連坊小路アキラ

登録日:2013/10/29(火) 20:51:28
更新日:2023/03/22 Wed 16:56:56
所要時間:約 9 分で読めます




連坊小路アキラとは、革命機ヴァルヴレイヴの登場人物。


プロフィール

性別:女
所属:咲森学園
学年:2年生
学籍番号:B0841
部活:なし
誕生日:2月2日
星座:水瓶座
血液型:A型
身長:155cm

ジオール咲森学園の生徒。連坊小路サトミの妹であるが、容姿は全く似ていない。
SNSシステムの「WIRED」の創始者。HNはRAINBOW。(本名の連坊小路を虹に引っ掛けたものと思われる)
小学校の時代から天才的なハッキングスキルを持ち、学園内のシステムどころか軍用最新式暗号回線やカメラにもハッキングできる。
両親からの重圧や受験に苦悩していたサトミを助けたい一心でサトミの受験校であるジオール国立大学付属中学の入試問題をハッキングで手に入れ、警察に補導されたことが原因で、 小・中学校時代に渡っていじめを受けていた。その過去から重度の対人恐怖症に陥っており、サトミ以外とは会話もおぼつかず、大勢との接触を促されるとパニックに襲われる。そのため、学園の校舎内に設立したダンボールハウスへ引きこもり、授業に参加せず、外部とはWIREDのユーザー・「RAINBOW」として接触している。サトミとは顔を合わせて接触できる程度には気を許しているものの、自身へのいじめに対して見て見ぬふりをされていたため、邪険に扱っている。

ドルシア軍が最初に襲撃した際、時縞ハルトが乗っているヴァルヴレイヴⅠの映像を「WIRED」で拡散させ、ARUS軍の暗号通信を傍受・解読し、独自の情報戦略を用いて対応していた。流木野サキと共にハルトが世界中から注目されるきっかけを作った張本人でもある。

チャンネルを探るためハッキングをしている最中、サトミが携帯電話を介して避難を呼びかけても「うるさい」と無視して通信を切る一方、学園内に人影を見つけて避難するように指示に向かった指南ショーコと偶然出会い、パニックになって拒絶するも、「誰にも言わないで!!」とショーコに懇願する。(実際の人影は、サンダーこと山田ライゾウであり、彼はハルトを見つけては「あのロボットを俺によこせ!」と迫っていた。)
また、モジュール77のシステムが一時停止した際にはパニックになったり、エルエルフに学園を占拠された時には縛られていた事もあった。

学園が独立してからも引きこもっていたが、引きこもっているアキラを心配したショーコが来てからは、余計な詮索をせず、自然体で接してくれる彼女に対して徐々に心を開くようになる。
櫻井アイナの死に涙を流す彼女を見た際には戸惑いながらも慰めようとし、空気を読まずに現れたサトミを蹴り飛ばし誰にも見られたくないという彼女の意思を守った。(サトミはショーコの影響力がアキラに対して強くなっていくことに苛立つようになる)

しかし、ショーコが内閣総理大臣就任後にショーコへ賛辞の言葉をかけた際、周囲にいた大勢の声に戸惑い、ショーコの不用意な一言でトラウマが蘇り錯乱して、彼女とサトミを拒絶してしまう。

カイン・ドレッセル率いるドルシア軍の小隊の攻撃でイデアールから発射されたドリルがモジュール77を突き進み、毒ガスが放出されているというピンチになったときも、出ようとせず、サトミがショーコにアキラを助けるように懇願するも、「余計なことしないで」とメッセージを送り、「怖いんじゃない。私は好きでここにいるの。ここには嫌いな人がいない。バカは自動的に淘汰される。クリーンでジャスティスな私だけの世界。私は一人で生きて、一人で死ぬから」といって出て来ようとしなかった。
そして、「ふざけないで!死んでもいいなんてそんなわけないよ!」とショーコに一喝されたアキラは、「あなたもどうせ同じ私を笑って哀れんで、外に出ろって私を怒る」と抵抗し、「もう、怒ってるよ!」と言うショーコに対して足止めをするためにスプリンクラーや作業機を作動させる。

