S国の恐竜ロボット(原作漫画版)

登録日:2009/08/06(木) 00:45:54
更新日:2022/05/08 Sun 09:22:28
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S国の恐竜ロボットは、鉄人28号に登場するロボット



●特徴
名前の通り、恐竜 (竜脚類) の形をした水陸両用ロボット。
発見した漁船の乗組員は「ゴジラにそっくり」と言っていたが、どう見てもゴジラには見えない。


口からの熱線、大砲やロケット弾、鉄人のパンチも跳ね返す固い装甲と、鉄人の四肢をもぎ取るほどの強靭なパワーを備えている。
これに加え鉄砲を4門、煙幕を装備している。

スピードは水中を35ノットの速さで進んでいる(時速に換算するとおよそ時速64km)。ちなみに現在最も速いとされる潜水艦が35〜36ノットなので、この巨体としては凄まじいスピードなのがわかる。
体の中はかなり広く、操縦室や敷島博士を閉じ込めていた留置室、弾薬庫、さらに胴体には脱出用のロケットや乗用車を格納するキャビンまである。
乗降口は頭部と胴体にあるようだが、内部でどのように繋がっているのかは不明。
S国は体を小型化したかったようだが、当時の技術ではこれが限界だったとのこと。
同等のパワーを持ちながら、恐竜ロボットよりも遥かに小さい鉄人を参考にしたかったために日本を襲うことにしたようだ。

S国はこのロボットを2機所有しており、そのうち1機は装甲を覆うカバーが焼かれてメカ部分がむきだしになっている。


●劇中での活躍
そのパワーを活かし、鉄人との初戦闘において右腕と左足をもぎ取る活躍を見せた。この時に片方のカバーが焼け落ちている。

その後スパイ活動がばれたS国スパイ隊のリーダー、ニコポンスキーを救うために、鉄人の修理工場を強襲。
ところが、拉致した敷島博士も一緒に連れて来てしまったが最後。
この妙にコマンドーな博士は体内の弾薬庫を爆発させて、鉄人ですら敵わなかった恐竜ロボットをあっさりと破壊してしまう。

逃げ延びたニコポンスキーはまだ修理が完成していない鉄人を奪うため、もう1機の恐竜ロボットで再び工場を襲う。
が、一足違いで完成してしまった鉄人に機動力に難があるという弱点を突かれ苦戦。
さらに頭部の乗降口の蓋を壊され、撤退を余儀なくされる。

その後、アジトに乗り込んできた正太郎たちが呼んだ自衛隊から逃げるために起動するが、今度は鉄人に首をもぎ取られてしまう。
そして体の脱出用ロケットを使用するために真っ二つに分離。これが最後の姿となった。

●その後
このストーリーの後に登場する類似した恐竜ロボットにはギャロンという名前が付けられている。
果たして彼がきちんとした名前を得る日は来るのだろうか……



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最終更新:2022年05月08日 09:22