巨乳ファンタジー

登録日:2012/01/31 (火) 23:10:12
更新日:2023/12/20 Wed 20:19:50
所要時間:約 3 分で読めます




『Waffle』より発売されているアダルトゲーム。
PC、DVDPG、携帯アプリにて販売中。


タイトル通り登場する女性キャラは全て巨乳。というか爆乳
なにせ登場するヒロインの全員がバスト90台後半から100超えのNカップという有様。爆乳フェチにはたまらない一作。
プレイの内容もパイズリや乳首攻めと、胸を使ったものが多い。と言うより、本番がオマケレベル。
そのこだわりはキャラクターデザインにも活かされており、登場するキャラクターのバストは全員実在のモデルさんの体型を参考に描かれているため、
この手のキャラクターにありがちな体型の不自然さも感じさせない職人技が光る。

その豊満なバストを活かした濃厚なエロ描写にばかり目が行きがちだが、細部の設定や登場キャラクターのパーソナリティー、世界観設定に至るまでが一つ一つ非常に丁寧に作り込まれており、
単なる抜きゲーでは終わらない一個のサクセスストーリーとして一部で非常に高く評価されている。
ヒロインキャラだけでなく男キャラクター、果てはぽっと出のモブキャラに至るまで全員声がついており、パーソナリティが作り込まれているのだ。
なんと明らかに同一人物だと思われるモブキャラがシリーズをまたいで登場していることも。ちなみに出てくる暗殺者はみんなどっかで見たような外見をしており、この伝統は事実上の最終作に当たる3ifまで続いている。

本作の世界観は中世ヨーロッパをモチーフにしており、大陸各国間の関係や文化などにはモチーフになったヨーロッパ諸国のイメージが忠実に反映されている。
各国が辿ってきた歴史も実際にあった史実をモチーフに肉付けされており、世界史に詳しい者ならピンとくるようなワードが紛れ込んでいることも。

本編の直接の続編となる「巨乳ファンタジー 外伝」を皮切りにシリーズ化がなされており、姉妹作品の「巨乳魔女」も発売されている。 



◆ストーリー

エーデルランド王国の騎士学校を成績最下位で卒業した主人公リュート。
同期にして凡愚な王子ボボンにすら成績で抜かされ、同じく同期のアイシス、モテールには蛇蝎のごとく嫌われ、周囲からは『落ちこぼれ』の烙印を押されてしまった。
そして、そんなリュートの騎士としての初任務は、ボーアン―エーデルランドの西の果ての町、中央とは隔絶された僻地への赴任だった。
そんな人材の墓場で出会ったのは、長官の美しき妻ロクサーヌと、夜な夜な街に現れては男の精を吸い殺すサキュバスの噂。
赴任早々、リュートは件のサキュバスであるシャムシェルに(性的な意味で)襲われ、散々精を搾られるが、噂通り落命することはなく生き延び、
何故か死ななかったことでシャムシェルに気に入られたリュートは、彼女を相棒とし、その協力で街に渦巻く陰謀を暴いてみせた。
これが、落ちこぼれ騎士リュートの出世街道が拓かれた瞬間であった。


◆登場人物


メインキャラ・ヒロイン

  • リュート(名前変更不可)
主人公。巨乳好きで絶倫。エーデルランドの騎士学校を卒業した新米騎士。
終始すっとぼけたようなのんきな態度を取り続ける楽観主義者。おまけに性欲旺盛で好みの巨乳美女を見つけると真っ先に胸に目が行くムッツリスケベ。
騎士学校での成績はぼんくらで知られるボボン王子すらも下回る最下位の成績で、そのため同期のモテールやアイシスからは辛辣な態度をとられ、
フェルゼン将軍他王宮の関係者からも当初は軽蔑の目を向けられていた。
後に登場人物からも疑問を呈されている通りいくらなんでもあのボボンにすら劣るというのは不自然な話であり、この成績は意図的に操作されたものであった可能性が示唆されている。
どんな時にもマイペースを貫ける人並外れた度胸と、物事の本質を見抜ける洞察力、大局的な視点から成る判断力を持ち、
相手が誰であっても怖気づくことなく接し、自分のペースに巻き込んでしまう、ある意味食えない人物。
『巨乳ファンタジー』のストーリーは、そんなリュートが辺境の街ボーアンへと左遷されるところから始まる。
その右手にはある理由から絶大な魔力が宿っており、また無尽蔵の悪運が付いて回るという特異体質。

