ウルトラマンギンガ(登場キャラクター)

登録日:2013/09/24(火) 18:39:02
更新日:2024/02/24 Sat 10:04:22
所要時間:約 19 分で読めます






未来は変える事が出来る……良いようにも悪いようにも。

それを成すのは君達だ。


出典:ウルトラマンギンガS1話「切り拓く力」より
2014年7月15日から9月2日まで第1期(全8話)、11月4日から12月23日まで第2期(全8話)がテレビ東京系列にて放送/全16話
©「ウルトラマンギンガS」製作委員会、円谷プロダクション



円谷プロ制作の特撮作品『ウルトラマンギンガ』、『ウルトラマンギンガS』に登場するウルトラマン。
作品については、ウルトラマンギンガウルトラマンギンガSの項目へ。


身長:ミクロ-無限大
体重:0-無限大
出身:不明(光の国出身ではないらしい)
飛行速度:計測不能
走力:計測不能
水中速度:計測不能
地中速度:計測不能
ジャンプ力:計測不能
腕力:計測不能
握力:計測不能
変身アイテム:ギンガスパーク

声:杉田智和(ギンガの意思&ヒカルと分離状態の掛け声)
  根岸拓哉(礼堂ヒカルがライブ時の掛け声/スーパーヒーロージェネレーションロストヒーローズ2)


礼堂ヒカルが変身するウルトラマン。ウルトラマンタロウもその存在を全く知らなかった。
他の怪獣やウルトラマン同様、ギンガスパークでスパークドールズの力を解放してウルトライブ(変身)する。


出典:ウルトラマンギンガ1話「星の降る町」より
2013年7月10日から8月14日まで第1期(全6話)、11月20日から12月18日まで第2期(全5話)がテレビ東京系列にて放送/全11話
©「ウルトラマンギンガ」製作委員会、円谷プロダクション


但し他のようにスパークドールズさえあればいつでもライブできるのではなく、
ヒカルの勇気が高まった時にギンガスパークの中に隠されているギンガのスパークドールズが現れて、初めてライブできるようになる。
普段はヒカルが体を動かして戦っているが、自我も持っている。

基本的にウルトライブしたヒカルに全てを委ねている事もあって、本編ではヒカルの性格=ギンガの性格と言ってもいい。
そのためギンガはノリが良いイメージが付いているが、ギンガ本人の性格は非常に無口であり穏やか。重要な用事でもない限り口を開く事がない。
ヒカルの呼びかけにもろくに応答してくれないがヒカルの事は大事に想っているようで、
ギンガSではヒカルの体力が限界だと判断すれば忠告したり、自身の肉体が限界だと判断すれば即座にライブを解除したりとヒカルの命を優先している。

ヒカルがライブしていないギンガ本人の戦闘シーンが番外編にしかないため戦闘スタイルは不明確だが、
その戦闘においてはマグマ星人ゼットンの二人がかりの攻撃を的確に捌き、一度も攻撃を食らう事もなく撃破する等、落ち着いた戦闘をするようだ。


額、胸部、両肩、両腕、両脚についた水色の「ギンガクリスタル」が特徴であり、必殺技の使用時にはその技に応じた属性の色に発光する。
夜などの暗い空間だとそのクリスタルの輝きが幻想的で非常にかっこいい。

輝くプラズマエネルギーで奇跡の力を発揮する。


飛行ポーズはアベ監督繋がりか、ネクサスと同じ両腕を後ろに伸ばしたポーズ。
この飛行はギンガハイパーフライと称され、測定不能らしい。


出典:ウルトラマンギンガ7話「閉ざされた世界」より
2013年7月10日から8月14日まで第1期(全6話)、11月20日から12月18日まで第2期(全5話)がテレビ東京系列にて放送/全11話
©「ウルトラマンギンガ」製作委員会、円谷プロダクション


多彩な超能力を持ち、劇中では瞬間移動や分身能力、意識の転送等をやっていた。
ウルトラサインも使用可能で、タロウに助けを求めたりした。

様々な時空を超えて旅をする力を持っており、
その最中で色んなウルトラマン伝説を垣間見てきたらしく、他のウルトラマンについても詳しい(また列伝ではブースカのことも知っていた)。
だが、新ウルトラマン列伝最終話ではジョーニアスのことを知らなかったような反応をしていた。

