オーケストラ(ヨルムンガンド)

登録日:2012/04/24(火) 00:11:38
更新日:2021/01/27 Wed 12:40:50
所要時間:約 5 分で読めます




フフーフ


そう!
俺はシャレているから銃撃戦を
音楽にたとえる!


漫画『ヨルムンガンド』に登場する殺し屋。

登場は2巻。
第6話「ムジカ・エクス・マキーナ」

アラブ首長国連邦のドバイでノンビリしているココ・ヘクマティアルを襲撃する。

完全な不意打ちというわけではなく、彼等の接近は「本部」により事前に知らされていた。
トージョが「たった二人でオーケストラ!」と言っている点からある程度有名な殺し屋なのかもしれない。

オーケストラは初期は8人の集団だったが、7人が死亡。そして、その後2人組になったらしい。
最盛期のオーケストラはフランスで警官隊を相手に2万発をぶっ放すというヤバい集団だった。

フフーフ


  • 構成員
※声優は左からドラマCD/アニメ

師匠
CV:江川央生/小山剛志

良いガタイのイノシシ男。
ヒゲにグラサン、ギザ歯と見た目からして悪人っぽい。
ココの部隊との戦闘で最初に発砲したイノシシ男。

独特の美意識を持っていて、銃撃戦を音楽に例える、武器を楽器と言う。
オーケストラが皆そうなのか、それとも師匠のみがそういった感性を持っているのかは不明。

後述のチナツに対するレームバルメの評価によりかませ犬と思われたりするが、警察の狙撃班に気づき、大して精度の良くないAK-47で返り討ちにするなどしているので決して雑魚ではない。
チナツいわく、奇襲等を警戒して上を見ながら歩く癖があるらしい。

彼にとって音楽とは則ち銃声のようで、レームが消音器を付けたMk23で射撃した音を聞いた際、
シケた音を混ぜんじゃねー!!」「俺の音楽をブチ壊すつもりかこの野郎!!」と、激昂している。

後、熟女好き。


フフーフ


チナツ
CV:清水愛/神田朱未

テンガロンハットを被り、女子高生風の格好をした女。
初期のオーケストラではなく、一人になった師匠に合流した。
性格はいたって冷酷。銃撃戦にも歳不相応の冷静さで挑み、笑っている事も多い。
時限式の自動発砲装置をつくるなど、手先も器用な様子。
標的に「いつか殺されるとわかっているのに、何故?」と聞く。

ココ一味に最初に接触したのは彼女。
トージョの数学を抜け出したヨナを見かけるが、ヨナは最近に加入したためかココ一味だと気付かず、「カワイイ」と感想を漏らしている。

その後、ショッピング中のココとバルメを捕捉。銃撃戦に発展する。

戦闘は基本は師匠のサポート。盾を構え、拳銃で射撃している。
その延長線なのか、師匠とは反対に地面を見て歩く癖がある。

しかし、40mmのグレネードの通称「チナツキャノンスペシャル」を駆け付けた警官隊に何発もぶち込む等、大胆な行動もする。
この様子には武器商も元少年兵も絶句した。グレネードの射撃でパトカーを道路に対し垂直に立てるなどの芸も可能。

そしてノーパンである。
あんなミニスカートなのにノーパンである。
フフーフ 
バルメやレームに「テンガロンのほうが能力的にヤバい」などと言われている。








以下、ネタバレのため注意









ショッピングモールでの戦闘で40mmとAKの弾を使い果たした二人はレームを諦め、逃げたココとヨナを追撃する。

チナツが運転するトラックに乗り換え、荷台からネゲフ軽機関銃で、車に乗ったウゴ、マオ、アール、バルメと合流したココを並走で襲撃する。
この時、師匠は実質1対3の戦闘となるのだが、全く引いていない。

そして、車のリアに固定したM2重機関銃で横なぎに射撃、ウゴの脅威のテクにより仕留める事は出来なかったものの、車を大破させる事に成功する。

その後、トラックを降りて再び戦闘に。
ヨナの弾にテンガロンハットを吹き飛ばされた事でチナツが動揺し、一瞬なにかに戦慄すると一旦退くことを提案するが師匠はそれを却下。
コンテナの影から踏み出した。



ボシュッ



ダーーーン…


フフーフ


  • 師匠の死亡
ルツによる900mの狙撃が炸裂。
師匠は胸と頭を撃ち抜かれ死亡してしまう。
チナツは激情、泣き叫びながらココらを皆殺しにすることを誓った。
この時、無防備にフラフラとコンテナの影から飛び出すがルツは元警察官の挟持から撃つことが出来ず、スポッターを務めていたワイリの判断で武器を破壊するに留まってしまう。

さらに追い撃ちをかけるトージョとレームの銃撃をアクロバティックかつセクシーにくぐりぬげ、師匠の形見であるロザリオを回収して地下へ逃走した。
レームにすら「速ェ!! クソ!」と言わせた。スケアクロウの介入もあってその場はレーム達も退散したが、チナツの撤退時にココはノーパンに気付いていた。


フフーフ


  • チナツの最期
師匠の死後、別人のような雰囲気を纏い、現地警察によりホテルへ拘束されたココ一味を単独で襲撃する。
ホテルへの侵入は屋上からなのだが、背景を見るかぎり高層ホテルである。チナツすげぇ。

しかし、その侵入は予想されており、気配は分かるが潜伏している場所が分からないレームの狙撃により身動きが取れなくなってしまう。

この時、ノーパンである理由をココに話す代わりに、ココの計画を聞いた可能性がある。同時に私兵部隊にスカウトされるが拒否した。

ココの話は全く描写されていないが、チナツがノーパンの理由は「パンツ脱いだら弾がよく当たる」というジンクスからだった。
ちなみに、この時は縞パンを着用している。

その後、隙を見てスカートの中に隠した銃でココを撃とうとするが、レームの狙撃により失敗。ココに支えられながら崩れ落ち、事切れた。

「夏の夜の……匂いがする……」
「知らなかった……あたし、地面ばかり見てたから……」



ばけ……も…の………


フフーフ





余談だが、アニメ版ヨルムンガンドにて、チナツと師匠の出逢いが描かれている。
簡単にネタバレすると、とあるオペラコンサートにまだ一般人だった幼いチナツが聞き入っていたところに、師匠がゆっくり入ってきてオペラ歌手をいきなりSATUGAI、さらについでとばかりにチナツの両親を含めた観客全員デストロイするが、チナツだけは偶然助かり師匠と対峙する、という内容であった。
その後にチナツがオーケストラに入るまでは描かれていない。

とはいえ、バカスカ撃ちまくってコンサートホールを血肉溜まりにする様子はさすがの師匠っぷりである。


フフーフ





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最終更新:2021年01月27日 12:40