  • シャムシェル
メインヒロインサキュバス。ストーリー中では「シャムシェル」とだけ表記されているがフルネームは「シャムシェルシャハル」。頼れる相棒系ヒロイン。
当初はリュートが派遣されたボーアンで男を(性的に)襲い食い殺していたが、自分にパイズリされても死ななかったリュートを気に入り、
以降は彼の相棒として、魔族としての様々な力を駆使し、リュートを陰に日向に支えてゆく。
一見ふざけた態度に見えるものの義理堅く誠実な性格で、事実リュートとの「勝手に人間を襲ったりしない」という約束は絶対に破らなかった。
続編で明かされることになるが、『巨乳ファンタジー2』に登場するヒロイン、シャハルの実の娘であり、つまり『2』の主人公の実子である。本編では実の母との再会は叶わなかったがノベライズ版では…

  • アイシス
騎士学校を二位で卒業した女剣士でリュートの同期。一見冷たいが、その実(恋愛や親愛を含めて)好きになった相手には愛情深いツンデレ同級生系ヒロイン。
モテールの婚約者ではあるが、彼の女癖の悪さに辟易しており、人間的に好いているわけではない。
プライドが高く高飛車な性格で、卒業直後は落ちこぼれのリュートを嫌っているが、そんな内心とは裏腹に彼と調査などに行かされる羽目になる。
しかし、そこでリュートに持ち前の判断力や優れたサバイバル技術で助けられたことで彼への認識を改めていく。
本名はアイシス・ペトロヴナ・エレンスカヤ。明らかにプロイセンかオーストリアあたりのドイツ帝国をモチーフにしていそうなエーデルランドの住人なのに名前がロシア系なのは、彼女が北のオスタシア王国(帝政ロシアがモチーフ)から逃れてきた亡命貴族の娘だからである。この出自が後に外伝2afterでの騒動に関係してくることとなる。

  • グラディス・フォン・ワッケンハイム
エーデルランドの英雄と名高い名将ワッケンハイムの実子。
「ワッケンハイムの倅」と呼ばれており、豪快な性格や反乱軍をまとめ上げる度量から男だと思われていたが、リュートとの邂逅により女であることが明かされる。一人称は「オレ」。ボーイッシュ押しかけ女房系ヒロイン。
急進的な騎士官僚制改革に反対して蜂起した反乱軍の司令官を父から引き継ぎ、かなり長期に渡って王国軍の侵攻を退け続けた猛将。
剣の腕も立ち、戦闘能力で言えば作中最強クラスだが頭も回る切れ者で、ことチェスの腕前に関しては国内でも右に出るもののいないほどの腕前。
また名のある貴族の嫡子ということでルセリア姫やモテールなど国内外の上流階級の人間とも面識がある。その名将ぶりも広く知れ渡っており、エーデルランドと事を構えた国は真っ先に彼女の存在を警戒するほど。
自身の身柄を賭けたリュートとのチェスの一騎打ち勝負に敗北。リュートに心酔するようになり、以後リュートの(自称)奴隷となる。
なお、口調は男性的だが内面は結構乙女である他、(性的な意味で)追い詰められると女言葉になる癖がある。

