ロックマンエグゼ レジェンドオブネットワーク

登録日:2011/10/26 Wed 01:57:28
更新日:2023/05/18 Thu 06:00:57
所要時間:約 6 分で読めます






『キミたちの時代のネットワークの発展と平和を願って…。 L.o.N』



2006年から2017年に配信されていた、フィーチャーフォンアプリによる『ロックマンエグゼ』シリーズの外伝作。
先に配信された『ロックマンエグゼ ファントムオブネットワーク』の続編とも言える作品。
話の時系列は本編5と6の間だが、顔グラフィックは基本的に6のものを使用している(ただし、一部モブや本編では5までのシリーズにしか出なかった人物は5のものを使用している)。


◆あらすじ◆

増加するネットワーク犯罪に対抗すべく、科学省は極秘にネットパトロール組織を発足させた。
オフィシャルの中でも腕の立つ炎山、そして今まで数多くの危機を救ってきた熱斗が選ばれる。

パトロール初日、なんと科学省が襲撃を受ける。
事件解決のため科学省の電脳の奥深くへ進んで行った所、最深部に居たのはサンダーマン。
ロックマンの事を知っている事からも、以前のようなキャッシュデータでもない、しかもどこか様子がおかしい。

やむなくネットバトルで倒して正気に戻らせた時、サンダーマンの背後に現れた謎のナビ。
戦いで体力を消耗していたとはいえ、あのブルースが洗脳され、連れ去られてしまう。
ブルースを失った炎山の代わりに、新しいパートナーとして熱斗とほぼ同い年のアメロッパの科学技術者、シェリスを迎え、各地で起こる事件を解決してゆく…


◆システム◆

携帯版特有のシステムがあるが、それについては前作の項目を参照されたし。
だがいくつかの変更点があり、
  • ADDシステムの削除
  • グラフィックの向上
に加えて、au版は
  • 音質の向上(やや荒々しさが抜け耳に優しい感じに)
  • 戦闘中の効果音が出るように(種類は本編に比べ少ないが)
などが挙げられる。(docomo版は前作から効果音が付いており、音質も良い)


◆トランスアームシステム◆

本作特有の変身システムで、特定のナビしか成し得ないソウルユニゾンに代わり新しく研究されている。

チップを1枚いけにえにし3ターン限りの変身をする等、本編4と5に登場したソウルユニゾンとほぼ同じだが、いくつかの違う点として
  • ソウル共鳴の必要がなく、戦った相手のデータを自動採取し変身を可能にする
  • トランス「アーム」ゆえ、腕をメインにした変身
  • レギュラーチップもいけにえに出来る
という点がある。
また、スキルエディター(本編で言うナビカスタマイザー)にて変身ターン数を伸ばす事も可能。


◆登場人物◆

  • 光熱斗
おなじみ主人公。
本作ではファントムオブネットワークに続きデートシーンアリ(しかも2人と)…ギガカウントボムで爆発しろ

  • ロックマン
お馴染み主人公ナビ。
本作では本編より依頼クエストの方で面白い一面を見せてくれる。

  • シェリス
本作オリジナルにして、本作のパートナー兼ヒロイン的存在。
相棒のブルースが行方不明となった炎山の代わりに、アメロッパからネット保安官として派遣された人物であり、かつ優秀な科学技術者。
だが、まだ熱斗とほぼ同い年の少女。

髪留めの変わったデザインは古代の装飾品を思わせる。
金髪に長いツインテと赤い制服でキメたとても凛々しい少女なのだが、顔グラフィックでは髪型と服がイマイチ判別し難い…


  • ライドマン
シェリスのナビであり、本作オリジナルナビその1。
西部劇のカウボーイのような風貌をしているが、シェリス曰く「時代劇を参考に作った」との事。
射撃の名手であり、サーチマンとは射撃大会の決勝で競い合った仲(どちらが勝ったかは言及されず)。

  • 伊集院 炎山(いじゅういん えんざん)
お馴染み熱斗のライバル。
…が、本作ではいきなりブルースを連れ去られてしまうという憂き目に遭う。

  • ブルース
お馴染みロックマンのライバルナビ。
本作では序盤に連れ去られてしまうため、かなり出番が少ない…

  • リバース
本作オリジナルナビその2。あらすじの謎のナビとはコイツ。黒い馬人の姿をしている。
各地で犯罪を犯しており、サーチマンらシャーロやライドマンに追われている身であるが、神出鬼没ゆえ捕まえられずにいる。
ナビを未知のウイルスで洗脳したり、あらゆる場所に瞬時で移動出来る等かなりのスペックを持つナビ。
戦闘でもランダムにめった撃ちする衝撃波、凄まじい速さで飛んでくる蹄、眼前に飛び込んできての素早い蹴り(ブレイク性能付き)など、なかなかの強敵。


  • 烏星 修一(えぼし しゅういち)
前作より引き続き登場。
熱斗達が息抜きに来たアットタウンで父と共にマジックショーを営んでおり再会。
本作では表情がキリッとしたものに変わり、また熱斗とメイルの仲をからかう等くだけた性格になっている。

  • ハットマン
同じく前作より登場の修一のナビ。
今回はカードをメインにした戦法に変わっている。
修一のオペレートの腕の上昇もあってか、ブルースと並んでウラの無法者を軽く始末出来る程に強くなった。

  • ノーバディ
本作の事件の黒幕であり、リバースを操り「コード」を集め何かを企む…

  • L.o.N
熱斗にメールで助言を送る謎の人物。
あらゆる事件を有り得ない程に把握している事から本作の謎の1つである。

◆余談◆

本作にはイベントでセレナードが登場する。
エグゼ3のことも踏まえて、ロックマン達と面識がある。

シェリスのデザインを見て『流星のロックマン』のドリンチョこと「白金ルナ」を思い浮かべる人も多い。
このことについて、2009年に発売された『ロックマンエグゼ オフィシャルコンプリートワークス』においても話題が出ており、中島暁子氏が「無意識に似てしまった」と発言している。
ちなみに両作の発売・配信時期もほぼ同じ。



熱斗「追記・修正オペレーション、セット!」
ロックマン「イン!」

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最終更新:2023年05月18日 06:00