アズラエル(BLAZBLUE)

登録日:2013/11/20 Wed 10:09:04
更新日:2022/03/20 Sun 01:51:56
所要時間:約 9 分で読めます





ここは最高の餌場ではないか!


BLAZBLUEに登場するキャラクターの一人。
声:安元洋貴

[プロフィール]
身長 : 203cm
体重 : 160kg
血液型 : A型
出身地 : 不明
誕生日 : 10月10日
趣味 : 絵画・腕相撲(生まれてから負けた事が無い)
好きなもの : 闘争
嫌いなもの : 先の割れたスプーン
ドライブ : ザ・テラー

テーマBGM:「The Tyrant」
「Sector 7」(対テイガー、マコト、ココノエ)

BLAZBLUEクロノファンタズマから初登場したキャラクター。
封印指定されていた戦闘狂。一応「第七機関」に所属。
常識を逸脱した怪力で、一度戦闘を始めると敵味方問わず周囲のすべてを叩き潰してしまう。
その光景から付いた異名が「死を運ぶもの」
常に強者を求めており、戦場を彷徨っている。
己の肉体だけで戦うことにこだわるため、武器持ちが多いゲームなのに武器は一切使用しない。
あまりに怪力すぎるため、本気で戦闘できないという悩みがあり、
自らに刺青状の「暴虐呪(エンチャットドラグノフ)」と呼ばれるリミッターを課している。

性格はガチの戦闘狂。
死神・ラグナ=ザ=ブラッドエッジ、イカルガの英雄・ジン=キサラギ、赤鬼・テイガーから、
まで強い相手ならありとあらゆる相手を倒そうとする。
また、この手のキャラにしては珍しく女子供相手にも容赦がない。

焦る第七機関上層部の手により封印を解かれたアズラエルは看守を叩き潰し、
いきなり第七機関の思惑を打ち砕いて、イカルガに向かう。



以下ネタバレ















家庭用ストーリーモードではイカルガに上陸し、強者相手に喧嘩を売りまくる。
また、ラグナに懸けられた賞金争奪の格闘トーナメントに乱入、過去に部隊を壊滅させられた因縁があるバレットを圧倒した。
しかし、最終的には第七機関による封印のせいで敵意のない相手には何もできないという欠点をカグラ=ムツキに突かれ、拘束された。
そこでストーリーからはフェードアウト。続編が待たれる。

言動、勝利ポーズ、技モーションなどからバキシリーズ範馬勇次郎との類似がよく指摘される。

ギルティギアカラー(No.11)はジョニー
パロディカラー(No.13)は天元突破グレンラガンカミナ
ブレイブルー他キャラとの入れ替えカラー(No.14)はバレットと入れ替え、
アトラスカラー(No.15)は刺青・半裸繋がりでペルソナ3のタカヤ。

■性能
打撃技メインのパワーファイター。
大振りでキャンセルも効きにくいが、凄まじい威力と攻撃判定の通常技を振り回す。
ダッシュはギルティギアのスレイヤーのような消えながら瞬間移動するタイプで読まれると辛いが密着から裏周り可能。読まれると辛いが。
バックステップも同様の仕様で性能が高いため、状況の立て直しに使える。

弱点としては体が大きく、移動スピード自体は早くないこと。
リーチが長い技はあるが全体的に隙が大きく潰されやすいため、相手に有利な間合いを取られると厳しい。
火力は高いが一度崩して弱点を付加してから再度崩す必要があるため、リスクは有る。
さらに通常技の繋ぎが目押し必須のタイプで適当に押しているだけではつながらないというリスクも抱える。幸い先行入力は効くが。

弱点ヒットからの爆発力は全キャラ中トップだが、その状況に持っていくためには状況判断力・アドリブ力もかなり要求される。
そのため、初心者にはあまりオススメできない中級者向けのキャラといえる。

