してしまった。

そしてその後一度も現れず、マコトにゲストの座を奪われ、
しまいには中の人に「ノエル=ヴァーミリオン役の近藤佳奈子と!」と存在すら忘れさられたまま放送を終了してしまった。

ラムダ使いの方々は少し残念に思ったことだろう。


◇台詞集
  • 起動・起動・起動……。

  • ムラクモユニット・戦闘データ展開開始。

  • Λ-11-正常に稼動中……次のフェイズに移行します

  • 戦闘データ・インストール開始。ν-13・戦闘データ・展開します。

  • ……ラグ……ナ…………?

  • 道具じゃない道具なんかじゃない!

  • ニューはいつもラグナと一緒にいるよ



対象・認識……。

対象の追記・修正を開始します。


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  • CV:不明
  • 次回作は…
  • トゥルーエンドでは涙腺崩壊

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最終更新:2021年05月17日 14:02