ダイゴ(ポケモン)

登録日:2010/08/08 Sun 11:28:38
更新日:2024/01/23 Tue 22:49:17
所要時間:約 20 分で読めます


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25歳 AG BW2 DAIGO ORAS RSE XY けっきょく_ぼくが_いちばん_つよくて_すごいんだよね はがね アニポケボスキャラ イケメン ウイッシュ地方 カナズミシティ ガチパ ゲシュタルト崩壊 シャダムだがダイゴ←リュウタロスになりました ストーンゲッター ダイゴ トクサネシティ ニート御三家 ホウエン地方 ボスゴドラ ポケモン ポケモンリーグチャンピオン ポケモンワールドチャンピオンシップス ポケモン登場人物項目 マスターズエイト メタグロス ユレイドル 前野智昭 大誤算 御曹司 愛すべきバカ 新無印 残念なイケメン 石の人 石の嫁 石をたずねて三千里 石マニア 石田彰 第三世代 西凜太朗 鈴村健一




けっきょく ボクが いちばん つよくて すごいんだよね。



出典:ポケットモンスター、105話『イーブイとニンフィア!出会いと再会!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

ダイゴとは『ポケットモンスターシリーズ』に登場するキャラクター。

初登場はホウエン地方が舞台の『ルビー・サファイア』。

CV:西凜太朗(アニポケ・『AG』)→鈴村健一(『X・Y』)、石田彰(スペシャルアニメ)、前野智昭(『ポケモンマスターズ』)



◆概要のダイゴさん


「デボンコーポレーション」のツワブキ・ムクゲ社長(52歳)の息子で、フルネームは「ツワブキ・ダイゴ」。年齢は25歳。
『ポケモン』では珍しくフルネームが判明している
(他の例はオーキド博士マサキ等、ごくわずか)。

父親の影響からかなりの石マニアであり、日々珍しい石を求めて洞窟に通い詰めている。
だが別に宝石鑑定師などの資格を持っているわけではない模様。ただの趣味のようである。

とはいえ、持ち帰った石についてはしっかり種類等を調べているらしく、『OR・AS』の自宅では飾ってある石にきちんと採取地と種類を記入したタグを付けている。
石の気配を感じ取る超感覚を持ち、『OR・AS』ではバックの中にある隕石の気配を感じ取った上でその石の種類までも言い当てた。
元々勘がよく当たる事で有名と自分で述べる程なのだから相当に鋭敏な感性の持ち主なのかもしれない。

さすらいの石集め」を自称し、その行動範囲は今まで登場した歴代地方全てに及ぶ程広大である。


出身はデボン本社のあるカナズミシティのようだが、家はトクサネシティにある。
自宅は御曹司のイメージとは真逆に、石が飾られている以外はかなり質素で小奇麗にしている。
…正直、北のチャンピオンも見習ってほしゲフンゴフン

ストーリー中、様々な場所に現れ主人公の手助けや助言をしてくれる。
主人公と共にマグマ団・アクア団の野望に関わることとなり、『エメラルド』や『OR・AS』ではタッグバトルも行う。
出会いはムロタウンの「いしのどうくつ」にいるところを主人公がツワブキ社長の手紙を渡した時。


素顔はホウエンリーグチャンピオン
ポケナビにて『持ってるポケモン:最強の鋼ポケモン』と記載しているように「はがねタイプ」を専門にしているが、化石ポケも多く使う。

殿堂入り後、トクサネの家に行くとダンバルを入手できる。



◆ダイゴさんの使用ポケモン


ルビー・サファイア
エアームド Lv.57 はがねのつばさ
つばめがえし
まきびし
どくどく
ボスゴドラ Lv.56 じしん
かみなり
ソーラービーム
ドラゴンクロー
ネンドール Lv.55 じしん
げんしのちから
ひかりのかべ
リフレクター
ユレイドル Lv.56 ギガドレイン
ヘドロばくだん
げんしのちから
あやしいひかり
アーマルド Lv.56 げんしのちから
きりさく
つばめがえし
みずのはどう
メタグロス Lv.58 コメットパンチ
はかいこうせん
サイコキネシス
じしん


