山野バン

登録日:2011/11/10 Thu 13:35:40
更新日:2024/01/30 Tue 08:18:01
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山野バンとは、ダンボール戦機シリーズの登場人物である。

CV:久保田恵

人物像

ミソラタウンに住んでいる、ミソラ第二中学の1年生。
父はLBXの開発者、山野淳一郎。
正義感が強く、間違ったことがあれば番長だろうと暗殺者だろうと立ち向かっていく勇気がある。
ただし、性格としては穏やかというか、もめ事があるとなだめる役に回ることが多いタイプ。
要するに、なんか主人公らしくない。外見も割と地味でこの年で秋葉原に来て興奮したり地味なオタク趣味のジャンパーを着たりしている。

同級生のほとんどがLBXを持っている中、母の許しが出なかったために、自分のLBXを持つことができなかった。
どこかで見たとか言うな。
自分のLBXは無くても、北島模型店のレンタルLBXで遊んでいたため、操作技術は十分にある。

ある日謎の女性「石森里奈」から、AX-00というLBXを託される。
そこから彼とLBXの物語、そして世界を救うための戦いが始まった…

続編のWにも続投し、大空ヒロと並ぶ「W主人公」として世界の命運を賭けた戦いに身を投じていく。
妙にオタク趣味だった服装も一新してより主人公らしくなった。
周囲のメンツの我の強さから抑え役に回ることが多いのは相変わらずだが、かつての経験もあってか頼れる先輩といった立ち位置になっているため地味さは改善されている。

そしてWから4年後の物語であるWARSにも出演することが判明。眼鏡を着用しており、ますます父親に似てきてしまった。
プレイヤーとしては一線を退き、開発者、研究者としてLBXに関わる道を選んだ模様。
当初はゲーム版限定の出演だったが後にスペシャルアニメーションでアニメ版にも登場している。

使用LBX

固有機体

石森里奈から託された機体(正確にはコアスケルトンに最低限の装甲を施したもの)がAX-00で、それに山野淳一郎博士が託したアーマーフレーム「アキレス」を装備したものがアキレス。
詳しくは個別項目で。

  • オーディーン
山野博士が残した設計図を基に、アキレスの後継機として制作されたLBX。
飛行形態への可変機構を搭載しているのが特徴で、大腿部のブースターと合わさり高い推力を得ることが可能。
また、特殊モードとして「X(エクストリーム)モード」を内蔵しており、一定時間機体性能を大幅に向上させる。

  • エルシオン
「ダンボール戦機W」における最初の使用機体で、山野博士がディテクターに対抗するために極秘に開発していた3機のLBXの1体。
アキレスを踏襲しつつ洗練されたスタイルの騎士型LBXで、薙刀「エルシオンハルバード」と中型の盾「エルシオンシールド」を基本装備とする。
また、時計台で山野博士と再会した時に専用モード「K(ナイト)モード」とペルセウス、ミネルバとの合体LBX「Σオービス」への変形機構が追加された。

  • イカロス・ゼロ
宇宙での最終決戦に備え、山野博士がプロト・Iをベースに開発したLBX。
詳細は個別項目で。

  • オーディーンMk-2
ミゼルの野望を打ち砕くために開発された「希望のLBX」。
詳細は個別項目で。

  • アキレスⅡ(WARS)
ゲーム版『WARS』及び『LBX烈伝』での使用機体。
無印、Wでもゲーム版でのみ登場した機体だが、設定を一新して登場。
バンが「アキレス計画」で開発したLBXであり、最新技術をふんだんに搭載し、武装も二股の杭状の槍「ツインパイルランス」と大型の盾「フレイムディフェンダー」に変更されている。
『LBX烈伝』終盤ではオーディーンMk-2のパーツを組み込んで「アキレスⅡカスタム」に改修され、ビーム刃の発生機能の追加や「ネオビームガーダー」への換装が施されている。

その他機体

  • ブルド
時計台でエルシオンの修理中に使用した青のブルド。
ゲーム中でも青MGパーツの扱いであり、NGが基本のストーリー攻略中では破格だったりする。

ミゼルに対抗するために開発されたLBXであり、ロールアウト後にバンが使用し、ベクターを一蹴する圧倒的性能を見せた。
だが、仕込まれていたウイルスによってコントロールを奪われ、ミゼルに奪取されてしまう。

