電脳獣グレイガ/電脳獣ファルザー

登録日:2011/10/05(水) 11:58:03
更新日:2023/11/09 Thu 19:36:48
所要時間:約 7 分で読めます




キルルルルルルルル!!



ギャオオオオオオオ!!


電脳獣グレイガ、および電脳獣ファルザーとはロックマンエグゼ6のラスボスであり、ロックマンエグゼシリーズ最後のボスである。

バージョン毎にラスボスが異なり、グレイガ版はグレイガ、ファルザー版はファルザーと戦う。
シリーズで初めてゲーム発売決定時点で存在が公表されたラスボスでもある。


以下に本編のネタバレを含みます




獣を模した凶悪な破壊プログラムであり、『プロトの反乱』事件の後
ようやく復興を始めた当時のインターネットに突然現れ、大打撃を与えた。

2体の電脳獣は激しく衝突し、とあるエリア(アンダーグラウンド)で膠着状態になった所をそのエリアごと隔離することで封印されたが、
本編でネットワーク破壊組織WWWのネットナビであるサーカスマンによって現代のインターネットに蘇る。
因みに徹底した情報統制が敷かれた(のと恐らく本編時点程インターネットが普及しきっていなかった)のか、電脳獣が暴れたのは本編から精々十数年前なのに一般的には都市伝説扱いされ、実在を疑問視されていた。

目覚めた電脳獣の内、片方はエクサメモリと呼ばれる大容量プログラムを組み込まれている*1サーカスマンに持ち去られたが、
もう1体の電脳獣は同じくエクサメモリを持つロックマンにインストールされた。

ロックマンにインストールされた電脳獣はロックマンに獣化の力を与えながらも隙あらばロックマンの体を乗っ取ろうとしていた。
シナリオ中にも何度もロックマンを乗っ取ろうと追い込むが、ロックマンはその度持ち直し電脳獣を封じ込め続ける。

しかし終盤、WWWが手に入れた電脳獣のプログラムを現実世界に具現化する
『コピーロイド』にインストールすることで完全復活した電脳獣に共鳴し、ロックマンの体から分離して完全復活する。


WWWが手に入れた電脳獣はカーネルとアイリス兄妹に任せ、
熱斗とロックマンは世界を守るため自らの体に封印していた電脳獣と戦うことになる。

なお、メディアミックスでは微妙にグレイガの方が優遇されている(バグ集合体であるオリジナルの電脳獣だからだろうか)。
代わりにというかアニメのクロスシステムは圧倒的にファルザー側が優遇されてたが……





グレイガ

グレイガ版のラスボス。

出現エリア:コピーロイドの電脳
無属性
HP:2500


電脳世界に生じた無数のバグのかけらが一つに集まり誕生した。
鬣を持つ巨大な狼を思わせる姿をしており、その巨体に任せた力任せの攻撃を繰り出してくる。

その姿は「2」のラスボスであるゴスペルに酷似している。
これは偶然ではなく、プログラムであるバグが集まると獣の形になるという設定があるからであり、
開発スタッフもグレイガのデザインを「ゴスペル完全体」というコンセプトでデザインしたとのこと。
発売前からゴスペルそっくりな事で話題を集めていたが、ゲーム本編ではゴスペルとの類似性は殆ど指摘されず、終盤でようやくゴスペルとの関連性が明かされる。


戦闘では轟音を挙げながら跳ね回り、3回目の着地時にブレスや電撃を放って攻撃する。
攻撃判定があるのは頭部と胴体の二ヶ所で、無敵時間の発生しない攻撃や範囲攻撃なら2ヒットする。

フルシンクロを利用すれば『リフレクメット3』を3枚使う([200×2×2]×3=2400)だけで瀕死に追い込める、なんとも情けないラスボスである。

また破壊規模は「2~3日でニホンのインターネットを壊滅させる程度」らしく、
数日で世界を滅ぼしてしまったりする他のラスボス達と比べると劣る。
戦闘面は愚か設定面でも負けているというのは……

とはいえ、宇宙のどこかにある別の文明がつくりだしたデューオDr.リーガルがヤミの力を注ぎこんで作りだしたネビュラグレイとは違い、
偶発的な要素が重なって偶然生まれた、いうなれば「巨大なウイルス」であるグレイガを、それらの強大な力を持ったラスボス達と比べるのはちょっとかわいそうではある。

また、いくら「攻撃判定が2か所ある」とはいえ、今までのラスボスに比べて非常にアグレッシブに、
それこそ「エリア内を跳ねまわる」ように移動してくるため、慣れるまでは攻撃を当てるのも苦労するはずである。


