イレギュラーハンター第17精鋭部隊(ロックマンXシリーズ)

登録日:2011/03/29(火) 06:37:23
更新日:2023/01/24 Tue 15:10:15
所要時間:約 6 分で読めます





ロックマンXシリーズに登場する組織で「イレギュラーハンター」の一部隊。

主人公エックスや準主人公ゼロ、そして仇敵ヴァヴァが所属していた部隊であり、シグマが隊長を務めていた。

ロックマンX2からはエックスが隊長を務め、X3からはゼロは第0部隊に転属した。
しかしX5のスペースコロニー・ユーラシア落下やシグマウィルスの蔓延。
そして続くX6でのナイトメア事件でイレギュラーハンターという組織そのものが壊滅状態になってしまっている。
コマンドミッションでは残った連中が地球連邦軍に組み込まれたため、実質無くなった状態である。

ちなみに、隊長だった頃のシグマは人柄が良かった事がX4以降明らかになったためか、
リメイクであるイレギュラーハンターXでは元隊員二名が柔軟な考え方の持ち主となっている。


○隊長
シグマ
CV:麦人
最高の人工知能と、最強と呼ばれる戦闘能力を備えたレプリロイド。
Dr.ケインによって最初に生み出されたレプリロイドで、額の内蔵武器と手持ちの武器のみで戦うなど基本的に武装はシンプルであり汎用性の高さはエックスと共通する。
漫画版ではゼロに「王者は壁をも駆け上がる」と言われている通り、三角跳びもエックス以上に使いこなす。
元々は頭脳明晰で戦闘能力もさる事ながら人柄も良く、ガルマの部隊が紅いイレギュラーによって壊滅させられた際には単身現場に急行し、現場の部下を驚かせた。
…しかし、反乱後にはまるで人が変わったように冷酷な一面が目立つようになっている。


エックス
CV:櫻井孝宏/伊藤健太郎/森久保祥太郎
Xシリーズ通しての主人公。
戦闘能力は全レプリロイド中でも高い方だが、優しい性格から実力を出し切れないためハンターランクはBとなっている。
X2以降からシグマに代わって第17部隊隊長に就任するも、ハンターランクはB級のまま(X5でもゲーム開始時はBランク扱いとなっている。)
しかし幾度にも渡る強敵達との戦いを経て、イレギュラーハンター壊滅後は最後の特A級ハンターの1人としてその名を轟かせるようになる。
シリーズを経る毎に成長を重ねていき、次第に隊長としての威厳を感じさせるようになっていく。
ただしX5とX6ではすっかりゼロにデレデレで「ゼロ、そばにいて……俺が護るから…」とまで言い放っている。
…しかし争いを嫌うその性格は強調される程にアクションゲームの主人公像から掛け離れていくためか、
スピンオフ作品はおろかナンバリングタイトルでもX4で実質的な主役をゼロに譲ったうえX7では正式に主役降板を食らっており、
時には性格そのものを意図的に変えられるなど不遇な扱いを受けている。


【部隊員】
ゼロ
CV:置鮎龍太郎
冷静沈着で戦う事に迷いのない、エックスの先輩格。ハンターランクは特A級。
Xシリーズの準主人公であり、X4ではエックスを差し置いて実質的に主人公格となった。
後にロックマンゼロシリーズの主役も務める。
部隊の一員に過ぎないが、実力はシグマと同等以上と云われる。
シグマの反乱で自爆し大破するが、その後エックスの活躍によって復活を果たし、第0部隊に転属する。
後にエックスやアクセルと同じく、最後の特A級ハンターとして並び彰されている。
ただしシリーズ途中で昇格したエックスと異なり彼はXシリーズ当初からのれっきとした名実共に特A級ハンターであり、特A級としては最大のベテランハンターである。