エメラルド
(タッグバトル時)
メタング Lv.42 サイコキネシス
メタルクロー
ひかりのかべ
リフレクター
エアームド Lv.43 はがねのつばさ
つばめがえし
どくどく
まもる
ボスゴドラ Lv.44 かみなり
ソーラービーム
ドラゴンクロー
まもる


エメラルド
(りゅうせいのたき)
エアームド Lv.77 はがねのつばさ
つばめがえし
まきびし
どくどく
ボスゴドラ Lv.76 じしん
かみなり
ソーラービーム
ドラゴンクロー
ネンドール Lv.75 じしん
げんしのちから
ひかりのかべ
リフレクター
ユレイドル Lv.76 ギガドレイン
げんしのちから
ねをはる
あやしいひかり
アーマルド Lv.76 げんしのちから
きりさく
つばめがえし
みずのはどう
メタグロス Lv.78 コメットパンチ
サイコキネシス
じしん
シャドーボール


ブラック2・ホワイト2
(PWT チャンピオンズトーナメント)
メタグロス Lv.50 しねんのずつき
じしん
アームハンマー
バレットパンチ
ボスゴドラ Lv.50 もろはのずつき
じしん
ゆきなだれ
メタルバースト
ドリュウズ Lv.50 じしん
いわなだれ
シザークロス
すなあらし
ユレイドル Lv.50 ストーンエッジ
タネばくだん
じしん
すなあらし
アーマルド Lv.50 シザークロス
ロックブラスト
ばかぢから
じしん
アーケオス Lv.50 もろはのずつき
アクロバット
じしん
でんこうせっか

※:性別は毎回ランダムに変わる


オメガルビー・アルファサファイア 体験版
(タッグバトル時)
メガメタグロス〈色違い〉 Lv.45


オメガルビー・アルファサファイア
(タッグバトル時)
メタング Lv.35


オメガルビー・アルファサファイア
エアームド Lv.57 はがねのつばさ
つばめがえし
まきびし
どくどく
ボスゴドラ Lv.57 ストーンエッジ
アイアンテール
じしん
ドラゴンクロー
ネンドール Lv.57 だいちのちから
じんつうりき
ひかりのかべ
リフレクター
ユレイドル Lv.57 ギガドレイン
げんしのちから
ヘドロばくだん
あやしいひかり
アーマルド Lv.57 シザークロス
ロックブラスト
ブレイククロー
メタルクロー
メガメタグロス Lv.59 コメットパンチ
しねんのずつき
ギガインパクト
バレットパンチ


オメガルビー・アルファサファイア
(強化後)
エアームド Lv.77 はがねのつばさ
つばめがえし
まきびし
どくどく
ボスゴドラ Lv.77 ストーンエッジ
アイアンテール
じしん
ドラゴンクロー
ネンドール Lv.77 だいちのちから
じんつうりき
ひかりのかべ
リフレクター
メレシー Lv.77 ムーンフォース
パワージェム
サイコキネシス
だいちのちから
プテラ Lv.77 いわなだれ
かみなりのキバ
こおりのキバ
ほのおのキバ
メガメタグロス Lv.79 コメットパンチ
しねんのずつき
ギガインパクト
バレットパンチ


オメガルビー・アルファサファイア
(バトルハウス)
プテラ Lv.50 いわなだれ
かみなりのキバ
こおりのキバ
ほのおのキバ
メガメタグロス Lv.50 コメットパンチ
しねんのずつき
アームハンマー
バレットパンチ


見た目通り硬い奴らが多く、特に初見でタイプの分かりづらいユレイドルやストーリー上で進化前が一切出現しないメタグロスには苦戦したことだろう。


エアームドは、「どくどく」でもうどく状態にし、「まきびし」で交代しづらくしようとするので、ほのおでんきタイプの技でさっさと倒そう。
リメイクでは特性がんじょう』の仕様変更により、一掃厄介になった。

ボスゴドラは何故か特殊型だが、これは当時、物理技のレパートリーが壊滅的だったためと思われる。
リメイクではちゃんと物理型になっている。こいつも特性は『がんじょう』。