●使用技

落石を除きクロスビーストのチャージショットと似た技を使う。

基本的な行動パターンは
パターン1
落石→落石→バーニングブレスorライトニングブレス→ループ
パターン2
落石→落石→ガトリングテイルorビーストアウトインパクトorビーストプレッシャー

パターン1を2〜3回繰り返した後、パターン2を時折挟む。
出の早い攻撃はビーストアウトインパクト程度で慣れれば回避はしやすい方。
落石に注意しつつライトニングブレスとバーニングブレスの攻撃予測を見てから回避できる位置に陣取ればほぼノーダメージで倒せてしまう。

・落石
グレイガが跳び跳ねる度にロックマンのエリアに2つの落石が落ちてくる。
通常の落石の威力は低いがビーストプレッシャーで生じる落石は非常に威力が高い。

・ライトニングブレス
ロックマンのエリアの最前列とグレイガのいる横一列を同時に攻撃する電撃を放つ。エレキビーストのビッグサンダーに相当。
技の使用時には必ずロックマンと横列を合わせる。
対インビジ性能とマヒ効果を併せ持つので喰らうとめんどくさい。
攻撃中は隙だらけなのでスラッシュクロスのため打ちなどラインを合わせずに攻撃する手段がある場合は攻撃が当て放題になる。

・バーニングブレス
放射状に広がる火炎を噴出する。ゴスペルが使用したブレスオブゴスペルとほぼ同じ技。ヒートビーストのグレイトファイアに相当。
攻撃範囲は広いが必ず中央で使用する。エリア中央で戦ってるとライトニングブレスと見分けづらい。
こちらも同じ横列に立つことは合わせられないものの、攻撃中は隙だらけなためスラッシュクロスに変身中はため打ち当て放題になる。

・ガトリングテイル
ロックマンのいる縦列に尻尾からのミサイルを9連射で撃つ。キラービーストのキラーテイルアローに相当。
使用時は隙だらけなのでチップ攻撃を当て放題になる。

・ビーストアウトインパクト
ロックマンのエリアの縦3列、横2列を攻撃する爪を2回飛ばした後、頭部だけで突撃してくる。スラッシュビーストのチャージエックスに相当。
爪には選択したバトルチップを破壊する効果がある。

・ビーストプレッシャー
グレイガが雄叫びを上げた後にロックマンのエリア最後列まで突進し、壁に激突したあと大量の落石を降らす。チャージビーストのチャージバイトに相当。
グレイガの使用する技の中では最も威力が高いが、単調なため避けやすい。





◆ファルザー

ファルザー版のラスボス。


出現エリア:コピーロイドの電脳
無属性
HP:2000


一角を持つ巨大な鷹のような風貌をしており、巨大な翼でエリアを飛行して移動する。
グレイガと違い自然に発生したものでは無く、出現したグレイガに対抗するためにある科学者が造り出した戦闘プログラムだったが、
グレイガとの衝突を繰り返す内に制御が効かなくなり暴走を始め、グレイガと同等の脅威となってしまった。

ファルザーを造り出した科学者は当初人々から「救世主」と呼ばれたが、
ファルザーが暴走した途端掌を返した人々によって「悪魔」と罵られ、社会から抹殺されることになった。

なお、その設定と作成者がケイン市長の祖父ということから、某女装の名人を思い出したという人も。
そんな存在なのでZセイバーでトドメを刺すと感慨深いものがある……かもしれない。


戦闘ではエリアを飛び回りながら、時々雄叫びをあげ攻撃してくる。
外見は巨大だが攻撃判定があるのは頭部のみであり、一部の技の使用中は攻撃が当たらない。
人工物だからか天然物のグレイガよりもHPが低い。

しかし前述の通り、グレイガには実質二倍のダメージを与えることができるうえ、
床がなく頭部がどこにあるのか誤認しやすいためHPは体感ではグレイガよりも多く感じられる。
頭を上げている間の無敵時間も何気にイライラさせられる。



●使用技

グレイガと異なり、技はソニックウェーブを除きオリジナルのものを使ってくる。
・ソニックウェーブ
ロックマンのエリアの横一列とその先端の上下2列に風のブレスを放つ。テングビーストのテングストームに相当。
最後列以外は上下に移動するだけでかわせる。

・ファイアバードブレス
火の鳥が連続でロックマンに向かってくる。
次の鳥が現れるまでの間隔が短く、若干回避が難しい。

・クロウショット
ロックマンのエリアの最後列から縦3列、横2列にクロウが降り注ぐ。
攻撃速度が異常に早いが最前列は安全地帯になる。

・ストライクフェザー
突風を吹かせながらロックマンの周囲に羽根の雨を降らす。
風が吹いているが羽根が着弾するまで間があるため回避は容易。
もちろん突風にはバリア除去性能があるため、ファルザー戦でドリームオーラに頼るのはあまり得策ではない。

