モガの森

登録日:2012/01/10 (火) 18:43:49
更新日:2023/08/25 Fri 23:56:02
所要時間:約 5 分で読めます





モンスターハンター』シリーズでクエストの目的地となるフィールドの1つ。
初登場は『モンスターハンター3(トライ)』(MH3)。

モガの村周辺に広がる広大な森林地帯で、モガの村はこの森の恩恵を受けて生活している。
モガの村東の橋か、農場から向かう事が出来る村クエスト同様オフ専用のフィールドで、マップ内容は通常の「孤島」とほぼ同じ。

しかし狩りのルールが通常のクエストと大きく異なっている。
通常のように受付でクエスト受注しなくても自由に出入りでき、ここでモンスターの討伐や特別なアイテムを採取する等してから村長のセガレに成果を報告すると、特産品や資源ポイントという物が入手できる。

資源ポイントは農場や狩猟船等を利用するのに必要なポイントで、特産品は交易でレアなアイテムと交換する事が可能。
つまり、どちらも村の施設を利用するのに必要不可欠な代物で、モガの森を利用しないと村の発展は望めない。
という訳で、モガの森の主な目的は基本的にこの資源ポイントと特産品集めである。

登場するモンスターは通常の孤島マップとほぼ同様で、小型モンスターはジャギィやジャギィノス、ケルビアプトノス、ルドロス、オルタロス等。
大型モンスターは最初だとドスジャギィのみだが、村クエストを進めるにつれて登場モンスターが増えていき、ロアルドロスクルペッコリオレイアリオレウス等が登場するようになる。
登場モンスターが増えた際はセガレが報告してくれる。しかし何故かリオレウスだけは報告してくれない。

登場モンスターは日によって変わり(モガの森では2分以上滞在で半日経過)、セガレに話しかけると2日後までの登場モンスターの傾向を知る事が出来る。
傾向によっては少し特別な個体が見れる事も(巨大アプトノス等)。

ちなみに、出現している大型モンスターを全て狩ると2分後に新たに次のモンスターが登場することがあり、最大10頭まで連続して狩ることができる。

そして、大型モンスターを狩猟することで交易船の希少交易で使える特別な特産品が貰えることもある。

大型モンスターを捕獲すると通常の素材は剥ぎ取り出来なくなるが希少品が出やすくなり、大量に希少品を集めたいときは捕獲するのも手である。

またこのモガの森は、MHWorldの探索システムの原型とも言えるべき仕様になっており、通常クエストと違って制限時間が無いし、何度力尽きてもクエスト失敗にならないうえ、メニューから好きな時に村へ即帰還可能。
つまりとても気楽にプレイ可能で初心者の練習や新武器の試し切り等にも最適。
実際、MH3/MH3Gで開始直後にチュートリアルとして利用する場所でもある。

その気楽な雰囲気から散歩がてらに利用するハンターも多い。

日頃の殺伐とした狩りに疲れたハンターは、この森で存分にスローライフを送るのもたまには良いかもしれない。

中にはモガの森に籠りっきりになるハンターもいるとか。




追記修正お願いします。














今夜のディナー会場は
此処と聞いて








MH3のアップグレード版であるMH3Gにも登場。
基本的な内容はMH3とほぼ同じだが、村クエストに上位が追加されたのに伴いモガの森にも上位版が追加。
夜のモガの森が上位版として扱われるため、通常のモガの森は夜に入れなくなった。

上位になったのに伴い当然ながら登場モンスターも強化。
モンスターの種類も大幅に追加された、のだが…





これが悪夢の始まりとなった…






夜のモガの森解放直後は既存のモンスターに加え、リオレイア亜種やクルペッコ亜種、ロアルドロス亜種、チャナガブル等、まだ分かるモンスター達が追加されていく。
火山や凍土を好むブラキディオスもいるが、元々孤島でも見かけるのでまだ分かる方。