防御・特防が高めで、壁貼りをしてくるネンドールも厄介。
対峙したら高威力の弱点技で早めに片づけよう。
ちなみにリメイクのネンドールは技構成の関係上、あくひこうタイプモンサザンドラヌケニンで詰む
そのため、すぐ交代させるか延々と壁を貼り続ける。


そして切り札のメタグロス。
全体的に能力の高い強敵で、高威力の技を繰り出し、こちらの体力をゴリゴリと削ってくれる。
はかいこうせん」のスキを狙いたい。
エメラルドでは「はかいこうせん」が「シャドーボール」になっているため、スキをつきにくくなった。

OR・ASでは最初のターンにメガシンカしてくる。
「バレットパンチ」を覚えているので、はがねタイプが弱点のポケモンや、体力が少ないポケモンは非常に危険。



◆リメイクでのダイゴさん


『ルビー・サファイア』のフルリメイク作品『オメガルビー・アルファサファイア』においても引き続きホウエンリーグチャンピオンを務める。

姿格好は現代風にアレンジされており、二の腕付近にあった腕輪が無くなった代わりに王冠型の腕輪を手首に身に着けている。
全体的にリメイク前より細身になっておりイケメン化が進んだ。
尚、このイケメン化は公式であり、作中では幾度もNPCから「銀髪のイケメン」と呼ばれている。

XYで登場した『メガシンカ』の謎に大きく迫るストーリーが展開されており、ストーリー中ダイゴは『メガシンカ』における最重要人物として描かれている。
それが証拠に、ダイゴは多くのメガストーン(メタグロスナイト、ジュカインナイト、バシャーモナイト、ラグラージナイト)やキーストーン(主人公や四天王達への譲渡)を所持している。


メガシンカに必要なキーストーンは胸元に留めているラペルピン上部にある王冠に装着させている。通称「メガラペルピン」。
メガストーンを持つポケモンは彼の相棒であるメタグロス。

切り札のメタグロスをメガシンカさせたメガメタグロスと共に爆煙の中に立つ公式イラストはラスボスに相応しい強者の風格を醸し出している。
イラストを手掛けたのはロックマンやXYでお馴染みの有賀ヒトシ先生。


メガシンカの起源や伝説のポケモンなど物語の核心に迫る謎を追い求める様は、公式をして『物語のキーパーソン(=鍵を握る)』と銘打たれている。
他媒体では『メガシンカの使い手にして頂点』と宣伝されたこともあるが、これは『メガシンカの使い手にして(ホウエン地方の)頂点』という意味である。



『ルビー・サファイア』ではイマイチ不明瞭であった交友関係も今回のリメイクにて色々と明らかになった。例を挙げると、

ツツジとは一緒にストーンハンティングに行く石友として、フウとランとは同じトクサネシティに住む者として、ミクリとは本音を漏らせる程深い間柄として。
トウキとはどのくらいの間柄かは不明だが名前を呼び捨てで呼べるくらいには親しい知人らしく、古代の壁画や珍しい石がある「いしのどうくつ」にダイゴを誘った所ダイゴは「喜んで一人で走っていった」そうな。


カゲツは四天王の中においてダイゴとの連絡係を務めているらしく(パシリとは呼ばないように)、バトルハウスに入り浸っているダイゴをポケモンリーグに呼びに来る姿を見る事ができる。
ゲンジはタイドリップ号の名誉船長であるハギ老人と渾名で呼び合う間柄であり、そのハギ老人はダイゴの父ムクゲと友人関係を築いており、ハギとムクゲはもう一人の古い知人と共にかつて世界を巡り巡ったらしい。
ポケスペで「海の悪童3人組」とムクゲ自身が述べていた等の情報を統合するとこの古い知人がゲンジである事は間違いなく、従ってゲンジは四天王として昔馴染の知人の息子をチャンピオンとして迎えていた事になる。

フヨウとプリムに関しては目立った情報は無いものの、チャンピオンと四天王という間柄それなりの付き合いはあった事は想像に難くない。
ちなみにエピソードデルタ後四天王にキーストーンを配ったのは他でもないダイゴであり、強化後の四人はそれぞれレベル70台のポケモン達と共にメガシンカポケモンを切り札として繰り出してくる。オイ、ダイゴ自重。


