怪盗

登録日:2014/01/27(月) 17:21:53
更新日:2023/08/01 Tue 18:33:56
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親愛なる冥殿氏へ



貴殿が管理するアニヲタWikiに登録された”怪盗の項目”が閲覧される時



内容を追記修正させて頂きたく参上する




スク水怪盗デュオ







(冥ω殿)「くぬっ、くぬっ! おい、ありったけのアニヲタを集めろ! 人海戦術だ!!」



怪盗とは、主にフィクションに登場する架空の物盗り。
現代におけるステレオタイプの怪盗像はアルセーヌ・ルパンによって確立された。

神出鬼没で変幻自在。シルクハットをかぶり、片眼鏡(モノクル)や仮面で素顔を隠し、マントをたなびかせ闇夜を疾走、厳重な警備をものともせずに獲物を華麗に奪い取る──そんな妖しくもどこかカタルシスを与えるイメージは、いつの世も人を惹きつけてきた。

全員という訳ではないが、往々にして変装の達人である場合が多く、手口はかなり現実離れした物が殆ど。作品によっては性別、身長、雰囲気まで変えてしまう猛者もいる。
犯行目的は様々なものの、特に多いのが趣味(コレクション)で、自分の生活費を工面する為に盗みに及ぶ事は滅多に無いが、一応そういった哀愁漂う怪盗も存在する。

ターゲットは主に宝石や美術品。または、世間一般的に見て価値は無いが誰かにとっては想いの込められた品々。
現金に直接手をつけるケースは割と少なく(せいぜい金塊)、これは確かな描写や運搬手段を確保しないと作劇的に映えないからだと考えられる。

窃盗は紛れもなく許されざる犯罪。だが、原則的に「盗んでも 人は殺さず 傷つけず」を仁義として独自の美学や信念を持っており、弱者の為に行動する義賊といえる側面も多い。
人に危害を加えるような荒っぽい強硬手段は怪盗に非ず、そういった蛮行(特に自身の偽者や濡れ衣)には憤りを感じ立ち向かう姿も少なからず見受けられる。
ただ、古い作品の場合これが微妙なところで、下記のファントマやジゴマは怪盗扱いされることも多いものの「盗みのため平気で人を殺す」「自分を邪魔する人を殺す」はまだ無難な方で、
「明らかに面白半分*1で人を殺す」パターンも多い。

近年の作品では『泥棒=怪盗』という図式が成立している感があり、非道で卑劣な振る舞いを平然と行う者まで怪盗扱いされているのは賛否が分かれる所か。
ある仮面ライダーは自称”怪盗”だったが、そのやり口は完全に”強盗”のそれであった。

怪盗を主人公にしたある種のピカレスクロマンの場合、執拗につけ狙う刑事や探偵等”好敵手”との捕物劇が作品の中核を成す。
追う者と追われる者として対決していく内に立場を超えた奇妙な絆を築き上げる事が多く、特に女性怪盗の場合は相手との恋愛が華を添えていく事になる。
ある怪盗は定年退職を間近に控えたライバルの為に、数十年ぶりの大仕事で対峙して自身も引退を告げた(もっとも、これには裏があったが……)。

犯行前にはターゲットの持ち主や警察へ予告状を出すのも通例。
『怪盗ルパン』の時点で既に確立されている、怪盗ものには付き物で、かつ、かなり歴史のある「お約束」。
……しかし、そのルーツとなるシリーズ第二作『獄中のアルセーヌ・ルパン』では、登場人物の多くに「わざわざ犯行をバラすとかアホじゃねーの!?」という至極まっとうな反応をされている。警察も「最初から予告するなんて馬鹿げた話があるか」と取り合ってくれない始末。
しかし、この行動にはルパンのある計略が秘められていて……。
なお、ルパンはこの一件を含め予告状を数えるほどしか使っていない。
怪盗が味方サイドとして描かれた作品なら、万全の警戒態勢を敷かれた包囲網をかいくぐって鮮やかに犯行を達成する姿にカタルシスを感じること請け合い。
なお、何か特定の物を探し求める為に泥棒稼業を行っている場合だと、盗んでも目当ての物でなければ返却する事が多い。

彼らがどれほど誇り高い泥棒であっても、完全無欠の芸術家である筈がない。
いくら無血を貫き、善行としての犯行であっても、必ずどこかで責任を取らされる人間(刑事とか)がいたり、何らかの損害が生じる因果が発生したりする。
誰もが傷つかない犯罪などあり得ず、だからこそ彼らは時に自分を薄汚れた悪党だと自嘲することもあるのだ。
確かに惹かれてやまない憧れのヒーローではあるが、同時に最高の反面教師と言えるだろう。
怪盗という世紀の大泥棒達は、その存在を以って我々にこう訴えているのかもしれない。