しかし、「だって、友達だもん!友達なめるなーーーっ!」と叫び、作業機を飛び越えて、カメラにぶら下がり「私たち、友達でしょ?」と語った直後にドリルが通過してその衝撃で飛ばされ、気絶してしまうショーコを見たアキラは、いじめの記憶が蘇りながらも「一緒にスーパー行こうね!」というショーコとの約束を思い出し、ショーコを助けるために「スゥゥゥゥゥパァァァァァァ!!!」と叫んで部屋から出る。

「ショーコちゃん!!」と呼びながらショーコを探しているうちに、瓦礫が崩れてヴァルヴレイヴⅥの姿が現れ、見つけたアキラはヴァルヴレイヴⅥに乗り込み、マギウスとなった。ショーコをみつけたアキラは、ショーコが生きていることを確認し、コクピットの中に収容した後、ドリルを止めるために、ヴァルヴレイヴⅥの武器であるハミング・バードを使い、ハッキングしてドリルを逆回転させた後、外にいる敵を撃退しモジュール77を救った。

月に到着後、地球降下作戦に参加することになり、作戦が発動する前に、コクピットから出て食料を調達しようとダンボール箱に隠れながら進んでいる時に、ショーコに面倒を見るように頼まれた野火マリエと顔を合わせ、友人となる。(月に到着してからもダンボールハウスにいるようにコクピット出ることはなく、顔を合わせようとはしなかったようだ)
降下作戦が始まるも、サトミのせいでドルシア軍に見つかり、戦闘になってしまう。ヴァルヴレイヴⅤの盾を借りて攻撃を防ぎヴァルヴレイヴⅠがインパクト・ブースターを使ったお陰で撃退するもアキラは離れてしまう。過去の贖罪を果たすために危機に陥ったアキラを救うためにサトミはエルエルフに懇願し、降下シャトルの軌道を変更させた。その後、アキラはハルトに助けられる。サトミとアキラはなんとか和解する。

地球降下作戦後、軌道がそれてドルシアの領内に着陸してからは、エルエルフの立案した輸送艦を奪取する作戦に参加することになり、エルエルフ、サキの2人とカルルスタイン機関に潜入し、子供に噛み付いて体を乗っ取り、輸送艦に潜入してシステムをハッキングし、輸送艦の奪取を成功させる。

奪取した後、エルエルフの指示の下ライゾウと一緒にサキを捜索する任務に当たっていたが、行方がわからず見つからなかった。

輸送艦のファントムが月に向かったという情報を聞いた後、宇宙に戻るために王都ドルシアナにある博物館に向かい、博物館のシステムをハッキングして防犯カメラでサトミ達にロケットで脱出する準備をするように合図を送った。ドルシア軍に滑走路を破壊された音を聞いたライゾウから二宮タカヒらが見つかり、戦闘が始まったことを聞き、博物館のロケットの防衛に向かった。

ロケットを防衛した後、乗船して月のモジュール77に戻ったが、ドルシア軍がサキを利用してヴァルヴレイヴのパイロットの秘密を暴き、輸送艦ファントムで多くの人々がルーンを奪われて死亡する映像を公開されたため、ARUSの大統領であるジェフリー・アンダーソンに危険生物と認定され、生徒たちを虐殺する様子を見て激怒し、ヴァルヴレイヴⅥに乗って体育館の壁を破壊し、「これ以上やったら撃つ!!」といってジェフリーとARUSの兵士たちを威嚇した。

その後、銃撃してくるARUSの兵士たちを攻撃し、殲滅した後に教室の中でたくさんの生徒が虐殺されて血だらけになっているのを目撃し、愕然とするなか、貴生川タクミからARUSとドルシアの連合軍が襲ってくるから生徒たちを宇宙艇で脱出させるために格納庫に誘導するように言われて格納庫の宇宙艇に誘導した後、3隻の宇宙艇がマスドライバーでモジュール77を脱出するまで連合軍の攻撃から守るために戦い、サトミから準備ができたら最後の船に合流するように言われて「わかってる!!」と返事をしながらも連合軍と戦っていた。しかし、ショーコから戦闘を停止するように言われ、ハルトの身柄を差し出して連合軍に投降するという通信を聞き、驚愕する。