・ビーストハリケーン
HPが半分以下になると使用するファルザーの必殺技。
ファルザー自身が竜巻を纏い、ロックマンのエリアの下2列→上2列の順に突進してくる。
この攻撃に当たると選択したバトルチップが破壊されてしまう。
どう見ても超級覇王電影弾



…ここまで書いたことからわかるとおり、こいつ等は二体とも明らかにラスボスとしては弱い部類に入る。
特にHP自体は歴代トップだというのにグレイガの弱さはひどい。
これに関しては恐らく前二作のラスボスであるデューオやネビュラグレイが強すぎた(特にデューオ。当時強すぎて勝てずに投げてしまった経験があるプレイヤーもそこそこいた。)からではないかと思われ、シリーズ最終作である6はエンディングを見る事に意義がある作品なため意図的な調整だと考えられる。

とはいえ流石に1のドリームウイルスよりは強い。




戦闘終了後、カーネル兄妹が戦った電脳獣は爆散するが、
ロックマンが倒した電脳獣は最後の力を振り絞り満身創痍のロックマンの体を乗っ取る。

同じく電脳獣と戦って満身創痍だったカーネル兄妹に襲い掛かろうとするが、
二人の最後の手段として残されていた兄妹の合体によって真の力を覚醒させたカーネルの一撃によってロックマンの体から引き剥がされ、
最期はカーネルの体内に仕込まれていた自爆装置の爆発によって完全に消滅した。


因みにSPバージョンも存在。そちらはSPナビの項目を参照。



◆アニメ

アニメ第4期の「Beast」で登場。
ゲーム版と違い、熱斗達の世界と並行して存在しているパラレルワールド『ビヨンダード』に君臨する存在として登場。

誕生過程もゲーム版と異なり、ビヨンダードのリーガルが人間とネットナビの新たなる共存を求めて行われたディメンショナルエリア実験に、
ビヨンダードのDr.ワイリーがウイルスを送り込んで誤作動を起こさせ、実験を失敗させ世界に天変地異を発生させると共に、2種類の獣化因子をばら撒いた。
この獣化因子から生まれたのが電脳獣グレイガと電脳獣ファルザーであり、2体の電脳獣・獣化因子はワイリーの手で本能的に戦いを求めるようプログラムされている。

これによりグレイガとファルザーは、それぞれ自身の軍を築き上げ、
人間達や敵対するもう片方の電脳獣とその勢力を倒し、この世界を支配しようとする戦争を勃発させた。

ワイリーがこのような行動に出たのは、彼はこの世界では既に死亡し人造頭脳でしかないので、
2体の電脳獣のうち勝利した方の体を自分のものにし、再びこの世界に君臨して世界をその力で支配するため。

ウイルスやネットナビに獣化因子を注ぎ込むことで、獣化ウイルスやゾアノロイドとして改造し、自軍の兵士として利用される。
ネットナビに獣化因子が注ぎ込まれてゾアノロイド化すると、元の記憶を失い自軍の主であるグレイガとファルザーのどちらかに忠誠を誓い、
その命令をこなすだけの戦闘マシーンになる他、ナビマークが電脳獣マークとなって「獣化能力」も備えるようになり、オリジナルよりも遥かに強力な戦闘能力を発揮する。

獣化ウイルスは平常時の姿から獣化しているが、
ゾアノロイドについては平常時はオリジナルと全く変わらない者(例:ゾアノファラオマン、ゾアノスワローマンなど)、
カラーリングや見た目などが微妙に異なる者(例:ゾアノプラントマン、ゾアノクイックマンなど)が存在する。

グレイガとファルザーは戦争の中で、並行する熱斗達の世界(彼ら側から見ればこの世界はビヨンダード)という存在にも目を付け、
自軍を戦争において有利にするという名目で、フォッサアンビエンスと呼ばれる空間の裂け目を発生、
幾多もの獣化ウイルスやゾアノロイドを送り込み、熱斗達を次元を超える戦争へと巻き込んでいった。

また、電脳獣達の侵攻は、熱斗達の世界のインターネットに温暖化現象を発生させるほど影響が強い。
その中で、ビヨンダードにも獣化能力を持つロックマンがいることに気づくと、
その能力の元凶であるシンクロナイザー・トリルを、グレイガ軍・ファルザー軍ともに戦争での勝利のために付け狙うようになる。

作中において、グレイガはバーニングブレス、ライトニングブレスを使用した他、グレイガ軍基地でカーネルに獣化因子を注ぎ込む芸当を披露。
また一方でのファルザーは、ファイアバードブレス、ソニックウェーブ、クロウショット、ストライクフェザーを披露している。
どちらの電脳獣もCGモデルが利用されており、動きも非常に滑らか。