泥棒はとてもいけない事です。あなたは絶対やめましょう ……と。



【名だたる怪盗達】

()は登場作品。

◆アルセーヌ・ルパン(モーリス・ルブラン『ルパンシリーズ』)
誰もが知っている怪盗のイメージの原点。
実は世間一般に知られている格好をしている場面は少なく、大抵普通の服装。
あと、なんと第一話でいきなり逮捕されている。当初は続編の予定が無かった為らしい。

◆怪人二十面相(江戸川乱歩『明智小五郎シリーズ』)
日本における最も知名度の高い怪盗で、明智小五郎最大の宿敵。
顔はもとより性格も安定しないので、複数人疑惑あり。
『少年探偵団シリーズ』の事件はだいたいこいつのせいと言っても過言ではない。
とある漫画ではその娘(血縁は無い)が活躍。

◆鼠小僧
日本における最も知名度の高い実在した怪盗。別名:鼠小僧次郎吉
武家屋敷に侵入して、分捕りものを庶民に分け与えていた義賊として知られる……が、本当に分け与えていたわけではないと考えられている。
日本には歌舞伎の演目など、彼を元にした膨大な創作物がある。

◆A・J・ラッフルズ(E.W.ホーナング『ラッフルズシリーズ』)
ドイルのシャーロック・ホームズに影響されて書かれたイギリスの怪盗。
ミステリーにおける義賊怪盗の原点で、ルパンにも影響を与えた。

◆ファントマ(ピエール・スーヴェストル及びマルセル・アランによるシリーズ)
1910年代から現在まで派生作品が作られ続けてている、フランスの大衆的怪盗。
「あらゆる物と人のマスター」「拷問者」「理解不能」などの二つ名を持つ。
ちなみに血なまぐさい行為を自重せず、そのため第1巻単行本の表紙は「血の滴るナイフを持ったファントマ」という構図だったが、
初の映画版ではこれがグロ規制に抵触してナイフを消されたほど。

◆ジゴマ(レオン・サジイによるシリーズ)
同じく20世紀初頭に生まれたフランスの大衆的怪盗。神出鬼没で覆面が特徴。こいつも暴力行為を自重しないところが多い。
その映画作品は明治時代末期の日本で当局から禁止令が出るほど流行した。

◆怪盗ニック(エドワード・D・ホックによるシリーズ)
高額の報酬と引き換えに「価値の無いもの」や「普通は誰も盗みたがらないもの」を大胆なトリックで盗み出すアメリカの怪盗。
盗んだものは動物園のトラ、ゼンマイ仕掛けのネズミ大リーグの弱小チーム、蜘蛛の巣などなど。

◆フランボウ(キース・ギルバート・チェスタートンによる『ブラウン神父シリーズ』)
同シリーズに登場する現・探偵の元・大怪盗。
堂々たる体格を持ち、身体的にも優れたフェアプレー精神を持つスポーツマン。そして変装の名人なのだが「元の背が高いせいで大柄な人間にしか化けれない」という致命的な弱点を持つ。
シリーズ初期の何作かでは現役で怪盗をしていたが、主人公であるブラウン神父に自らの機略を尽く打ち破られる。
やがて、ある事件で策略こそ暴かれるもののお宝は手に入れて逃げ切れるまでに漕ぎ着けたが、そこでブラウン神父から説かれた説法とある指摘に思うところができてお宝を返却し、怪盗から足を洗う。
以後は探偵を開業してその筋で名を馳せると同時に、良き友人となったブラウン神父のワトソン役を務めている。

◆蜃気郎(謎の怪人 蜃気郎)
「悪の帝王」で、多数の部下と様々な技能にたけた天才的能力と、周到な準備によって人々を翻弄し年単位の催眠暗示すら駆使する狡猾さを持ちつつ、悪の政治家を「美学」が無いからと島流しにする、そんな独自の美学を兼ね備えた完璧超人
但し部下や協力者に対しては報酬・福利厚生を欠かさず、事件に利用した一般人に対しては合法的なプレゼントやアフターケアを行う義理堅さも備えている。
マッド過ぎる妹に「犯罪に役立つものを作ってくれ」と頼んでいるので「義賊」ではないものの、関わった人物の殆どをなぜか「幸せ」にする変わった怪盗である

