違法パーツ(カスタムロボ)

登録日:2012/07/16 Mon 09:20:43
更新日:2024/03/05 Tue 21:19:17
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パーツの条件が一緒なら勝負の行方はわからなかったかもしれんな。

だが所詮市販のパーツ。違法パーツの前には敵ではないわ。


違法パーツとは、カスタムロボの世界で、主に悪の組織で使われている非合法なパーツの事。殺傷能力を持つ

●目次

【概要】

通常、カスタムロボのバトルで使用するパーツは市販のもので、これらのパーツは万が一ホロセウム(スタジアム)の外で動かしても殺傷能力を全く持たない。作中の法律や安全制限などでもロボやパーツの火力は厳しく制限されている旨が明記されている。
そもそも、殺傷能力のあるパーツの使用が許可されているのはポリス隊(警察)や軍隊だけであり、彼らが所持するパーツは違法パーツとは呼ばれない。
しかし、それ以外の人間が殺傷能力のあるパーツを所持していた場合、それは違法パーツと呼ばれる。
簡単に言えば警察官や軍人でもないのに実弾や改造エアガンを持ち歩いてはいけないのと一緒。

この違法パーツと呼ばれる物は非常に危険で、機体がダメージを受けると、使用者にも多大な反動が返ってくるという、かなりのリスクを伴う代物。
どの位の反動が返ってくるかは不明だが、負けると高確率で気絶。酷い場合はそのまま病院送りで、最悪死亡する(死亡したのはBRと激闘のみ)。気絶まで行かなくとも相当な精神ダメージがコマンダーを襲う。
つまり攻撃に当たりさえしなければどうということはないため、違法パーツを使って強くなれない者は破滅を意味する。
もちろん対戦相手も例外では無く、違法パーツの攻撃を受けると同じ目に遭う。

ただし、初代カスタムロボでガンの違法パーツを使用したゴウセツは主人公に負けた後は何事もなく会場から歩いて退場しており、V2のベイオネットの使用者であるツルギとヤイバもベイオネットのみを使用した場面では負けて悔しがるものの特に何の影響も無く平然としていたため、使用者にかかる負担は違法パーツの数に左右され、少ない場合は使用者の鍛え方や精神力次第で負荷に耐えられる模様。
一例を挙げると、ドレッド総帥シノノメが違法フル装備で連戦をこなしている事例がある。
たださすがに2戦敗北のダメージは相当堪えたようで、逃走を早々に諦めている。
ニカイドウ・グループの関係者はタフで四天王はほぼ違法パーツフル装備で1戦負けてもピンピンしているどころか、負けた後に武力行使に出るガイオウのような奴までいる。
唯一気絶したニカイドウも、
  • ロボ以外ほぼ違法パーツフル装備で主人公と1戦目を行い敗北
  • ナノマシン入りの薬を飲んでドーピングし本作のチャンピオンのコウシロウと2戦目を行い敗北
  • ロボを軍事用のダークキメラに変更しコウシロウ相手に3戦目を行い勝利
  • 主人公とダークキメラで4戦目を行いほぼ勝利の状態で中断
  • 主人公も軍事用のロボのA・I・R・Sで対抗し5戦目を行い敗北
…と相当無茶な連戦を行い3敗してようやく気絶している。
軍事用ロボを3連戦で使用した上に最後の一戦は軍事用ロボ同士のバトルとなっている。

また違法パーツ以外にも悪の組織の構成員は合法パーツに無茶な改造を仕込んで殺傷能力を上げている*1らしいがゲーム上では合法パーツと性能の違いはない。
負けた構成員は気絶するので殺傷能力と反動ダメージはちゃんとあるようだ。

殺傷力を抜きにしても、競技のレギュレーション上行き過ぎた改造や性能を持つパーツも便宜上違法パーツと呼ばれる。
尚、レギュレーションにさえ収まっていればメーカー品ではない個人で作成や改造を行ったパーツが公式戦に使えないという訳でないらしく、
悪の組織であるニカイドウ・グループが制作したレイスカイヤーや、
スクラップ工場で材料を集めて作ったロボであるガラポンも問題なく使える。
ただ、レイスカイヤーに関しては証拠品としてポリス隊が押収したレイスカイヤーをラムダ社が複製して主人公にプレゼントしており、主人公が持っているのはニカイドウ製ではなくラムダ社製のレイスカイヤーという理由もあるかもしれない。

