登録日:2012/05/25 Fri 00:01:12
更新日:2023/10/29 Sun 12:23:28
所要時間:約 8 分で読めます
アニメ・漫画ではシャチホコの切り札として登場している。
■解説
シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン ≡V≡ 光/闇/火文明 (39) |
サイキック・スーパー・クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/エイリアン 39000 |
バトルゾーンにある自分のクリーチャーを相手が選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい) |
このクリーチャーが攻撃する時、呪文を3枚まで、自分の墓地から手札に戻してもよい。その後、そのターン、バトルゾーンにある他のクリーチャーすべてのパワーは-9000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される) |
ワールド・ブレイカー |
リンク解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのサイキック・セルのいずれか1枚を選んで超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す) |
※覚醒リンク前⇒
《レッド・ABYTHEN・カイザー》 (上)
《ブラック・WILLOW・カイザー》(中)
《ホワイト・TENMTH・カイザー》 (下)
なんとこのクリーチャー、規格外のパワー39000を持ち、デュエル・マスターズのクリーチャーの中でも非常に高いパワーを持つ。
更にワールド・ブレイカー持ちと、まさにファッティを地で行くようなクリーチャーである。
しかしいくらパワーが大きくても、《デーモン・ハンド》等の確定除去1発で終わりじゃんと思っているそこのあなた、甘いです。
と言うのもこのクリーチャー、1つ目に相手の呪文や効果に選ばれないと言う、アンタッチャブル能力を備えているのだ。
そのため、せっかく苦労して覚醒リンクしたのを確定除去等で無駄にされることが無く、場持ちがとてもよい。
前述したとおり最高位のパワーの持ち主のため、このクリーチャーをバトルゾーンから離すのは至難の業と言える。
しかしスレイヤーなら相討ちには持ち込めるのではと思われるかもしれない。
が、しかし、このクリーチャーはもう1つの能力として、アタックトリガーでの他のクリーチャーすべてのパワーの9000低下と、呪文の3枚までのサルベージ能力を備えている。
呪文回収はともかく、9000のパワー低下が強力。基本スレイヤーは低パワーのため、9000もパワーダウンされたら全滅である。
と言うか別にスレイヤーでなくとも9000のパワーダウンは即死レベルであり、一回殴るだけでバトルゾーンは壊滅状態になる。
また、呪文のサルベージも地味ながら強力であり、あって損はない能力である。
総じてまさに切札と呼ぶにふさわしい超強力なクリーチャーであり、その圧倒的な力で現環境トップメタを走っている。
…と言うのは冗談である。いや、能力に関してはその通りであり、ほぼ勝ちを決められるほどのものである。
が、このクリーチャーはサイキック・スーパー・クリーチャー。なので召喚するには次の3体を揃え、覚醒リンクをする必要がある。
■サイキック・セル
燃え盛る深淵の力を持つ龍は、その炎で世界を焼き尽くす。
レッド・ABYTHEN・カイザー ≡V≡ 火文明 (7) |
サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/エイリアン 6000 |
相手がこのクリーチャーを選ぶ時、相手のマナゾーンにあるカードをすべて持ち主の墓地に置く。 |
W・ブレイカー |
相手に呪文やクリーチャーの効果で選ばれると、相手のマナゾーンをすべて吹っ飛ばすと言う強力な能力を有している。
そのためほとんどアンタッチャブルに等しい存在であり、場持ちが大変良い。ただし、殴られると普通に退場するのでそこは注意。
ブラック・WILLOW・カイザー R 闇文明 (7) |
サイキック・クリーチャー:ブラック・コマンド・ドラゴン/エイリアン 6000 |
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーは-3000される。 |
W・ブレイカー |
覚醒リンク-自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の《レッド・ABYTHEN・カイザー》と《ホワイト・TENMTH・カイザー》があれば、そのクリーチャーとこのクリーチャーを裏返しリンクさせる。 |
攻撃する時、相手のクリーチャーのパワーを-3000することができる。
2体に使えば3000と5500までの2体を打ち取れたり、1体に使えばパワー9000までと相討ちをとったりすることができる。状況に応じて柔軟な対応がとれるのはなかなかに強力である。
ホワイト・TENMTH・カイザー R 光文明 (7) |
サイキック・クリーチャー:ホワイト・コマンド・ドラゴン/エイリアン 6000 |
このクリーチャーが攻撃する時、呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。 |
W・ブレイカー |
攻撃する時、呪文を1枚サルベージする能力を備えている。
言うまでもなく超次元呪文とは相性抜群。超次元呪文を何度も使い回すことで、覚醒リンクをスムーズに狙える。
