SDガンダムフルカラー劇場

登録日:2010/02/20(土) 13:50:20
更新日:2023/09/06 Wed 13:12:29
所要時間:約 4 分で読めます





『あーっ「フルカラー」なのに白黒じゃん』とか思ってる君! せめてこの項目をカラーに編集して楽しんでね!!

ちなみに このセリフは当時のタイトルネタなので この項目に色付けるよう編集しても何もないぞ


作者:あずま勇輝

概要

SDガンダムフルカラー劇場とは、1997年~2007年の間、コミックボンボンで連載された漫画である。
掲載誌が休刊になるまで続いた。
後に2008年からテレマンガヒーローズにて再開するも、2009年の夏に終了した。


単行本は11巻まで発売しており、7巻からカバー裏におまけ漫画が収録されている。
後に前半を「春休み」、中盤を「夏休み」、後半を「冬休み」としてまとめられた新装版も販売された。

◎内容

SDガンダムたちが、珍妙な騒動を繰り広げるギャグ4コマ漫画(たまに例外あり)。
その内容は一言でいうとゆるい
人類の革新だの戦争だの思いだのとは最もほど遠い作風であり、基本的に笑いながらほっこりできる作風。

ガンダムたちが悪戯をしあうのは序の口で、敵味方が一緒のこたつに入ってなごんでたり運動会やクリスマス、バレンタインなどの行事も度々行われ、後半はRPG編や戦隊モノ編など、かなりやりたい放題になっている。

キャラクターの設定には、原作におけるパイロットの設定が反映され、「原作だとパイロットが同一人物」な機体があれば「何らかの原因で登場人物の姿が変わった」として扱われる…が、はっきり言ってかなり適当でマークII(ガン三郎)とゼータ、ゼフィランサスとステイメンが別人だったりなどさほど徹底されてはいない。ムウ版のストライクを出すために「あれだけストライクのバリエーションがあるなら別人もいるだろう」と無理やり新キャラを出したこともある。
性格の設定に関してはかなりデフォルメ・改変されており、原作の面影のあるキャラの方が珍しいほど。
ただ、その辺がこの漫画のとっつきやすく読みやすい流れを作った要因でもある。
一応原作を知っているとニヤッとできるようなマニアックなネタも時々ぶっこんできた。

当時展開されたガシャポンの「SDガンダムフルカラー」を題材としており、その発売された月のラインナップをネタに持ってくるが、サーペント、ビグロ等たまに忘れられるMSもいる。
ガシャポンにラインナップされたときの様子がネタに反映されるので、「セットにすると原作のシーン・設定を再現できる商品」や「スケルトンなどの普段と違う仕様のモノ」が出れば作中でもネタとして扱われていた。


夏になると作者の趣味により、海水浴の回に必ずといってもいいほど水着の女性キャラクターが描かれる(ただし、作者的には水着よりもヒラヒラした服のが好きらしい)。
なんでも作者は「女の子を描かないと死ぬ病気」なんだとか。

ちなみに、作者の「あずま勇輝」は女性である。



◎登場人物(登場MS)

◆ガンダム
言わずと知れた主人公。
いたずら好きだが、基本的には面倒見のいい性格。
ボケ役になることも多いが、周りに変人が増えてくると自然とツッコミ役になる。
Z編になり主人公を降板しかかったが、復刻に伴い再登場。
以降はガンダムの後輩が増えまくり、やや陰が薄くなるも安定して主人公をしていた。
覚えることが多すぎると大根RUN(大混乱)したり、舐められすぎるといじけ虫と言う謎の虫が発生したりとよくわからない一面も。