制限時間は3分であり、それが過ぎるとどんな状況だろうとヒカルを残して消滅してしまう。
空中でも容赦なくライブ解除されてしまうため、ヒカルは一度ガチで死にかけた。
その3分を超えていなければ、一度ライブを解除して休憩をすることで再度ライブができ、これを繰り返すことで長く戦うことが出来る。
しかしギンガ側に問題が無くてもヒカルに負担が大きく、タロウも3分は人間がウルトライブ出来る限界時間だと忠告した。

シリーズおなじみの変身シーンは、『ギンガ』では、
胸部の前でギンガのスパークドールを先端を展開させたギンガスパークをかざした後、
胸の前で両拳を突き合わせてグルグル回転するバンクというなかなか新しい形。
またギンガの回転しながら着地する描写は銀河系をイメージしている。

『ギンガS』では両手で円を描くようにスパークドールをギンガスパークにかざし、
ギンガァァァァァッ!!」と叫びギンガスパークを天に向けることで変身。
右掌を上空に向けて巨大化するウルトラマンでおなじみのバンクとなった。


\ショウラァッ!/
出典:ウルトラマンギンガS1話「切り拓く力」より
2014年7月15日から9月2日まで第1期(全8話)、11月4日から12月23日まで第2期(全8話)がテレビ東京系列にて放送/全16話
©「ウルトラマンギンガS」製作委員会、円谷プロダクション


『ギンガ』の頃は変身するのにややこしい条件が必要なだけあって、
そのスペックは非常に高く、1対1の戦いではほぼ苦戦なく敵を倒している。

ただし、使える攻撃が光線に偏っている関係で、ファイブキングやベムスターのような光線メタの能力持ちや、
エタルガーなどのタフな相手、あるいは防御力の高い相手とは相性が悪い。
その手の敵に対しては、ウルトランスによる強力な物理攻撃ができるビクトリーが比較的相性が良い描写もある。


デザインは光の巨人としてのウルトラマンの一つの理想形として作られたらしく、
闇の巨人であるティガダークダークザギ戦ではお互いにフルパワーで戦っていた。


出典:映画「ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル」より
2013年9月7日にて全国松竹系列の劇場で公開
©「ウルトラマンギンガ」製作委員会


身長は厳密に決められてはいないが、無印の頃は校舎との対比等の理由で従来のウルトラマンよりも一回り小さく演出されている。
具体的には30メートルくらいのイメージで描写されているらしい。


正体が不明という設定やほとんど喋らないという描写は、
出自が明確でよく喋るウルトラマンゼロとの差別化が意識されている。
本編中では掛け声すら変身者に委ねるほどだが、ウルトラマン列伝ではそれなりに喋ってくれる。

ちなみに掛け声に関しては「ギンガ」と「ギンガS」で微妙に異なっており、ギンガSで新録されている。
違いとしてはエフェクトのかかり方がギンガSでは弱くなった(根岸拓哉氏の肉声に近くなっている)。
X放送前の回冒頭での紹介シーンでは無印ギンガの時の掛け声が使われた。

なお杉田氏演じるギンガ本来の掛け声は、現状では番外編でしか聞く事は出来ない。貴重なシーンである。
一応、新ウルトラマン列伝154話や155話のナビゲーターパートでも掛け声を披露している。

「ギンガS」では「地元のウルトラマン」というべきビクトリーと共闘しているが、
変身者のヒカルとショウが名コンビなのに対し、ギンガとビクトリー自身がお互いをどう思っているのかは不明。
と言ってもギンガはほとんど自己主張せず、ビクトリーに至っては自分の台詞がないので、多分この先も不明のまま。



●ギンガスパーク
声:川原慶久
光の国で伝説として語り継がれていた、スパークドールズに変えられたものの力を解放するアイテム。
ヒカルが見たビジョンの中では、ギンガが手持ち武器のように使っている。ヒカル自身も実際に武器として使用した。
最終話ではギンガが呼び出し、長槍状の「ギンガスパークランス」に変化している。

何故か地球で降星神社の御神体として祀られていた。

通常時は短剣かスティックのような形だが、ギンガへのライブ時には、側面のブレード部分が開き中央がスライドしてギンガの顔が出現する。
劇中では専らウルトライブに使用されているが元の姿に戻すことも可能なようであり、タロウは「闇の呪いを解く唯一の希望」と呼んでいた。
また、近くにあるスパークドールズを探知する機能もある。

なおスパークドールズの封印を解く力はウルトライブ以外に劇中使わなかったため、どうやって行うのかは詳細不明。
代わりに最終話にて降星町の人々の手に出現したギンガライトスパークの力でタロウを復活させている。本体も同じような感じだろうか?