ルパン三世(『ルパン三世』)
アルセーヌ・ルパンの孫。3人仲間と共に様々な場所で活動する。

◆キャッツ・アイ(『CAT'S EYE』)
行方不明の父の秘密を求めて、けしからん格好で盗みに入る美人三姉妹*2
あなたの好みは誰でしょう。

怪盗キッド(『まじっく快斗』、『名探偵コナン』)
本名:黒羽快斗。
父の死の真相を追い求める二代目怪盗1412号
手品の達人で盗みの手口はまさに大マジック。
『名探偵コナン』においてはゲストだったが、現在では準レギュラーキャラクターとなる。
ちなみに女性に化ける傾向がある事を江戸川コナンから指摘されている。

怪盗紳士(金田一少年の事件簿)
狙った獲物のモチーフさえも盗むユニークな”紳士”。
転んでもタダでは起きず、事件解決後にに煮え湯を飲ませる事も多い。
出番は少ないがその後も美味しい場面で登場する。

怪盗ジョーカー(『怪盗ジョーカー』)
助手の忍者ハチを連れ、トランプとイメージガムを武器に様々なライバル達を出し抜いていく「奇跡使い(ミラクルメイカー)」。
お宝そのものよりは盗む過程に価値を見出すという珍しいタイプ。

怪人魔天郎(『おもいっきり探偵団 覇悪怒組』)
攻防を通して子供達の成長を促し、大切な事を教えていくダークヒーロー。
負傷を承知で子供を救ったり、子供の生命を脅かす悪人に怒りの鉄槌を下したりする。

◆大怪盗ジゴマ(『じゃあまん探偵団 魔燐組』)
正々堂々とした華麗な盗みを信条とする大怪盗。魔天郎と戦った事もある。

◆カルメン・サンディエゴ(『怪盗カルメンサンディエゴ』)
様々なハイテクを駆使しとんでもない物ばかり盗んでいく赤ずくめの女怪盗。
元々世界を股に泥棒を追う『Where in the World Is Carmen Sandiego?(カルメン・サンディエゴを追え! 世界編)』という地理教育ゲームのラスボスで、
基本的に直接対決どころか姿さえもほとんど見せることはなく、行った先の人々のうわさからその姿がうっすらと分かる程度だったが、
同作の人気もあって90年代にアニメ版が製作され「女傑」感が強い性格のバタ臭い美人首領として登場。
このアニメ版で「カルメンが妙にわざとらしくどこかの国の言語や文化に関する手掛かりを残していき、それを主人公たちが解いてその国に行くとカルメンがいる。」
というパターンがよくみられたが、これは上述のように原作が地理教育ゲームだったため。
リブート版では悪の組織の首領だった旧作と打って変わり、そこから脱走した若い怪盗少女となっている。

◆セイント・テール(『怪盗セイント・テール』)
本名:羽丘芽美。
マジシャンの父と元怪盗の母を持つ少女義賊で、その目的は犯罪被害者を救済すること。
主よ、タネも仕掛けもないことをお許しください。

怪盗サイ(『魔人探偵脳噛ネウロ』)
「魔人探偵」に対する怪盗であるが、「殺した人間を゙箱゙にする」猟奇殺人鬼としての側面のほうが強く、ぶっちゃけ本人は怪盗キャラに全くこだわっていないという、怪盗キャラとしては異色の存在。
怪盗という呼び名も彼の海外での通称「物(monster)強(robber)」からとったもので、一般的な意味合いとは異なっている。
名前は「X」と書いて「サイ」と読む。正式な表記は「Xi」で、未知数の「X」と「invisible(不可視)」が由来。

◆怪盗ジャンヌ(『神風怪盗ジャンヌ』)
本名:日下部まろん。
名画を多く狙う(そればかりとは限らないが)美少女怪盗。
実は神の使いで、美しい絵に取り憑いた悪魔を絵を盗むと称して封印している。なので「盗んだ」とされる絵は悪魔封印の巻き添えに消えている。

◆快盗レトルト(『メダロットシリーズ』)
いろどりましょうしょくたくを
みんなでふせごうつまみぐい
じょうおんほぞんであいをつつみこむ
カレーなるメダロッター
快盗レトルトただいまさんじょう!
「怪盗」ではない。ましてや「解凍」でもない。
その正体は不明。いったいどこのコンビニ店員なんだ……

怪盗アルセーヌ(『探偵オペラ ミルキィホームズ』)
本名アンリエット・ミステール。ホームズ探偵学園の生徒会長にして「怪盗帝国」のリーダー。
素顔・怪盗姿ともにけしからんおっぱいに目を奪われる。

◆怪盗スガワラ(『怪盗ロワイヤル』)
ああー、また盗まれてる!

