マジピンク/小津芳香

登録日:2012/02/19(日) 16:56:45
更新日:2024/04/10 Wed 00:55:43
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変わりま〜す♪


小津(おづ) 芳香(ほうか)はスーパー戦隊シリーズ第29作「魔法戦隊マジレンジャー」に登場し、マジピンクに変身する人物である。

演:別府あゆみ
SA:小野友紀

設定上は当然お兄ちゃんより年下だが、演じた別府は1983年生まれの当時22歳で五人の中で最年長。
今まで自身が最年少の現場ばかりで、戸惑いがあったらしい。

また、噛むブレスケアのCMに出ていたことがある。
余談だが、白石美帆と間違われた事がある。


【人物】

小津家の第二子であり、長女。年齢は22歳。本編の10年前にあたる1995年に中学校に入学したこと、本編の第1話が2005年2月13日放送であったこと、さらに冥獣人コボルト ブルラテスにより過去1年分の記憶を失った際には2004年9月18日時点で21歳だと明かしていることから、1982年9月19日〜1983年2月12日の間の生まれである様子。

兄弟の事を「ちゃん」付けで呼び、年上の蒔人は「おにいちゃん」、妹のは「うららちゃん」、弟のは「つばさちゃん」「かいちゃん」と呼んでいる。
ちなみに、自分の事は「芳香」「芳香ちゃん」と呼ぶ。流石に両親は「お父さん」「お母さん」呼びだが。

性格は明るいがいい加減で、妹のの方がずっとしっかりしている。
かなりの遊び人であり、深夜帰りは勿論、何人もの男と付き合っていたりする。15股をかけていた時もあるが、それでも「いつもよりちょっと少ない」らしい。
また、他人の恋愛話も大好きで、特に青春真っ盛りのにはよく(余計な)世話を焼いている。

だが、誰よりも優しい心を持っており、カエルになったヒカルに恩返しをしようとしたり、冥府神とさえ友達になろうとした(この詳細は「湖へ向かえ」参照)

蠢毒房三冥獣スケルトンの呪いにより消えてしまうかもしれない恋人のため、結婚すると言い出したことも(未遂だが)。この時、蒔人のみ断固反対していたが後に理由を知り、兄妹二人で一緒に放った“ハッピーウェディングボンバー”は印象的。

家事はに任せているせいか、全く駄目。
また、不定期にモデルの仕事をしているものの、給料はすぐ使ってしまう。


一度、バンキュリアの策により悪堕ちしている。
この時のバンキュリアはまともな悪役だったのに…



マジピンク


吹きゆく風のエレメント!

芳香が風の天空聖者ウインジェルの力を借りて変身した姿。
女性同士ということでマジブルーとのコンビネーション技(ボンボン持って踊ったり布振り回したり)が多いが、共通装備のマジスティックは武器には変形しない。

◆主な技、魔法


  • マージ・マジーロ
マジピンクが得意とする変身魔法。
車や大砲のような無機物から蜂のような小さい生き物、果てはバンキュリアにまで変身できる。
車なら車の力、大砲なら大砲の力が出せるため、戦闘面では役に立つ。
だが、全体がピンクになる、又は体のどこかにピンクのリボンが付く、マジピンクの妖精型の紋章が入る、そもそも顔が芳香のまま等、変装のための能力としては今一。

  • ピンクストーム
マージ・マジーロで「芳香ちゃん扇風機」になって激しい風を吹かせる魔法。
他はまともに火や雷を出してるのに…
見た目はごく普通のピンクの扇風機だが、その威力は兄弟たちの魔法に引けを取らず、ゾビル達をまとめて吹き飛ばすほど。
また、変身せずに風を吹かせる事も可能で、全身に風を纏って舞い上がりキックを放つ「ピンクストームキック」という派生技も存在する。

  • マジレンジャーボール
マジピンクがマージ・マジーロでボールに変身して使う、マジレンジャーの合体技。
マジピンクは蹴られてるだけだけど。

  • トゥインクルイリュージョン
マジブルーとの合体魔法。
ED曲「呪文降臨〜マジカル・フォース〜」をバックにボンボンを持ってダンスを踊り、フィニッシュにブルーと二人でパンチを繰り出す。
ちなみに、男性陣はバックダンサーを務めていた。
ダイスオーでダンス部分がまさかの採用。
5人で放つDX技の中では極めて珍しい、相手にダメージを与えない技*1で、味方の攻撃力とルーレットの数字をあげることができた。
また、戦闘時にはOPテーマが流れる中、このカードでのみEDテーマを流す事ができた為、そう言った意味でも需要のある一枚だったといえる。

  • マジフェアリー
マジピンクが変身するマジマジン。
他のマジマジンに比べ、格段に小さい。
人間の時同様にマジレンジャーとして戦う他、マジドラゴンでは頭部、マジキングでは胸部*2に変形する。


【後日談】

ボウケンジャーVSスーパー戦隊では残念ながら不参加。

海賊戦隊ゴーカイジャー』では最終話で登場。
マジピンクのレンジャーキーを受け取ると、「またね〜!」と明るくゴーカイジャーを送り出した。

ちなみにゴーカイの脚本を担当した荒川によると「現在は山奥でパン屋をやっている」らしい。
「ゴーカイに大いなる力について教える役について家族会議があり、結果的に魁に決まった」とも発言しており、そのためかゴーカイジャーに対しては好意的であった。

『ヒーローママ☆リーグ』では既婚者であることが明かされた。演者がそうだからね。
忍風戦隊ハリケンジャー』のハリケンブルー/野乃七海(長澤奈央)、
特捜戦隊デカレンジャー』のデカイエロー/礼紋茉莉花(木下あゆ美)と共に主人公として登場した。


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最終更新:2024年04月10日 00:55

*1 他にはデンジマンの「デンジタワー」、ギンガマンの「アース光招来」等が該当。

*2 と言っても、胸板のほとんどはマジフェニックスの肩装甲であり、マジフェアリーはその隙間を埋めるようなもの。