後述するが、特定の条件が揃うと他キャラではありえない機動が可能になり、極めれば戦国陸上じみたコンボも可能。


■使用技
技名は現代兵器のもじりになっている。
コマンドはテンキー表記。

  • ドライブ関連
●ザ・テラー
レバー+Dで繰り出す打撃。
ヒットすると相手に弱点を付与する。付与した弱点は時間経過か弱点に対応した技をヒットさせると解除される。
弱点は上段(赤)、下段(黄)の二種類で、付加後に対応技をヒットさせるとのけぞり時間増加ややられモーションが通常とは違ったものになる、といった変化が起こる。
基本的に上段付与技は中段判定、下段付与技は下段判定。

BBTAGでは特定の攻撃ヒット時(ガードではダメ)にタイミングよくボタンを押すことで弱点特効が発生する仕様。

●マインドコロッセオ
オーバードライブ。
D系攻撃をガードされても弱点付加、発動中は弱点が消失しないようになるという激烈な性能になる。
\(`・ω・´)/<楽しもうではないかァッ!

弱点が消えない関係で、弱点ヒットを連続させると弱点ヒット時のボイスを連呼することになるので腹筋に悪い。2コン2コン2コン!

●フル・スパルタン
CFで追加されたエクシードアクセル。
始動の殴りつけがヒットすると蹴り上げとボディブローでカチ上げ、渾身のストレートで吹っ飛ばす。
締めのストレートが最高にダサくてカッコイイと評判。
BBTAGでは弱点特効の仕様が変わっているため、後述するスカッドパニシュメントではなくこちらが採用された。
(v`・ω・´)-<さぁ、もっとだ!


  • 必殺技

●グスタフバスター(236A)
踏み込んでフックを繰り出す。攻撃判定の発生は踏み込みで相手に届くか限界まで移動した際。
踏み込みの移動距離はかなり長く、最長で画面の3/4ほども移動する。
機動力に乏しいアズラエルの貴重な接近手段の一つ。
しかし、攻撃判定発生までは無防備で横に長い攻撃や飛び道具に対しては一方的に打ち負けてしまう。
元ネタはドイツ軍の80cm列車砲の1号機や無反動砲カールグスタフ等。

●タイガーマグナム(236C)
1歩踏み込んでボディブロー。
リーチは短いが発生は速く、あらゆる状況で繋がる。
元ネタはタイガー戦車とか巡洋艦タイガー等。
ここから後述のコブラスパイク・ヴァリアントクラッシュ・ホーネットバンカーに派生できる。

●コブラスパイク(タイガーマグナム中46C)
1歩踏み込んで蹴り上げ。浮かない。
元ネタは同名の軍用ヘリ・マニューバ
街を包む霧の中で動き出す孤独なシルエットのヤツは関係ない。

レオパルドランチャー・ヴァリアントクラッシュ・ホーネットバンカーに派生できる。
CFではコマンドが6Cに変更されたため、タイガーから6入れっぱなしでCを連打すれば簡単に最後まで出せるようになった。

●レオパルドランチャー(コブラスパイク中6C)
シメにラリアットでブッ飛ばす。
突進力があり、ヒット時は壁バウンドを誘発する。
ラピッドキャンセル使用はもちろん、状況次第ではノーキャンセルで追撃ができる。壁バウンドすれば後述のブラックホークスティンガーは確定。
元ネタは同名の戦車。某重武装機某瞬殺ロボは関係ない。

●ヴァリアントクラッシュ(236D、タメ可)
踏み込んで前方を蹴りつける。中段判定。
出かかりに上・中段に対するガードポイントあり。ヒット時上弱点付与。
通常ヒット時は端まで吹っ飛ばして壁バウンドさせる。しかし技自体の隙が大きく追撃は困難。
上弱点付与時にヒットすると回転しながら真横へゆっくりと吹っ飛んでいく特殊なやられモーションになる。
弱点ヒット時は6入れで相手をダッシュで追いかけるヴァリアントチャージャーに派生可能。

