フレラバ -Friend to Lover-

登録日::2013/11/21(木) 03:50頃
更新日:2024/03/18 Mon 15:45:54
所要時間:約 8 分で読めます




概要

フレラバとはSMEE(HOOKSOFT)から発売されている18禁恋愛アドベンチャーゲームである。

本作のコンセプトはサブタイ通り「友達から恋人へ」。
共通ルートでは選んだ相手と会話して話を盛り上げることで好感度を上げていく。
一定値ごとにイベントが起きて段々と態度が変わっていき、一定以上になると告白して個別ルートに分岐することが可能になる。

SMEEおなじみの髪型変更システムに加えて話題を選んで会話する会話パートが追加。
最初は世間話や学校の話など当たり障りのない話題が多いが、関係性が深まると恋バナなどの親密な話ができるようになる。
ハーレムルートは無いがその代わりに見る事がそれなりに難しい嫉妬イベントも用意してあるらしい。
見るコツは同時攻略
ちなみに岬には無いらしい。

全クリ後に現実を見て「ドヨーンとする」という感想をよく目にするが、このゲームの場合それは最高級の褒め言葉である。

2015年3月にはvita移植版が発売された。


スタッフ

監修:宅本うと
原画:あめとゆき、ひなたもも、REI、かのら(サブ)
シナリオ:チームフレラバ(早瀬ゆう、木村ころや、柊晴空、松倉慎二)


キャラ紹介

主要人物

青葉 恭介(あおば きょうすけ)
今作の主人公。やっぱり名前は変更可能。
芸人気質のバカだが絶妙に相手の気持ちを察し、恋人のためなら漢を見せるいつものSMEE主人公。
物心ついた時から母子家庭で、母親とはキツいギャグも気軽に言い合える気の置けない間柄。
理奈ほどではないがリズムゲームが得意。

皆原 陽茉莉(みなはら ひまり)
声:東かりん
ヒロインの一人で幼馴染み担当。小柄でスレンダーな小動物系。
恭介とは生まれた時からずっと一緒の幼馴染だったが、前の学校に上がる際に引越し、
その際に起こった些細なすれ違いから物語当初は疎遠となっており、今年の進級で久々にクラスメイトになった。
見た目に違わない大人しめの癒し系キャラだが根は頑固者。幼少期は恭介も時折引いてしまうほどのお転婆だったらしく、
運動音痴なのにかくれんぼが得意だったり心を許した相手にはたまにキツいことを言うなど時折その片鱗を見せる。
そういった妙な面を含めて恭介とは本質的な相性が良いらしく、数年間疎遠だったにもかかわらず自然に互いのことを察していたり、
携帯アプリの相性占いでは最高値を叩き出すほど通じ合っている。
ハムスター愛好家で現在は5匹飼っているが、ネーミングセンスが絶望的。
料理の腕も米を研ぐと大量に流すわ刃物を使うとケガするわとこれまた絶望的。
幼馴染→疎遠→旧友→恋人と、関係性の変化という本作のコンセプトを最も体現したヒロイン。
ちなみにデフォルト名だと恭ちゃんと呼ぶシーンがあるので幼馴染萌えはデフォ名でプレイしよう。

望月 理奈(もちづき りな)
声:あじ秋刀魚
ヒロインの一人でクラスメイトの女友達担当。
長身でスタイル抜群、勉強も運動も優秀な完璧美人ながら
それでいて性格もさっぱりしているため同姓にも異性にも友人が多い人気者。
恭介とは前の学校で陽茉莉が引っ越したあたりからずっと同じクラスの腐れ縁で、
下ネタやギャグも言い合えるほどノリがいいが、ファッションや占いに気を使うなど女の子らしい一面もちゃんと持っている。
ちなみにゲーセンのリズムゲームの最高難易度を譜面を見ないでパーフェクトを出せる腕前の持ち主で、大会でも好成績を残している。
これで優勝じゃなくて好成績ってこの世界の音ゲーマーどうなってんだ
一見すると何事もそつなくこなす隙の無い人物のようだが、実はカナヅチだったり雷恐怖症だったり意外と弱点は多い。
友人としては気さくで頼りがいがあるが、恋人にだけは脆さをさらけ出していい意味で依存してくれるギャップ萌えである。

