パカーディ・ハイネン

登録日:2010/01/06 Wed 22:37:38
更新日:2024/04/08 Mon 23:14:46
所要時間:約 6 分で読めます




パカーディ・ハイネンとは、パワプロクンポケットシリーズの登場人物。
12のチームメイト兼彼女候補

自称ヨーロッパの貴族で、王子のような格好をした変人。
ワガママで世間知らずで幼くてバカ
小柄な金髪ショートで一人称は「余」、年齢は20才。


【パワポケ12】
ネット上のチームメイト、通称「バカ王子」の中の人。
金に物を言わせた課金プレイで最強装備やレアアイテムを集め、金目当ての転売屋やバグ使用者が殺到して結果的にいくつかのネトゲを崩壊させた迷惑プレイヤー。
本人は純粋に楽しんでるだけで自覚無いのがタチ悪い。

登録名は「パカ」だが、その容姿・行動・物言いから「バカ王子」の名で知られる(本人は文字を読み違えて「パカ王子」と呼ばれてると思っている)。

チームに加入させた後に町をうろつくと主人公は車道を馬で闊歩する変人を目撃し、確認したらバカ王子本人だった。
以降は庶民で無職な主人公と交遊開始。
ネット上と現実でキャラに差がない。
王子ではないものの海外の財閥出身らしく、ブラックカードや専属のボディガードを持つ。自称と思いきや本当にブルジョワだった。
ボディガードの呉殺手(ン・サーソ)は生身でサイボーグに勝てるという、どこぞの単身赴任のサラリーマンみたいな戦闘能力の持ち主。


王子様に憧れる余り、自分自身が日頃から王子の格好をしている。
某漫画の「人間が熊に勝てないなら、熊になっちゃえばいいんだ」理論である。違うか

白馬に乗った王子様にドラゴンから助けて貰うのが夢。
現実と空想の分別はついてるが、夢を妥協する気はないらしい。

ファンシーな夢からも分かるように服装に反して性格は女の子っぽく、観覧車や海で溺れたときの「お約束」は自分からこなす。
主人公はアバターの先入観と奇抜さに目を取られてしばらく少年だと思っていたが、かなり可愛い顔立ちでどう見ても女の子らしい。

主人公とは住む世界が違い金銭感覚をはじめ色々かけ離れてるが、パカ本人は結構それを楽しんでいる。
自販機のジュースやコンビニのプリンがお気に入り。



※以下、ネタバレ含む






その正体は世界を支配していた三大資本グループ「旧支配者」の一つ、
地中海資本グループ「カエサリオン」の残党。

カエサリオンとはパワポケ10以降に名前のみ明かされていた巨大財閥で、
同じ旧支配者である北米資本「ジャジメント」、中華系資本「九百龍」と激しい抗争を繰り広げていた。
しかし、近年はロシア系資本家の支援を受けた日系資本「オオガミ」やアラブ・南米・東南アジアの資本同盟「アジム」が台頭し、闇の世界の争いが混沌としていると語られていた。

ちなみにこのカエサリオンは新作になればなるほど、外道な一面が垣間見えており、ジオット・セヴェルスという悪鬼を生み出してしまった元凶の一つだったりする。


ポケ11でオオガミとジャジメントが併合し「ツナミグループ」が誕生。それにより世界情勢は一変し、アジムは瓦解。九百龍は無条件降伏した。
カエサリオンは「カエサリオン一族の生き残りをギリシャで発見。組織解散を条件に助命を嘆願」という会話があり、その中の「カエサリオンの長女」が彼女の義姉ディータと思われる。
パカはツナミの手から逃れた唯一の生き残りで、接収されなかった財産を保有していた。

現在はツナミに復讐するためルッカ達の反ツナミ連合に資金援助を行い、一族を皆殺しにしたジオット打倒を悲願にしている。この時点でフラグが立っている
だが反ツナミ連合の作戦は大神博之に防がれ、全ての財産を失ったパカはネカフェ難民を経て主人公と同棲を始める。
余談だがこのとき錯乱したパカはバカ可愛いと評判。
「○○〜100円貸してくれ〜」


一族と言ってもパカはカエサリオン当主の愛人の子で、幼少の頃はそれを知らず貧乏な生活を送り、母の死をきっかけに父の存在を知る。
その後カエサリオンに引き取られたが初めて会った父に遺産相続破棄の書類を書かされ、他の親族からはイジメを受けた。
この際パカは「少しでも愛情をくれれば遺産なんていらなかったのに」と語っている。


