ナギ・スプリングフィールド

登録日:2013/11/16(土) 15:16:20
更新日:2024/02/11 Sun 21:13:28
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「お前は……お前自身になりな」


魔法先生ネギま!』の登場人物の1人にして最重要人物。
CVはTV版と単行本付属OADでは子安武人
ゲーム版ではムラケンこと鈴村健一
『ネギま!?』ではみゆきちこと沢城みゆき


【基本】
ネギ・スプリングフィールドの父親にして伝説の魔法使い。
享年25歳。
自らが集めた仲間達と『紅き翼(アラルブラ)』というパーティを結成し、
NGO団体『悠久の風 (Austro-Africus Aetemalls)』に所属し、
戦乱等の危機に晒された人々を救うために世界各地を旅していた。
魔法世界の大分烈戦争でも仲間と共に戦い、本編開始時の20年前に平和が訪れた時には、その数々の活躍と功績を称えられ、
『千の呪文の男(サウザンドマスター)』という称号で呼ばれるまでに至った伝説の大英雄。
ちなみに戦時は連合の赤い悪魔と呼ばれ、恐れられてきた。
その力は凄まじく、まさに一騎当千だったとされている。

……と書けばシリアス全開な存在なのだが、この男、称号に反して……、

魔法を5、6個しか覚えておらず、魔法学校も中退している問題児なのである。


その数少ない魔法以外の魔法はいちいちメモ書きを見ないと使えないという有様。

性格に関しても悪戯好きで、飄々としており、常におちゃらけ全開と生真面目なネギとはまさしく正反対の位置にいるが、
多方面の女性からモテるフラグ体質は息子にしっかり受け継がれた様子。
但し、初めて使う魔法に関してもメモを見ながらなら難なく使える等、能力がないのではなく、単純に覚えるのが面倒なだけと推測できる。
また魔力が桁違いに高く、基本的な初歩の攻撃魔法すらナギが使えば地形が変わる程の上位魔法クラスの破壊力を叩きだすレベルであり、
『壊す事』に関しては彼に追随出来る者は誰もいない。
格闘術にも長けており、どの距離でも全く死角は無い。
(彼の技術・心理を完コピしたアルビレオはいとも簡単にネギを倒した)

幼少期からフットワークが軽かったのか、理由は不明だが日本等を訪れていた様子。
ちなみにその時、まほら武闘会(当時は本編とは違い、魔法を使う実力者達が堂々と大勢出場していた)にも参加しており、
10歳で並いる猛者を退け優勝している(仲間の一人である近衛詠春ともこの頃出会った様子)。
本人曰く、この頃既に虚空瞬動や浮遊術といった高度な移動能力を会得していたらしく、この事からも本人の出鱈目さがうかがえる。

それから更に数年後、魔法世界にて大分烈戦争、通称『大戦』が勃発。
師匠のフィリウス・ゼクト近衛詠春(この時期は旧姓の青山姓)、アルビレオ・イマと共に参戦し、各地を転戦していた。
また参戦後、しばらくしてから依頼で自身を狙ってきた傭兵ジャック・ラカンを激闘の末、仲間にし、
更に経緯は不明ながら政府捜査官ガトウ・カグラ・ヴァンデンバーグとその弟子タカミチ・T・高畑を仲間に加え、紅き翼として活動を開始。

当時はメセンブリーナ連合側のエースとして活躍しており、この時に後に妻となるアリカ・アナルキア・エンテオフュシアと出会っている。
しばしアリカとの騒がしいながら充実した日々を送っていたが、
『完全なる世界(コズモ・エンテレケイア)』のアーウェルンクスシリーズ第1号の『プリームム』の策略によって反逆者として仕立て上げられてしまい、
英雄から一転、追われる立場となってしまうが、アリカやテオドラといった高位の人物達の協力もあって少しずつ敵の尻尾を掴んでいった。
具体的な時期は不明ながら、この時に幼少期の神楽坂明日菜とも出会っている。

ついに完全なる世界の本拠地である墓守り人の宮殿にラカン、アルビレオ、詠春、ゼクトと共に突入。プリームムらと激突し、勝利。
続く造物主との戦いもゼクト以外を欠きながらも勝利を収めた。
……が、造物主は仮の体を捨てゼクトに憑依し撤退。ナギは大戦を終結させたものの、師を奪われるという苦い結末を迎えた。