柊 ゆずゆ(ひいらぎ ゆずゆ)
声:秋野花
ヒロインの一人でクラスメイトでありツンデレ担当。泳ぐのに邪魔になりそうなほどの巨乳だが非常に泳ぎが速い。
感情の起伏が荒く、ストレートに物を言うので周りの心証も悪く孤立してしまっているが、
本人も周りを遠ざけるためにわざと嫌われるような態度を取っている節があるため意に介していない。
水泳部に所属しており泳ぎのレベルは高いが、自分が好きなように泳ぐことを優先するためここでも孤立している。
恭介とは犬の散歩中にトラブルになった後学校で再会というお約束な出会い方をし、反応が面白かったためその後もいじられることになる。
プールの塩素で肌が痛みやすいはずだが、肌がかなり綺麗でモチモチしている(触れた理奈と恭介曰く「ヤバい」)。
実は家事全般が得意だが、それは彼女のルートに入るまでは明かされない。
ただ家事を担当していたりもするので、岬ルートでは野菜がきっかけで態度を改めていたりする。
ツンとデレの落差が大きく自身のルートに入ると恭介に対してのみ周りが驚くほどの変わりようを見せる。

沢渡 岬(さわたり みさき)
声:水邑琴音
ヒロインの一人で先輩担当。長い黒髪が美しい細身の大和撫子。
しかし実際は佳人であることと家の影響でかなりの野菜好きであることを除けば庶民的な人物。
その見た目や雰囲気から先生含む周囲が勝手にお嬢様と誤解して持ち上げられている。
「婚約者がいる」「父親は国会議員」など様々な噂があるがそれらも全て周りの憶測のみで生じた勘違い。
更に親衛隊っぽいのがガードしていることと消極的な態度から(打ち解けるとかなりの面白人間ではある)、今まで友人が一人も出来たことがない。
しかし意志は強く、周囲の反応を気にせず主人公を引き留めたり、恋人になった後は主人公の匂いのするものを半ば無理やりにでも奪ったりもする。
他のヒロインが程度の差はあれど最初から関係性があって「互いに近づいていく」のに対し
「こちらから近づく」ことが強調されているヒロインであり、彼女のみ知り合いですらない状態でスタートし、
自己紹介されるまでは1日に1回しか会えず、何度も会いに行かないと知り合わないまま終わってしまう。
立ち絵が一番変化し、知り合う前は後姿、知り合った後は振り返り姿、付き合いが深くなると完全にこちらを向くといった具合に変化する。
なお一度攻略後は最初から名前が表示され、知り合う前であっても振り返り姿になっている。
話題になることはあれど共通パートでは全く登場せず最初のうちは会話もほぼないためか、彼女のルートでは他のヒロイン達もそれなりに絡んで来る待遇を受けている。


サブキャラ

野々村 智美(ののむら ともみ)
声:鈴音華月
サブキャラの一人で陽茉莉の親友。
陽茉莉を弄って遊ぶのが趣味だが、やり過ぎるとホラー映画を一緒に観賞というカウンターが来る事もある。
かくれんぼの鬼が得意だと自称しているが、忍者並みの本気の隠行術を使った恭介は流石に見つけられなかった。
地味に天然且つ割とKYなので心無いことを言ってしまうこともそこそこあるが、根は悪くはない。
ファンディスクでは陽茉莉が惚気まくってウンザリしている。

綾部 まひろ(あやべ まひろ)
声:西乃ころね
サブキャラの一人で理奈の親友。風紀委員に所属しているが、
規則でガチガチというわけではなく理奈と一緒にゲーセンに行ったりもする
(その際理奈と恭介のリズムゲームの腕前に軽く引いていたが)。
友人の多い理奈の親友をやっているだけあり人を見る目は確かで、
理奈の本質を理解してその幸せを願っている本当の親友である。
実は恭介と理奈の相性の良さを当初から見抜いており、二人がくっつくように裏で色々と画策していた模様。

