鏡斎(ぬらりひょんの孫)

登録日:2012/04/06(金) 04:15:45
更新日:2023/07/07 Fri 03:26:57
所要時間:約 3 分で読めます





…やあ


また会えたね





鏡斎(きょうさい)とは漫画『ぬらりひょんの孫』の登場するおまえら。2ちゃんでは敬意を込めて「鏡斎さん」と「さん」付けで呼ばれるのがデフォ。

名前の由来は、妖怪などを数多く絵画に表した画家・河鍋狂斎の説が有力。


【人物】

山ン本五郎左衛門の肉体から生まれた妖怪であり山ン本の「腕」。二つ名は「狂画師」鏡斎
常に人里離れた小屋に引きこもり絵を描いていて、さらにロリコンというVIPPERの鑑のような男。
女子高生の背中をひん剥いて、彼女らを化け物に変化させるあたり、相当なマニアである。
長い髪の毛を髷のようにして頭頂部でまとめており、目は白いレイプ目。

圓潮に次ぐ強敵として描かれた彼だが、圓潮のような壮大な野望は持っていなかったよう。
むしろ彼は自分が描きたい絵を完成させられればそれでいいという、芸術家気質の人物だったようである。
ただ、彼が望む芸術とはあらゆる生物が互いに殺し合い血に塗れる「地獄絵図」そのものであり、あまり歓迎されるものではない。


能力として、絵に表した妖怪を実体化する技を持つ。
絵そのものを実体化させたり、絵を描き込んだもの自体を妖怪に変えることができる。
題材が女の子だと一気にやる気メーターがアップするのは、やはりロリコンの性。
また、鏡斎が死んだとしても妖怪化したものは永遠に元には戻らないという鬼畜仕様となっている。

そして鏡斎が持つ最強の呪いが「九相図」
人が死んでゆく様を描いた9枚からなる絵図を、標的の血液を混ぜた墨で描くことにより、相手を腐らせ畏もろとも消滅させる。
9枚の絵が完成した時点で相手は完全に消え去るが、畏の度合いによっては若干のズレが生じることもある。

直接的な戦闘は苦手としていて、離れた場所から妖怪をけしかけたり「九相図」を描く遠距離戦を得意とする。






【動向】




この美を解せない君こそ…


不快だ…






柳田が鳥居を捕えて彼のもとへ連れてきた時が初登場で、彼女をモチーフに「地下鉄の幽霊少女」を生み出す。

再び登場したのは「鬼ごっこ」の場面で、再会した鳥居を再び妖怪に変えようと襲い掛かるが、リクオに阻まれる。
しかし鳥居を妖怪「滝夜叉姫」に変貌させ、リクオを襲わせることに成功。
さらにリクオがここに来るまでに斬り捨てて来た妖怪たちが、自分が変化させた人間であることを告げ、リクオを怒らせる。

雷電戦で使用した「畏を刀に乗せて」滝夜叉姫の妖怪の部分のみを斬り捨て、核となった鳥居を解放する。もはやなんでもあり。
妖怪を消滅させられた鏡斎はその場で斬られたかに見えたが、実は幻であり、本物の鏡斎は離れた場所でリクオに対し「九相図」を発動させる。
為す術もなく腐り果てていくリクオ。

9枚の絵図を描き終わり、自分を発見した氷麗を逆に排除しようとするが、辛うじて生きていたリクオに阻まれる。
ナメてかかる鏡斎だが、リクオの発する畏に呑まれてしまい、妖怪を繰り出すものの全く通用せず、袈裟懸けに真っ二つに斬り下ろされる。
最期は自身の作った地獄絵図を眺めながら、ビルの屋上から転落して果てた。
しかし彼が創り出した絵と、それが構成する地獄絵図はそのまま残り続けたため、最後にそれを見届けられたという意味では、鏡斎はある意味では勝っていたのかもしれない。





オレは絵の中に…


こいつの魅力(おそれ)を…


捉えきれなかったのか




【余談】
リクオと鏡斎の戦いでリクオの体がドロドロに腐っていく様子はシリーズ屈指のグロシーンであり、
作者によれば作画中にスタッフが吐きそうになったとか。








追記・修正は、九相図を描いてからお願いします。

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最終更新:2023年07月07日 03:26