◆怪盗クイーン(『怪盗クイーンシリーズ』)
人生に大切なのは、C調と遊び心!赤い夢を見る子供あるかぎり、怪盗は死なない。

怪盗道化師(『怪盗道化師』)
ある日思い付きで怪盗を始めた本屋さん。
盗む事で誰かが笑顔になれる値打ちのない物しか盗まない主義。

◆怪盗百色(『吉永さん家のガーゴイル』)
闇を生きる怪盗にして、エンターテイナーのマジシャンでもある。
ルックスもイケメンでご家庭の主婦たちに人気を博し、
お昼のワイドショーに出演し、ターゲットに予告状を出すという予告をするお茶の間の人気者。
怪盗としての腕は確かで、錬金術で作られ超常的な力を持つガーゴイル達相手にも渡り合える数少ない純粋な人間。

怪人☆仮面マスク(『逆転裁判3』)
世間を騒がせている連続窃盗犯。
自称名探偵の星威岳哀牙と日々時代錯誤なバトルを繰り広げている(らしい)。

◆心の怪盗団(『ペルソナ5』)
歪んだ心の象徴たる「オタカラ」を盗んで、悪人達を改心させるスタイリッシュ怪盗集団。
「自由への更正」の為、昼は学生、夜は怪盗の二重生活。 

仮面ライダールパン(『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』)
またの名をゾルーク東郷。「アルティメット・ルパン」を名乗り数十年も大怪盗として活躍した老人だったが、
サイバロイドZZZに精神を移すことで全盛期以上の強さを得て、「英雄の称号」を得るために仮面ライダードライブに挑戦を挑んだ。

◆快盗戦隊ルパンレンジャー(『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』)
異次元から現れた犯罪組織ギャングラーに奪われた不思議な宝「ルパンコレクション」を取り戻すべく立ち上がった3人の若き怪盗。
タイトル通り『快』盗が正式名称となっている。彼らの本名共々変換しづらい。
その身柄上、ギャングラー退治は二の次だが結果的に民衆のヒーローとなっている。

◆怪盗ラパン(『ご注文はうさぎですか?』)
本編に登場する、青山ブルーマウンテンの小説シリーズの美少女怪盗。
「昼は苛烈に特売を、夜は華麗にお宝を、狙った獲物は逃がさない」がモットーで、
普段はおしとやかで気品があるけどバイトに追われる苦学生……。
あれ?どこかの金髪少女にそっくり。

◆怪盗ドラパン(『ザ☆ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状!』)
いかにも怪盗らしい見た目をしたネコ型ロボット。
変装や高速移動といったお決まりの能力に加え、キンキンステッキで一時的に相手を黄金像に変えるという荒業も使う。ドラ焼きはカマンベールチーズ入りがお気に入り。
設定面もまた典型的な怪盗だが、彼が悪事を働くのには理由があった……ミミミかわいいよミミミ。

◆怪盗DX(『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』)
ドラえもん映画からもう1ネタ。
怪盗をモチーフとしたロボットといった出で立ちをしており、頭に被ったシルクハットからは四次元ポケットと同じようにひみつ道具を取り出せる。
盗みに入る前にはホログラムで自身の姿が浮き上がる「DX」の文字が書かれた予告状を必ず送り付けている。
身体能力はのび太の射撃を避けるほどの高さで、ひみつ道具の知識にも精通しており、警部のマスタードとの「勝負」では互角以上に渡り合うほど。
また、「DX軍団」と呼ばれる改造されたひみつ道具を多数所持しており、作中では「ころばし屋」と「きこりの泉」が登場した。
彼がドラえもんの「鈴」を盗んだことからこの作品は幕を開けることになる。

黄金バット(『怪人黄金バット/怪盗黄金バット』)
湯浅粂策及び手塚治虫による漫画版のみの設定。どちらも普通の人間。
湯浅版では笑い声を聞いた者の笑いが止まらなくなる能力とバットを得物に重要書類を盗む。
手塚版ではなんと女性という設定にされ二丁拳銃を得物に祖先が簒奪した王家の証を盗む。

◆宇宙怪盗ブルーキャット(『スター☆トゥインクルプリキュア』)
星空界に突如現れた、狙った獲物は逃さない怪盗少女。
プリキュアたちが使命のため集めているプリンセススターカラーペンを目当てに、しばしばぶつかることに。
紆余曲折の末キュアコスモとして仲間入りするが、以降もたまに話題として出たり、一度必要に迫られて怪盗稼業を再開したりした回もある。

