アニヲタWiki(仮)
アニヲタWiki(仮)

パルパレーパ

登録日：2011/08/12 Fri 03:55:05
更新日：2024/02/29 Thu 02:13:40
所要時間：約 6 分で読めます




弱者は滅びる！

それが物質世界の掟だ！！


『勇者王ガオガイガーFINAL』の登場人物。敵勢力「ソール11遊星主」に所属する。
CV:梁田清之


【人間体】

医者に似た姿をしたおっさん…もとい壮年の男声の姿をしている。
背中から巨大な蝶の羽根のようなものが生えており、右手の万能マニピュレータはメス形態や注射器形態に変化する。
また包帯で凱を簀巻きにして拘束したこともある。

「惑星の創造」を掲げる自分たち遊星主を「神」と豪語し、手段を選ばない非情な性格の持ち主。
レプリ地球にて凱と対面した際はわざわざ他の遊星主を紹介し、ガオファイガーのファイナルフュージョンを待ってくれるなど武人気質な性格も覗かせた。

よくあるお約束ではなくこいつの場合は自信と余裕の表れだろう。
この時は自らが行ったパレッス粒子による催眠でGGGの仲間たちが無力化されており、FFできない状況となっていた。FFさせる時間を与えたのは凱が孤立した状況に陥っていたことを印象付けるための戦略的な要素もあったと思われる。

仲間について説いた台詞はさりげなく名台詞であり、凱を精神的に追い詰めた。

苛烈な弱肉強食思想の持ち主であり、勝つためならばどんな卑劣な手段も厭わない。一方で自分達の負けが確定したならば潔くその結末を受け入れる度量も持っていた。


巨大な分子模型を模したユニットと「ケミカルフュージョン」を行うことで戦闘用メカノイド「パルパレーパ・プラス」となる。さらに自らにケミカルナノマシンを注入することで、その強化形態「パルパレーパ・プラジュナー」へと変化する。

DVD第4巻のジャケットでは、命をエロく捕らえている構図が見られるが、本編では描かれなかった。ただし、パレッス粒子によって命を含むGGGのメンバーを精神的に支配して戦意を失わせたのは事実であり、そのことを視覚的に表現したものだといえる。


ケミカル・フュージョン！

【パルパレーパ・プラス】

全高：30m
重量：不明

分子配列型巨大球体と「ケミカル・フュージョン」(要するに合体)することで現れる巨大メカノイド。
ガオガイガーに近いデザインで、蛇を模したパーツが全身にあり、使用する武器は医療器具をモチーフにしている。

性能的にはガオファイガーとどっこいだが、ペイ・ラ・カインの助力とそれによる凱の心の動揺の隙をつき、必殺技のヘルアンドヘブンを破りガオファイガーを完全に破壊する。
しかし、復活を遂げた凱とジェネシックガオガイガーの前には歯が立たず、後述の「プラジュナー」へと強化変身する。

また、ジェネシックを相手にしている時は結構な噛ませ犬になっている。
パパパ「そう！それでいい！弱すぎる敵など倒すに値せぬ！」
パパパ、ドリルで攻撃
ジェネシック「ストレイトドリル！」
パパパ、ドリル大破
ジェネシック「スパイラルドリル！」
パパパ、大破
流れ作業のごとく見事にやられてしまった。ヤムチャもびっくり。


パルパレーパ・プラジュナー


教えてやろう…

貴様らに生きる資格など無いことを！！

全高：38m
重量：不明

パルパレーパ・プラスがドーピングシリンダーにより強化変身した姿。
サイズも一回り巨大化、背部ユニットもマント状から翼へと変化し、全体的に鋭利的な印象に。
マニピュレータの先端部も蛇の顎と舌を模した物となり開閉する。
しかし、ドーピングの名の通り凄まじい負担が掛かる為場合によってはラウドGストーン自体が使い物にならなくなる欠点を持つ。要は遊星主版弾丸Ｘ。
加えてパルパレーパの場合、ピサソールの恩恵をフルに受けることにより、自身が受けるダメージを高速で再生復元し続ける桁違いの再生力を獲得している。

