海道ジン

登録日:2011/11/10 Thu 13:36:31
更新日:2023/10/10 Tue 23:16:50
所要時間:約 5 分で読めます





海道ジンとは、ダンボール戦機の登場人物である。

CV:小田久史

◆人物

イノベーターの海道義光の孫ではあるが、血は繋がっていない。
かつてトキオブリッジ崩落事故で家族を失い、マスゴミに晒し者になっていた所を海道義光に保護され、そのまま家族になった。
そんな人格者だった義祖父のために尽くそうとするも、最近の祖父の行動に疑問を感じ、灰原ユウヤへの人体実験が決定打となってイノベーターを離反する。

年齢はバン達と同じで、無印では13歳の中学一年生。
アングラビシダス開催直前に、一度バンのクラスに転入してきた。
その際にジェット機で学校に乗り付け、窓から登校する荒技を見せ付ける。
ただし、アングラビシダスが終わるとすぐにまた転校していった。
アニメではその時、他の生徒は「もうジェット機見られないのかよ〜」とボヤいていた。
ジンの価値はジェット機で登校するだけだったのか、それともあだ名がジェット機だったのか…
今はどこの中学に通っているのかは不明。

白いメッシュが入った黒髪が特徴。
美少年認定されており、オタピンクに一目ぼれされた。

『秒殺の皇帝』という名の通り、敵LBXを開始数秒で機能停止に追い込む戦闘スタイル。
ちなみに、その時のCCM捌きは尋常ではない。指が吊らないか不安である。
LBX操作技術は非常に高く、最初の愛機ジ・エンペラーではLBXの方の反応が追い付かず処理落ちしたほど。

◆ゲームでの活躍

バン(プレイヤー)とはアングラビシダス、海道邸、アルテミス、そしてアキハバラキングダム決勝と、4度にわたって戦うことになる。

アルテミス終了後、イノベーターに不信感を抱いた八神英二と協力し、離反する。
その後、郷田とほぼ同じタイミングでバン達と合流。
ちなみに合流する際、サイバーランスから与えられた試作機「プロトゼノン」で(地面との摩擦で減速しているとはいえ)リニアモーターカーを止めるという衝撃的な技を披露している。

なお、アキハバラキングダムが終わるとまた離脱し、終盤まで戻らない上にアキハバラキングダムでは敵チームとなる。
ストーリーにおける使用可能期間がかなり限られるキャラである。
(当然、クリア後は自由に使える)

無印およびそのアップデート版では固有能力としてA(オルタナティブ)モードを持ち、HP25%以下で発動でき一定時間攻撃力上昇、テンションゲージ消費無効、遠距離攻撃無効を得る。

戦闘面では優秀と言えば優秀だが、飛び抜けて強いわけでもなく、ほっとくと普通に雑魚にも倒される。
それでも秒殺の皇帝かよ!

◆アニメでの活躍

秒殺の皇帝の名に恥じぬスピーディなLBXバトルを展開する。
しかも、ただ速いだけでなく、1対3で全員を同時に倒すタイミングを見極めてから攻撃する事もある。

ただ、空気を読まない
アキハバラキングダムにて、ジェイソン・クロサワやオタブラック&オタピンクが名乗りをしている間に、
容赦なく必殺ファンクションをぶちかまして撃破した
まさに海道。

決勝戦ではダメージを負うものの一人で郷田と仙道を撃破し、残ったバンを3対1でフルボッコにした。
この時の絵面はどう見ても悪役のそれです。ありがとうございました。

ただ、アルテミスでは檜山蓮(と郷田)と戦った際、檜山がわざと止まらなければ負けていた。
操作技術は高くとも、完ぺきではない事がうかがえる。

灰原ユウヤのエピソードが追加された際、幼少時に入院していた病院で面識がある設定が追加。
ゲーム版で明かされなかったユウヤの設定の掘り下げ役となっている(病院を手配したりバンにユウヤの容態を報告したり)。

続編のダンボール戦機Wにもレギュラーとして登場。
A国Nシティにて、ヒロとジェシカを載せて暴走する地下鉄を新機体「トリトーン」の発射する白いネバネバした糸で止める。どんな素材で出来てんだ…
前作での活躍もあって、このあたりから「ジン=電車ストッパー」のイメージが定着したとかしなかったとか。