  • ルセリア・フォン・ディアマンテ
エーデルランド王国ハーゲル1世の姫。作中で一番の巨乳。母はすでに亡くなっており、ボボンは異母弟にあたる。正統派お姫様系ヒロイン。
純真無垢で世間知らずな箱入り娘といった表現がぴったりなお姫様で、当初リュートのことは全く知らなかったが、成功に次ぐ成功によって元帥となり王都に凱旋したリュートに次第に憧れに似た恋心を募らせてゆく。
またグラディスとは幼馴染の間柄であり、リュートが寛大な処置でグラディスの処刑を見送ったことにも好感を抱いている。
天真爛漫な性格だが芯の強い一面もあり、作中では一国の王女としての強い覚悟を感じさせる一幕もあった。
エメラリアに背中を押されたことでリュートにアプローチを掛け始め、武術のお稽古と称してリュートとエッチなお勉強をしていく。
絶倫のリュートも驚くほど性欲が強い。その理由は…

  • ロクサーヌ・ド・デジール
ボーアン城の主・アーボインの妻。夫との間に子供は居ないが、体質で母乳が出る。天然人妻系ヒロイン。
夫とは長年セックスレス(原因は巨乳嫌いかつロリコンという夫の性癖)であり、赴任してきたリュートと知り合い、肉体関係を持つ。
以降リュートの虜となるが、これは欲求不満の妻を若い男(リュート)と知り合わせて関係を持たせ、その浮気を大義名分に好みでない妻を排除しようとするアーボインの陰謀であり、
思惑通りに事が進んだアーボインに姦通罪でリュート共々処刑されそうになるが、その浮気現場に乗り込んだ直後に持病が悪化して夫が倒れてうやむやとなった上、
さらに夫の悪事がリュートによって暴かれたことで正式に離婚が決まり、選択肢によって新たな城の主となったリュートと結婚したり、出世した彼に呼ばれて妃の一人になったりする。
ぶっちゃけ最序盤でリュートと知り合った後は積極的に話の本筋に関わってこなくなるなど若干不遇。続編でもストーリーの流れにはほぼ関与していない。

  • エメラリア
ルセリアの教育係。作中では唯一姓が明かされていないが、それにはある秘密が…
普段は冷静だが、本性は淫乱。ミステリアスな眼鏡ヒロイン。
実はベルンシュタインの庶子。実父であるベルンシュタインに強姦されたことがあり、それ以来無感情な性格になってしまった。

サブキャラクター


  • モテール・ド・プラティーヌ
騎士学校を一位で卒業した親衛隊の騎士でリュートの同期。エーデルランドでも五指に入るほどの豪商プラティーヌ家の嫡男。
アイシスとは親が決めた婚約者同士だが、本人にはその気がない。
女癖が悪く傲慢な性格で、リュートのことも当初は見下していたが、リュートが次々と功績を上げて立場が逆転すると取り巻きの女達にも彼に乗り換えられ、
挙げ句婚約者であったアイシスにまで見放されて転落人生を歩むことになるが、紆余曲折の末に改心し、リュートの腹心となる。ツンツン→ツンデレ→デレデレ(笑)
実はグラディスのことを狙っていたらしく、グラディスが陥落(意味深)したことを知ると発狂したようにマジ切れしながらリュートに掴みかかっていた。ゲームでは紆余曲折の末改心するが、ノベライズ版では…?

  • フェルゼン将軍
エーデルランド王国軍の将軍。フルネームは不明。
ワッケンハイム将軍に次ぐ実力者と目され、王国軍の兵士からも絶大な尊敬を受ける人物。リュートたちの卒業した騎士学校の卒業生で、彼らの大先輩でもある。
将軍としては間違いなく有能だが不器用な性格で、国王相手でも恐れずに歯に衣着せぬ物言いで進言をすることからベルンシュタインを始めとする政府高官からは非常に嫌われており、
長年実力に反し低い地位に留め置かれていた。

  • ルビーン・フォン・ベルンシュタイン
エーデルランド王国宰相を務める男。
異常なほど権力に執着しており、宰相の地位を良いことにフェルゼン将軍などの改革派を王宮から遠ざけ実務の権限を独占していた典型的な悪党。
リュートが実力を発揮して王宮の実務に介入できるほどの地位を得たことに危機感を抱き始め、様々な陰謀を巡らせてリュートを抹殺しようとする。