通常のパーツと同じく、違法パーツもボディ(機体)・ガン・ボム・ポッド・レッグの5部位に分類され、使用者の機体に合わせた性能と外見をしており、名称に使用者の名前を冠する(V2偽主人公用パーツ及びGXの一部の違法パーツ、BR違法パーツは例外)。
カスタマイズ画面での表示は、64シリーズ(初代、V2)やGX、激闘ではパーツ名の頭にドクロマークがつき、BRでは!がつく。

違法パーツは市販のパーツを強化したものがほとんどだが、悪の組織が独自に開発した物も少なからず存在する。

悪の組織はこれらの違法パーツを駆使して世界征服を企んでいたり、違法パーツを使った勝負で賭博したり、戦闘員補充や人質の為に誘拐したりと悪の限りを尽くす。

しかし最後はカスタムロボを始めて間もない少年に壊滅させられる始末。殺傷能力のあるパーツを使用しているのに、わざわざ面と向かってホロセウム・デッキで戦う辺り、連中にもコマンダーとしての誇りはある様子。*2
ただしGXのガイオウはバトルに負けた後発狂し、襲いかかってきた。まあ正気を失ってるからかもしれないが。

殺傷能力はないがレギュレーション違反のパーツもゲームの都合上か違法パーツとして分類されている。用語集の違法パーツの項目でもレギュレーション違反のパーツについても触れられてるし。
また軍事用・正体不明・試作機なども違法パーツではないのだが、スペック自体が違法パーツ並みなのでゲームの分類上は違法パーツと同じに扱われている。
ただ、軍事用や正体不明は殺傷能力を持つため特別な許可もない一般人である主人公が持つ分には違法パーツになる可能性が高い。

BRのロボはセイフティ装置の切り替えによって合法パーツでもある程度の強い精神ダメージを与える事が可能で、別作品の違法パーツと似たような特性を持っている。
とはいえ一定のラインは定められている様でコマンダーの安全面に配慮した規制はされており、違法パーツはそれを無視している言う点で合法パーツよりもやばい代物には変わりない。

V2からはストーリーで主人公が使う事が可能になった。普通のパーツより性能が高い所謂公式チートのため激闘編で使用するとスコアが減点されるなど何かしらのペナルティを受ける。
GXでは闇の大会以外で使うと優勝後に失格処分の上に賞金を没収される。その代わり闇の大会では完全なノーペナルティで使用が可能とシリーズでも珍しい仕様となっている。
激闘!では使用した試合ではスコアにペナルティが課せられ、コマンダーランク*3を上げることができない。アーケードモードでも使用した数だけスコアが減点されてしまう他、ミッションバトルでは一部ミッションを除き使用すら許されない。*4

大体は長所を伸ばしたり改造元の欠点を補ったりといった強化が施されている。ボムやポッドは爆風の種類が変更されている事が多い。
合法パーツの強化版とはいえ全ての性能が必ず改造元より上回っている訳ではなく一部若干威力や連射力などが落ちているものもある。
また、たまに原形を留めていないものもある。
パーツの見た目も改造元の色違いから一部パーツの変化や追加、ほぼ原形を留めない変化だったりロボに合わせた丸ごと完全新規造形など多種多様。

また、改造しても合法パーツと大差なかったり、ひどいものになると改造元が弱すぎて大半の合法以下の性能だったり、逆に改造元の方がマシと言われるものまであったりするので、違法パーツなら強いとは限らない。特に初代のボムやレッグは顕著。
逆に合法パーツにも違法パーツも真っ青の性能を持つものも稀にある。

公式チートなパーツを開発陣がわざわざ用意するのは、メタな事情としては、AIが操作するロボには動きの限界がどうしても生まれてしまうため、通常は使用できないことを理由に悪役らしさを出しつつ、悪の組織の幹部やボス等の「強い敵」を表現するためでもある。*5
シナリオの山場に出現するボス格の敵達があっさりと倒されてしまっては盛り上がりにも欠けるというものだ。
あらかじめ「違法」と銘打っておくことで、意図的に"あえて"ゲームバランスを崩していることを示すことによって要らぬ批判やクソゲー扱いをかわす狙いがある。
繰り返しになるが、違法パーツであっても、例えばスプラッシュガンの弾をマグナムガン並の性能にするといった理不尽なゲーム性を大きく損なうような改造はなされておらず、あくまで難易度調整の一環として演出目的で用意されているものである。