ショーコたちが攻撃を受けそうになったときに犬塚キューマが敵の攻撃を防御してハルトを助けに行った後、ライゾウとともに援護に向かおうとするがキューマに止められ、宇宙艇に張り付いてマスドライバーで逃げるように言われ、ライゾウとともに脱出した。

モジュール77を脱出した後、ショーコにシャトルへの乗船を拒否されてしまった。キューマの思いを踏みにじったショーコにライゾウは激怒するが、アキラは何も言わずに沈黙していた(この事からショーコの行動にショックを受けていたようだ)。

ハルトとサキが戻ってきたあと、ハルトから人とマギウスが共存できる国を作る宣言を聞き、賛同した後、ヴァルヴレイヴⅥにハルトを乗せてショーコ率いるモジュール77に残っていたメンバーが乗っているシャトルに着艦するものの、ショーコからシャトルの奥には入らないように言われてしまい、化け物扱いし続けるショーコに怒りを募らせ、シャトルの床を叩いてしまった。

出撃する前、サトミからお菓子をもらったが、マギウスになった事を心配したサトミの「いいんだぞアキラ、私も食べても」という言葉に機嫌を損ねてサトミを遠ざけ、「お兄ちゃんの馬鹿…」とつぶやいた。

モジュール77の奪還作戦が始まり、ARUSとドルシアの連合軍に総攻撃を仕掛け、モジュール77のアンテナに近づき、ハミング・バードでハッキングの準備に成功するが待ち伏せしたクーフィアのキルシュバオムの攻撃を受けてしまう。攻撃を受け、少しの間ハッキングを邪魔されたもののライゾウが守ってくれたおかげでハッキングに専念できるようになり、ハッキングに成功した事をライゾウに伝えるもクーフィアのキルシュバオムの攻撃を受けて大破したヴァルヴレイヴⅢを見てしまい、悲鳴を上げる。ライゾウから別れを告げられた後、無人のバッフェの集中砲火を浴びて戦死していくライゾウの姿を見て泣き叫んだ。

ライゾウの死後、エルエルフがアマデウス・K・ドルシアの正体を暴いた時の映像を全世界に拡散し、カインのダーインスレイヴに襲撃され、反撃をしようとするもダメージを受けてしまうがハルトのお陰で助かった。その後、ハルトと共に戦おうとするが損傷がひどいから無理だと言われ、後退する。

モジュール77奪還作戦が終了し、無事に生き残ったアキラは、ショーコにハルトのヘルメットを渡し、泣き続ける彼女の姿を見届けた後、サトミと二宮タカヒの結婚式に参列していた。その時のアキラはどこか寂しそうな表情をしていた。

その後は第三銀河帝国の教母となり、皇子に自分達の経験した戦いについて語った。


最終話まで生存しており、彼女のファンはほっと胸をなでおろした事だろう。


余談ではあるが、ヴァルヴレイヴの第1期OPの際マギウスになったヴァルヴレイヴのパイロットが明らかになってからはパイロットと機体が一緒に登場する場面があるが、アキラだけ機体と一緒に出ることはなかった。

また、ライゾウとは地球に降下してから月に帰還するまでの間、2人でサキを捜索したり後方支援に回っていた事もあってか、ほんの僅かな期間ではあるもののライゾウの事を「山田」と呼ぶようになった。

第1期の最後に大活躍したことから、ヴァルヴレイヴのキャラクター投票で一番お気に入りのキャラクター第5位、カミツキたい女性キャラクター第2位、ハムエッグを半分こしたいキャラクター第4位に選ばれるなど、人気が急上昇したキャラクターであるようだ。


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最終更新:2023年03月22日 16:56