  • その他
デボンの社員やトクサネシティの住人は勿論、隕石研究で有名なソライシ博士やトクサネ宇宙センターの職員とも付き合いを持つ。
同じ石を愛する者として知り合った化石マニアには「デボンのボンボン」と呼ばれている。
114番道路にいる石マニアらしき石屋のおじいさんとはツツジと共にストーンハンティングで顔を合わせる知り合いらしい。
親友のミクリの姪でコンテストアイドルであるルチアには「石のお兄さん」と呼ばれている。

体験版では主人公にメガバングルや御三家、御三家に対応するメガストーンを与える他御三家専用の究極技を覚えさせる。アンタ、技教え人だったんかい。
この体験版では色違いのメタグロスをメガシンカさせ、マグマ団orアクア団相手に主人公とタッグを組んでバトルする。
それと関連してかダイゴが親であるメガストーン持ち色違いダンバルが早期購入特典として配布された。
技構成は、てかげん/アイアンヘッド/しねんのずつき/てっぺき。
序盤のツツジやトウキ相手に有利な技を覚えているだけでなく、必ずHPを1残すてかげんによりポケモン捕獲でも活躍する。


作中イベントでラティアスorラティオスから助けを求められたり、何処にいてもラティ兄妹を呼び寄せる事ができる『夢幻の笛』を所持していたりと伝説のポケモンであるラティ兄妹とは以前から交友関係があった模様。
人間の心を敏感に感じ取るラティアスや優しい心の持ち主にしか懐かないラティオスとの間に交流があることから、ダイゴの善良な人柄がうかがえる。

体験版では主人公と共にラティ兄妹に乗って色んな島を巡っていたが、本編でも前述のラティ兄妹イベントにて二匹が暮らす『南の孤島』へ向かうために再び主人公と共にラティ兄妹に搭乗した。


さらに、超古代ポケモングラードンカイオーガを鎮めた伝説のポケモンレックウザとかつて一度相見えた経験があり、その時に共に戦ったトレーナーを指して「黒いメガリザードン使いの少年トレーナー」という言葉を零していた。
黒いメガリザードン、すなわちメガリザードンXを所持するトレーナーは『ポケットモンスターXY特別編 最強メガシンカ』の主人公アランがいる。メタ的な話をすれば一種のファンサービスであろうが、ひょっとするとゲーム版の世界にもアランは存在しているのかもしれない。


可能性の段階は超えないものの、アニメ主人公と接点がある可能性を秘めたこの設定がオイシイ要素なのは間違いない。



◆客演でのダイゴさん


シロナさんには流石に及ばないが客演と来訪をほのめかすシーンが多い。
存在を匂わせるという意味でなら初登場の第三世代から第六世代まで皆勤賞を果たしている。


■エメラルドでのダイゴさん

チャンピオンではない。
エメラルドでは彼の代わりにミクリがチャンピオンとなっており、彼はただの石マニアと化す。
ルネシティのジムリーダーはミクリの師匠であるアダンが務める。

ミクリ曰く「もの凄く強いのに、あまりポケモン勝負をしないで珍しい石を探してばかりいる」らしい。
RSをプレイしておらず殿堂入りしただけだと「結局あの人はなんだったんだ?」という風になる。

追加イベントとしてトクサネでマグマ団戦でタッグバトルができ、メタング・ボスゴドラ・エアームドを使用。
某ドラゴン使いのように進化レベルに達していないメタグロスを使ったりはしない。
モンスターボールの投げ方がカッコイイと評判。

殿堂入り後には「りゅうせいのたき」の最奥で絶賛洞窟警備員中のダイゴさんとバトルができる。
使用ポケモンはRSと変わらないが、上記の通り、レベル70代に達しており油断するとボコされる。


プラチナでのダイゴさん

本人は登場しないが、はるか北方のシンオウ地方のリゾートエリアに石集めの拠点として別荘を持っていたことが判明する。
流石、御曹司。いろいろと格が違う。

「シンオウ地方の珍しい石は全部集めたからこの別荘はあげるよ」と言って通りすがりの塾帰りに別荘を譲りホウエン地方に帰ったらしい。そして後に主人公に譲られる。



殿堂入り後にラティの存在を教えてくれる他、レッドに勝利後「シルフカンパニー」に行くとホウエン御三家を1匹くれる。
この時、ポケモンを石に例えた質問をしてくる。
断ると「君は慎重な性格みたいだね、相手に足元を掬われないようにしているのか、侮れない人だね、君は」と言われる。