いくらやられてもしつこいまでに再生し続け、粘り強く凱の前に立ち塞がる。

レプリ東京・新宿でジェネシックガオガイガーと真っ向から死闘を繰り広げるが……。


装備

ソール11遊星主たちの動力源。Gの文字が上下逆さまになっている。
通常のGストーンを改造したもので安定した高出力エネルギーを得られる反面、「勇気」によるさらなるエネルギーを得られない。
さらにGストーンの原石であるGクリスタルが纏うジェネシックオーラの前では無力化されてしまう弱点を持つ。
人間体は右目、プラス、プラジュナー共に右額に位置する。

  • パレッス粒子
吸引した者を極度にリラックスさせ、やる気を無くさせる効果を持つ。
レプリ地球にたどり着いたGGGの面々を堕落状態にさせ、孤立したガオファイガーを破壊するに至る。だが凱、ルネ、パピヨン、命(途中回復)には効かなかった。
『第3次スーパーロボット大戦α』でも気力ダウン＆SP低下の形で再現され、多くのプレイヤーを苦しめた。
ただし鋼鉄ジーグやバサラ、レイ、バーチャロイド達には効かなかった。

  • ケミカルボルト
装着者の意思とは関係なく肉体を支配・操作するボルト状の器具。
凱を操りキングジェイダーと対決させるが、護と命による奇跡の浄解と勇気の力で凱は解除することに成功した。

  • シリンダータイプカーベタ
注射器型のマルチユニットで背部に6本装備。
ジェネシックガオガイガーのガジェットツール同様、ドリルやブースターなど多彩な運用が可能。
ファンネルのように遠隔コントロールによるオールレンジ攻撃すら行える多様性も売りの1つ。コレもピサソールの恩恵により破損したとしても即座に再生復元される。

  • メス／ドリル
手首から先を変形させた近接用武器。

  • ケミカルナノマシン
注入した相手の運動能力を低下させる以外に自身に打ち込むことで強化することも可能。
ジェネシックに直接注入しダメージを与えたが、エヴォリュダーである凱にウィルスとして書き換えられ逆に利用された。

  • ポイズン・オーラ
胸部から放たれるゲル状の物質で、ジェネシックの動きを封じ他の遊星主が復活する時間を稼いだ。
プラジュナーでは『ポイズン・ソリッド』になり、広範囲をビームの弾幕で攻撃する。
さらにスピードも早く、劇中では凱が傷ついて反応が遅れたとはいえ、ジェネシックのプロテクトシェードの発動が間に合わなかった。

  • ゴッド・アンド・デビル
6本全てのシリンダータイプカーベタを連結させプライヤーズみたいな形をした巨大な鉗子状ツールに変化させ突撃する、いわばパルパレーパ版「ヘル・アンド・ヘブン」。
プラジュナーになるとさらにツールが鋭角的になり強化される。
何気に真っ正面から勇者王の攻撃を破っているスゴ技である。




※ネタバレ





【末路】



絶対勝利…それは神の力だ……


激しい戦闘の末、ジェネシックが行動不能になるまでダメージを与えるが、

『勇気と共に！』
『勇気を忘れないで！』
『勇気ある限り！』
『勇気を信じて！』
『勇気は不滅だッゼ！』

『凱!!…勇気を…力を……』


命……ハァァァァァァ！見せてやる本当の勇気の力を！！

フン、見せてもらおうかぁぁ！！


Gストーンを通じて仲間達のメッセージを受け取り復活した凱とパルパレーパはBGM『勇気ある戦い』をバックに最後の勝負を繰り広げる。至近距離からのブロウクンマグナムを防いだ腕ごと胸を貫通、復活したところをさらに殴られたのを皮切りに、ジェネシックの底力の前にゾヌーダロボの如くフルボッコにされる。

