暴走戦隊ゾクレンジャー

登録日:2009/07/16 Thu 16:56:30
更新日:2024/04/20 Sat 09:30:34
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SSパマーン ※ご覧の番組はカーレンジャーです。 ある意味伝説 すごいチームワーク もはや伝説 カーレンジャー スタッフ大暴走 スーパー戦隊シリーズ スーパー戦隊シリーズの禁句 セルフパロディ ネタ ネタが多すぎてタグに困る項目 ネタの宝庫 プロップ流用のオンパレード ボーゾック 一話限り 公式が無法地帯 公式が病気 公式の本気(良い意味で) 悪の戦隊 愛すべきバカ達 愛すべき外道 憎めない悪役 戦隊パロディ 戦隊悪役 暴走戦隊ゾクレンジャー 暴走族 林一夫 激走戦隊カーレンジャー 濃すぎるキャラクター性 発想の源が狂ってるシリーズ 真面目に悪ふざけ 羊羹パワーだゾクレンジャー 腹筋崩壊 色物集団 芋羊羹 荒川稔久の本気



暴走戦隊ゾクレンジャーとは、激走戦隊カーレンジャーに代わって設立されたスーパー戦隊シリーズN番目の5人。

リーダーはSSパマーンであり、ゴーカイジャー以前から存在する初の全員が異星人の戦隊である(エイリアンレンジャーが先だが、日本基準で)。他の4人に関してはバリバリアンで屯していたゴロツキたちで、名前は特にない。
各呼称はゾクレッド、ブルー、イエロー、グリーン、ピンク。

必殺技はゾクレンボール、ゾクレンバズーカ。
ゾクレンバズーカは当初、エネルギーの問題を抱えていた。しかしゾンネットの宝石提供により解決し、見事使用可能となった。


使用マシンはバリッカー。飛行可能な巨大な車。
パオバリッカー、ジョキ、モー、ニャー、ブヒなどが存在する。



追記・修正お願いします
































もう駄目かな?





   *   *
 *   + うそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *


























【概要】

実体はカーレンジャーの第25話『ナゾナゾ割り込み娘!』に登場した敵戦隊。
ファイブマンに出てきた「銀河戦隊ギンガマン」やメガレンジャーの「邪電戦隊ネジレンジャー」と同じく悪の戦隊に該当するチームである。
しかし、片ややられ役、片や後半の強敵という差があるもののガチな準レギュラー的存在のあちらの2戦隊と比べ、こちらは一話限りのネタ戦隊である。

ボーゾック一のヒーロー研究家であるSS(スースー)パマーン(声:林一夫)がカーレンジャーを研究して設立した戦隊。
SSパマーン自らレッドになり、残りのメンツはバリバリアンでたむろしているゴロツキ達で編成されている。

【活躍】

『激走戦隊はもう古い』などと書かれたビラを配り、バリッカーでチーキュにやってきて悪さをしたのだが……
やってることが銃で公園の花を散らす公園の砂場の山を壊す窓ガラスを割る子どものアイスを奪う洗濯物を汚す……とやっている悪事自体がせこく、質の悪いイタズラ程度でしかないのである。
しかし研究自体は本物で、登場時は鳥人戦隊ジェットマン全く同じポーズで名乗りを決め、カーレンジャー達の動きを完全に読み圧倒した。

さらにはジャーボールなるジャストームのパクり技も披露。動きも完璧と抜かりない。
しかし止めを刺そうとした時に、突然現れた自称ホワイトレーサーことラジエッタ・ファンベルトのナゾナゾ爆弾で邪魔をされ一時撤退した(曰く『戦いに関しては研究し尽くしたけど、ナゾナゾは研究してないパマン!』)。


後にグラッチからフォーミュラーノバの5倍の威力を誇る、ネオジェットマンのフレアーバスターに酷似したゾクレンバズーカ*1を授かり、
新しい個人武器としてダイレンジャーのスターソードに似た剣と大輪剣に見えるナックルダスター、特捜エクシードラフトのハイドランダーっぽい二丁拳銃、イエローフォーのバイオアローのような弓、ガンギブソンのスピンドルキャノンみたいなキャノン砲を携え再戦*2
更にはラジエッタを人質にとり、またもカーレンジャー達を苦戦させる。