が、そのために真っ先に狙われることが多く、何らかの対策は必要。特に能力はアタックトリガーなので、後述の専用超次元等がなければ殴り返しを受けてしまうことになる。
お気づきになられただろうか。
そうこのクリーチャー、リンクパーツすべてがコスト7であるのだ。
当然超次元呪文1枚につき1体しか呼び出せず、普通に使えば最低3手必要となり、覚醒リンクへの難易度は高い。
そのため、覚醒リンクを成功させることができずに登場させられないことが多いのが実状である。
また、リンクパーツも重い分それぞれ強力であり、そのままでも活躍できるので、無理して覚醒リンクを狙わなくても強いデッキが作れてしまうのも向かい風である。
■サポートカード
しかし専用のサポートとして、次のカードが登場している。
天下統一シャチホコ・カイザー VR 光/闇/火文明 (5) |
進化クリーチャー:レインボー・コマンド・ドラゴン/エイリアン 7000 |
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 |
進化-自分の多色クリーチャー1体の上に置く。 |
W・ブレイカー |
自分の、サイキックではないクリーチャーが破壊された時、コスト7以下の光、闇、火いずれかのエイリアン・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 |
覚醒獣以外の自分のクリーチャーが破壊された時、コスト7以下の光、闇、火のエイリアン覚醒獣を呼び出すことができる。GOLDEN・ドラゴンのリンクパーツすべてに対応しているので、相性は抜群。
自分のクリーチャーが破壊される必要があるが、《特攻人形ジェニー》等の自壊獣やスーサイドクリーチャーを使えば、その点も解決できる。
クリーチャーが3体いる状態で《復活の祈祷師ザビ・ミラ》の能力を使うと、コスト6以下とコスト7以下の覚醒獣が3体ずつ並ぶことになり、大変強力。
うまくいけばGOLDEN・ドラゴンともう1体サイキック・スーパー・クリーチャーを登場させることも可能。
超次元シャチホコ・ホール C 闇/火文明 (5) 呪文 |
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 |
次の相手のターン中、自分のエイリアンは攻撃されない。 |
コスト7以下のエイリアン・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。 |
文明ではなく、種族を参照する珍しい超次元呪文。現在唯一GOLDEN・ドラゴンのリンクパーツすべてを呼び出せる超次元呪文である。
エイリアンが攻撃されなくなるので、上記の《ホワイト・TENMTH・カイザー》で使い回す時に、TENMTH・カイザーが反撃を受けなくなるので好相性である。
《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》の覚醒リンクを狙うのであれば不可欠な1枚であろう。
と言うように専用のサポートカードもあり、うまくデッキを組むことができれば意外と覚醒リンクを成功させやすい。
上述の通り超強力なクリーチャーであり、覚醒リンクすればほぼ勝利したも同然であるので、難易度は高いがぜひともリンクに挑戦してその豪快な力を体感してほしい。
■背景ストーリー
一応関連カードである《激天下!シャチホコ・カイザー》がストーリーに登場しているので出てきてはいるのだろうが、どうやら目覚ましい活躍はなかったようだ。
デュエプレではシャチホコ・カイザーに呼び出されて《偽りの名 ボーン》と戦ったことが判明。
シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン PS 光/闇/火文明 (39) |
サイキック・スーパー・クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/エイリアン 39000 |
ビクトリーアイコン |
相手はこのクリーチャーを選べない。 |
攻撃する時、自分の墓地から呪文を3枚まで手札に戻す。その後、そのターン、相手のクリーチャーすべてのパワーは-9000される。 |
ワールド・ブレイカー |
リンク解除:バトルゾーンを離れる時、《ホワイト・TENMTH・カイザー》、《ブラック・WILLOW・カイザー》のほうに裏返す。(《レッド・ABYTHEN・カイザー》は超次元ゾーンに戻る) |
P'S覚醒リンク前⇒《レッド・ABYTHEN・カイザー》(上)/《ブラック・WILLOW・カイザー》(中)/《ホワイト・TENMTH・カイザー》(下) |
DMPB-03 「LEGEND OF PLAY´S 2023」にて、《超次元シャチホコ・ホール》の特典カードとして収録。
やはりというべきかP'S覚醒リンクをWILLOW・カイザーが得た為、《天下統一シャチホコ・カイザー》で一気にパーツを揃えるのが現実的だが、その用途の場合《
絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》の存在が痛い。
リンク解除で超次元ゾーンに戻るのがよりにもよって疑似アンタッチャブル持ちのABYTHEN・カイザーなのも痛い。
パーツのフレーバーテキストはそれぞれ新規の物が用意された(上記のパーツ単位でのイラストの上に記述されたもの)。
元がふざけ過ぎていたからかいずれも真面目なテキストになっている。
追記!修正!それが良項目への力!
- 今ではオール・オーバー・ザ・ワールドに最高パワーの座を取られてしまって少し残念 -- 名無しさん (2016-01-12 20:09:36)
最終更新:2023年10月29日 12:23