  • ワンコインワン・コアン
グラディスが反乱を起こしていたインラント州にあるビュステンハルター城に作戦参謀として詰めていた男。
東方にある国「(ちゅう)」から移住してきた東洋人の一族出身。名前を「ワンコイン」と間違われるとどんなシリアスな話をしていてもマジギレする。
この「主人公に名前を間違われてキレ気味に訂正する」キャラは以後シリーズのお約束になっている。
外伝で「ワン・パタン」なる親戚がいたことが明かされ外伝2で実際に本人が登場している。
ベルンシュタインの指示でビュステンハルター城に赴任してきた司令官を謀殺していた。

  • ハーゲル1世
現エーデルランド国王。名前はこうだがハゲではない。
口ひげを蓄えた豪快な性格のおっさんで、騎士官僚制を土台にした統治機構の実現のため積極的に改革に取り組もうとする。
一方自らの寿命を悟ってかそのやり方は作中でもやや強引で性急すぎるという見方をされており、事実それが原因でワッケンハイム将軍の離反とインラント州での武装蜂起を招く結果となってしまった。
また有能な将軍であるフェルゼンを長年冷遇し続けてきた点や実子ボボンの無能ぶりを見れば分かる通り、王としても若干狭量な部分がある。
結果的に長年頭を悩ませてきたビュステンハルター城の反乱軍を鎮圧してみせたリュートの度量に敬服して元帥に推挙し、ゆくゆくは次期国王に推すつもりだったが…

  • ボボン
無能。隣国であるリンゴバルトの王女とハーゲル1世の間に生まれた王子で、ルセリアの異母弟に当たる。
騎士学校卒業時の成績こそリュートより一つ上だったが、それでも最低から二番目。性格も幼稚かつ傲慢、我儘なクソガキとまるっきりのクズ。
一応ハーゲル1世の長男であり、王位継承権は1位のはずなのに当のハーゲル1世からは「王位は継がせない」と明言されてしまう。
その愚鈍さに反した社会的ステータスの高さ故に作中では二度もも叛乱の旗頭として担ぎ出されるも、
正史に当たるハーレムルートではベルンシュタインの陰謀に加担したことでフェルゼンに斬り殺される末路を辿り、
それ以外のルートでも例外なく何らかの理由で死んでいる。


登場する国

  • エーデルラント
巨乳ファンタジー本編の舞台。国王はハーゲル1世。
ユーロディア大陸の中程に位置する内陸国。住人や地名の名称や隣国であるリンゴバルトを併合した点からおそらくモチーフはオーストリア・ハンガリー帝国。

  • リンゴバルト
エーデルラントと西で国境を接する隣国。ボボン王子の母の出身国であり、現国王のバザルト1世はボボンの叔父に当たる。
外伝でバザルト1世が処刑され国土はエーデルラントに併合。リンゴバルトという名の独立国家は存在しなくなった。
モチーフはおそらくハプスブルグ王家の支配を受けたハンガリー王国。

  • フロンス
外伝・外伝2に登場。リンゴバルトの更に西、ユーロディア大陸の西端に位置する王国。現国王はアフロディア。
南のイベリア王国とぶつかり合いを繰り返すユーロディアの覇権国家の一つで、強大な軍事力と国力を持つ大国だが、最近は度重なる戦争による出費によって国の財政に綻びが出始めており失速気味。
モチーフは言わずもがなフランス。

  • イベリア
フロンスの南で国境を接するもう一つのユーロディア大陸の覇権国家。現国王はエンペラドール2世。
国王の有能さもあって落ち目気味のフロンスを尻目に一代で巨大国家にのし上がり、西のスルタン王国を撃退して大陸に版図を築いた。
レコンキスタを達成したという作中の説明やイギリスモチーフのヒルズランドとの海戦からモチーフはおそらくスペイン王国。

