雪渓妖精マルル

登録日:2010/02/26 Fri 00:04:42
更新日:2024/04/17 Wed 20:40:19
所要時間:約 3 分で読めます






「この世の果てで、また会いましょう。だから、今は笑って」――雪渓妖精マルル


概要

《雪渓妖精マルル》とは、DM-14「転生編(ジェネレート・ギア)第1弾」に収録されたセイバーサイクルの1枚。
スノーフェアリーの可愛いおにゃのこ。

カード性能

雪渓妖精マルル C 自然文明 (2)
クリーチャー:スノーフェアリー 1000
セイバー:アース・ドラゴン

解説

セイバー能力とは、指定されたカードが墓地に置かれる際に身代わりになれる能力。
マルルの場合、アース・ドラゴンが破壊される時に身代わりになれるということである。

……だが、悲しいことにアース・ドラゴンはパワーが高い種族のためバトルによる破壊はされにくく、呪文などの確定除去対策くらいしか使えない。

しかもセイバーの範囲がアース・ドラゴンだけと狭い。

後に同コストでドラゴン種族全てとサムライを対象にセイバー出来る《ポッポ・弥太郎・パッピー》が登場し、効果だけは完全下位互換となってしまう。
セイバー全体に言えることだが、バウンスやパワー低下に対応できないのも痛い。

種族的にも相性が良いと言えず、スノーフェアリーは軽量で短期決着を目指す速攻型の種族。
重いドラゴンとはどうしても噛み合わないから、入れる人は相当マニアックな人だろう。
能力的にスノーフェアリーデッキにも入るか怪しいこのカード。
しかし……

彼女の悲しげなフレーバーテキストにかなり定評がある。


「この世の果てで、また会いましょう。

だから、今は笑って」


イラストを見た感じ、まるで何かを守るように立っているようだが……マルルは自分の命と引き換えに、どのアース・ドラゴンを守ったのか分からない。

この世の果てがどんな世界なのか、私達は知る由もない。

が、一つ言えること。
彼女が命を賭して守ったドラゴンは、多分泣いていたのだろう……
背景ストーリーには無い戦いが、あの世界では行われているのだ。

未来のために命を繋ぐ、セイバーの運命を現した秀逸なフレーバーテキスト。

感化されたあるプレイヤーは彼女をスリーブに入れたり、またあるプレイヤーはマルルのファンデッキを作ったりと今なお人気が高い。




そんな彼女だが、登場から6年も経ってまさかの出番が回ってきた。

緑神龍ドラピ R 自然文明 (1)
クリーチャー:アース・ドラゴン 15000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにカードが9枚以上なければ、このクリーチャーを破壊する。
T・ブレイカー
たった1マナで10マナ級のスペックを持つマジキチなドラゴン。

しかし事実上出たら死ぬ。

だが破壊されるということは………

後に能力的にもパワー的にも上位互換になる《結界の面(セイバー・スタイル) ブオン》が現れ、ドラピとのコンボ要員としての役割が失われる危険性があった。
だが、《妖精の裏技ラララ・ライフ》との組み合わせによる優位性が生じ、何とか立場を保った。

種族って本当大事ですね。

関連カード


その昔、身を捧げてドラゴンを守った妖精がいた。
火文明ではその妖精の献身に敬意を表し、彼女の杖を模したものが愛用されている。

マルルの炎杖 UC 火文明 (2)
タマシード
このタマシードが出た時、カードを1枚引く。
セイバー:ドラゴン

ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」で登場した、マルルの所持する杖を模したタマシード
出た時に1枚ドローしつつ場に残ってドラゴンを破壊から守るタマシードであり、マルル本人に忠実な性能。ただし範囲はドラゴン全般に広がっている。

しかしこれ自体は種族が無いため《メンデルスゾーン》などのマナ加速を利用するドラゴンデッキとかみ合わないという欠点があり、使うならば場に残ることを活かした《ボルシャック・フォース・ドラゴン》を軸とする速攻になるだろう。


デュエル・マスターズ プレイス

雪渓妖精マルル UC 自然文明 (2)
クリーチャー:スノーフェアリー 1000
自分のドラゴンが破壊される時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。

DMPP-02 第2弾「伝説の再誕 -RETURN OF LEGENDS-」にて収録。
身代わりの範囲がドラゴン全体を対象と出来るように変更され、結果的に強化されたからかレアリティもアンコモンになっている。
ただし、「セイバー」ではない身代わり効果とされたので、身代わりが強制となっているので純粋に強化されたわけではない。
…強制効果になったという点では、フレーバーテキストが一層輝くかもしれない。

効果の対象範囲が広がった理由は《幻想妖精カチュア》とのコンボを想定していると考えられる。
実際にデュエプレにおける【カチュアシュート】では見かけやすいコンボとなっている。
DMPP-03で《ダイヤモンド・ブリザード》が登場すると、単純な軽量スノーフェアリーという事で投入される光景が見られた。

ある程度実戦クラスに使われるようになるまで6年も必要とした本家と比べると、登場時からそこそこ使われているので恵まれていると言える。
効果的には別のカードに近いのでそうなっても不思議ではないのだが。








妖精と間違えた奴はしばらく《地獄万力》で潰されれば良いと思うよ。
もしくは《ナチュラル・トラップ》で畑の肥やしになればいいよ
はたまた《デーモンハンド》で地獄に逝けばいいよ
それか《フォース・アゲイン》で死ぬ恐怖を味わえばいいよ

「うっひょ~!マルルちゃ~ん!」
マルル「お前ら全員アポカリプス・デイ♪」


アース・ドラゴン「こんな丈夫になりました

あの笑顔を守るために、守るべき未来の為にも、追記・修正を出来る方はどうか助けてください。
もう悲劇を繰り返さない為にも……

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最終更新:2024年04月17日 20:40