終盤ではグレイガとファルザーの最終決戦の末、グレイガの勝利で終わりファルザーはグレイガに吸収され超電脳獣となる。

更に、シンクロナイザーであるトリルの力の一部を取り込み、Dr.ワイリー自身の精神データが乗り移ることで、
ワイリーの意思で動きこの世界とビヨンダードの2つの世界を支配しようとするが、
シンクロナイザーと化し獣化因子を注ぎ込まれつつあるロックマンと決死の覚悟でクロスフュージョンしたことで誕生したCF獣化ロックマンに敗北し、
全ての世界の獣化因子が消滅した。

超電脳獣はグレイガがファルザーを吸収した為、全体的にグレイガベースの姿で、
グレイガの技に加えてファルザーのソニックウェーブや衝撃波、そして新技の白い極太レーザーも使用可能になっている。
また、ファルザーのように翼を広げて飛行することが可能な他、獣化因子を持つウイルスなどを破壊してその獣化因子を吸収しエネルギーにすることができる。


アニメ最終シリーズである第5期「BEAST+」にも再び登場。
BEAST最終話で爆散した超電脳獣の破片データを元WWW団員である教授が密かに回収し、自分のアジトで再生をさせていた。

その目的は、彼が尊敬するDr.ワイリーの意思を次ぎ、
彼の意図で誕生した超電脳獣・グレイザーを復活させ、再びこの世界を恐怖と混乱に陥れることである。

尚、これまで超電脳獣と呼ばれていた存在をグレイザーと呼称したのは教授が初めてだが、
作中でグレイザーと呼んでいるのは教授だけであり、他のキャラクターはこれまで通り超電脳獣と呼称している。

また、採取した獣化因子に改良を加え、新たな「ゼロウイルス」を誕生させた。
ゼロウイルスとは、獣化因子の獣化能力を引き継ぎ、現実世界に実体化可能なウイルスのことであり、
獣化メットールなどの従来の獣化ウイルスの姿をしたものの他、教授が新たに作り上げたナビのような姿をしたウイルス「ゼロ」なども存在する。

BEAST+第1話から、教授は世界各国の現実世界やサイバーワールドへゼロウイルスと電子植物を解き放ち、グレイザーの復活のために必要な電力を集めるようになる。

電子植物の発生源と教授の居場所を探るうちに教授のアジトへたどり着いた熱斗と炎山の前で、
不完全ながらもグレイザーは復活するが、再生が早すぎたために教授の命令を一切受け付けずに暴走、インターネットシティへと飛び立って無差別破壊活動を行う。

パワーは本来のグレイザーに近いものの、不完全故に自身のデータが自然に分解されるなど耐久力は大幅に激減しているため、
ブルースと獣化ロックマンの手により完全にデリートされた。

しかし、最終的にはネット警察に逮捕された教授がゼロウイルス実験のために管理していた獣化ウイルスが逃げ出し、
野良化した野良獣化ウイルスが未だにインターネットの荒れ地などに潜んでいる模様。



◆漫画版(鷹岬版)

ゲーム版と同じ設定でアンダーグラウンドに封印されていた。ただ設定的には微妙な強さであったゲーム版と異なり、
  • 封印されている状態でも漏れ出した力の余波でアンダーグラウンドを原生林のような地形に作り変える
  • 力を半分ほど取り込んだだけのロックマンが完全体のネビュラグレイを一撃で粉砕する
と作品全体のラスボスに相応しい圧倒的な実力の持ち主として描かれている。

グレイガが先に登場し、ネビュラグレイを倒す力を探していたロックマンに力を奪われると同時に自らも目覚めたが、ロックマンに力を奪われてしまったため半透明の不完全な状態であった(しかしそれでも強大な力を残している)。

その後アンダーグラウンドを舞台にしたナビのバトルロワイヤルの最中にファルザーも登場。
強大な力でロックマンに襲い掛かるが、フォルテの介入により沈黙。
獣化の力を欲していたフォルテのゲットアビリティプログラムにより力を半分近く奪われ、グレイガ同様力を大きく失ってしまう。

グレイガとファルザーは失った力を埋め合わせる為、本来は宿敵である互いを求め合い融合、「グレイザー」となって復活する。

復活したグレイザーは現実世界を電脳世界に変換して吸収を始め、星そのものを喰らう化物となったが、
超獣化したロックマンとフォルテの連携により、核を破壊されて消滅した。




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最終更新:2023年11月09日 19:36

*1 プロローグでケイン市長の要望で祐一郎から提供されたデータを解析して作成されたものをインストールしたのだと思われる。祐一郎は悪用される危険性を鑑みて悪用しようがない一部のデータしか渡していなかったのだが、その程度のデータからプログラムをほぼ完璧に再現できる技術者がいるのは想定していなかったようだ。