しかし、さすがに石の知識は専門家には及ばないらしく、
「ニビかがくはくぶつかん」にて「こころのしずく」をそれだと気付かず、悔しまぎれからか石に対する情熱は負けていないと溢したりしていた。

その後、イベントをこなすとこちらのフォレトスとダンバル(NNこうてつ)を交換してもらえる。
ゆうかんな性格で能力もなかなか強いので、即戦力になってくれる。
この時フォレトスがかなり懐いていると、はがねタイプについて熱弁するダイゴさんが見られる。


ブラック・ホワイトでのダイゴさん

こちらも本人は登場しないが、サザナミタウンの別荘にて話を聞くことが可能。
遠く離れたイッシュ地方でも凄く強い石マニアとして有名なようだ。


ブラック2・ホワイト2でのダイゴさん

ホドモエシティの南にあるPWTのチャンピオンズトーナメントで戦える。

彼と戦って優勝した後、話しかけると「ふうん ホドモエって エメラルドが 採掘できるんだ!?」と言っている。


XYでのダイゴさん

ティエルノにすごそうな石をあげた人物として「さすらいの石集め」という呼称が出て来る。
「さすらいの石集め」とはブラック2・ホワイト2のPWTにてダイゴの紹介文にあった呼称であったこと(ORASにて自称だと判明)から、
ティエルノが出会った人物はダイゴであることはまず間違いない。
というか石マニアであると自他共に認めるダイゴがメガストーンやキーストーンのような珍しい石に興味を持たないわけが無いのである。

カロス地方ではメガシンカやメガストーンなどの調査活動に勤しんでいたと推測されている。
メタ的に言えば、後に発売されるリメイク作品にメガシンカを自然に導入するための伏線的な意味合いもあったのだろう。

ORASにて色違いのメタグロスと共にメガストーンを求めてカロス地方を旅した事が判明。
これでティエルノに石をあげたのがダイゴである事を裏付けるものとなった。
(なお、ORASでは幼少期のティエルノと思しき少年がダイゴも出入りするホウエン地方のバトルリゾートに来ている。この時期に二人が何度か顔を合わせていても何ら不思議ではない)



◆アニメでのダイゴさん


ポケットモンスター アドバンスジェネレーション


AG編第22話で初登場。
ムロタウンでは知らない者はいないという凄腕のポケモントレーナーと噂されていた。

「石の洞窟」でサトシ達と出会う。
メタグロスは使わず、ココドラと石を探していた。
何気に跳躍力が凄い。
ツワブキ社長とはしばらく会っていない様子。

暴れていたココドラの群れを静め、洞窟を荒らしたロケット団をボスゴドラのはかいこうせんで吹っ飛ばした。

その後、しんかアイテムである「ほのおのいし」を見つけ満足げに船で旅立っていった。
服装はやまおとこ風スタイルだったが、この場面でのみゲームでお馴染みの黒いスーツ姿を披露している。


因みにかなり声が渋い(ダイレンジャーのシャダム、シンケンジャーの血祭ドウコクなどの西凜太朗が担当)。
声優の西も自身の声がダイゴにあっていなかったと後のインタビューで語っており、まさに大誤算。

出番はこれっきりで、マグマ団・アクア団と戦う際にサトシ達に力を貸したのはワタルであった。オイ、ワタル自重。

また、ツワブキ社長やその秘書が凄腕のトレーナーと言う描写こそ存在したものの、チャンピオンだとは劇中で一度も説明されることはなかった。


ポケットモンスター XY



出典:ポケットモンスター XY&Z、41話『突撃ミアレジム! シトロイドよ永遠に!!』、
2015年10月29日~2016年11月10日まで放送。
OLM Team Kato、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