更に第8話では、美鈴の願いに応えてギンガライトスパークを生み出しているなかなかの万能アイテム。
またなんらかの力で守られているらしく、闇のエージェントたちはギンガスパークに触れることができず吹き飛ばされている。

ちなみにギンガへの変身に使っているが、ギンガが単体で行動するうえではギンガスパークは必要ない。
上述したようにギンガスパークとダークスパークには光の国での伝承があることを考えると、
ギンガとギンガスパークに直接の関係性がないor未来の世界においてギンガスパークと関わることになったウルトラマン…という可能性もあるのかもしれない。


●ギンガスパークランス
ギンガが最終決戦にて復活した際にギンガスパークを変化させた槍で、
ダークルギエルのダークスパークランスと互角の戦いを行った。
『ギンガS』でも引き続き使用されている。
初使用の際は全体が青い光に包まれていたが、『ギンガS』では光が消え細かいディティールが明らかになった。


●ストリウムブレス
声:石丸博也
『ギンガS』第3話にて登場するウルトラマンタロウの顔を模したブレスレット。
重傷を押してまでビクトリーの危機を救いに向かうヒカルと友也の前に、
スパークドールズの状態で現れたタロウが変化し、ヒカルの左腕に装着した。

「ウルトラの仲間」と呼ぶウルトラ6兄弟の力が宿っており、
ギンガスパークをかざすことによりギンガをギンガストリウムに強化変身させる。
タロウの顔の下のディスプレイにはウルトラ6兄弟の顔が映っており、
回転させそれぞれの顔に映すことで彼らに対応した技を使用する。
左腕からヒカルに助言することも。


●ウルトラフュージョンブレス
声:根岸拓哉&宇治清高
ティガ~ゼロまでの平成ウルトラマン主人公の力を宿した青いブレスレット。
ウルトラマンゼロを経由して、ウルトラマンキングからヒカルに授けられた。
その後、ゼロとの特訓を終えた二人に鏡から解放されたウルトラ戦士8人の力を受け取ることで完成した。

ビクトリーランサーでライブサインをリードすることでギンガとビクトリーをウルトラマンギンガビクトリーに融合変身させる。

ちなみにこの合体&変身シーンはウルトラマンAをかなり意識しており、
「ウルトラタッチ!」の掛け声でビクトリーランサーでウルトラフュージョンブレスをリードする。

ストリウムブレス同様、ギンガビクトリーの横顔を模したレリーフの下にはターンテーブルがあり、
回転させる事で平成ウルトラマンの力が発動、それぞれが得意とする技を使用する。

ちなみにターンテーブルの数の問題か平成三部作は一か所に一纏め。
玩具のストリウムブレスからの構造流用や遊びやすさなどを考えた結果なのだろう。
それゆえに玩具での彼らの使える技はそれぞれ一つだけである。

現在、ストリウムブレスはヒカルのもとに存在しないため劇中では行えないが、
玩具ではストリウムブレスかフュージョンブレスを右手につけることで遊びの範囲が広がる。


必殺技

必殺技の使用時にヒカルが技名を叫ぶ。
番外編でギンガ単体が使用した際には叫んでいない。

●ギンガハイパーパンチ・ギンガハイパーキック・ギンガハイパーチョップ
ギンガの通常攻撃。様々なバリエーションがある。


●ギンガハイパーバリアー

出典:ウルトラマンX14話「光る大空、繋がる大地」より
2015年7月14日から2016年1月5日までテレビ東京系列にて放送/全22話+総集編3回
©「ウルトラマンX」製作委員会、円谷プロダクション

腕を前に突き出して銀河状にプラズマエナジーを展開して敵の攻撃を無効化する。


ギンガサンダーボルト

出典:ウルトラマンギンガ1話「星の降る町」より
2013年7月10日から8月14日まで第1期(全6話)、11月20日から12月18日まで第2期(全5話)がテレビ東京系列にて放送/全11話
©「ウルトラマンギンガ」製作委員会、円谷プロダクション

