芳槻さら

登録日：2010/10/25(月) 06:49:32
更新日：2024/04/11 Thu 09:32:16
所要時間：約 4 分で読めます

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あれ？何か物音が？

誰かいたのでしょうか。

芳槻さらはパワプロクンポケットシリーズ第10作、パワポケ10で登場する彼女候補の一人。
桜色のリボンを付けた黒髪の女の子。

プロフィールでは普通の女の子と書かれている。

主人公が屋上で気持ちをリフレッシュしていたが、誰も居ないと思っていた屋上に非常に重苦しく暗い雰囲気の少女に出会う。
いたたまれなくなった主人公は屋上を飛び出すが、数日後もう一度屋上でリフレッシュしようとすると再び遭遇。

そこに突然、カメラのフラッシュが光り驚いた女の子は飛び出してしまった。
言いようのない申し訳なさに主人公はとにもかくにも謝ろうと再度屋上を訪ねるのだった。

性格は重苦しい雰囲気からわかるようにマイナス思考ぎみ。

真面目な性格で成績も悪くなく、主人公の宿題対策には呆れていた。
心に傷を負っているため、他人を信じることが出来ない一方で一度信頼したものに強く依存してしまう傾向がある。主人公との触れ合いのなかで、失っていた人を信じる心を取り戻そうとする。

主人公が自分の好物、ブルーベリージャムを覚えていただけで深い感動をいだいたり、主人公に時に強い固執を見せるのはこの為。
情緒不安定なのか、膝枕や手料理を大胆に振る舞う一方で恥ずかしさが限界に達すると『ん〜』とうなり、飛び出してしまう。

主人公以外のキャラクターに対しては攻撃的な態度が目立ち、幼なじみの桜井いつきには特に辛く当たる。たまにとある人と仲良くボコしているのは多分気のせい。

※以下、エンディングのネタバレ

元々心に傷を負い、その中で唯一信頼を寄せていた父親(主人公は半々といった具合)。その父親が事故で意識不明の重体に。
ずっと一緒にいてくれると言ってくれた父親が約束を守ってくれなかったことでトラウマが刺激されてしまう。
このイベントが起きたときの好感度でエンディングが変化する。

Goodエンディング

好感度90以上で約束イベントを２つ以上。又は好感度95以上で約束イベント１つ以上が条件。主人公の必死の説得でとうとう主人公を信じる。
主人公が自分が信じ、信じてもらえる存在であるということに気付いたことで心を取り戻す。
その後は二人仲良く過ごしている。
この時さらの名前は「桜空」と書くことが初めてプレイヤーに明かされる。

Badエンディング

グッドの条件を満たして無いとき。
主人公の必死の説得でうつむいていた顔を上げるが、やはり主人公を信頼することが出来ず、そのまま屋上からまさかの飛び降り自殺。

トラウマを与える原因の１つは、この『うつむいていた顔を上げる』
これを見た瞬間殆どの人がGoodエンディングに行ったと思うだろう（その上BGMもgoodend仕様である）。
ところが上げて落とすを忠実に実行し、次の瞬間から不吉な音楽が流れ始め、息もつかせぬまま飛び降り。
スタッフ、マジでタチが悪い。

ポカーンとなること必至である。
そして我を取り戻すと、とてつもない絶望が押し寄せ、そのあまりのショックに一時プレイ中断しなければならなくなるほど。　
クリアした後のアルバムで、主人公が彼女の墓の前でさらと同じように人を信じられなくなるという、まさかの追い討ち。

文句なしに歴代最鬱end候補のひとつである。
地味に一番最初に出会いやすいのがさらなので、初見でとんでもないものを見せつけられたプレイヤー多数。

スタッフには彼女のどこが普通だったのかを聞きたい。

裏サクセスにおいて

パワポケ12の裏サクセスに出演。
洞窟の奥に封印された｢氷の姫君｣として登場する。こちらではリボンが白い。
初登場時は暴走しており、カタカナで台詞が表示される。

仲間にするには依頼｢氷の姫君｣で主人公一人で彼女を倒さなければならない。
アイスブラスト・アイスアローなど凍結状態にする技が多く、行動できなくて押し切られるので装備はきちんと整えていくべき。仲間にする場合にはなおさらである。
仲間にした場合、固有スキル｢氷の魔物｣により相手を凍結状態にしやすくなるので凍結状態にできる武器・呪文で攻めるのがいい。ただし火に弱いので注意。
また、ラスダンの終盤の敵は凍結耐性が高いので銃を持たせることも考えたほうがいい。
他にも固有スキルがいくつかある。

14でも町娘として登場。こちらは正真正銘普通になっている。

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