死のX-進化(Death-X-Evolution)

登録日:2011/10/28(金) 21:56:25
更新日:2022/11/18 Fri 12:57:46
所要時間:約 4 分で読めます




死のX-進化(Death-X-Evolution)はデジタルモンスターに登場する一部のデジモンに発生する進化。

【概要】

死のX-進化に関しては、解明されていない点も多いため詳しくは説明できないが、判明している事は記しておく。

順を追って説明するため、『死のX-進化』の前に通常の『X-進化』の説明から…


X-進化(ゼヴォリューション)(X-Evolution)

X抗体を造った、あるいは取り込んだデジモンが行う進化。
デジコア内の情報を高度に引き出し、潜在能力を極限まで発揮する。
これにより姿が変化したり、新たな能力を獲得する。

生命の持つ『存在することへの本能』が産んだ《生存し続けようとする進化》である。

詳しくはX抗体の項目を参照の事。



そして…

死のX-進化(デクスリューション)(Death-X-Evolution)

ドルシリーズに施され、デジコア内に封印されていた『更なる進化』の改造がX抗体の獲得により解放され、発生した進化。
かつて、ドルシリーズをはじめとするプロトタイプデジモンは、そのデータを人為的に書き換えるなどの実験に晒されていた。
当時は多くのプロトタイプデジモンが命を落とした…まさしく 血塗られた歴史 と言えよう…。

体が朽ち果てても、理性を失っても、死亡しても、本能的に他のデジモンのデジコアを喰らうことで永久に死に続け、生き続け、進化し続ける。

生命の持つ『存在することへの本能』が産んだ…産んでしまった《死してなお存在し続けようとする進化》である。

つまりは、かつて行われた 生命への冒涜ともとれる行為の代償といっても過言ではない。



…まだまだ不明な点が多いがグランドラクモンが『Death-X』の真相を知っているらしい。
『デジモンクロニクルエックス』では、倒したデジモンをデクスリューションさせた上でダークエリアに送っていたことが示唆されている。
つまり、ドルシリーズ以外にもデクスリューションさせられた個体がいるわけである。

間違えられやすいが、「デスク(机)」ではないので注意。
Death-Xで「デクス」である。
また、初期の公式サイトでは「ダーク進化」等と呼ばれていたこともあった。


【デクスシリーズ】

デクスドルガモン

世代 成熟期
タイプ アンデッド型
属性 ウィルス種
必殺技 メタルキャスト
鋼鉄の腕で相手を貫き、デジコアをむしりとる。
得意技 キャノンボール
突進しながら大型の鉄球を吐き出す。
死のX-進化(デクスリューション)”によりデジコアを貪るアンデッドと化した屍竜。
『更なる進化』を求めたプロトタイプデジモンの第一実験体「ドルシリーズ」
その実験当時の姿に酷似したアンデッド型デジモン。
他のデジモンのデジコアを捕食し続けることで、死んだ状態でありながら進化しようとしている。


デクスドルグレモン

世代 完全体
タイプ アンデッド型
属性 ウィルス種
必殺技 ブラッディーケイブ
頭部の角で相手の装甲を抉じ開け、直接デジコアを捕食する。
得意技 メタルメテオ
巨体の十倍以上のサイズの超高質量鉄球を放つ。
プロトタイプデジモン第一実験体「ドルシリーズ」の実験当時の最終形態に酷似したアンデッド型デジモン。
他のデジモンのデジコアを喰らうことで死んだ状態で活動し、進化し続けようと膨大なデジコアを欲している。
本能的にデジコアを嗅ぎ付けるため、拘束として頭部の目や鼻を装甲で覆われている
翼や尾の鋭い剣先で相手を串刺しにしておき、後でデジコアを捕食する。


デクスドルゴラモン

世代 究極体
タイプ アンデッド型
属性 ウィルス種
必殺技 メタルインパルス
対象のデジコア以外のデータを消し飛ばす。
得意技 ドルディーン
破壊の衝撃波を撃ち出す。
プロトタイプデジモンに求められた『更なる進化』の究極の形態が“死のX-進化(デクスリューション)”によって実現した姿。
実験当時の最終形態を上回る力でデジタルワールドを震撼させる。

その存在自体がデジコアに依存しているため“電脳核捕食者(デジコアプレデター)”と呼ばれ、他のデジモンからすれば脅威以外の何者でもない。
デジコアを喰らい続けることで死んだ状態でありながら活動しており、体内に膨大なデジコアの情報が蓄積されている。
全身は拘束具で覆われ、かろうじて単体のデジモンとして存在できる。


【そして…】

デクスモン

世代 究極体
タイプ 解析不能
属性 ウィルス種
必殺技 プロセス0~プロセスF
デジコアの探知~処理までを行う、16段階の一連の機能。
上記までのデクスシリーズとは異なり、デジモンに分類されないプログラムの類である存在。
デ・リーパー同様、デジコアを持たず、あくまでデジモンのような仮の姿で現れているだけである。
世代や属性も暫定的なものであり、本来は、そのようなものもないと推測される。

『デクスドルゴラモン』から生体データ『ドルモン』が抜け出し、デジコアを喰らうプログラムやデータが残った姿ともいわれている。

デジコアを探知→体内に吸収→分解→二度と再構成できないように消去、処理、という単調な作業(プロセス0~プロセスF)を延々と繰り返す。
(0~Fは16進数の1の桁をあらわす文字。4bitで表現できる数の上限)

上述したとおり、単純なプログラム故、倒すことが不可能な領域に存在するといわれている。
デジコア処理の存在のため、デジコアが存在しなければ活動は停止するが、デジコア=デジモンが存在する限り活動を止めない。



追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • デジタルモンスター
  • デジモン
  • デクス
  • デクスモン
  • デクスリューション
  • 死のX-進化
  • Death-X-evolution
  • Death-X
  • Xデジモン
  • 〇デクス ×デスク
  • アンデッド

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年11月18日 12:57