アナトリアの傭兵

登録日:2009/08/31(月) 19:06:04
更新日:2024/04/12 Fri 18:06:53
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元は『伝説』とまで言われた腕利きのレイヴンで、ARMORED CORE4主人公の通称。

彼はリンクス戦争の引き金を引いた存在の一つであり、その終結を早めた要因の一つでもあり、アナトリア衰退の要因でもある。


参戦への経緯

国家解体戦争では国家側として参戦するが、企業側の投入した新型ネクストACに敗れ、瀕死の重傷を負う。
コロニー・アナトリアに流れ着き、フィオナ・イェルネフェルトに保護されて命を救われる。
その際、僅かながらもAMS適性がある事が判明する。

アナトリアはフィオナの父である「鬼才」イェルネフェルト教授の開発する先端技術を主産業としていたコロニーだったが、教授の死後、ある理由から技術が流出し、深刻な経済危機に陥ってしまう。

後を継いだ指導者エミール・グスタフはアナトリア再建資金を確保する手段として、研究用に保有していたネクストACによる傭兵稼業を考案。
AMS適性と戦闘経験を持つレイヴンに、リンクスとなるよう依頼する。
その適性の低さから搭乗には極度の負担を強いられると知りつつも、命の恩人を救う為、依頼を承諾。

鴉は新たなる翼を駆り、山猫として戦場へ舞い戻っていく。


AC4本編中の傭兵


当初は相対する者たちに『時代遅れ』『雑種』『過去の遺物』と呼ばれ、味方にすら「置物」扱いされ、自身の雇い主からも『政治的価値しかない。非力なネクスト』と称されていた。

それは先述の通りAMS適性が優れている訳では無いから。

しかし、その評価は『砂漠の狼』撃破により一転。
GAEハイダ工廠粛清を皮切りに、最精鋭ネクスト部隊4人を相手に全てを撃破し、遂にはレイレナード社までも単機で壊滅させ、レイヴン時代から続く伝説を残し、その戦いを駆け抜けた。

全42人のリンクスのうち、敵対勢力の17人を討ち取ったまさにイレギュラー

アスピナの傭兵のように特定の企業に属しない彼は、味方であるはずのエミールに『時に味方である私ですら、不安と恐怖を覚える』とまで言わせた世界情勢すらねじ曲げる存在として注目された。

戦争終結後はフィオナと二人でアナトリアを去っていった。


ラインアークの守護神?

その後の消息は不明。
ただ、ARMORED CORE for Answer(ACfA)に登場するラインアークの守護神の「Unknown」はアナトリアの傭兵ではないかと言われている。

その根拠は

  • ホワイト・グリントの説明文に「リンクス戦争時に単騎で企業を壊滅させた」
  • これを達成したのはアナトリアの傭兵とジョシュアのみだがジョシュアは終結直後に死亡している
  • オペレーターがフィオナ
  • Unknownが一切喋らない

など。一方では



などから『UNKNOWN=アナトリアの傭兵のAI』説もある。

公式発表が何もない以上、真実はそれぞれのフロム脳に委ねられている。

ちなみに、ACfAにおいて、企業所属でないネクスト傭兵は「独立傭兵」と称されており、そのためにレイヴンと呼ばれる主人公は今のところ彼が最後となっている。





追記、修正は企業を壊滅させてからよろしくお願いします。

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最終更新:2024年04月12日 18:06