ジンダイ(ポケモン)

登録日:2012/06/30 Sat 17:12:45
更新日:2024/02/10 Sat 15:12:31
所要時間:約 4 分で読めます





さあ! きみの あつい ゆうきを
ぶつけて きたまえ!


ポケットモンスターの登場人物。


■人物

エメラルドバトルフロンティアで登場。
7つある施設の内の1つバトルピラミッドのフロンティアブレーンで、称号は「ピラミッドキング」

探検家のような風貌の男性。
冒険が大好きで、若い頃には命がけの旅を繰り返していた。施設の関係者からは隊長と呼ばれている。厳格だが非常に熱い性格で、勝負に勝っても負けても相手を激励する。
元ネタは恐らく藤岡弘、


■バトルピラミッド

バトルフロンティアの北東にあるピラミッド型の施設。
暗い迷宮の中で次のフロアに行くための青いパネルを探し、ピラミッドの頂点を目指す。勇気を試される。
ルール的には不思議のダンジョンシリーズに近い。

使用ポケモンは3匹だが、手ぶらで挑まなければならない。

迷宮内にはトレーナーだけでなく、野生ポケモンも潜んでおり、クリアするたびにポケモンの種類が変わる。
出現する野生ポケモンの傾向はバトルピラミッド内のパソコンのそばにいるオカルトマニアに話しかけると占って教えてくれる。
また、野生ポケモンの逃走成功率が低く設定されており、素早さで大きく勝っていても「にげられない!」になることもザラ。
野生ポケモンから必ず逃げられる特性「にげあし」も、この施設では効果を発揮しない。
唯一「テレポート」は確定で戦闘離脱が可能であるため、素早さに(及び火力にも)優れるフーディンサーナイトが重宝されることも。

トレーナーと野生ポケモンを倒すと少しだけ周りが明るくなるほか、トレーナーに話しかけると「出口がある方向」「落ちているアイテムの数」「まだ戦っていないトレーナー数」を教えてくれる。

ピラミッドには様々なアイテムが落ちており、これらを「バトルバッグ」に収納する。
10種類まで収納でき、拾ったアイテムはクリアすれば次回挑戦する際に持ち越せるが、負ければすべて没収される。


戦闘を回避できたり出来ることは多く、慣れさえすれば難易度はそんなに高くないため、バトルポイントの稼ぎ場。
独特の感性が必要になるので慣れてくると非常に面白い。求められるものがまったく違うのである。
しかし逆に慣れ切ってしまうと他の施設以上に作業化してしまい、ものすごくつまらなくなる。といっても当時はBPはいくらあっても足りなかった時代。それくらいでちょうどいいと思うが……。

セオリーとしては序盤の動き方が重要。
特性「ものひろい」持ちを連れてアイテム収集、「こだわりハチマキ」や「かいがらのすず」を技「どろぼう」でトレーナーから強奪、レベルは50でやること(回復アイテム節約)、中盤以降はアロマセラピーとタマゴうみを覚えたハピナスを入れるとかなり安定する。


■使用ポケモン


◆銀シンボル(3周目)

ポケモン 持ち物
レジロック せんせいのツメ げんしのちから
ばかぢから
じしん
だいばくはつ
レジアイス カゴのみ れいとうビーム
かみなり
ドわすれ
ねむる
レジスチル たべのこし メタルクロー
じしん
てっぺき
どくどく

◆金シンボル(10周目)

ポケモン 持ち物
フリーザー ピントレンズ ふぶき
つばめがえし
みずのはどう
リフレクター
サンダー ラムのみ かみなり
ドリルくちばし
ひかりのかべ
みきり
ファイヤー ひかりのこな だいもんじ
つばめがえし
はかいこうせん
しんぴのまもり


全フロンティアブレーンの中で伝説のポケモンの使用率No.1、完全な伝説厨である。
レジ系3匹はどれも堅く、生半可な攻撃は通じない。
あと少しでレジロックを倒せると思ったら「だいばくはつ」をされたり、レジスチルが「てっぺき」したり、カゴねむレジアイスだったりと強敵。

伝説の鳥ポケモンも威力120のタイプ一致技と5ターン持続する防御系の技を兼ね備えている。

しかしどちらも共通な弱点を持っている為対策をしておけば楽に倒せる。銀はかくとうで、金はいわでせっせと皆殺しにしてしまいましょう。
仮に対策手段が無くてもピラミッドは入手したアイテムが使えるため序盤でものひろいを利用して回復アイテムを大量に入手していればごり押し可能。
むしろジンダイに会うまでが本番。



■アニメでのジンダイ


CV:小室正幸

AGのバトルフロンティア編で登場。

時折挑戦者に「喝ッ!!」と言葉通り喝を入れる場面があるなど自他共に厳格な性格。
一方でポケモン達の危機には身を挺して守ろうとするなどの勇敢さもある。
アニメでバトルピラミッドは6つの施設を攻略した者にのみ、その所在地が明かされる移動式の飛行要塞となっている。
その為、ジンダイは7人のブレーンで最強とされる*1
普段の彼はピラミッドで各地の遺跡を巡り、調査を行う探検家兼考古学者であり、ブレーンとしてバトルフロンティアを勝ち抜いた者の挑戦を受けているようである。
サトシら目下のトレーナーに対しては主に「少年」という呼び方を用いる。