上弱点付与状態でヴァリアントがヒット→画面端に吹っ飛ぶ相手をチャージャーで追尾して5C→、
さらにチャージャーで追尾して5C→何ループか後、締める運びコンボがある。
このコンボはアズラエルが「ゴミクズが!」「ゴミクズが!」と連呼することになりやすく、ゴミクズ運送と親しまれる。
元ネタはイギリスの軍艦。

弱点特効発生時の相手の位置(高度)によってはチャージャー使用時に反対方向へ飛んでいき、キャンセルを繰り返すと画面内を往復するような動きになる。
この動きは初登場のCPで発見され、続編のCF・BBTAGでも可能。通称50$コンボ、LOVE PHANTOM、安元大事件
往復する際は5Bが一番やりやすいが、上手いプレイヤーは5Cやら後述のグロウラーフィールドで往復してしまう。

●ホーネットバンカー(214D、タメ可)
しゃがみこんだ後に両腕を振り上げる。下段判定でヒット時下弱点付与。
通常ヒット時は長い硬直のせいで追撃が困難。
下弱点付与時にヒットすると錐揉み回転しながら大きく浮く特殊なやられモーションになる。
弱点ヒット時は8入れで相手を大ジャンプで追いかけるホーネットチェイサーに派生可能。
元ネタはアメリカ海軍の艦。

●センチネルダンプ(623C、相手ダウン中22C)
前方に小ジャンプし、着地の衝撃でせり上がった地面の破片で攻撃する。
通常版は発生が遅いもののヒット時は追撃可能でガードされても大幅有利。
ダウン追撃版は相手をサーチする上に通常版と同じく追撃可能。
元ネタはアメリカやオーストラリア等で使われている航空機・艦船。アメリカ製カッター(刃物に非ず)にも使われている。

●グロウラーフィールド(214B、タメ可)
両手を挙げてオーラを纏う。出かかりに攻撃判定と無敵時間あり。
リーチは短いものの切り返しとしては優秀。
オーラを纏っている間は飛び道具を吸収できる。飛び道具を吸収すると解除するまで打撃・投げに対して無敵。
元ネタはアメリカの電子戦機EA-18G グラウラー他。

●ファランクスキャノン(236B)
グロウラーフィールドで吸収した飛び道具を撃ち返す。
発生と弾速が非常に速く隙も小さい。ヒット時は端まで吹っ飛ばす上に壁バウンドも誘発する。
グロウラーフィールドで飛び道具を吸収することによって最大3発までストックできる。
相手の飛び道具にはこれである程度対処が可能。
元ネタは実在するCIWS(近接防御火器システム)

●パンツァーストライク(623B)
CFからの新技。
斜め上へ跳び膝蹴りで跳び上がり、真下へ急降下パンチ。初段の発生まで無敵あり。
しかし動作が大きい上にガードされると反確。ラピッドキャンセルとセットで使うと安心。
パンツァーとは戦車を指すドイツ語。最近では某戦車道が有名だろう。
中の人が同じコイツの叫びを思い出す方もいるかもしれない。


  • ディストーションドライブ

●ブラックホークスティンガー(236236D)
その身をもって教えてやろう!最高の暴力を!!!

大きく振りかぶって殴りつける。D系攻撃だが弱点を付与できない。
その代わり、上弱点があると立ちガード不能、下弱点があるとしゃがみガード不能になる。
つまり、両方付いていれば完全ガード不能となる。バリアガードも無効。
しかし、攻撃判定自体はあまり強くないので過信は禁物。無敵対空で簡単に切り返されてしまう。
先述したレオパルドランチャーの壁バウンドからノーキャンセルで繋がる技の一つ。
元ネタは実在するヘリ及びスタームルガー社製のリボルバー銃。

●スカッドパニシュメント
我が身に眠る死の力…受けるがいい!