◆怪盗K(『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』)
物語の舞台となる虹が咲学園、そのスクールアイドル同好会の部室からコースターを盗んだ怪盗。

……その正体は部員の近江彼方。ミュージカルの息が合わない津島善子と、小泉花陽との息を合わせるため、他のミュージカル参加者と示し合わせて一芝居打ったのでしたとさ。

◆ファントミラージュ(『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』)
この作品の敵組織である「逆逆警察」によって「イケナイヤー」にされてしまった人々を元に戻す為に立ち上がった「ひみつ×戦士」の怪盗の少女たち。
もし正体がバレてしまったら、ポップコーンにされてしまうという変身ヒロインものでありがちな設定がある。

◆怪盗スズキ・キヨシ(ニンジャスレイヤー
本名コケシ・ソイチ
カチグミ企業の御曹司だが、他のカチグミ企業子息仲間とつるみ道楽で怪盗スズキ・キヨシを演じ劇場型犯罪を繰り返してきた。
私立探偵タカギ・ガンドーの活躍によって逮捕され、仲間が保釈金によって罪を逃れる中、自分だけは保釈されなかったため
自分を逮捕したガンドー、自由の身となったかつての仲間たち、自分を見捨てた(と本人は思い込んでいる)父コケシ・サイコウを激しく憎み精神崩壊する。
その後、廃人同然の獄中生活の最中にニンジャソウルが憑依。精神崩壊したまま元来の高い知性を取り戻し、脱獄し「ガンスリンガー」としてザイバツ入りする。
ザイバツ入りしてからは流石に怪盗としては活動していないようだが、スズキ・キヨシとしてザイバツの命令を無視した行動を取り始め…

怪盗B/怪盗紳士(軌跡シリーズ)
秘密結社「身喰らう蛇」の執行者。
謎入りメッセージカードを残し主人公たちに挑戦する。
本来は自身が欲しい物を手に入れるのが目的だがプレイヤーの行動次第では盗んだ物の大半を持ち主に返してくれる。

◆怪盗ぽんぽこ(オシャレになりたい!ピーナッツくん)
巨乳コスプレイヤーに化けて獲物を盗む怪盗狸。
お宝以上に盗む際のスリルを好むどうしようもない奴。
後に彼女をモデルとした忍者Vtuberがデビューした。

◆ルイス・キャミー(にじさんじ)
お宝と麻雀をこよなく愛する女怪盗。追い詰められると幼女化する。
先輩の自称名探偵シェリン・バーガンディとはバチバチに競いあう仲。

◆渡会雲雀(にじさんじ)
表の顔はカフェ店員だが、裏では裏社会の住人によるヒーローチームVOLTACTIONのメンバーをやっている怪盗。
人の心を掴む正義の「快盗」に憧れており、金目当ての盗みは一切やらない。

ゲームにおける怪盗

「怪盗設定のキャラクター」はそこそこいるが、戦士や魔法使いのような職業単位だと
荒事のイメージが薄いためか、盗賊が出てくる場合でも、その上位種は忍者や暗殺者である作品が多い。
怪盗が上級職なゲームというと『BUSIN 0 Wizardry Alternative NEO』くらいしかない。

『なりきりダンジョン2』では怪盗コスチュームがある。属性が違うだけで盗賊の上位職ではない。

アクションゲームではワリオが怪盗に変身するゲームがある。

その他

スリーピースバンドの「back number」のデジタル配信シングルの3作目のタイトルが『怪盗』である。2021年5月24日リリース。
同曲は日本テレビ系水曜ドラマ『恋はDeepに』の主題歌でもある。


(冥ω殿)「よくぞ来た皆の衆! この項目を守ってくれ! ずっと見張って奴の侵入を防ぐんだ!!


アニヲタ一同「「「あ ら ほ ら さ っ さ ー」」」


(冥ω殿)「何が怪盗だバーロー。やれるもんならやってみさらせ! この監視網は完全無欠! 外から侵入など無理の一言!
     手出しできまい動けまい、鉄の守りを崩せまい。イーハッハッハッハ!!!!」










アニヲタ「……………………(ニヤリ)」

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最終更新:2023年08月01日 18:33

*1 例えばファントマは第1巻で「表の顔で宝くじを老婦人に与え、後で殺して回収。」という何をやりたいのかわからぬ事件を起こしている。

*2 世間には単独犯「キャッツ」と見せかけている。