サトシとの初対戦は、彼が遺跡でポケランティス王の悪霊に取り憑かれ闇サトシとなった時だった。
因みにフロンティアブレーンはアニメでは手持ちが大きく変わっているブレーン(コゴミ)達とそうでないブレーン(アザミ)達がいる。
視聴者は純粋な伝説厨のジンダイは確実に変わるだろうと思っていたが、なんと予告でレジロックを繰り出した。
そして本編で、レジロックは「はかいこうせん」でジュカインを一発で戦闘不能にした。
正気に戻ったサトシに対し、「悪霊に取り込まれたのはお前の自惚れが原因だ」と指摘する。一連の出来事で己の未熟さを痛感した彼は正式な勝負を申し出るが、この時は他に遺跡の調査があったため次回までに鍛え直すように告げてピラミッドを発進させた。
その後、セキエイこうげんでブレーンとして正式にサトシと戦うことになった。

次の使用ポケモンはレジスチル。
流石ラスボス、期待を裏切らない。
新たな技「ねっぷう」を覚えたコータスと戦い、「ロックオン」+「でんじほう」のコンボで撃破。
コータスも善戦したが、あと一歩及ばなかった。
その後、山籠りの修行をしに旅をすることになった。

しばらくして、山籠りの修行を終えたサトシと再戦することになり、4VS4のシングルバトルを行う。
サトシは一番思い出があるポケモン達カントー御三家の進化前2体とリザードンピカチュウ
ジンダイはサマヨールテッカニンソルロック、そしてレジアイスを使用した。
お互い一歩も譲らずいい戦いを繰り広げ、最後はレジアイスとピカチュウの一対一のバトルになり、「ボルテッカー」でサトシの勝利が決まった。
リザードンが「オーバーヒート」を覚えたままでサトシがサマヨールに対して「ちきゅうなげ」なんか指示しないで他の技で対抗すれば、もっと早く片が付いたかもしれないなんて言ってはいけない。


DP編では、キッサキ神殿とロマン王の関係で登場するのでは?と予想する視聴者もおり、本編中でもシンジの兄・レイジとの関係が度々ほのめかされていたことから関係を推測する声も多かった。

そして総集編に合わせた予告でジンダイの再登場が発表されたのだが、まさかの予想の的中に驚いた視聴者も多かっただろう。

キッサキ神殿の調査のためキッサキシティにやってきたジンダイだが、ジム戦のため訪れていたサトシ達やシンジと再会し、シンジと6VS6のフルバトルを申し込まれる。
ゲーム通りレジ3体をフルに使い、サトシを苦戦させたエレブーリングマといったシンジのポケモン達を2、3発の技で戦闘不能にした。
この時のシンジは、レイジのことやサトシがかつてジンダイに勝ったことを聞き熱くなりすぎ普段の冷静さを欠いていたことや、スズナとのジム戦を直前に控えていたためあくまで対スズナ用に調整したメンバーでありベストメンバーとは言い難く、そのことが敗因に繋がってしまった。
エレブーの「まもる」をレジロックの「ストーンエッジ」で強引に打ち破る、レジスチルで相性の悪いブーバーを「アイアンヘッド」のひるみで交代に追い込み、ニドキングを「10まんボルト」を纏った「アイアンヘッド」で下す、レジアイスでコドラを一方的に倒すなどチートに近いバトルを披露。
ストイックであるあまり強さばかり求めてポケモン達への信頼を疎かにしていたシンジを諌めた。

シンジとのバトルの後、キッサキ神殿でポケモンハンターJが現れ、レジギガスの捕獲をサトシ達とともに阻止した。
レジギガスを守る為Jによって他のレジ3体同様石化したが、レジギガスによって解除された。

その後は、破壊された神殿の復興の為、キッサキシティに残った。


タクトを倒せるかもしれないトレーナーの候補の一人。
また、顔つきがシンジと似ていることやレイジとの因縁もあって「トバリ兄弟の父親では?」と思われていたが、そんなことはなかった。
むしろポケモン達のため危険を厭わない性格はサトシ似だったりする。



ポケットモンスターSPECIALでのジンダイ


エニシダの助力を受けて、グラードンカイオーガとの戦いでへばっていたレジ3匹を捕獲した。
時折3匹のボールでジャグリングをしている。

ピラミッドキングとしてエメラルドと戦った時は、当然レジ系3匹を使用。
先手はレジロック。「やどりぎのタネ」による持久戦を完全無視して、「だいばくはつ」でジュカインと相討ちした。
次鋒のレジスチルはエビワラーの「スカイアッパー」で瞬殺されるも、密かに撃ち込んでいた「どくどく」でまたしても相討ちに持ち込む。
最後のレジアイスは圧倒的な体格差でカラカラを一方的に撃破するも、「げんきのかけら」で復活したジュカインの「アイアンテール」でKOされた。
ちなみにジュカインの回復は、途中に出てきた流れ星(=ジラーチ)に気を取られている内に行われており、その隙を突かれたのも敗北の一因となっている。

ピラミッドキングとしてのバトルを経て、エメラルドとジュカインの確かな「絆」を感じ取っており、エメラルドがブレーン達からダツラ襲撃&レンタルポケモン盗難の犯人だと疑われた際は彼を弁護していた。

ダツラとは仲が良く、6章冒頭をはじめ絡みが多い。
あと作画によってかなり若々しく見える。



喝‼︎真のアニヲタを目指すなら追記・修正はレジ系と三鳥に勝利してから行うが良い。

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最終更新:2024年02月10日 15:12

*1 当時の視聴者の大半は最後の敵はリラだと思っていたがOPで否定された