構えてから踏み込んで貫手を見舞う。
威力自体は低いがヒット時に両弱点を付与する。また、一定時間相手がダウンから復帰する度に弱点が自動で付与されるようになる。
長い無敵があるものの発生は遅めで移動距離も短いので切り返しとしては少々不安が残る。
オーバードライブとの相性が非常に良い。
元ネタはソ連製の弾道ミサイルやSSシリーズの地対地ミサイル。


  • アストラルヒート

●パトリオットアポカリプス(623146C)
特別に見せてやろう!

こ れ が 力 だ ! ! !

暴虐呪を完全解放し、足元をブン殴って火柱を立てる。
ヒットすると相手をダウンさせ、地面を剥がして相手ごと放り投げた後に渾身のパンチで粉砕。
発生が非常に速く5Aからも青ヒットにならず繋がる。2A始動ならそのまま5A>5BBで確定する。
火柱の判定も見た目通りで非常に広範囲。ただし外したら反確だが。

元ネタは地対地ミサイルシステムのパトリオットミサイル。




…と、ここまで「死を運ぶもの」アズラエルの性格・性能について真面目に語ってきたが
実はこのアズラエル
よく萌えキャラ扱いされるのである
よく萌えキャラ扱いされるのである!

  • そもそも、外見がガチムチ。しかも、袖を通してない上着を羽織ってるだけで、ほぼ上半身裸。
  • キャラ像からしてギャグキャラとも捉えられがちな範馬勇次郎に似てる
  • グロウラーフィールドをぶっ放す時のポーズも独特、(「・ω・)「<グロウラー!
  • プロフィールも図体に似合わず、嫌いなもの : 先の割れたスプーン(某エロゲネタ?)
  • 「おら! そこだぁ! クソがッ! ゴミクズが!」など戦闘狂の割に小物にも聞こえるボイス。
  • 普段の言動が強烈な分、敗北台詞は「俺の獲物だ……!」など妙にしつこく感じる。
  • 第七機関による封印のせいで敵意のない相手には何もできないという残念な特徴。
  • 本編では一貫して戦闘狂だが番外編では案外ノリが良かったり。
    (テイガー誕生日イラストでは天敵のココノエの元まで誕生日ケーキを食べてるテイガーを連れてきている。
    本編では考えられないほどのいい笑顔で
  • 強い相手(だいたい男性キャラ)と戦う度に大喜びして「喰らう」というため、よくホモ扱いされる。┌(┌^o^)┐<グロウラアッー!
  • 極めつけには中の人が非常にノリが良い。ブレイブルーとは直接関係ない場所でだが、
    ゆるゆり』OP曲『ゆりゆららららゆるゆり大事件』を渋い声で全編吹き替え(女性キャラのボイスパートも)して歌うような方なので、
    アズラエルもそれに引きずられている部分がある。
    (ちなみに某笑顔動画での前述カバー曲の再生数はミリオンを突破してしまった。)

そして、プレイヤーから付いたアダ名は某軽音楽アニメキャラに由来する「アズにゃん」。
先述の中の人のノリの良さなどから、すっかり定着している。
(『アズにゃんぺろぺろ(ラジオネーム)』→「いいよ~ペロペロしな?(いい声)」など)
ゴミクズ運送を駆使したアズラエル本体が永久に浮き続けるバグには「ふわふわタイム」などと命名された。

家庭用では上下両弱点をつけた後、ブラックホークスティンガーを決めることで「殺ッテヤルデス!」なるトロフィーが取得でき、公式ネタとなった。
というか公式WEBラジオ『ぶるらじ』のゲスト回で『ヤッテヤルデス!』と、
担当声優が(リスナーのリクエストに応えて)とってもいい声で言っちゃった。

さらにはプラチナ=ザ=トリニティの『桃尻マウスパッド』に続いてアズラエルの『雄っぱいマウスパッド』が商品化されてしまった。
ラジオで最初にそのネタが出た時は『なんかゴリゴリしてそう』『逆に手首痛めそう』と、
「そんなもの出るわけないだろ」的なノリでパーソナリティーは話していたのだが、どうしてこうなった……。


追記・修正はゴミクズ運送を決めつつお願いします

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最終更新:2022年03月20日 01:51