頭上にイエロープラズマエナジーを渦状に集め、一気に放つ強烈な電撃。
サンダーダランビアエレキングなど、「電気には電気だ!」という理由で主に電気系統の怪獣を倒した。効果はいまひとつの筈なのに

出典:新ウルトラマン列伝オフィシャルブログ、http://blog.m-78.jp/、2015年6月6日
列伝ブログ曰く「坂本監督のお気に入り」らしく、ギンガS、ファイトビクトリー、はてはXでも活躍。
第一話で使われた技なこともあり、以降はギンガの必殺技の代表格となっている(敵を倒した例は登場数と比べると少なめだが)。
クリスタルは黄色に輝く。


ギンガファイヤーボール

出典:ウルトラマンX13話「勝利への剣」より
2015年7月14日から2016年1月5日までテレビ東京系列にて放送/全22話+総集編3回
©「ウルトラマンX」製作委員会、円谷プロダクション

体をレッドプラズマエナジーの炎に包み、周囲に発生させてから撃ち出す火炎弾。
紹介ムービー曰くギンガの技の中でも強力で、
ケムール人やダークガルベロスなどを打ち倒したが、ザギさんにはかわされてしまう。
範囲攻撃したり、格闘戦の最中に死角あるいは急所に叩き込んだりと使用の仕方もバリエーションが多くなっている。
クリスタルは赤色に輝く。


ギンガセイバー

出典:ウルトラマンギンガ番外編より
テレビ東京系列にて2014年2月26日に放送
©「ウルトラマンギンガ」製作委員会、円谷プロダクション

右前腕のクリスタル部分から伸ばしたホワイトプラズマエナジーの光の剣を、地面に突き刺して放つ衝撃波。
当たった相手は地面から噴き出したマグマに焼き尽くされる。
勿論かつて光の剣を武器として使用した先輩ウルトラマン達のように、普通の剣としての使用も可能。
ウルトラマンの剣としては珍しく、切っ先から光の剣が成形される。
クリスタルは白色に輝く。


ギンガコンフォート

出典:ウルトラマンX14話「光る大空、繋がる大地」より
2015年7月14日から2016年1月5日までテレビ東京系列にて放送/全22話+総集編3回
©「ウルトラマンX」製作委員会、円谷プロダクション

頭上に撃ち出し、相手の頭上からグリーンプラズマエナジーを降り注がせる鎮静光線。
ギンガ版フルムーンレクトと言ったところか。
ラゴンにダークライブしてしまった千草を救う為に使用し、元の姿に戻した。
『ギンガS』ではガンQになってしまったサラリーマン吉田に使用。スパークドールズと分離させた。
また邪気を払う効果もあったらしく、ビクトリーナイトとエックスとともに闇の力を封印した。
クリスタルは緑色に輝く。


ギンガスラッシュ

額のクリスタル部分からパープルプラズマエナジーを連続発射する光刃。
技名こそ在り来たりな「スラッシュ」だが、切断技ではなく単なる光弾技のようだ。
ジャンキラー戦などで主に牽制技で使用された。
クリスタルは紫色に輝く。


ギンガクロスシュート

出典:映画「ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル」より
2013年9月7日にて全国松竹系列の劇場で公開
©「ウルトラマンギンガ」製作委員会

両腕をL字に組んでブループラズマエナジーを放つギンガの主力光線。
所謂ワイドショットの構えだが、左手は握って手の甲を前に向ける少し独特な構えが特徴。
初披露までかなり時間があったが、それ以降は頻繁に使用されギンガの技で最も多くの怪獣を倒した。
ギンガSとファイトビクトリーでは若干空気だが、雫が丘でのギンガ初デビューを飾ったりと決めるところは決めていた。
クリスタルは元の色のまま、青色に輝く。


超銀河クロスシュート

『ロストヒーローズ2』にて使用した、仮面ライダーフォーゼとのクロスオーバースキル。
コズミックステイツとなったフォーゼと共に、
「ギンガ、キターーーーーー!」「テンション、キターーーーーー!」の雄叫びを上げた後、
共に標的に突撃してコズミックステイツのワープドライブで宇宙まで運び、
斬撃を飛ばすバージョンのライダー超銀河フィニッシュとギンガクロスシュートを同時に放つ。
その後フォーゼと「友情のシルシ」を交わしてシメ。