この時ピンクレーサーに「卑怯よ!」と言われるが、

『暴走戦隊だからいいパマン。大体普段1人のボーゾックに5人でかかってくるお前らに言われたくないパマン!』

スーパー戦隊シリーズ最大の禁句を言ってしまう。人質と数を一緒にするなつーか幹部や戦闘員は数に入らないのかとか言いたいことはあるだろうが、
これに対する反論は46話でゼルモダに「おめえら、5対1だぞ!卑怯だとは思わねえのか!?」と言われた際に
「勘違いするな!俺達は1の力を5分割して戦ってるだけだ!」という自虐(byレッドレーサー)の形で果たしている。
(ただし、その後グリーンレーサーに「ん〜、でもそんな風に言われると、卑怯な気もしてきたなぁ」と言われた)。
だからまずワンパーのことを誰か思い出してくれ
*3
そもそもゾクレンジャー5人とカーレンジャー5人の同数で戦いが始まっていたわけだが

しかしラジエッタがガイナモに変身し人質から脱出。一気に形勢逆転され倒されてしまった。


その後芋長の芋羊羮でパマーンのみ巨大化。『巨大戦だってとことん研究したパマン!』RVロボに挑みかかる。


そして『最強の必殺剣を受けるパマン!』と、これまたカクレンジャー白面郎の用いていたものによく似た剣をバトルフィーバーJバトルフィーバーロボの電光剣のごとく鞘から抜き、地球から超古代文明のピラミッドへと変わる背景を背にし、


『大銀河電撃科学暗黒剣!稲妻電撃プラズマサイバーオーロラ遠心重力スーパーサンダー……』


なる技を繰り出そうとするも、
「技の名前が長いんだよ!」と技名言ってる途中で激走切りを喰らってやられてしまった。

【余談】

こんな凄まじく狂った(褒めてます)ゾクレンジャーだが、一話限りの登場のクセに歌まである。
まんま『激走戦隊カーレンジャー』主題歌の替え歌であり、本家と同じく高山成孝氏が物騒な歌詞を爽やかに歌っている。ちゃんと二番まで存在する。どこまで遊んでいたんだこのスタッフは。
伴奏は効果音のみ差し替えられており、イントロではパラリラパラリラというホーンの音が流れ、一番と二番の間では「キキィーッ、ガシャン!!」という事故った音が流れる。

更にJOYSOUNDに入っているため、カラオケで歌える。
歌詞は各種サービスで調べようね!

この25話、今まで戦隊シリーズ最低視聴率を出したファイブマンの第26話「九州だョン」の1.8%を下回る1.4%を叩き出してしまい、歴代戦隊シリーズ最低視聴率を更新してしまった。しかも26年以上経っても破られてない*4
ある意味ゾクレンジャー大勝利である。


また、この回で初登場したラジエッタを演じた俳優はなんと本話一回こっきりで降板。たった一話で何かと伝説を作り過ぎである。
以降は代役が充てられるが、それすら劇中でネタにされる始末。

なおよく勘違いされるが、この回の脚本はメインライターの浦沢義雄御大ではなく、ヒロイン描写に定評のある荒川稔久氏*5*6
インパクトの強さゆえメインライターの執筆と勘違いされやすいという意味では未来戦隊タイムレンジャーの『犯罪者を救え』に通ずるものがある。



追記・修正は長い技名を覚えてからお願いします。

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最終更新:2024年04月20日 09:30

*1 ついでにこのフレアーバスターも超新星フラッシュマンのバルの改造である

*2 ちなみに翌週、上記の武器を合体させて白くリペイントした「ヒーローサヨナラキャノン」が通信販売の対象となっている。

*3 この他、第36話でも洗脳されたシグナルマンが「5体でかかってくるなど卑怯だぞ!」と叫んでいる。戦隊最大の禁句が三度も飛び出すカーレンジャー、恐るべし。

*4 理由は不明。ちなみに放映された時期がお盆だった上、高校野球の関係で未放映の地域もあった

*5 ただし、先述の「5対1は卑怯」発言が飛び出す36・46話はいずれも浦沢氏の執筆。この回に感化されたのかもしれない。

*6 浦沢氏は本来元ネタ過密着のパロディは好みではないとしている。