2年後、メガロメセンブリア元老院の陰謀によって処刑されかけたアリカを仲間達と共に救出。その際に彼女にプロポーズし目出度く結ばれた。
世間上、アリカ共々反逆者として追われるも、各々の人望もあり、現在においても英雄として人々に慕われている。
大戦終結後の10年間は完全なる世界の負の遺産とも言うべき、大戦の影響による各地の紛争の鎮圧、巻き込まれた一般人の救助などに
仲間たちと共に奔走しており、彼の『偉大なる魔法使い』の称号は大戦での戦果よりもこの行動の功績による物が大きい。
またこの10年の間に完全なる世界残党とも交戦しており、プリームムの転生体であるフェイト・アーウェルンクスとも交戦し、
彼の人格に多大な影響を与え、後の息子の戦いの勝敗にも大きく関わっていた。
またエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルとも出会っており、しばらく彼女とも行動を共にしていた。
日本も訪れており、何らかの理由で暴れていたリョウメンスクナを詠春と共に封印に追い込んだ。
しかし、本編から10年前にゼクトの肉体を乗っ取った造物主と交戦。
仲間とは離れ離れになった挙句、アルは重傷を負い、ガトウは戦死。
(この戦いではラカンは地球には来れず、詠春も故郷での都合もあって離脱している等、チームとしてはベストコンディションではなかった)
詳しい経緯は不明ながら自身も造物主と共に行方不明となった。
明言はされていないが、この時にゼクトもまた死亡したものと思われる。
アリカに関しては全くの謎だが、やはりこの戦いの最中に死亡した可能性が高い。
何故か戦死したとされるこの時期の4年後のある日、故郷を魔族に襲われたネギとネカネを助けており、その後の経緯については謎が多い。




【戦闘能力】
作中確認できる人物の中では間違いなくぶっちぎりで最強の人物。
単純な格闘さえ夥しい数の魔族を一蹴し、余波で山を崩し、艦隊さえ魔法の一撃で薙ぎ払う等、出鱈目レベル。
作中敵対した人物達からも『理不尽』と称される実力の持ち主で、
ラカンやエヴァといった最強クラスでさえ一蹴された造物主をもゼクトのフォローがあったとはいえ単身で倒してのける程。
バグキャラながらその実数十年もの間の死闘と経験を積み重ねて絶大な強さを会得した、ネギをして『究極の努力の人』と称えられた現在のラカンに対し、既に10代前半の時にその領域に至っていた事からもその出鱈目さがうかがえるだろう。





【使用魔法】
詠唱始動キーはエヴァの回想によれば「マンマンテロテロ」。よく載せたなマガジン。
まあこの当時(第3巻)は真面目に考えていなかった可能性が高いが……

  • 魔法の射手・光の一矢
基本中の基本魔法で、本来なら牽制程度の威力しかないハズだが、ナギのソレは極太レーザーのような規模で打ち出される。
まほら武闘会でのネギ戦にて使用。

  • 登校地獄
エヴァを麻帆良学園に縛り付けている魔法。
ナギの得意魔法というワケではなく、メモを見ながら適当に使用していた。

  • 雷の暴風
ネギも得意とする強力な稲妻と旋風を前方に放ち、敵を攻撃する魔法。
ナギのソレは山一つ消し飛ばす破格の威力を誇る。

  • 雷の斧
ネギもエヴァとの修行で使用可能となった斧の形状をした雷を相手に叩き落す魔法。
ネギのは電撃による攻撃が主だが、ナギのソレは対象を切断できる威力を誇る。

  • 千の雷
ネギも使える広範囲に強力な雷撃を発生させる対軍勢用魔法。
ネギも巨石を溶かす規模で使えるが、ナギの場合は一軍を一撃で壊滅させる規模で使える。
ラカン戦でも使用し、辺りを更地に変えたが、気合いで防御されてしまった。



◆余談
作者の赤松氏が「アルシャードセイヴァーリプレイ モーニング・ムーン」に参加した際、ナギと同名かつ外見が同じPCを作成して参加していた(氏いわく「そっくりですけど別人です」とのこと)。



俺は本当は追記・修正できねーんだよ、機械苦手でな
項目立てすらできねぇ
恐れ入ったか、コラ!

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最終更新:2024年02月11日 21:13