ギンガサンシャイン

出典:ウルトラマンX14話「光る大空、繋がる大地」より
2015年7月14日から2016年1月5日までテレビ東京系列にて放送/全22話+総集編3回
©「ウルトラマンX」製作委員会、円谷プロダクション

石破ラブラブ天驚拳両手を前に突き出してピンクプラズマエナジーを放つ光線。
闇を消し去る力を持ち、闇の存在に対して特に絶大な威力を発揮する。
強敵・スーパーグランドキングを一発で葬り去り、その爆発の余波ですら闇の存在に効果的であったほど。
ギンガSでは使用せず、ヒカルは傍に美鈴がいないと使用出来ないのかと思いきや、Xにてモルド・スペクターに対して使用した。
クリスタルはピンク色に輝く。



虹色に輝いた全身から放つ、ギンガ最強の光線。
ダークルギエルとの最終決戦で使用し、見事その戦いに終止符を打った。


ウルトラマンギンガストリウム

『ギンガS』第3話にて初登場のギンガの強化フォーム。
ギンガスパークをストリウムブレスにかざすことでウルトラマンタロウの姿がギンガと重なるように一体化。
頭部、胸プロテクターなどが変化しクリスタルもより青がかった色合いになる。
ファイティングスタイルもかつてのタロウのようにスピーディとなり、かつてタロウと融合していた東光太郎のごとく連続パンチ戦法も使う。

スペシウム光線、ワイドショット、ストリウム光線など、
ウルトラ6兄弟がそれぞれ得意とする光線技を使用する際に彼らの姿がギンガに宿るのが特徴。
なお、ウルトラ6兄弟の技を発する際にはヒカルとタロウ(ストリウムブレス)の二人が同時に技名を発する。
『ウルトラマンフェスティバル2016』にてギンガが単体で必殺技を使ったが、タロウだけが技名を叫んでいた。

またギンガコンフォートを使用できたことから、通常ギンガの技も使用可能のようだ。


ウルトラマンギンガビクトリー

劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』に登場の合体ウルトラマン。
キングからゼロに託され、ヒカルへと授けられたウルトラフュージョンブレスを使う。
ギンガとビクトリーの心が一つになって……ではなく、ヒカルとショウの心が一つになった時にウルトラタッチして誕生する。
ギンガとビクトリーの技や武器が使用可能で、8勇士の必殺技も使用できる。

デザイナーの後藤氏によると合体キャラの王道を行くデザインを目指したらしい。
シェパードンのビクトリウムを想像する青い結晶部やタロウをイメージするあのブツブツ等、ギンガやビクトリー以外の意匠もあるようだ。

詳細は項目参照。



【活躍】


『ギンガ』第1話にて、初めてギンガスパークを手にしたヒカルは、
ギンガスパークを持ったギンガとダークスパークを持った謎の存在が戦うビジョンを見ている。

その後ブラックキングにライブしたヒカルがサンダーダランビアの攻撃から逃げ遅れた美鈴を庇った時に、初めてスパークドールズが登場。
そのままヒカルがライブしたことで初降臨して、全く知らないウルトラマンの登場にタロウを驚かせた。

第6話にてティガダークとバルキー星人との戦いに勝利した時初めて自我を表に出し、
友也の心を開いてジャンキラーをジャンナインに変えたヒカルを称えた。

最終回にて、タロウから受け取った光で自身より遥かに大きなダークルギエルと同じサイズにまで巨大化、
月まで及ぶ激闘の末にで勝利した。

その直後にヒカルにもっと地球を冒険するように告げ、解放されたスパークドールズと共に宇宙に旅立って行った。

その後、特別編にて地球に取り残されたマグマ星人とゼットンを迎えに来た事が明かされ、健太と千草のピンチを救っている。

タロウの言葉から未来から来たことが明らかになったが、本人が多くを語らないためその存在は未だ多くの謎に包まれている。
本人が言うには幾つもの時空を超えて地球にやって来たらしい。

そして『ギンガ』から1年後を舞台とした『ギンガS』でギンガはヒカルと再会。
新たなウルトラマンであるビクトリーと邂逅、
新たなる仲間・UPGとタロウらウルトラ6兄弟の力を得て新たなる侵略者と戦った。

そして『ギンガS』最終回にて、永遠の命を信じたか否かでダークルギエルと分かれた存在だったことが判明した。
光が強ければ影もまた濃くなる、そういう意味で同一体だったらしい。

