つくものがたり

登録日:2011/11/25(金) 23:11:16
更新日:2024/03/26 Tue 00:38:00
所要時間:約 6 分で読めます






そして僕らは、扉の向こうの世界を知る。


『つくものがたり』は、フリューから2011年1月27日発売された、
プレイステーション・ポータブル用ゲームソフト。





あらすじ



凶悪犯罪が増加し続ける現代。
その原因は、「人間界」とは違う「妖界」からやって来た異形のモノたちだった。


\キャーWiki籠もりさんのエッチ/



授業中、突如暴れだしたクラスメイトに突き飛ばされ、3階の窓から転落してしまった主人公、石神優斗
奇跡的にかすり傷で済んだその日から妙なモノを目にするようになる。
それは妖(あやかし)と言われるモノの類。

その時こそが、彼の中に眠っていた能力が開花証だった。



舞台は修藝館高校という寮制の学校。
特進科、スポーツ科、芸能科の三つの学科が設置されている。
敷地は結構広く、新旧二つの校舎や学生寮や食堂はもちろん、プールや大きな講堂もある。



登場人物


  • 石神 優斗(いしがみ ゆうと)

芸能科二年、主人公。
無気力が服を着て歩いてるようなヘタレ。
特に目標とかはない。
何しにこの学校に来たんだお前……。

ある日、突然発狂して暴走した遥香に抱きつかれて校舎の窓から落下。
その日から、妖怪が見える能力が開花する。
一級フラグ建築士の素質アリ。


  • クタベ

携帯電話の中に住んでる付藻神。
郭言葉でしゃべる。
今回は男子高校生契約して妖怪退治をさせる。
そしてやっぱり……。

「あちしと契約して、妖怪対策室に入いるでありんす!!」


  • 安倍 彩香(あべ あやか)
声:小林ゆう
芸能科担任。

新学期と共に芸能科担任として赴任してきたドSなグラマーな女教師。
名字で呼ばれるのが嫌いで、生徒にも下の名前で「アヤカって呼んで」とか言っちゃう。

妖怪対策室のメンバーであり、能力が開花した優斗に正体を明かし妖怪退治を半ば無理やり協力させる。
人使いが超絶荒い。


  • 皆見 遙香(みなみ はるか)
声:堀江由衣
芸能科二年。

元々はスポーツ科の生徒で新体操全国レベルの選手だったが手首のケガで選手生活を断念し、芸能科へ移籍してくる。
決して佐々木まき絵でも櫛枝実乃梨でもない。

そんな自分に悩んでいたところ、妖怪の悪影響を受けてしまい、
物語冒頭大暴れした挙げ句、主人公と揉み合い(性的な意味ではなく)になり一緒に校舎の窓から転落。

そして一番恐いのが突き落としたことを「ごめんなさい……」の一言で片付けたこと。

でも可愛いから許す。
落ちた時に主人公に惚れた模様。

主人公をいつも気にかけてくれるのだが若干目立たない。


  • 伊狩 恵美奈(いかり えみな)
声:釘宮理恵
芸能科二年。
主人公のクラスメイト。性格は至って真面目。
やはりというか当然というか、中の人が中の人なのでツンデレである。
「先生!! 新型の釘宮病です!!」

いつも男子達に厳しくツンツンプリプリしており「怒り(伊狩)モード」と言われている。

反面、笑顔の時の破壊力は凄まじく、
食らった者からは「笑み(恵美奈)モード」と言われているが、こちらは滅多に見れないレア生物。


  • 倉科 珠希(くらしな たまき)
声-田村ゆかり
芸能科一年。

物語開始直後に入学してくる一年生。
よく泣く、すぐ泣く。でもそこが可愛い
主人公が学校案内を担当し、出会った瞬間からすでに懐いている……て言うか惚れてる。優斗爆発しろ。

