CNo.39 希望皇ホープレイV

登録日:2013/09/25(日) 12:25:06
更新日:2023/08/05 Sat 15:14:41
所要時間:約 6 分で読めます





出でよ、CNo.39!混沌を統べる紅き覇王!

悠久の戒めを解き放ち、赫焉となりて闇を打ち払え!


降臨せよ、希望皇ホープレイV!



CNo.39 希望皇ホープレイVとは遊戯王OCGに登場したカード。
アニメ遊戯王ZEXALにおいて九十九遊馬が使用した。

エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/戦士族/攻2600/守2000
レベル5モンスター×3
(1):このカードが相手によって破壊された時、自分の墓地のXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻す。
(2):このカードが「希望皇ホープ」モンスターをX素材としている場合、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、表側表示モンスターを破壊した場合、その攻撃力分のダメージを相手に与える。

概要


遊馬&真月VSギラグの変則タッグデュエルにおいて初使用された。


アニメでは以下の能力を持っていた。
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/戦士族/攻2600/守2000
レベル5モンスター×3
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
このカードが「RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース」の効果でランクアップしてエクシーズ召喚に成功した場合、以下の効果を得る。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
フィールド上に存在するモンスター1体を破壊し、その攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。


真月から託されたカードRUM-リミテッド・バリアンズ・フォースを使用し、
遊馬がホープを素材にカオスエクシーズチェンジ&ランクアップさせた姿、それこそがこのホープレイVである。

ギラグの切り札溶岩掌 ジャイアント・ハンドレッドを効果により爆殺!
そのままダイレクトアタックを決めて勝負をつけた。

以降、対ベクター(二戦目)においてリ・コントラクト・ユニバースにより、
リミテッドをヌメロンに書き換えるまで使用したカードであり、遊馬の仮の切り札と言う印象の強いカードでもあった。

攻撃名は「ホープ剣・Vの字斬り」、効果名は「Vブレードシュート」。
(ちなみに、騎士Vガンダムでも似たような名前とモーションの攻撃である「V字斬」があった)

このカードはバリアンのカードの影響を強く受けたカードでもあり、
漆黒の鎧に真紅のラインと言う「赤と黒」のバリアンのイメージカラーをしたカードであり、結構悪人面。あと笑い声が不気味。
というか実際にバリアンの力によるカオス化を経由しているため、召喚時にはバリアンの扉が開く演出がある。

鋭角的になったシルエットにマッシブな体型は「悪役のコピーロボット」とか
ミニ四駆なんかであった「ブラックスペシャル」とかを彷彿とさせるデザインでもある。

結構かっこいいのだが主人公の使うデザインのカードっぽくは無い。

サルガッソでのベクター戦で破壊されて以降は、このカードの力を発揮するのに必要なリミテッド・バリアンズ・フォースがヌメロン・フォースに変化してしまったため、イメージ映像を除き全く出番がなくなってしまった。




後にOCGにも登場し、スターター2013の強化パックの看板カードの一枚としてリミテッドと共に登場する。
なかなかCMがカオスなことで有名でもあった。…その後明かされた衝撃の真実ゥのせいでさらにネタ度が上がってしまった訳だが。



ちなみに遊戯王Dチーム・ゼアルでも登場。
CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー登場後もカラーで扉絵を飾り、活躍した。
マスターイビルも使用。ホープレイからランクアップし、阿修羅副腕を装備した。
ZW-阿修羅副腕装備時の攻撃名は「阿修羅V裂刃斬(アスラブイディバイド)」



OCGでの概要

効果の解説に移るが、簡単に言えば「ヴォルカザウルスの強化版」と言うなかなか素敵に強力なカード。

最初の「破壊されたときエクシーズをサルベージする」効果は正直微妙。
まぁ、あっても損は無い効果なので気にする必要性はないが。

ダムドの墓地調整……とかに使えるのだろうか、
BK】とかでリードブロー使い切った際のサルべとかにも使えなくは無いだろうがだからどうしたと言う感じでもある。
まぁ、エクシーズモンスターは基本的には墓地よりはエクストラデッキにいたほうが活躍できる奴が多いので活用はできるだろう。
一応【希望皇ホープ】デッキであれば枯渇しやすいホープを補充できるので相性はかなり良い。

ちなみに破壊され墓地へ送られたなら自身も対象にできるので、
1枚のみの採用で、もう1度使用する算段があるような状況ならこのカード自体を戻すのも良いだろう。



さて問題は希望皇ホープを素材にした追加効果、こちらである。

相手のモンスターを粉砕し、その分バーンと言うシンプルながら強力な効果であり、結構凄まじい。

特にデメリットも無い為、爆殺→ダイレクトという
ヴォルカなら迅雷の騎士 ガイアドラグーンを挟まないといけない過程をすっ飛ばしてこのカードは行える。

しかもヴォルカと違って「フィールド上」でバーン値を計上するため、
H・C エクスカリバー等攻撃力が上昇するタイプのカードをそのまま粉砕することも可能。
そのまま上昇値まで含めた数基の大ダメージを相手プレイヤーに与えられる。ただし逆に裏側表示のモンスターを破壊した場合はバーンはできない。

とはいえ、このカードをエクシーズ召喚する消費する枚数には見合った凄まじい効果である。


耐性のないカードなので奈落などにはあっさり落ちるとはいえ、
召喚に成功した時の火力は凄まじく、ランクアップマジックを使用して出すカオスエクシーズモンスターの中では一番人気のカードでもあった。

現在は他にも優秀なカードが増えているほか、破壊耐性持ちもいるので普通の評価に落ち着いたが
それでもこのカードの強さ自体は変わっていない。希望皇ホープなのでZW対象なのもうれしい。
ただしホープレイやヴィクトリーと相性の良い阿修羅副腕とは戦闘を介さない効果のために相性が悪い。


ちなみに名前の由来になった「V」には当初「バリアン」「ヴィクトリー」と言う意味でも込められてるのではないかと推測されていた。

実際にはそういった意味もあるのだろうが、ベクターの裏切りや行動、
使用した「Vain-裏切りの嘲笑」と言うカードから正解は「vain hope」のVではないかとも言われている。
つまりこれと合わせると「ホープレイV」とは「儚い希望の光」と訳せ、
意味的には「から望み、かいの無い期待」と言う意味になり、「ベクターとの友情なんて所詮から望みでしかない」と言うメッセージになってしまう。

……否定してやりたいがベクターの性格があれ過ぎてどうしようもない。


当初はナンバーズ・リターンなどのイラストから希望皇ホープメンバーではぶられたりしたものの、
アニメZEXALII第3期OPでは他の希望皇ホープと共に登場している他、
また、「vsドン・サウザンド」戦での「ファイナル・ホープ剣・スラッシュ」の際に他の希望皇ホープと共に幻影として登場している。
その後の「遊馬vsナッシュ」戦でも、No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープをエクシーズ召喚する際に、
他の希望皇ホープと共にNo.39 希望皇ホープの周囲にいた。
ラストデュエルの「遊馬vsアストラル」戦ではアストラルがRUM-ダーク・フォースによって特殊召喚し、他のホープと並び立っている。

ベクターと実質の和解をした後は、このカードも希望皇ホープメンバーに正式になれたというところだろう。


ベクター「追記修正はwwwこいつのバーン効果にチェーンして地獄の扉越し銃でもww発動してからwwおww願wいwするwぜwww」
遊馬「ベクター!!!」 

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最終更新:2023年08月05日 15:14