ルギエルの撃破により因縁に決着はついたが、スパークドールズの呪いが解けたことで新たな脅威=ドールズになっていた侵略者や怪獣たちが暴れ出す可能性が出て来たため、それに対処するため最終回の後もまだ地球に残っている。

『新ウルトラマン列伝』第79話ではさらに二人に分かれたその瞬間の新撮映像が流された。


命に限りがあるからこそ、皆は終わりを恐れ、もがき苦しみ、悲しみや過ちが生まれてしまう。


この命題に対しルギエルは、

ならば、新たな悲しみや過ちが起きぬよう、幸福の中ですべての時を停止させればよい。


それが……決して終わる事のない…………永遠の命だ。

そうギンガにルギエルは告げた後、ギンガはこう返した。

悲しみや過ちが起きたとしても、それを乗り越え、より良い未来を次の世代へ受け継いでいく。

それこそが……決して終わる事のない…………永遠の命なのだ。



そうルギエルにギンガは告げた後、ルギエルとギンガは別々の道を歩むこととなった。



【客演シリーズにおける活躍】

ギンガ本編でのパワーアップは(ウルトラギャラクシーファイトまでは)全てなくなっているが、素で強いためか客演時にも大いに活躍している。

ウルトラマンX
13話の最後の方と14話にゲスト出演。
Xの世界に連れていかれたショウとアリサを助けるべく、ヒカルがライブしてXの世界に移動して来た。

移動の最中にモルド・スペクターが呼び寄せていたグア軍団を単独で殲滅するという無印以来の無双能力を見せつけた。
また13話での登場は敵が大ピンチでエンディングというわりととんでもないものとなっていた。

本来一人でも次元を移動出来るのにエックスに連れて帰らせてもらったり、
他のウルトラマンとの交流をヒカルに任せて自分は一言も喋らなかったり、戦闘以外は自己主張少なめだった。


劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン
サイバーカードの力で他のウルトラマンと共に召喚された。
海外のXioと協力しアメリカ合衆国のダラスに現れたツルギデマーガを倒し、元の世界へ帰還した。


劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!
ビクトリーと共に再び登場。
ある異変の調査にビクトリーと共に向かったが、ムルナウの手により宝石に変えられてしまう。
復活後の戦いではビクトリーとの新技「ギンガビクトリーアルティメイタム」を見せた。


◆ウルトラマンオーブ THE CHRONICLE
第22話で、オーブの先輩たちの戦いを紹介する、という体でファイブキング戦が紹介された。

ウルトラマンタイガ
1話冒頭でビクトリーと共にウルトラマントレギアを小惑星の上に追いつめるも、実は罠で大ダメージを負う。
その後やって来たトライスクワッドのフーマに自分の力を託した。

今回はニュージェネレーションヒーローズのセンターを務めており、声も根岸拓哉氏が担当している。
しかし台詞はヒカルっぽくない言い回しになっている。
というのも脚本の林壮太郎氏が『特撮は爆発だ!#314』で、
「杉田氏が演じると思って脚本を書いたら、自分が知らないところで根岸氏になってた」と語っている。
つまり脚本上ではギンガ本人の台詞だったのがヒカルのセリフになったので、微妙な違和感が生じる事に(その分、先輩感が出てるが)。

ウルトラマンZ
ギンガおよびヒカル本人は登場しないが、ウルトラマンヒカリが開発したギンガのウルトラメダルが登場。
ジードライザーを壊された朝倉リクがエックスとオーブオリジンのメダルをウルトラゼットライザーでリードすることで、ウルトラマンジードギャラクシーライジングにウルトラフュージョンさせる。

15話グリーザが倒された後、ヒカリの尽力でジードライザーは修復されてギンガ・エックス・オーブオリジンのメダルはナツカワ ハルキウルトラマンゼットの手に渡った。

◆ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ
第1回ラスト、ゼロから送られたディメンションナイザーの使い方に四苦八苦するゼットのツッコミとして登場。
第2回&3回はナビゲートを勤めており、初めての戦いや一条寺友也とショウとの想い出を振り返ることでディメンションナイザーが発動する。
第3回ラスト、ショウとの想い出を振り返る際、ビクトリーのディメンションカードが召喚。ディメンションナイザーは親しい存在の記憶も強い思念のエネルギーとなることが明らかになった。
それに気づいたギンガ=ヒカルはビクトリー=ショウに連絡を入れるが、彼に怒られるのであった。