その後はリニアで強盗犯達を捕まえたり、アングラテキサスにてジェシカのコーチをしたり色々と忙しい。

そして22話ではディテクターの指令コンピュータを止める為に地下鉄に乗るが途中で止まってしまい、もはや電車に乗るだけで止めてしまうというエキスパートっぷりを披露した。


第3作目のダンボール戦機WARSにも登場。
神威大門の2年3組の副担任として、ウォータイム中はハーネスの司令官として過ごしている。
回想でのみ登場するバンと、その父ヤマジュン、プロとして紹介されるに留まっている郷田とは違い、一人だけレギュラーとして登場している。

神威大門島は電車が走れるほど広い場所ではないためか、今のところ電車は止まっていない
(セカンドワールド内の電車は今のところ無事である)

◆漫画での活躍

アキレスの槍をエンペラーの指先で捉える離れ業をやってのける。
どういう技術力だよ…
徐々に作画が変化していき最近は乙女化が進行中である。

また、HIROこと武井宏之による彼を主人公に据えた読み切りが掲載されたことも。
こちらでは性格が作者代表作の某キャラみたいになっていた。

◆使用LBX

固有機体

  • ジ・エンペラー
初期に使用していた神谷重工製の機体であり、「秒殺の皇帝」の異名の由来。
一方でジンの操縦技術にCPUの性能が完全には対応できておらず、アングラビシダス決勝ではそれが敗因となった。
武装は十字に刃が取り付けられたメイス「ティターニア」。

  • エンペラーM2
アルテミスで使用した、ジ・エンペラーをCPUの換装などによってチューニングし、ジンの操作技術に適応できるようにした機体。
武装はハンマーにランチャーを内蔵した複合武装「エンペラーランチャー」。

  • プロトゼノン
イノベーターと決別したジンの新たな機体であり、サイバーランス社製。
バックパックに大型ブースターを内蔵したウィングを備えており、変形せずに飛行可能なほか、その常識外れの推力でリニアをも止めてみせた。
武装はティターニアの色違いのメイス「オベロン」。

  • ゼノン
プロトゼノンを、蓄積された戦闘データを基に再調整した完成形。
大型ブースターが廃止された代わりに全体的な性能が強化されており、外部機器のハッキング機能も持つ。
武装は今までのメイスを踏襲しつつも形状を一新した「ゼノンハルバード」。

  • トリトーン
「W」での使用LBXであり、ゼノン同様サイバーランス社製。
ゼノンからCPUの処理速度をさらに発展させた機体であり、今までの使用LBXから一転して水色を中心とした機体カラーと細身のフォルムになった。
性能は向上している一方で、単純なパワーの面ではゼノンに劣る模様。
武装は錨型のハンマー「シーホースアンカー」。

  • エンペラーM3(WARS)
「WARS」以降の使用LBX。
クリスターイングラム社に吸収合併された神谷重工LBX部門が、イノベーターが残していた設計図をサルベージして完成させた機体。「ワールドセイバー」に奪われたエンペラーM5への対抗策として神谷コウスケからジンが受け取り、以後彼の機体として活躍。
「烈伝」終盤では、マグナオルタスのパーツを組み込むことでデュアルアクセラレイターを搭載した「エンペラーM3カスタム」として改修されている。

設定上の固有機体

  • エンペラーM3(無印)
無印およびWで登場した、無印メインキャラのifの強化版機体の1つ。
エンペラーM2の思想を引き継ぎ改良を加えた機体であり、脚部以外のデザインが一新され、マントも黒を基調としたものに変更されている。

  • キャプテントリトーン
ゲーム版にのみ登場する、山野博士がトリトーンをカスタマイズした機体。
「キャプテン」の名の通り海賊に寄せたデザインになっており、両肩はブースターが増設された。
同様のifの強化機体にはユウヤの「リュウビホウホウ」、ジェシカの「ジャンヌF(フォックス)」が存在する。



ジン「追記・修正だ! バン君!」

バン「望むところだ、ジン!」

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最終更新:2023年10月10日 23:16