そのため本来なら一族の仇討ちをする義理はないが、長女のディータだけは彼女に愛情を持って接してくれ、それだけで仇討ちの理由としては充分とのこと。
また一族以外ではディータの婚約者だった呉にも心を許しており、全てを失った自分に未だ仕えてくれている彼の為でもある。


パカは一族がジオットに皆殺しにされたと思っていたが、ジオットから何人かは飼育されておりディータも生きていることを明かされる。
パカはまだ幼くカエサリオンの事業に関わっておらず、呉は籍を入れる前だったのでジオットに見逃されていた。

その後は姉を取り戻すことを誓い、呉は次の手として立花2号のチップ(11追加イベントの物)を探しにかかる。
ピンクルートだと立花2号を襲った呉と対立する。

その後 同じくチップを求めるジオットと対立し、ヨーロッパ支部が開発した生体兵器ドラコと交戦。
呉はパカと主人公を逃がすため立ち向かうが噛み殺され、ここでシナリオが分岐し、いきなり「ドラコの炎を5発中3発避けろ」というミニゲームが開始する。
これは裏サクセスの罠と同一のものだが、操作説明もなくいきなり放り出されるので酷い初見殺し。さりげなくBボタンでダッシュ可能。





※以下、トラウマ注意。



















・グッドエンド
主人公の機転と呉からパカに託された空気銃(殺傷能力抜群)でドラコを倒し、その様子を見たジオットが2人を気に入り手を引く。

アルバムではパカはミーナに仕事を紹介してもらい、主人公が白馬に乗れるようになるのを心待ちにしている。


・バッドエンド
ドラコに追いつかれ、主人公は記憶を操作されてパカに関することを思い出せなくなる。
パカはジオットに「生きてはいるが人間と言えるかは怪しい状態」の姉の元に連れて行かれる。

パカは主人公の記憶が消されたことを悲しむよりも無事だったことに安堵し、主人公の名を叫びながらジオットの部屋に運ばれていった……。
アルバムでは溶液の中で脳と脊髄(?)だけにされたパカにジオットが話しかけている。

記憶と自我は残しているらしく、壊れる度に記憶を再ロードして永遠の地獄が繰り返される。


水着で弾道が1上がったり、105円のプリンをおねだりされて210円減ったりと散々イチャついた後のバッドエンドはプレイヤーに衝撃を与えた。
某所スレでは「あれはメロンパンいれだ」と現実逃避する者が後を断たず、パカの通称がメロンパンなのはこのため。

グッドエンドでもパカが知らないだけで、ディータ達が地獄を繰り返されてるのも後味悪い。
唯一の希望はパワポケの世界だと脳さえ無事ならサイボーグとして復活できることくらいか。

……フナムシ退治のバイトは絶対やっとけよ。



独特な喋り方は一族のイジメに対する処世術(天本玲泉の笑顔や神条紫杏の人格に近い)で、本来の一人称は「わたし」と思われる。
バカさばかりが際立つが流暢な日本語を話し、「一族は天才」と語るように物覚えは良いらしい。

しかし小物の難しい話は理解できない。
これはきっと駄目女がパカよりバカで話に要領を得ないからだヴヒャハ〜イ

【裏サクセス】
王子の格好のためか、表のグラが使い回しで登場している。ぶっちゃけ便利な王族役。

仲間にこそならないが、表と同じでバカそうな行動とは裏腹に、聡明な面が強い役となっている


●パワポケ12
プラハイム王国の王族。馬鹿っぽく見えるが、指揮権と警察権を持つ聡明な人物。
魔族との繋がりを疑われたヘルガの減刑処分に関与する等、人心掌握にも長ける。
後に名君と呼ばれ、祖国を強大国にまで押し上げる程の政治手腕をもつ。

主人公には、魔族に関する王国の問題依頼を行う。
名目上王子と呼ばれるが、プロフィールにも書かれている通り女性。
ちなみにこの露見したのは生前ではなく死後百年も経った後だったらしく、世界中が驚愕したとの事。


パワポケ13
ツンドランドの王女だったが、革命によりジオットが皇帝になり、クインシティに亡命してきた。
表と同じく反乱を起こそうとするが、資金源となる隠し財産をジオットがすでに押さえていたため断念する。
その後は花屋になった。



追記・修正はプリンを2つ買ってからお願いします。

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最終更新:2024年04月08日 23:14