それから11年後、『ポケットモンスターXY特別編 最強メガシンカ~Act Ⅱ』に『オメガルビー・アルファサファイア』仕様で再登場を果たす。
AG編では特に言及は無かったが、ActⅡではホウエン地方の頂点に君臨するリーグチャンピオンとはっきり明言され、専門雑誌でも超凄腕のポケモントレーナーと言及された。

アニポケでは異例だが、以前の声とキャラが合っていないと製作側も気付いたのか担当声優が鈴村健一に変更された。
流石御曹司、声も立ち振る舞いも11年前より格段に若返ってる。

ファンの間では渋い声の西ダイゴ派と若々しい声の鈴村ダイゴ派にキッパリ分かれている様子。
更には「どちらも両極端だからその中間くらいがいい派」もいるとかいないとか。


様々な石を探す旅の途上でメガシンカを知り、その後メガシンカのルーツについて独自の調査を続けてきたようで(その過程で習ったのか古代文字を読む事ができる特技を持つ)、メガシンカのルーツに繋がる伝説の巨石の木簡を所持していた。
フラダリが持つ別の木簡と繋ぎ合わせる事で巨石へと続く道に気付き、自身とアランが持つキーストーンによって道を開き、行き着いた古代遺跡にて伝説の巨石を見つけ出す事に成功する。

しかし、フラダリ達の調査に反応した巨石に呼応するかのように突如天空から姿を現したメガレックウザの襲撃に遭い、アランと共に交戦するも最終的に巨石の行方を見失ってしまう。
襲撃後カナズミシティの沖合いから巨石の波長が探知され、フラダリの指令によりそこへ向かうアランやマノンに同行する事となった。


ActⅢではカナズミシティ沖で探知した伝説の巨石の波長、そして巨石に吸い寄せられるかのように進撃するゲンシグラードンゲンシカイオーガが向かうゼロ地点へアラン達と共に飛空挺で馳せ参じた。
当初は上空から状況を観察するだけの予定だったがフラダリの指令を受けたアランが伝説の巨石を守るために参戦し、止むを得ずアランに次いで参戦。メガメタグロスでゲンシカイオーガと壮絶なバトルを演じる。

その後はゲンシグラードンの攻撃を受けたメガリザードンXを助けようとして超古代ポケモンのバトルの余波を食らい気を失ったアランや彼を助けるために駆け寄ったマノンに降りかかる脅威をメガメタグロスによって防ぎ続けた。
ゲンシグラードンとゲンシカイオーガの激突は降臨したメガレックウザによって収められ、再生した伝説の巨石はフラダリが回収、テレビ報道では今回の事態はチャンピオンダイゴの尽力によって収拾したと伝えられている。
騒動後カロスへ帰ったアランを追い掛けるマノンのために飛空挺を手配する等、最後まで気の利く好青年ぶりを発揮し続けた。


ActⅣではアランに会う為にカロス地方へ戻るマノンに同行していた事が描かれている。ここでマノンを通じて初めてプラターヌ博士とコンタクトを取った。
目的はフラダリが回収した巨石の経過観察。アランがいるフラダリラボの場所を知らないであろうマノンを連れて行ってあげる目的もあったと思われる。
終盤ではプラターヌ博士とフラダリの邂逅の場にも立ち会い、本編への出演も期待されていた。


そして、遂に『ポケットモンスターXY』(XY編)134話(XY&Z編で言えば41話)に登場。フラダリラボに颯爽と現れ、圧倒的な強さを見せつける。更に同話にて、

「やるのかい? 誰が一番強くてすごいかって、思い知ることになるよ」

と、後述するあの名言を披露することになるのである。ゲームをプレイする人間にとっては非常に嬉しいサービスとなった。


ゲームとは異なり色違いである銀色のメタグロスをパートナーとしており、胸元にあるメガラペルピンによってメタグロスをメガメタグロスにメガシンカさせる。
メガシンカの掛け声は「石の煌き、絆となれ。メタグロス…メガシンカ!」
胸元の襟からラペルピンを引き抜き、口元へ引き寄せ、キーストーンに口づけしてメガシンカを行う。