水澄 眞子(みすみ まこ)
声:白州妙
サブキャラの一人でゆずゆの後輩。
ゆずゆの泳ぎに心酔し、水泳部に後追い入部するほど。
ゆずゆからは疎ましがられているが、鈍感なのか気にしていないのかは不明だが物怖じはしていない。

須賀崎 桃(すがさき もも)
声:夏村伊介
サブキャラの一人で友人。
顔はいいので黙っていればモテるのだが、ひとたび口を開くと
普通の人間に欲情できない重度のリザードマンフェチというとんでもない性癖があることが分かる為女子からはスルーされ、
元気や恭介、理奈はそれなりについてこれるもののそれでも軽く引いている。
しかもリザードマン(特に女性タイプ)の良さを世に知らしめるための啓発活動は凄まじく、非常に怖い。隠す気がないどころか非常にオープン。
あまりにもガチで好き過ぎるせいでリザードマンを否定すると猛烈に怒り狂う。リザードマンって名前だから男では?ってツッコミにも怒る。
妙に迫力のある産卵イメージ図なども常日頃から用意していたりする一点突破のネタキャラ。
こんなフェチになったのは現実の女に裏切られ絶望させられ、その時にリザードマンとそのフェチ仲間のことを知ってしまうという運命的でありながらもとても哀しい理由からであり、基本的にいいやつである。

瀬野 元気(せの げんき)
声:蝦押丈
サブキャラの一人で友人。
恭介から3万円借りており、未だに返済していないので時折パシらされる。
桃にも同じような態度であり、リザードマンが絡まなければ男女の別なく温厚な桃ですら彼に対してはよく辛辣。
名前の通り元気だけは良い非モテエロバカ担当。
そんなだがちゃんと友人ではある…というかどうしようもなさすぎて見ていないと怖い。

近藤 正義(こんどう まさよし)
声:西岡賢吾
担任教師。生活指導と歴史を担当しており、名前がせいぎと読める事からジャスティスと呼ばれている。
新婚なのだが完全に嫁の尻に敷かれており、生活はかなり悲惨である。
恋愛に関してもその悲惨な結婚生活から大切だと思っており、
文化省を逆さまにしても教えてはもらえないから自分で学べと言っている。
妻との関係は最初に関してだけは自業自得なのだが、その後の流れは余りにも悲惨すぎて見ていて非常に痛ましい。
生徒とは対等な立場で親身に相談に乗ってくれるためそれなりに信頼されているが、
言っている事は日本の教育を真っ向から否定しているような事ばかりである。
なお、登場する学園関係者の中では、岬が普通の少女ということを知っている地味に唯一の存在。

皆原 陽子(みなはら ようこ)
声:不明
陽茉莉の母親。恭介の母親とは飲み友達。
飲みの席の定番ネタとして陽茉莉と恭介に付き合うことを勧めてくるが、
自分のせいで敬遠になったことには気付いていない。

佐藤(さとう)
声:不明
クラスメイトの一人。立ち絵なし。下の名前は不明。
普段は「モチョッピィ!」とだけ喋るというキャラを作っているが限界を感じる事があり、正義に相談する事もある。
もっと早く限界を感じろよ!
自分の名前を名乗ろうとする場面もあるがゲーム中の表示はずっとモチョッピィのままである。
ちなみに同じ街が舞台の次回作『ピュア×コネクト』では主人公のバイト先の佐藤君がモチョッピィ!と名づけられて
影の薄さの脱却を目指すシーンがあるが、同一人物かは不明。

紺野 彩里沙(こんの ありさ)
声:森谷実園
篠崎 あゆみ(しのざき あゆみ)
声:井ノ上花
以上2人はvita版だけに登場する『ピュア×コネクト』からのゲストキャラ。
結局vitaでは出なかったけど


追記・修正は彼女を作る事を公言してからお願いします。



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  • 『敬遠』じゃなくて『疎遠』じゃね? -- 名無しさん (2013-11-21 06:28:35)
  • DMMで半額だったから買ったけどこれはやばいほんとやばい -- 名無しさん (2018-01-09 13:18:10)
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最終更新:2024年03月18日 15:45