先に完成した「希望のLBX」で、オーレギオンの迎撃にバンが使用し、善戦してオーレギオンを小破させた。
しかし、バンの意向によってヒロに譲渡された。

設定上の固有機体

  • アキレスⅡ(無印)
無印でのアキレスⅡ。脚部以外が豪奢な見た目になっており、アキレスの系列機として改良を加えたものとのこと。
無印のメイン格に存在するifの後継機の1種。

  • イプシロン
「BOOST」で登場した幻の後継機。赤と青を基調とした、ヒロイックながらアキレスともオーディーンとも異なるデザイン。
武装はオレンジ色の刃を発生させる双刃槍「イプシロングレイブ」とビームガーダーの強化型である「イプシロンガーダー」。


ゲームでの活躍

AX-00の初陣では、1vs3の圧倒的不利な状況から勝利するほどの腕前を持つ。
LBXを手にしてから超短期間でアングラビシダス、アルテミス、アキハバラキングダムの三大会制覇を成し遂げ、「期待の新星」の異名をつけられる。
そこ、プレイヤーの腕とか言うな。

AX-00の秘密を知り、世界を救うという大きな使命を前にしても、恐れずに立ち向かう勇気を持った性格。
ただし、物語終盤であるキャラの死を目の当たりにした時には戦意を喪失し、部屋に引きこもるなど、精神的にはまだまだ子供である。

なお、彼の使用するLBXは、イベントシーンなどで画面に表示されることが多い。
なので、自由にパーツが組めるからって変な組み合わせにしてると、感動のシーンが台無しになる事も…
なお、熱烈なアキハバラマニアでアキハバラにくると異常にテンションが上がる。
アミやカズも慣れっこらしく、バンはアキハバラに来るとテンションが上がるなどのセリフから日常的に通っている可能性が高い。

平行世界の話である『装甲娘 ミゼレムクライシス』には姿こそ見せなかったものの、どうやら父と共にLBCSの開発・研究に携わっており、シーズン2ではオタクロスの指導も受けている模様。


アニメでの活躍

性格はゲームとほぼ同じ。
ただ、なんというか主人公というだけであり、ゲーム同様のなだめ役に回ることが多い。
アミやカズ、他の仲間キャラの方が色んな意味で目立ってる。

LBXの操作ではジンや仙道に劣るものの、機転の利いた戦法によってそれを補い、強敵を相手にしながらも勝利を掴みとってきた。
  • 機体のバランスの悪さを利用した範囲攻撃
  • 盾を囮にして奇襲を仕掛ける
  • 槍を利用した棒高跳びで回避と接近を同時にこなす…等
また、LBXの知識も豊富であり、初期では状況に合わせたカスタマイズで戦っていた。

演出の都合上「超プラズマバースト」や「グングニル」等の強力な必殺ファンクションで相手の機体を爆発させるのはご愛嬌。ルールにもよるが故意でなければ破壊は許されているため、バンが相手に責められたことは一度もない。
むしろ、そこまでしないと勝てない相手ばかりと戦って来たとも言える。

基本仲間思いの優等生だが時折、タロットを知らなかったり、敵地へ潜入する当日に家を抜け出す言い訳をどうするか心配したり、お茶目な一面を見せることも。
マスターキング戦では「いい考えがある!」と言いながら郷田と仙道を盾にし、
「これがおれたちの戦い方だ!」と言ってグングニルでアポロカイザーを破壊した。
どういう事なの…

第一期EDでは妙にでかいアキレスと並んで歩き、
第二期EDでは愛機オーディーンとのラブラブな姿が見られる。


漫画での活躍

ほとんど別人。アニメやゲームみたいなオタク趣味なジャンパーは着てない。
少年漫画の主人公らしく、元気のいい性格になった。
なんか悟りを開いたのか、アルテミス1回戦、仙道ダイキ戦では

必殺ファンクション発動

ぼっちさんギリギリ生き残り、背後から襲いかかる

「そこから動くな」、とぼっちに忠告

上空から剣が降ってきてトドメ

レックスどんな修業をしたんだ…

W編では食いしん坊属性が追加された。
ゲーム・アニメ同様ヒロとダブル主人公体制になったが、敵の襲撃を受けた山野博士を助けに向かい新型LBXを託されたり、ラスボス・ミゼルと最終的に一騎打ちしたりとヒロ以上に主人公要素が強い。

WARSの番外編でもヒロ・ジンとのチームでリーダー格になっており、最終的にアラタの超えるべき目標となった。 



バン「次回、追記・修正! してね!」

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最終更新:2024年01月30日 08:18