ActⅡではアランのメガリザードンXが放ったブラストバーンの直撃を耐え、ActⅢではゲンシカイオーガの攻撃に耐えるなど、メガメタグロスの耐久力はチャンピオンのパートナーポケモンらしく尋常ではない。
アニメで使用した技はコメットパンチ、ラスターカノン、サイコキネシス、まもる。
(AG編)22話では所持していたココドラとボスゴドラを現在でもその設定通り所持しているのかは不明。


本編である『ポケットモンスターXY』(XY編)では、75話のショータの回想シーンに声付きで登場。
サトシは彼のことを覚えていた(チャンピオンということを知っていたかは不明)。


ポケットモンスター(新無印)


新無印編第105話の回想で登場している。
XY編から引き続いてチャンピオンの地位はそのままである。
ミクリから謎のライバル視を向けられている。
恐らくDP編からXY編までの間にチャンピオンが変わっているからそういうことだろう。
ちなみにサトシはダイゴさんがホウエンのチャンピオンであることは認識していた。

世界最強のトレーナーの証であるマスターズエイトの称号を持っており、ポケモンワールドチャンピオンシップスでは前回大会の準優勝者であるワタルよりも1つ上の順位である第3位につけている。
本人曰く、世界チャンピオンになってこそ本当に一番強くてすごい人になれると思っての事。
そのワタルとマスターズトーナメントでの控え室で会話している。
アランとは石に導かれて出会ったとの説明をした。
まさかだが、AG編で出番を取られた尻拭いか!?

マスターズトーナメント初戦はサトシとの対戦が決まっている。

「ようやく、君とバトルできるね。」

試合では、メガメタグロスの恐ろしい頭脳、ユレイドルの硬い守り、ボスゴドラのパワーでサトシを苦しめた。
しかし、シンジとの特訓の結果、戦術を読まれていたことやおにびによる火傷状態を軽視したこと(後のシロナは鬼火を危険視して大技リーフストームによって相殺をはかり、それでも防ぎきれずにもろに食らったロズレイドを交代させて温存した)、
メガシンカを過信し、アローラの守り神カプ・コケコをも葬り去ったZ技とまともに打ち合おうとしたことが仇となり、サトシに惜しくも敗れた。
敗北後はサトシの健闘を称え、エールを送って会場を去った。

手持ち

詳しくはダイゴの手持ち(アニポケ)を参照。

スペシャルアニメ

BSジャパンで放送された『裂空の訪問者デオキシス』にて『メガスペシャルアニメーション映像』が公開された。
そこでは更に別の声優である石田彰が担当。通称「石田イゴ(石ダイゴ)」。

これは『BW2スペシャルムービー』や『ポケットモンスター THE ORIGIN』と同様、ゲーム世界をアニメ化した作品であるためと思われる。



◆ポケスペでのダイゴさん



外見上の大きな違いはないが、何故か目にハイライトがない。
実は連載時はあったのだが単行本で描き直されており、どちらかしか記憶のない読者もきっといるハズ。
サファイアがツワブキ社長から手紙を受け取った際に名前だけ登場していた。

本人の登場は「石の洞窟」で大量のクチートに襲われていたルビーを助けた時。
彼の隠れた実力を見抜く程の鋭い洞察力を持ち、巨悪を打ち倒す仲間を求め彼が16歳以上だったらスカウトしようとしていた。

その後、サファイアと会うこともなく4章終盤まで出番がなかった。


再登場したのは、伝説のポケモンであるグラードンカイオーガが目覚め、ホウエン地方が壊滅状態に陥った時。
チャンピオンマントを纏い、各地に散らばっていた四天王を引き連れて帰ってくる。
ちなみに四天王からは「ダイゴ君」と呼ばれている。

「ミナモデパート」屋上でマグマ団のホムラをメタグロスのコメットパンチで星にしミクリを救出。
この戦いで命を落としてしまうかもしれないという思いから、本来のチャンピオンであるミクリにマントを託し、決戦の場であるルネへ。

途中、超古代ポケモンのエネルギー波に巻きこまれたサファイアを救出。
彼女から受け取った手紙の力によって レジ3体 を目覚めさせ、切り札として最終決戦に赴く。


超古代2体を抑える為、約20日の間レジ三兄弟を無理矢理使役し、ルビー達の活躍もありホウエンの危機を回避するのに成功するが、
統制による体への負担が大きかったのか…死んでしまう。

死んでしまうのである。

ルビーの6体目の力によって奇跡の復活を果たす(正確には若干違う)が、この終わり方は未だに4章が賛否両論である理由の一つになっている。

第8章でもお嬢様が手に入れた別荘の前の持ち主としてちゃっかり登場。

第13章では、再び迫りくるホウエンの危機を察してルビー達を召集。キワメ婆さんと意味深な会話を交わすが…?



