登録日:2011/01/20 Thu 23:50:23
更新日:2024/04/08 Mon 11:19:52
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「なん…で…」
「あいつが来るんだ…?」
「マテリアル・パズル ゼロクロイツ」に登場する敵。鉄身の巨人ことロボットを統率する七体の特殊な機体、「
虹」の一体。
名前の通り青い色をしており、全身が液体でおおわれていて、その顔(?)は陰陽道でよく見かけるあのマークを連想させる。
作中では最初に登場した虹であり、その名称から
ジール・ボーイの魔法との関連性が話題となった。
また、虹の中ではもっとも活躍した機体であり、マテリアル・パズルで「虹」と言えばコイツを連想する人も多いはず。
初登場は第8話「戦略と本能」
この時はシルエットのみの登場であり、名前も次回に持ち越された。
後の解説によると、上位機種のロボットが破壊されたため、相手のデータを収集するための偵察としてやって来た模様。そのためすぐに帰っていった。
次の登場は第20話「虹と虹」
虹がどれだけ強敵であるかをその身をもって充分過ぎるほど読者に教えてくれた赤ノ妃龍が撃破される。
と表示された次のページで登場し、登場人物ならびに読者に多大な衝撃を与えた(もっともタイトルからある程度は予想できた展開だったが)。
赤ノ妃龍との激戦により戦う力などほとんど残っていないフラメアインスとシルトツヴァイを容赦なく攻撃するが、魔法「マジックパイル」により一時的に復活したフラメアインスの魔法「焦天回廊 炎神剣・二刀流」により両腕を切断されてしまい、撤退した。
ちなみに巻末のおまけまんがによると、青ノ彗龍の登場は作画担当の吉岡公威も知らされていなかったため、驚かされたらしい。
次の登場は第25話「青と紫」
ジュエリアガーデンの回し者三人により暴走したグラヴィタチオンフィーアを止めるため、フェーダードライが出撃したところで同僚である紫ノ珀龍とともに登場。
攻めに出るためのチューンナップを施していたため以前より強くなっており、
- シルトツヴァイのより磨きをかけ遥かに強度を増した盾をいともたやすく破壊。
- 炉(ロボットの製造工場)を一撃で破壊する風圧弾を受けても無傷。
- 自分が放った爆弾を返されそれが直撃しても修復。しかもその最中にフェーダードライの全力の一撃を受けたのに修復完了。
など、圧倒的な力を見せつけ、紫ノ珀龍とともに始終主人公勢を押していたが、グラヴィタチオンフィーアの魔法「三千大千世界」とシルトツヴァイの魔法「7thボルト 第6の盾」により動きを封じられ、フラメアインスの魔法「焦天回廊」最大の技「太陽陣」を受けてシルトツヴァイごと破壊された。
……はずだったのだが、第42話「デュデュマとブルートゼクス」
大魔王デュデュマが大地の記憶から呼び起こした流動エネルギー体として他の虹と共に復活。それも攻撃力は変わらずデュデュマを倒さない限り消滅しないという極悪仕様で。
しかしシュウガがデュデュマをフルボッコにしたことでデュデュマの力が尽き、消滅と相成った。
以上のようにほとんど最悪な状況に登場しているため、トラウマの要素が強い。
特に第20話の青ノ彗龍登場からゼロクロイツのくだりは鳥肌ものであり、それまで死亡フラグが乱立していたことも手伝い、誰もがミトの死を疑うことができないようにしてしまった。
「そんな…聞いてない 聞いてないぞこんな話 どうしてエリア外のWiki篭りが追記・修正するんだ…!!」
最終更新:2024年04月08日 11:19