主人公(DQⅥ)

登録日:2010/02/07 (日) 03:18:42
更新日:2023/11/10 Fri 19:11:22
所要時間:約 4 分で読めます








CV:関智一(CDシアター/ドラゴンクエストライバルズエース )


リメイク版の名前はレック。
小説版の名前はイザ。
漫画版の名前はボッツ。
CDシアター版はウイル。



平和で平凡な村に住む青年で、毎年恒例である、
村のお祭りに必要な冠を受け取りに行った際に「幻の大地」と呼ばれる世界を発見。

そこから壮大な冒険が始まる――



容姿はまんまドラゴンボールの青年悟飯で、髪の色が違う位である。
故に人気も賛否両論で、美形と褒めたたえる者、手抜きと否定的な者、様々。
また後の作品であるドラクエ11には目つき以外そっくりなキャラが登場した。

覚える呪文・特技は作品上の問題でかなり少なめ。
要らない特技と有名な「思い出す」も彼が初めての使い手だったりする。


しかし、基本能力は歴代でもトップレベル。
「青い閃光」の異名を取るドランゴ引kテリーと比べる事もなくオールラウンドに強い。
彼だけ特殊で上級職勇者」になるために必要な条件が勇者の前提職の上級職を一つ極めるだけで済むという特性を持つ(ただし魔法戦士、パラディンを除く)。
その為慣れたプレイヤーだと戦闘回数が他のルートより早く済むスーパースターのルートから勇者になる人もいる。
ドラクエ6にはスーパースターの前提職である踊り子で習得できる特技があるかないかで難易度が劇的に変わるボスがいたりするのでそういう意味でも結構強かったりする。

専用武器は「ラミアスの剣」。
かっこ良さを上げる為に鍛えるとパワーアップをし、最大+145までにも上がる。
使用すればバイキルト効果、更に電撃*1による追尾攻撃効果もあり、これもやはり歴代最強武器と呼ばれる事も多い。(本来最強は間違いなくGB版Ⅲのルビスの剣。GB版限定な上に隠しダンジョン攻略後ということもあって知名度はあまりないが)


ネタバレ















実は村の青年ではなく、レイドック城の王子。
ムドーに敗れた際に体と魂が分裂してしまい、自分が憧れていた「平凡な日々を妹と送りたい」という願望が幻の世界では叶ったのである。
また、妹がいたのだが幼くして亡くなってしまい、それが上記の想い、妹・ターニアへの優しさを強くしたのだと思われる。
EDでのターニアとの別れはあまりに切なく、涙無しには見る事は出来ない……。
本来の自分に戻れなかったり(後述)、ストーリーを進めていくと解るが、「真実を知っていくたびに、ささやかな幸福が逃げていく」というジンクスを持つ。

自分自身と同化した際には勇者の雷「ライデイン」を覚える。
勇者にもっとも転職するのが早いので若干転職時に覚える技が減るのも相まって、微妙な気分になるかもしれないがこれは勇者に転職する条件が緩い、特別な才能の持ち主であることを表しているともいえる。

同化して覚えたライデインを駆使して魔王の使いと戦う戦闘は燃える。なので、前もってライデインを覚えてから同化なんてKYなことはしないようにしよう。
(とはいえこの時点で覚えるのは相当稼いでいないと難しいが。普通は一つ目の上級職を極め始めて少しぐらいである。スーパースターでも勇者まで到達してる可能性は低いぐらいの戦闘回数である)
どちらかというと戦略を立てて魔王の使いを倒す方が空気を読んでいない。
ただしその場合の会話は少し内容が変わるので一回くらい見てみるのも悪くない。これはこれで結構熱い展開でもある。
ちなみに魔王の使いにはデイン系以外の攻撃呪文は一切効かないので思う存分連発しよう。

ドラクエ6には全体攻撃できる強力な無消費の特技が多く、時に攻撃呪文はいらない子扱いされることもあるが、
主人公のライデインは海底を回れるようになった直後に習得でき、転職ルートは大体はバトルマスタールートで全体攻撃が不足していることも多いと思われるので、なかなか有用。
スーパースターを経由していなずまを覚えていたら少々怪しい部分はあるが、それでも耐性を持っている敵が少ないデイン系なので役に立たないことは少ない。


……ちなみに主人公は同化してもハッサン等と違って、上の世界のライフコッドの青年としての人格がベースになってしまっている。
そのため、全てを思い出しても実父からは「何か変わった」と思われてしまっている(母親は事情を察している) 
本人もこの状態に違和感を覚えており、グランマーズの婆さんから助言を受けた。けっこう悲しい境遇である。


ちなみに妹の名前は下記の三種類のいずれかになる。
とある選択肢の結果セーラ・クラリス・バネッサのいずれかになる。が、どうあがいても残念ながらターニアには出来ない。

上記の通り小説と漫画が存在し、小説はミレーユ、漫画はバーバラと恋仲になっている。
リメイク版の欲望の町にある如何わしい店ではミレーユに、
「主人公は中を調べたいんでしょう? 行ってくれば? ……後で私に話を聞かせてね」
と言われる。2828した者もいるかもしれない。




モンスターバトルロードでは「勇者レック」の名前で登場。
SPカードのビッグバンは無属性呪文として550のダメージを与える。使い勝手がよく人気のカード。
ミラクルソードは敵に攻撃しつつ回復だが、ダメージも回復も低く激レアなわりに使えない。
とどめの一撃は天空の剣から放った雷が降り注ぐジゴデイン。

『ドラゴンクエストライバルズエース』でもバトルロード同様に「勇者レック」の名前で登場しており、担当声優がCDシアターでウイルを演じた関智一氏が担当している。
なおCDシアターで演じたキャラクターをライバルズなどで演じた声優は今回の関智一氏が初めてである。
余談だが、関智一氏は『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(2020年版)でハドラーを演じている。


「追記・修正よろしくお願いします」

今の言葉をふかく心にきざみこんだ。

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最終更新:2023年11月10日 19:11

*1 追撃の属性は雷魔法であるデイン系と同じなのだが、SFC版では何故かイオ系と同じ爆発のエフェクトだった(リメイク版では電撃のエフェクトに修正された)。本作にはこれとは逆に「属性はイオ系なのにエフェクトは電撃」という特技(いなずま・いなずま斬り)もあるため非常に紛らわしい。