しかし村クエを進めていくにつれて、ドスバギィやドスフロギィ、ボルボロスウラガンキンディアブロス等々…ブラキ以外にも『お前ら生息地間違えてるだろ』としか思えない凶悪モンスター達がどんどん移住を開始。

渓流と百歩譲って水没林は分かるが、他の生息地組は謎としか言いようがない。
というか凍土や火山にいたはずの連中、特に羽がないはずの獣竜種はどうやってここに来たんだ。まさか泳いできたとでもいうのだろうか。

その生態系ははっきり言って『カオス』『世紀末』『魔境』『魔窟』『変なゲートが開いている』といった有り様でモガの森の平和なイメージは崩れ去った。

まあ、モンスターが見境なく現れている訳ではないらしく、生息地の環境に強く依存しているモンスター達は流石に来ない様だ。
ベリオロスギギネブラ一族位は来れそうな気もするが。というか子供のギィギはいるのに寧ろ何故親がいない。

ちなみに、普段はドスジャギィ達の寝床に使われるエリアにはバギィやフロギィが居座ることもあり、ここに自分の親玉が来た場合は勿論加勢するが、違うドス鳥竜が来ると喧嘩が始まる。どうやら縄張り争いまでできるほど彼らにとって馴染みやすい環境らしい…。

この夜のモガの森に限って言えば、あの生態系の破壊者として有名なイビルジョーはむしろ救世主のようにも思える…


どうしてこうなった


こんなにおぞましい森と隣接するモガの村の住民は今すぐ他の場所に引っ越すべきだと思うのだが、何故か村には全く危機感が無い。変わるとすると、セガレの発見報告が段々投げやりになってくることくらい。
前まで下位のラギアクルス1頭にビビりまくってたはずなのに…

また、一応生態系に異変があることは言及されている。
異変どころか明らかに崩壊していることについては触れてはならない。

モガの村民はと言うと資源情報を見る限りこの魔境に普通に適応してる節もある…。

というより、モガの村民はハンター程ではないにしろ一般人を超越した戦闘力があることは確か。

というかハンターになれる素質がある。


後のMHXでは更にフクロウカニカエルも住み着いたらしい。
まあディアブロスやウラガンキンよりは全然納得できるラインナップか。
また、二つ名個体を擁するモンスターが多いので当然ここにも出てくる。やっぱり今でも魔境じゃないか。

【モガ村人の戦闘力の一例】

  • モガの村長は元ハンターであり、ラギアクルス亜種には負けたが、それ以下のモンスターは大体狩ったことがある(あのアドバイスは正に経験談)。
  • 村長のセガレはガノトトスを釣れる腕力を持つ。その後普通に村に帰還できる程の身体能力も有している。
  • 村の子供達がチャナガブルを釣り上げる
  • 漁師はロアルドロスを狩ったことがあるのは普通(亜種は惜しかった)。どうやらチャナガブルあたりもいけるらしい。また、たまに漁と称して「狩り」に行くことがあるが、「火炎袋」を採ってくるあたり飛竜種も狩れる。さらに「海竜の鱗」も採ってくるあたりラギアもいけるんじゃ(ry

つまり、

ラギア亜種>村長全盛期>ロアル亜種>モガ漁師>ラギア通常種>飛竜種>魚竜種(ガノ以外)・ロアル通常種




こんなイカれた世界が展開されまくってる夜の森ではあるが、このカオス具合に魅入られたハンターは非常に多い。

というか、次回作では寒冷地にしか住めない連中や秘境にしか生息していない、伝説じみた連中までやって来るような更なる魔境を望む者も決して少なくない。

もうどっちがモンスターなんだか…

クエスト時と違い、モガの森から帰ってくる時にセーブは行えないので要注意。
クエストの時と同じ感覚で「あの時セーブしたからいいや」と、電源を落としたりすると痛い目を見る。




追記・修正は、夜の森でスローライフができるようになってからお願いします。

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最終更新:2023年08月25日 23:56