【コラボ】


歴史は変える事が出来る……良いようにも悪いようにも。


10勇士と戦国炎舞とのコラボ企画にも登場。
真田十勇士の一人『穴山小介』と適合し『銀河』と名乗っている。

冷静沈着な性格で十勇士の中心的な人物で、リーダーの零呂の大親友。
銀河閃光槍(ギンガスパークランス)の使い手。


【来歴の謎】

相方というべきビクトリー共々、出自が謎に包まれている。
元々はダークルギエル共々別の存在だったようだが、その何者かの正体も不明。

ギンガ本人はヒカルについて「ギンガスパークに選ばれし者」と表現している=ギンガ自身がヒカルを選んだわけではなく、
ギンガの力を持ったアイテムがヒカルを選んだ、という旨の発言をしており、そもそもギンガスパークとの関連性についても不明瞭。
※無印最終回や番外編などの描写を見るに、ギンガスパークがヒカルのもとにあっても問題なくギンガは別で存在・戦闘も行える、
ギンガSでの描写からギンガ本体はビクトリー同様にスパークドールズとして具現化している…のは確かだが、
変身アイテムと本体が連動していないウルトラマンは他にも例がある(コスモスなど)ため、やはり不明。

ただ、ギンガスパークにまつわる伝説が光の国にあった=ギンガスパークは光の国由来またはそれに関係したアイテムであり、
ギンガもその存在を知っていたことを考えると、「何者か」の正体は未来における光の国のウルトラマンだったのかもしれない。


【余談】

松田的超英雄電波』の杉田氏ゲスト回によると、ギンガ役として直接オファーが来たらしい。
その際「ギンガの掛け声は根岸氏が担当するので台詞量が少ないですが、代わりにギンガの闇の部分であるダークルギエルも担当してもらいます」と言われたらしい。
そのためギンガとダークルギエルの関係性は詳細こそギンガSでの後付けではあるが、無印の頃からやはりある程度決まっていたようだ。

『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル1』で劇場版に初出演して以降、劇場SP2・10勇士・きたぞ!われらのウルトラマン、絆の力、おかりします!と5連続で劇場版に出演している。
つまりギンガが初めてTVに登場してから2017年までに公開された全ての映画に登場している事を意味しており、
この数はコスモスや劇場版ウルトラマンであるゼロに匹敵するレベル(ちなみに平成最多はティガ)。

最近では客演してもマルチバースの別人じゃね?と疑われる事も多い中、
一応全部ギンガ本人でヒカルもライブしているというかなり好待遇を受けている。

この記録自体は劇場版ジードにて打ち止めとなったが、ギンガの姿の登場自体は引き続き更新中である。
※劇場公開もされたTSUBURAYA IMAGINATIONオリジナル映画『ウルトラマントリガー エピソードZ』を除く


『ウルトラマンR/B』でも早速その力を宿したルーブクリスタルが登場している……が、割り当てられた属性はなぜか「」。
タロウが火なのは納得できるが、ギンガのどこに水属性の要素があるのだろうか……?*1
ちなみにガイさんは水のエレメントと聞いて直前スペシャルでは自身とかつて共闘したアグルを思い出していた。普通に考えたらそっちだよね

ちなみに他のクリスタルチェンジ用のルーブクリスタルの面々も属性の要素が少なからずあるほか、
ルーブクリスタルナビではギンガクリスタルだけ「〇属性の力を持つクリスタル」という解説がないなど、
ギンガクリスタルの特異性がより目立つ。ルーブクリスタルの秘密が明らかになった今、今後、こちらの理由も説明されるのだろうか……?

ウルトラマンギンガの声を演じた杉田氏は後に別の特撮作品でも「ギンガ」の名を持つキャラクターの声を演じている(但し、こちらは悪役)。



すっげぇ……すごすぎるぜアニヲタ!

項目に半端じゃねぇ追記・修正を感じる!


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最終更新:2024年02月24日 10:04

*1 ギンガには電気や炎属性の技はあるが、水属性の技はないし、水中戦すら行ったことがない。銀河、水色、水晶、初放送日が水曜日…などこじつけることはできるが……。現状はタロウに合わせての選出か、オーブでのガイさん所有のウルトラフュージョンカード繋がりとみられている。