VAVA(ヴァヴァ)
CV:麦人/下崎紘史
ゼロと同等の実力を持ちながら、電子頭脳の異常から戦闘狂と云える性格となっており、
圧倒的な火力に任せて仲間や民間人の被害を視野に入れずにイレギュラーの殲滅を行ない、被害を拡大させたり仲間とのいざこざが後を経たなかったため拘留された人物。
ゼロからは「イレギュラースレスレの奴」と称されたり、レイヤーから「イレギュラー反応を感知」と言われている辺り、実質イレギュラーと大差ない。
シグマの反乱の際に拘束を解かれ、シグマに加担するような行動を取る。
真の力の一端を垣間見せたエックスによって討たれるも、その後、姿を変えてX3、X8等のナンバリングタイトルに登場し執拗にエックスを付け狙う。
※余談だが、イレギュラーハンターXではシグマの命で動いていたワケではないという設定となったが、実は以前からシグマとの繋がりについて直接的に描写された事は一度も無い。


時空の斬鉄鬼 ブーメル・クワンガー
CV:いずみ尚
SFC版では「こっちの方が面白そう」という短絡的な理由でシグマの反乱に加担。
圧倒的な速度を誇り、通常の移動でも残像が見えたり、消えて見えたりする程。
イレギュラーハンターXでは正義や悪という概念を持たない頭脳派へと変わっており、シグマの真意を理解しつつ冷静に判断した結果、レプリロイドの未来のために正しい行動と信じて反乱に加担。
…つまり、エックスを成長させるための捨て石となる事を覚悟した上で反乱に加わっていた事となる。


豪速拳の雷王 スパーク・マンドリラー
CV:長嶝高士
電力を腹一杯に貪れる事を条件に反乱に加担。
発電所を占拠したあとは警備を部下に任せ、自分はその最奥でごろ寝を決め込む怠惰な性格だった。
イレギュラーハンターXでは気だるそうにしながらも「隊長は間違ってないと思う」「間違っているのは自分だとは思わないのか?」など、
シグマに対する信頼と逆説的な思考でエックスに問いかける場面があり、クワンガー同様にシグマの真意に気付いている節がある。難しい事を考えるのは苦手だが頭自体は意外と回る模様。


ヒートナックル・チャンピオン フレイム・スタッガー
CV:―
シグマの反乱に特に理由は明かされていないが加担し、反乱後に行方不明となっていた。
隊の中ではスパーク・マンドリラーと一二を争う拳闘家だったらしい。
X2ではカウンターハンターと共に決起し、火山を占拠して火山灰で地球を覆い尽くし、日光を遮断して地球を寒冷化しようと画策していた。
漫画版では一部のA級ハンターによるB級ハンターへの虐待の主犯であり、それに真っ向から立ち向かったエックスと一対一でゼロが審判を務める中で戦い、エックスに敗北。
それを逆恨みしてエックスに強い憎しみを抱いていた。


鋼鉄のリベンジャー グラビティ・ビートブード
CV:―
ブーメル・クワンガーの弟だが、兄と異なり反乱には参加しなかった第17部隊所属レプリロイド。
反乱に参加しなかった点から比較的良識人だったと思われるが、兄を討ったエックスに対して憎しみを覚えて行方をくらましドップラーの反乱に加わる。
マイクロブラックホールを生み出し操作出来る能力を持ち、SSPS版X3では街を丸ごとブラックホールで呑み込むシーンがアニメムービーで追加された。
漫画版では「隊長(エックス)のやった事は間違っていなかった」と、憎しみと倫理感に板挟みにされている様子が描写されている。


ダブル
CV:松本保典
レプリフォース大戦中に配属された新米ハンター。ドジが目立つため、部隊内でも半ば笑い者にされていた。
だが、実際にはシグマが送り込んだスパイであり、レプリフォースの最終兵器に乗り込んだエックスの前に立ち塞がる。
…しかし、シグマから指令が下るタイミングから考えて、
実はイレギュラーハンターを内部から崩す目的ではなく単にエックスに心理的ダメージを与える目的で潜入させたと思われる。 




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最終更新:2023年01月24日 15:10