  • ヒルズランド
ユーロディア大陸の更に西に位置する島国。周囲を海に囲まれた海洋国家で、海運の要衝でもある。
羊毛の主要な産地でもあり、またイベリアとフロンスの2大強国に挟まれる位置にあるため度々両国の干渉に悩まされている。現国王はガウェイン2世。
2の舞台でもあり、同時にシャムシェルの出身地である。
モチーフはグレートブリテン及び北アイルランド連合王国ことイギリス。

  • ノルドラント
大陸北部の沿岸にある小国。オスタシアと国境を接している。国内に常備軍はなく各市参事会の設置する防衛隊が存在するのみ。
そのため国内にはイベリアの駐留軍が置かれており、しかも北はオスタシア、南はエーデルラント、西はフロンスに接している状態のため各国との折衝に難儀している。現国王はゼンデン1世。
モチーフは地理的な点や市参事会の存在から見てオランダ王国、正確にはその前身に当たるネーデルラント連邦共和国か。

  • カチン教国
大陸南方にある宗教国家。
今のユーロディア一体で広く信仰を集める聖十字教の総本山であり、大陸の宗教界を束ねる枢機卿たちが暮らす。警備がガバガバ過ぎて度々要人が暗殺されたり危険なマジックアイテムが盗難にあったりしている難儀な国。
指導者は枢機卿議会最高議長が務めており、現在の指導者はアガタ枢機卿。
モチーフはバチカン市国。

  • オスタシア
外伝2、外伝2after、小説版で登場。
エーデルラントと北で国境を接する超大国。度々エーデルラントと小競り合いを起こしている他ノルドラントを圧迫して市参事会から上納金を巻き上げるなどユーロディア大陸の諸国と対立している。
外伝2まではほぼ脇役のような扱いで国内情勢なども一切不明だったが、外伝2afterでスポットライトが当てられ、より詳しい王宮の様子などが描かれた。
現国王の名前も不明だったが2afterでオルロフ一世という名前が明かされた。
モチーフは帝政ロシア。

  • スルタン帝国
外伝2に登場。ユーロディア大陸の南、海を挟んで対岸にある大国。
ユーロディア大陸で一般に信仰されている聖十字教とは異なる宗教「スルタン教」を信仰する文化圏であり、度々「異教徒」と言及されている。
強大な軍事力を有しユーロディアに大きな支配権を築いていたこともあったが、巨乳ファンタジー本編開始前にイベリア国王エンペラドール二世によって大陸から駆逐されてしまった。
しかしユーロディアにはまだ未練があるようで度々出兵してイベリア王国と激突している。
こちらも外伝2までは詳しく触れられておらずほぼ脇役だったが、外伝2afterで詳細な国内情勢も明かされ、皇帝サマルカン1世が統治していることが判明している。
モチーフは間違いなくオスマン・トルコ帝国。


シリーズ作品

◆初代シリーズ
シリーズ処女作である巨乳ファンタジーの主人公リュートの物語。
  • 巨乳ファンタジー外伝
巨乳ファンタジーのハーレムエンド後を描くFD。
この作品から画面がワイドになり、初代をワイド画面に対応させたHD版や初代のHD版とFDである外伝のセット版なども発売された。
初代の時点で国王まで上り詰めているため、大国フロンスとの外交問題などが描かれる。
  • 巨乳ファンタジー外伝2
上述の外伝の更に続編。リュート最後の物語と称されていた……が
物語の端々で下記の2との関連が描かれるが、小ネタレベルなのでやってなくても問題ない。
  • 巨乳ファンタジー外伝2After
案の定出てきた外伝2の更にその後を描く続編。
ミドルプライスであるためヒロインの大幅な削減が行われており、ヒロインは4名となっている(未登場ヒロインは全員エーデルラント本国以外にいるという設定)。
  • 巨乳ファンタジーデジタルノベライズ版
初代から外伝2までのノベライズ版をADVゲーム風(一本道なので選択肢はない)にしたもの。
ゲーム版では生き残るキャラが死んだり、逆に死ぬキャラが生き残ったり展開が違うので新鮮。

