黒城凶死郎

登録日:2010/12/07(火) 20:18:08
更新日:2023/08/30 Wed 12:38:55
所要時間:約 4 分で読めます




漫画「デュエル・マスターズ」及び、それを原作としたアニメの登場人物である。


主人公・切札勝舞のライバルの一人。冷酷非常なデュエルをし、敗北した者はカードをやめていく事から「黒い死神」の異名を持つ。ガルド、特にZ(ザキラ)に強い憎しみを持っている。

MTGでは黒、DMでは闇文明の使い手で、漫画の無印では闇単色、FEでは闇・自然のクロスギアデッキを使う。アニメのチャージでは光・闇のデッキを使用した。


原作


無印

マジック・ザ・ギャザリングの時代から登場。勝舞との最初のデュエルで勝利し、勝舞の神殿入りのきっかけを作る。その後、デュエルの神殿の最深部で再びデュエルをするが、敗北する。
デュエル・マスターズ編ではバトルアリーナで再登場。真の決闘者に目覚めており、一回戦でミミと戦い、切り札の「悪魔神バロム」で勝利する。
その後、場外で幽に呪いをかけられるが、勝舞が幽を倒した事で呪いが解ける。

FE編

スペインの城で修行をしており、勝舞と再会。再会のあいさつ代わりに一度勝舞をぶっ飛ばしている。修行の途中でデュエルマスターを奪いに来たガルドの刺客「アフターR(レボリューション)」のS(シズカ)と戦い、マナ略奪戦略に苦戦するも新たな切り札「悪魔神ドルバロム」で勝利する。その後、W(ホワイト)に敗れた勝利を救う。


FE後半では最強の闇使いである南極のデュエルマスターを探すべく南極に行き、デュエルマスターの死を日記で知り、南極のデュエルマスターが証を託した飼い熊・サザンクロスになつかれる。南極のデュエルマスターを狙いに来た「アフターR(レボリューション)」のX(キサナドゥ)Y(イエスマン)と遭遇、イエスマンと戦うが、イエスマンの切り札「機動聖霊ムゲン・イングマール」にバロムを倒され敗北。止めを刺されそうになるも、南極のデュエルマスターの魂に助けられ、サザンクロスと共に日本にたどり着く。

SX編

ザキラ撃退後、死神のカードを集める為にサザンクロスと共に各地を放浪している。
本編には一切登場しなかったが、最終回で勝舞の葬儀に参列して勝舞の死を受け入れられない白凰を諭した。

ビクトリー以降

裏の世界で行われるデュエマを代行する等、賞金稼ぎとしてその名を知られている模様。


アニメ版


無印

原作のマジック・ザ・ギャザリング時代とほぼ同じで、相違点は最初からデュエル・マスターズカードで戦っている事。

チャージ

「悪魔神ドルバロム」に意識を乗っ取られたガルドの決闘者・E(エルリオ)と戦い、勝利しドルバロムを手に入れる。その後、L(ラブ)との戦い「悪魔神ドルバロム」で勝利する。

クロス

南極でX(キサナドゥ)と戦い、勝利する。


クロスショック

勝舞達とは別の手段でクリーチャーワールドに来ており、パートナーである《爆竜 GENJI・XX》のライバル・《終焉の凶兵ブラック・ガンヴィート》と《死神獣ヤミノストライク》を従えていた。


ビクトリー以降

本編での登場は未だないものの、デュエル・マスターズVSRFの第14話にてコジローが使用した《悪魔神ドルバロム》を見てルシファーが「伝説と謳われし死神の切り札」と言っていたことから、勝太達の世代にも有名なデュエリストである模様。

切札勝舞はマジック・ザ・ギャザリングを使いつづける

デュエル・マスターズと言う「死の危険が伴うカードゲーム*1」に勝舞がのめり込む危険性を悟ったのか必死に説得してマジック・ザ・ギャザリングの道を歩ませ続けた。
黒城自身もデュエル・マスターズの事は知らねぇというスタンスを取ってマジック・ザ・ギャザリングのライバルとして登場する。




余談だが、勝舞、白凰、黒城には文明のカードを守る一族に関わりがある、という共通点がある。

さらに余談だが上記の過去編でかなり重い設定を背負わされている上に物語の要所での扱いが酷い。
例えば…
  • 勝舞との初対面時に第一話の決闘を「禁止カードを駆使したまぐれ勝ち」という正論を言っただけで襟首掴まれて殴られそうになる、ただし、一度褒める素振りを見せてから掌を返しており、明らかな挑発行為だったので激昂されること自体は当然である。この時の返答は「俺は喧嘩ではなく決闘の強さが見たいのさ」。
    • しかも形勢が不利になるや否や「お前はカードに見捨てられてんだ~」と言われる。
      • しかも負けたら大泣きされる。勝舞はこの時までほぼ不敗であり、メンタル面に欠点を抱えていたゆえの衝動と言える。
  • その後のデュエルでブラフ行為をした際、勝舞の仲間達から非難されている。ただし、前回のデュエルを糧に成長した勝舞本人は「立派な戦術だ、熱い勝負に茶々を入れないでくれ」と冷静な対応だった。

死神として排他される生き方をし、他者に罵倒をされながらも決闘者として正々堂々と戦いに望み、きちんとルールを厳守(自分だけが爆薬を飲むという不利なルールすらも)して、的確なプレイングを行い負けた際に爆発に巻き込まないように寄ってきた勝舞を蹴り飛ばして救うなど人間の心も忘れていないと言う下手をすれば勝舞よりもよほど主人公らしい決闘者である。


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最終更新:2023年08月30日 12:38

*1 一応、マジック編でもダメージ描写はあったがデュエル後は完全回復していたのでただの表現要素だったらしい。