◆ネタのダイゴさん


色々とネタ要素の多いキャラだが、その筆頭はなんと言ってもポケナビの紹介文


「けっきょく ボクが いちばん つよくて すごいんだよね」


だろう。

ヒウンシティのゲーフリ社員のモリモトさんが負け台詞に使うくらいだし。


因みにエメラルド版では「めずらしい いしのためなら たきだって のぼって いくよ」に変更されている。(紹介文は、トクサネジム攻略後にあの台詞へと変わる。)
これはクリア後、行方不明なダイゴさんの居場所を探す為のヒントなのだが、

彼の手持ちには“たきのぼり”を覚えているポケモンがいない為、某チートよろしく改造したのか本人が“たきのぼり”を習得しているのか定かではない。
いずれにせよ美味しいです大誤算。


リメイク版のオメガルビー・アルファサファイアでもこの台詞は健在で、
バトルハウスのマルチバトルノーマルでバトルシャトレーヌを倒したとき、
去り際に「一番強くてすごい僕達が組めば―」と言ってくる。


…実を言うと、「つよくて すごい」の初出は初代ライバルであってダイゴではないのだが、
そちらは「ポケモンリーグにはつよくてすごいトレーナーがウジャウジャいるらしい」という伝聞であり、
そもそも最序盤な上にスルーも可能なイベントでのセリフなため非常に印象が薄い。
何度でも見られる自己紹介で忌憚なく用いたダイゴさんのつよくてすごさが際立つというものである。

あるいは、(地方は違うが)「ポケモンリーグにウジャウジャいるつよくてすごいトレーナー」の中で、
チャンピオンたる自分こそがいちばんつよくてすごいのだという過去作ネタだった…のかもしれない。


英語名は「スティーブン・ストーン」。
日本で発売されたサントラのボーナストラックの内、『STEVEN STONE』というダイゴ戦のアレンジBGMも収録されている。


ちなみに年齢は『オメガルビー・アルファサファイア』にて25歳と判明した。
なお、『オメガルビー・アルファサファイア』は『BW』よりも過去の時間軸であるため、
単純計算でも『BW2』のポケモンワールドトーナメントに出演した時は30歳を過ぎて…ゲフンゴフン


余談だが、ダイゴさんのトレーナーIDはことあるごとに変わっており、エメラルドでは61226(タッグバトル時に確認できる)、HGSSでは23478(NNこうてつのダンバルのID)、ORASでは11214(期間限定で配布された色ダンバルのID)、2013年に開催されたポケモンゲームショーで配布されたメタグロスは11212である。

また、一人称がカタカナ表記で「ボク」(RSE、BW2、ORAS)だったり、ひらがな表記で「ぼく」(HGSS)だったりと微妙に変わったりする。

シロナ以降歴代チャンピオンのキャラ立ちが濃くなった事もあり、リメイク前までは少々地味なキャラではあったが、リメイク後は劇中で見せたカッコよさと程よい残念さで人気が再燃。
各種グッズやメディコム・トイのPPP(パーフェクトポージングプロダクツ)の第一弾としてシロナに並んでリアル等身のフィギュア化が決定。
(7月下旬発売。価格は6.800円(税別))
遅咲きのブレイクとなった。


名前の由来はマメ科の落葉高木「ディゴ」
苗字のほうはキク科の常緑多年草「石蕗(ツワブキ)」

ディゴの花言葉は「」。
ツワブキの花言葉は「謙遜」「謙譲」「愛よよみがえれ」「先を見通す能力」。

常に石への夢とロマンを追い続けている彼らしい。
いつの日か親父の後を継いで立派な社長になってほしいものである。





けっきょく ついき・しゅうせいが いちばんつよくて すごいんだよね

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最終更新:2024年01月23日 22:49