ガンダム「また大根が走り回りそうだよ…」

◆ガンキャノン
ツッコミ役。それゆえに全体的に地味だった。
兄きゃのっ八と弟きゃの九の双子の兄弟で、時々入れ替わってるらしい。

◆ガンタンク
れんぽー内最強の存在。通称たんく。
常時、平仮名しゃべりで精神的にもやや幼い。
しかし作中最強クラスの強さであり、はっきりしない展開やあいまいな表現などムカついた相手を容赦なくふっとばしていく。
ガンタンクが風邪をひくや否や「れんぽーを潰すチャンス到来!」と言われるほど強い。
彼を止められるのはデスサイズくらい。
羽をはやすのが夢で、羽を持ちつつふっとばすより先に先に自爆したり、たんくすら舐めてかかるウィングとは仲が悪い。
マスターガンダムとは友達。
後半はやや影が薄かったが、最強クラスの強さは最後まで健在だった。

アレックス
中盤手前で登場したれんぽーのMS。
やや天然系の女の子。戦闘経験はなかったが、雪山で鍛えていたため、実は戦えば結構強い
この漫画では本来の主人公であるザク改よりよっぽど目立っていた。

シャア
言わずと知れたライバル。
原作のシャア面影のない3枚目系だが、いたずら好きでツッコミもできたりとガンダムとは似た者同士だったりする。
初期のシャアザクから、太ってズゴックになったり、脱皮してゲルググになったり、怒ってジオングになったり、4体に分裂したり、また合体したり、えぅーご支援のため変装したり、タナボタパワーアップしたりと変態臭いライバル。
最終的には原作でシャアが乗った全ての機体に自在に変身できるようになり、その日の気分で姿をコーディネートするように。

◆ララァ専用MA
シャアの恋人にしてガンダム憧れの人。通称ララァさん。
突然ラップの芯の良さを解く、ブロッコリーよりカリフラワーが好きだからガンダムを応援するなど発言は電波がかっているが、ガンダムとシャアにはなぜか好かれている。
テレポートしたり、ビットの要領でなんでも動かしたり、普通に時空を超えたりと地味にチート。

その他のキャラはこちらも参照












◆のしいか君
作者が小学5~6年生の時に夏休みの自由課題として提出。
針金と紙ネンドでできた、厚さ2cm未満の全身銅色の人形。チャームポイントは前のめり。
人気投票でまさかの大健闘。

ガンダム「の し い か 君 票 多 い よ!!

◆パピヨン
作者が飼い始めた犬(メス)。
下書き中の、(この作品中では)愛犬家デュエルの顔面に肉球アタックをかました。

◆Tちゃん
作者の友人でアシスタントでもある。
作中ではペンギン(体長170cm)として描かれている。
あずまの疲れているときには、察してきちんと休ませてくれるおかん。
コミックス7巻カバー裏でリアル態が描かれたが、その姿はめっちゃ怖い。
新装版ではなぜかチンアナゴになっていた。

◆あずま勇輝
この作品の作者。前述の通り女性。
作者だがコミックスにおいて必ずキャラクターとして紹介されている。
序盤は割と可愛らしい自画像だったが、恥ずかしくなったのか次第にやる気のない表情と濁った目になっていった。
巻ごとに容姿が変貌するが、これはコミックスが一年毎に発行されているせいもあると思われる。
正体はゴハンにカケルンジャーブラック。必殺技はゴハンにかける卵にしょうゆを入れすぎること。





たんく「ついきしゅーせーよろしく じゃないと……」
デスサイズ「悪い子は死神が首狩っちゃうぞー♪」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 漫画
  • 4コマ
  • コミックボンボン
  • SDガンダム
  • フルカラー劇場
  • あずま勇輝
  • 水着の女性を描かないと死んでしまう作者
  • ガンダムに詳しくない作者
  • 犬大好き
  • のしいかくん
  • シャア専用ザズゴググングム
  • カオス
  • 作者は女
  • ボンボンが子供向けでなかった一因
  • 可愛い女の子を描く=命の洗濯
  • 性格、性別は元機体の操縦者
  • Pちゃん
  • テレまんがヒーローズ
  • 講談社
  • ガンダム漫画リンク

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年09月06日 13:12