可愛らしい外見とは裏腹に、祖母から三味線の手解きを受けており、腕前はプロ並。
さらに落語や浄瑠璃なんかも大好き。
そのギャップが可愛い。

ルートによっては悲惨な運命を辿る……。


  • 伊東 博嗣(いとう ひろし)
声:中村悠一
スポーツ科二年。
主人公や遥香の親友。部活は剣道部。
思いやりがあり、常に主人公らの心配をしているナイスガイな常識人。

……だったが、真剣で殺陣をやっちゃうあたり、やっぱりこの学校の生徒だった。


  • 古森 賢児(こもり けんじ)
声:下野紘
芸能科二年。
優斗のクラスメートでお調子者でトラブルメーカー。
年相応にエロ街道まっしぐら。大体は覗きをしてる。

彼が会話に加わると高い確率で優斗の評価が下がる。彼の評価と共に。

珠希同様、ルートによっては……。


成瀬茜(なるせ あかね)
声:竹達彩奈
特進科二年。

二年生でありながら学内でトップの頭脳の持ち主。
授業免除という待遇で、部屋に引き篭っており彼女のことを知る人間はほとんどいなかった。

そこはまぁ、なんやかんやで茜の部屋に優斗が侵入してなんやかんやで変わっていく。

口癖は「ぷっ」「おもしろ〜い」


  • 香山怜央
声:悠木碧
芸能科二年。
人見知りが激しく、男性が苦手。
でも主人公は大丈夫というフラグは立つが立ったのみである。
まぁ他のヒロインも大体一緒だけど……。
珠希と一緒に文楽部を作ろうと頑張っている。

  • 藤間しのぶ
声:井上麻里奈
特進科三年。
お嬢様で容姿端麗で成績優秀で生徒会長で胸がでかくて……といろいろとチートステータス。
天然なのか腹黒なのか分からない御仁。

  • 遠野朔美
声:佐藤利奈
スポーツ科二年。
高飛び込み全国区の選手。飛び込む際に豊満な胸を揺らすため日々男子生徒に視か…応援されている。
ダイエットに悩む年頃の女の子。

  • 那岐千尋
声:喜多村英梨
芸能科二年。
小森と並んで評価は低いDQN2号。

  • 七尾耀子
声:能登麻美子
芸能科二年。
「茶華道部」を設立し部長を務める眼鏡っ娘。
眼鏡を外すと……のお約束は忘れない。

博嗣と良い感じになる(泣)
良い感じになってしまう(号泣)

  • 長谷部美那子
声:小清水亜美
男子に人気なしっとり系寮母さん。
お兄さんがいるらしいが……。

  • 紫藤弓香
声:三森すずこ
芸能科二年。


システム
アドベンチャーパートとバトルパートに分けられる。

プロローグ→アドベンチャーパート→バトルパート→エピローグ

……で進む章仕立てのシナリオ。
因みに恋愛要素は皆無。
アドベンチャーパートで好感度上昇することもないし、仲間が増える訳でもない。
というより主人公はずっと一人ぼっちで戦う。

アドベンチャーパートですることは憑代、言霊・噂探し。別段捜査することはなく動いているうちに時間が過ぎて勝手に話は進む。
  • 憑代……写メで物を撮ることで物に宿る付喪神の憑代を入手できる。要はバトルパートで使うポケモン。
  • 言霊……長い間使われている、普及している言葉自体に魂が宿っていることわざなどを、
    会話中に取得することで、付喪神に能力を付加できる。装備みたいなもの。
  • 噂……敵の情報など。弱点、体力や属性とかが分かる。

バトルパートでは手に入れた付喪神を一体召喚して戦う。召喚方法は写メ添付送信という現代風。
しっかり噂を探し、属性など相性の良い付喪神を召喚すれば負けることはないはず。
詰んでもリトライ三回で言霊「死して屍を拾うものなし」という一撃必殺の言霊が手に入る。


そんなこんなで評価はあまり高くない。
声優は豪華なんだけどね……。




クタベ「ナ〜イス追記・修正でありんす♪」

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最終更新:2024年03月26日 00:38