たちかぜ(ヴァンガード)

登録日:2011/08/24 Wed 13:00:04
更新日:2022/08/28 Sun 17:18:20
所要時間:約 6 分で読めます




カードファイト!!ヴァンガードのクランの一つ。
国家ドラゴンエンパイアの陸上部隊であり、恐竜の様なディノドラゴンが支配する。
(ちなみにかげろうは航空部隊、ぬばたまむらくもは隠密部隊)

主にリアガードを退却させて効果を得る大型ユニットと、退却時にユニットをサーチまたはコールするサポート向けユニットに分かれる。
後者は実質的に除去耐性にもなるので、ブラスター・ブレードや除去かげろうデッキには強い。

アニメでは井崎ユウタ(時期の都合上、かげろうとの混色デッキ)やチーム・ジュラシックアーミーが使用。
……ぶっちゃけその空気っぷりだけなら、ぬばたますら霞む脇役クランであるが、それゆえの利点もある。


大型の竜達は
「漢字+カタカナ」の名前である

●主なカード
※鍵括弧内はレアリティであり、「C」→「R」→「RR(ここからが当たり)」→「RRR」→「SP」の順。後になるほどレア

◇グレード3

・混沌竜 ディノカオス「C」
基本パワー10000
リアガードを二枚退却させ、自身を手札からスペリオルライドする効果を持つ。
重いコストと引き換えに1ターン早くグレード3をライドする。出した後はただのバニラ。
ツインドライブ!!をいち早く撃てるのはいいが、場の消費が激しく使う時は退却効果ユニットを使おう。

・怒竜 ブラストザウルス「R」
基本パワー9000
自身の退却時に手札を一枚捨て、同名カードをデッキからスペリオルコールする。
除去やコストとしての退却の他、攻撃後にデスレックスなどで退却させて連続攻撃するなどの芸当も可能。
ただし手札コストがあるので連発するとジリ貧になりうる。


・サベイジ・キング「R」
基本パワー9000
ソウルブラスト1とリアガード1枚をコストに自ターン中P+3000出来る。
コミックスタイルvol.1にて登場。

・餓竜 ギガレックス「RRR/SP」
基本パワー10000
たちかぜのリアガードがドロップゾーン(いわゆる墓地)に送られた時にパワー+1000。
イマイチ上昇率が悪いが、リアガードとして使うならまぁまぁか。
なお、退却とドロップゾーン送りの違いは今のところ無い。
いずれ遊戯王でいう破壊と墓地送りのような違いが出るかもしれないが。
第8弾現在、たちかぜ唯一のRRRだが……。



◇グレード2
・餓竜 メガレックス「R」
基本パワー10000
ギャラティンさんと同じ性能のバニラユニット。
グレード2はシンプルな奴が強いのが今のヴァンガードなので、是非投入したい。

・砲撃竜 キャノンギア「C」
基本パワー11000
ヴァンガード時にブーストされるとさらにパワー+2000
G2ながらパワーはG3以上のたちかぜのエース。
しかしライド・コール時にリアガードを一枚退却させる必要があり、場に何もない時にライドするか、退却時に効果発動するリアガードを退却させたい。

・突撃竜 ブライトプス「R」
基本パワー9000
退却時にG0ユニットの「鉄壁竜 シールドン」をサーチする。
便利だが、こいつを出す前にシールドンが先に来て腐るなどの事故に注意。
シールドンのレアリティは「C」

◇グレード1
・ソニックノア「C」
基本パワー8000
バニラ。メガレックスと同じく便利。さらにこのユニットはG1なのでブースト要員としても優秀。
是非フル投入するべき。

アークバード「RR」
基本パワー6000
ヴァンガードおなじみの「ヒットされない」効果を持つ。完全ガード
たちかぜはこの効果の需要は高い方。
レアリティは他のクランと同じく「RR」
多分たちかぜで最も高価なのはこいつ

・翼竜 スカイプテラ「R」
基本パワー6000
ドロップゾーンに送られた時にカウンターブラスト1を払い、手札に戻る。
遊戯王でいう暗黒プテラのようなユニット。モチーフも同じ。
たちかぜはあまりカウンターブラストを使わないので、デスレックス等のコスト賄うにはうってつけのカード。

・怒竜 スパークザウルス「C」
基本パワー5000
自身の退却時に手札を一枚捨て、同名カードをスペリオルコールする。
同じ怒竜のブラストザウルスと同じ効果を持つ。やはり手札の使いすぎに注意。

◇グレード0
・ドラゴンエッグ「R」
基本パワー4000
たちかぜのファーストヴァンガード。卵から産まれた竜の赤ちゃん。かわいい。
ライドされた時に自身をリアガードにコールする効果と、退却時にカウンターブラスト1を払い手札に戻る効果を持つ。
後者はスカイプテラと同じ効果。

◇トリガー
第8弾現在、たちかぜのトリガーは☆2醒2引3癒2が存在する。
バランスは取れているので扱いやすいだろう。
ヒールトリガーはサベイジ・シャーマン
恐竜巨獣に半裸男しかいないたちかぜには貴重な女の子。
レアリティは全て「C」。ただし、ドロートリガーの砲撃竜 スレッジアンキロのみPRである。

基本的なカードは以上のような感じ。
総合するとリアガードが切れることが少なく、防御的なクラン。
他クランのような派手な動きは少なく、リクルートとモヤシ効果を繰り返して堅実に戦うのが基本。

攻めはデスレックスとキャノンギアをいち早くライド・コールして任せたい。
他クランから派遣社員としてハイスピード・ブラッキーなどを差すのもアリか。



さて、今までのカード紹介で強調してきたことがある。

レアリティ。さらに言うとカードの値段である。
そう…たちかぜの最大の強み。それは何よりも「安い」ことなのだ。

高価なのはアークバード、砲撃竜 スレッジアンキロ、蒼嵐艦隊で追加されたRRぐらい(それらも一枚500円弱かそれ以下)
アークバードだけはどうにかしたいところだが、やっぱり他クランよりかは少し良心的。
他は全てカードショップのストレージを漁れば集まるだろう。
アニメの使い手が少なく地味なのも一因か…。
カードをシングルで買って完成形のデッキを組むのにかかる金額はせいぜい2000円。3000円ほどあればフレンドリーな店員に頼んで組んでもらえるだろう。

高価なカードを四枚積むことの多い他クランに比べて圧倒的に安い。

特にアニメヒロインの使う人気クランで、組むのに20000円ほどかかるオラクルシンクタンクと比べると実に10倍の差となる。
半月の女神 ツクヨミ一枚2000円程なことを考えると、半月一枚>たちかぜデッキ全部 なんてのもザラ。
他クランもメガコロニーむらくもが安い方だが、それでもたちかぜには及ばない。
(構築済デッキを複数買うという手もあるが、その時点で3000以内で賄うのは難しいだろう)

安く組めてそれなりに戦える、それがたちかぜ。TCGでの『安い』は強力な利点なのだ。


蒼嵐艦隊で新たに登場したユニットはたちかぜならではの高パワーと条件つきでのヴァンガード複数攻撃を備えたものが登場し息を吹き返している。


追記・修正はwiki籠りのリアガードを退却させて行ってください。

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最終更新:2022年08月28日 17:18