カーダル(BIOMEGA)

登録日:2011/04/23 Sat 16:33:58
更新日:2023/07/29 Sat 06:48:46
所要時間:約 5 分で読めます




「大陸留継索に行くつもり?無駄に死ぬだけよ」

BIOMEGA』に登場する女性でフルネームは、カーダル・スピンダル。

公衆衛生局のCEU所属の巡回査察員。

野郎ばかりのむさ苦しい公衆衛生局の面々の中における唯一の華である。むさ苦しい上に、仮面ライダーに出てきそうな怪人宜しくな連中ばっかなので、彼女も結構浮いてしまっている。

彼女の素顔が発覚するのは大陸留継索侵攻時。エレベーターで変身するので、あのグルグル巻きの女が彼女だと分かる。強力な念動力の持ち主で、弾体加速装置すら簡単に防いでしまう。

体に纏っている根っこのような繊維は投擲と、はだけた時のエロさ以外であまり活躍していない。投擲時は、鉄壁の堅牢さを誇る東亜印のライダースーツを、容易く貫通する鋭利な武器に出来た。もっとも、彼女の念動力で強化されているだけの可能性もある。

何のために纏っているかは不明で、場面によっては、はだけたままだったり、纏ったりしている。


しかしながら肩、二の腕、腋、鎖骨などを思う存分晒してくださった。更に単行本表紙では上記の部分を晒しつつ、ペタンと座り込み、腰にエプロン姿、止めに上目遣いで睨んでくださっている。

所謂ドMホイホイである。ただしピアス付けたヤクザはお断りだ。

初登場は9JOの巡回査察員と一緒に、潜水艦でMSCFを脱出するところ。隣にいた巡回査察員を撃ち抜いた造一を、念動力で足止めした。
そのまま、イオンをMSCFから大陸留継索へ移送した。一応喋るが、「閉めろ」だけ。

次は別のMSFCにて。ここだと不意を突く形で造一とフユにダメージを与え、フユを一時機能停止に追いやる。続いて応戦してきた造一を投擲にて沈黙させる。回避運動を取らせないほどの速さで投げている。単に避けないだけかもだが
結局、追い詰めることは出来たが取り逃がしてしまう。この時にちらっと方目だけ見れる。

大陸留継索に増援として送られてきたイケメン達にも顔(?)を見せるが、ヒグイデが喋る分、彼女は全く喋らず表情も読み取れないのでぶっちゃけ不気味極まりない。


しかしドレスタイプのエプロン姿が見れるので文句は言わないこと。

お次は、イケメン組の一人が一発退場させられた後。一般人を装い、ドローンにわざと襲われているところを造一に助けられる。
造一はカーダルを自分に抱きつかせていた。造一よ、そこ代われ。

造一に撃ち込まれた毒物の中和剤を撃ち込み、大陸留継索には行くなと忠告して逃走した。任務で来たのか、個人的私情で動いたか不明。どちらにしろ、態々忠告をしてくれるので意外と優しい人である。

大陸留継索では、巡回査察員の正装で登場。彼女もクールビューティーなのでスーツ姿が映えまくる。公衆衛生局で確保したN5SV適応者である人々に、丁重な態度と説明で我慢してもらっていた。

決戦間際に見せた物憂げな表情はグッとk、じゃなく、何かしらに対する不安かと思われる。

戦闘用の姿に切り替え、地上に出たときの見開きの格好良さは異常。また弐瓶勉の偏執的な建築物の描写により、かなりの迫力を誇る。ヒグイデの格好良さが異常なだけ

本部のCEUと交戦状態になると、外の守りはヒグイデに任せ、自身は内部に侵入してきたサイボーグを迎え撃った。


サイボーグや可変戦闘機に真っ向から戦える、公衆衛生局には必要不可欠な戦力である。因みにこのサイボーグ、良いとこが一つもない哀れな殺られ役。

しかし状況はドジな博士のせいで最初から防戦を強いられ、本部CEUのホール侵入も許してしまい、右腕も負傷していた。途中で死亡フラグを建てた覆面マスクから、イオンを預けられ、グレネードからイオンを庇った。
マスクは素晴らしい速さでフラグ回収してお亡くなりに。

動きまくるヒグイデと違い、待ちスタイルしか見せなかった彼女が、本部CEU部隊相手にスタイリッシュに動き回った。

部隊を振り切った直後の隙を突かれ、全刃サイボーグに頭を砕かれたかと思われたが、間一髪で念動力で止めており、イオンに手出しされる直前で吹き飛ばした。この時、青筋がかなり浮いていた。流石は弐瓶勉、女性でもお構い無しである。

追手も振り切ったかと思っていたが、クリソツの片割れ、左断士官が参上。

カーダルとの死闘を期待されたが、KYな造一の乱入により、左断士官はあっさりご退場願われた。


造一にイオンを渡すよう脅されるが、本来なら銃による脅しは効かない筈、しかし状況が状況なので大人しくイオンを手渡した。

そして基軸搭レーンより、一般人とCEUの生き残りと共に大陸留継索へと離脱するべくシャトルに搭乗。可変戦闘機の攻撃もなんのそのと弾き、逆に叩き落としている。

途中で変容していく地球から退避してきた造一から、イオンを預けられる。ご都合主義と言ってはいけない。ここら辺から出番を東亜重工組に殆どゴッソリ持っていかれてしまい、半分ほど空気にされてしまった。

発芽した復物主にシャトルを大陸留継索ごと弾き飛ばされ、その後の生死も行方も不明である。

しかし彼女も復物主の世界にて生存していたかと思われる。理由はイミグル族の女性と、御神体として崇められていたイオンの世話をしていた事。

カーダルの髪は一見ストレートに見えるが、後ろ髪はスピンダルしている。子孫には念動力は継がれなかったが特徴的な癖毛とエロさは確り受け継がれていたようである。


台詞からもカーダルの代から延々と世話を続けきたかと思われる。
蓄積していた花粉と大陸留継索の遺跡化を考えるに相当な年数が経過しており、律儀にイオンを守り続けてきたと推測する。


さて、問題はあのカーダルが一体何処の馬の骨とギシアンして孕んだのかである。作者が作者なので、イオンとの間に百合で出来た子の可能性も捨てきれない。おっと?お客さんだ、誰だろう?




追記・修正は念動力で潰されてからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • バイオメガ
  • 公衆衛生局
  • CEU
  • カーダル
  • BIOMEGA
  • カーダル・スピンダル

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年07月29日 06:48