◆巨乳ファンタジー2シリーズ
初代よりも過去の時代(百数十年程前)を描く、破滅男ことルインの物語。
外伝2で最初の舞台となるヒルズランドで展開される。
  • 巨乳ファンタジー2
左遷に始まり国王まで上り詰めるなど、基本的には初代に近い物語。
設定上は外伝2と地続きとなると思われるが、外伝2では2のハーレムルートでは起こらなかったエピソードがヒルズランドの歴史として登場しておりどのルートが正史なのかは不明。
  • 巨乳ファンタジー2if
ノベライズ版のシナリオをベースに大幅に加筆された異伝。ヒロインの増員の他、既存ヒロインも一部設定や登場タイミングなどが変更されている。

◆巨乳ファンタジー3シリーズ
更に時代を遡って古代ローマで描かれるパイズリの神ユリナスの物語。
  • 巨乳ファンタジー3
冥界最底辺の神ユリナスが人間界へと召喚され信仰を集めていく物語。
  • 巨乳ファンタジー3if
3の異伝で人間界が主舞台だった3とは逆に神々の世界を中心に描かれる物語。2if同様一部キャラの設定が変更されている。
カネコネは泣いていい。
  • 巨乳ファンタジー3if-アルテミスの矢・メデューサの願い-
3ifのアテナルートのアフターストーリーと、3ifのアテナルート序盤から分岐する新規シナリオで構成されるファンディスク。

◆巨乳ファンタジーバースト/X*1
まさかのソシャゲ化。DMM GAMES/FANZA GAMESで配信されている。
王国ヴェルンを舞台に、領主配下の聖騎士同士による試合によるランク付けで常に崖っぷちの主人公ルーファス(名前変更可能)が、
異世界からの聖騎士を召喚し、領主の地位の剥奪を回避すべくヒロインたちと共に獅子奮迅する物語。
ヒロインはこの「聖騎士」となって戦うという設定の影響か、いかにもRPGの冒険者めいた武装をしているものもある。
今作オリジナルのヒロインは別だが、『1』~『4』のヒロインたちは概ねがそれぞれの原作の世界から異世界召喚されたという設定で、
寝室(H)シーンの相手も各々の原作の主人公が相手となっているので、脳破壊展開にはならない。
ヒロインのカップ最小はFのままだがバスト最小が90に更新されていたり、Nカップより上のOカップやQカップのヒロインが登場したりと更に幅が広くなっている。
寝室シーンはRとSRのユニットは1パートのみで静止画だが、SSRユニットでは2パートに増える上にアニメーション化しぬるぬる動く

以下ネタバレ




















リュートは神聖魔族と呼ばれる、『巨乳ファンタジー』世界における現人神のような存在。
神聖魔族は当代に1人しか存在し得ず、次代の神聖魔族が生まれると先代の神聖魔族は死んでしまう。リュートの父が落命したのはこのためである。
右手は絶大な魔力と異能を宿した神聖魔手であり、その恩恵で無尽蔵の幸運と魔族を従わせることが出来る権能を持っている。
また神聖魔族であるということは純粋な魔族なら気配ですぐに察することが出来るらしく、シャムシェルは物語当初から気づいていた他2でも魔族のキャラがそうであることを語っていた。

初代のストーリーではシャムシェルの個別ルートでのみ明かされる裏設定だったが、
正史にあたるハーレムルート後の時系列である外伝2でそのことが公になった。
外伝2afterでは完全にその力を掌握しており、人間数人を纏めて跡形もなく消し飛ばすほどの威力の魔法を手から放つことができるようになっている。


追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • Waffle
  • エロゲー
  • 抜きゲー
  • おっぱい
  • 巨乳
  • パイズリ
  • 母乳
  • 良作
  • どうも息子がお世話になってます
  • Q-Gaku
  • 鏡裕之
  • もみぃっ!
  • もみぃぃぃっ!
  • ファンタジー
  • 良シナリオ
  • アニメ化
  • ゲーム
  • アニメ
  • 巨乳ファンタジー
  • DMM
  • FANZA
  • 18禁

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月20日 20:19

*1 全年齢版では〇乳ファンタジーバースト表記