お前達がGGGを封じようとしたのも！
Gクリスタルに近づけなかったのも！
ガオファイガーを孤立させたのも！
俺たちの地球に直接攻撃しに来なかったのも！
全ては、お前らが恐れていたからだ！Gストーンの力を高め、ラウドGストーンの力を越える！！


勇気から生まれる、このエネルギーを！！

神が恐れるものなど無い！！


そして一節毎に殴打され、

ゲム！

ギル！

ガン！

ゴー！グフォ！


ウィィィィィィタァァァァ！！

愛機であったパルパレーパ・プラジュナーはジェネシック・ヘルアンドヘブンで粉々にされるも本体は間一髪で脱出。
ジェネシックに侵入し凱を突き刺すも、カウンターに弱点であるラウドGストーンをモロに殴り割られたことで消滅し凱の前に敗北した。


フッ……ハッ！？

これが…Gストーンを持つべき…！勇気ある者の！絶対勝利の力だァアアアアアアッ！！

ヌア…ヌアアアアアッ！！


だがピサソールの再生能力で即座に復活し大量に生産されるものの、ゴルディオンクラッシャーでまとめて消滅させられた。
そのままピサソールがゴルディオンクラッシャーにより消滅させられた際は、素直にその結末を潔く認め消滅した。

これが…物質世界の掟……


【セリフ】


「これでは勝負にならんな。さっさとファイナルフュージョンするがよい。」

「人はあまりにも弱過ぎる…独りでは何も出来ない、力を合わせる協調性もない…悲しき生命体…お前達には生き残る資格さえない」

「お互いを否定しなければ存在し得ぬ…勝者は神となり、敗者は悪となる」

「ジェネシックも所詮は物質！ケミカルナノマシンの点滴を受けてては！勇気どころではあるまい！？」

「まだ解らんのか？貴様の命運は既にあの時、決していたのだ。仲間達はどうした！？力を合わせることも出来ない弱き者達…。生きていく資格など掴み取れるものか！！滅びの悪魔よ、去れぇぇぇ！！」

「不滅なるエネルギー…！これが正義なる神の力だ」

「神が恐れるものなどない!!」

「絶対勝利……。それは神の力だ」



【余談】

ちなみに終盤でジェネシックガオガオガイガーにボコボコにされる時の展開は、TV版のラスボス・ゾヌーダロボ戦とほとんど同じ。ただし取る羽が左右逆だったりする。


追記・修正 お願いします

この項目が面白かったなら……＼ポチッと/

▷ コメント欄

タグ：

勇者王ガオガイガー 勇者王ガオガイガーFINAL 勇者シリーズ ソール11遊星主 パルパレーパ プラス プラジュナー 白い怪人 神 創造神 蛇 医者 パパパ パパパ←パタリロではない かませ犬 ショーグン・ミフネ シュラ ムッシュモンド P ラウドGストーン 梁田清之 ヘタレ レプリジン オールレンジ攻撃 弱肉強食 ゴッド・アンド・デビル 主人公に勝ったキャラ
+ タグ編集
  • タグ：
  • 勇者王ガオガイガー
  • 勇者王ガオガイガーFINAL
  • 勇者シリーズ
  • ソール11遊星主
  • パルパレーパ
  • プラス
  • プラジュナー
  • 白い怪人
  • 神
  • 創造神
  • 蛇
  • 医者
  • パパパ
  • パパパ←パタリロではない
  • かませ犬
  • ショーグン・ミフネ
  • シュラ
  • ムッシュモンド
  • P
  • ラウドGストーン
  • 梁田清之
  • ヘタレ
  • レプリジン
  • オールレンジ攻撃
  • 弱肉強食
  • ゴッド・アンド・デビル
  • 主人公に勝ったキャラ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー と 利用規約 が適用されます。

タグの更新に失敗しました
エラーが発生しました。ページを更新してください。
ページを更新
「パルパレーパ」をウィキ内検索
最終更新：2024年02月29日 02:13