違法()だの合法()だのと揶揄されがちな違法パーツの性能・強さのバラつきについては、作品が世に出て多くのコマンダー達によって長くプレイされた結果判明したことであって、あくまで開発段階(当時の開発側)の認識である点には留意されたし。

なおこれらの違法パーツはオプションで対戦時使用不可に設定出来たり、かつて行えたwifi対戦でも違法パーツを使用するか否かでマッチングが分けられていた*6ので、対戦で合意なくこれらのパーツに蹂躙されることもないので安心してバトルしよう。違法より強い合法パーツ使用の際はリアルファイトに注意しましょう

余談だがV2以降の作品ではその作品で初登場したパーツ(主にガン)が改造元になっている場合、その時点で改造元となったパーツが登場してない事が頻繁に有り「違法改造された○○○ガン」と言われてもそもそも元の「○○○ガン」が何なのかがわからない事がそれなりにある。


【主な違法パーツ】

●ガン








●ボム








●ポッド







●レッグ

初代、V2では大半の違法レッグはゲームの文章では2個のレッグのいいとこどりのような説明がなされているが、その実態はレッグ2つを足して2で割ったような性能で大半が尖りの足りなくなった合法型になり下がっている。
なので初代はゴウセツレッグ一強で次点にミナモレッグ。V2も独自強化のあるゴウセツレッグ、ファントムにないフェザー・ショートバーニア効果のあるナナセレッグとボロンジレッグにワンチャンスあるぐらいで、それ以外は全てファントムレッグを使えばおkというかなりアレなバランスに仕上がってしまっている。

一方、BRのアルティメットレッグも全能力を上げる点で似ているが、上げ幅が抑えられているのでバランス型だが器用万能ではないといった感じの性能。
また他の違法レッグについてもV2のような2つの合法レッグを足して2で割ったような性能ではなく、ベースとなるレッグの尖った部分はそのままにデメリットが消え、さらに何らかの能力をオマケ的に強化するという形になっている。
そのため全能力が上がるアルティメットレッグがあっても役目を食われてしまう事はなく、特定の能力を目一杯伸ばしたい場合は十分に出番がある。

なお激闘!では若干初代、V2と似たような状況になってるようにも見えるが、ハドロンレッグとの差別化の為か、新規レッグにはどれもハドロンレッグの効果にはない独自の強化を施してある。






●ロボ






●特殊タイプ

  • ドラムカンロボ
(タイプ:シャイニングファイター)
V2よりシリーズ恒例となった雑魚ロボの一つで、ドラムカンロボはBRに登場する機体。
各パーツの性能はV2のヒヨコロボに準じたものになっているが、体格は大きめになっていて見た目(骨格)はトリックフライヤー型に近い。
喰らい判定がヒヨコロボよりも大きいため、パーツ性能はほぼ同じとはいえ微妙に弱体化されているともいえる。
シャイニングファイターの防御面が弱体化しており、防御力自体がある程度下がるのに加え、ダウン耐性はBRの全ロボ中最低である。
しかし防御力が最低で僅かながらダウン耐性のあるレイレジェンドに比べれば、ダウン復帰後の無敵時間を得やすいだけマシ……かもしれない。

本来は違法パーツではないが、ルール設定で違法パーツを禁止にするとプログラムミスなのかこのロボのパーツ一式まで一緒に規制されてしまう
なおシナリオの激闘編で使用した際はきちんと合法パーツ扱いされておりペナルティは発生しない。

  • A.I.R.S.(エアーズ)
(タイプ:ライトニングスカイヤー)
主に悪の組織によって作られた他の違法パーツとは異なり、ポリス隊仕様の軍用カスタムロボ。
性能はレイスカイヤーを全体的に強化したような感じで、各スタイルのいいとこ取りの性能になっている。*25外見は金色のレイスカイヤーとなっている*26

作中ではダークキメラに対抗するために主人公に貸し与えられることになり、事件解決後は「軍用のロボを民間人が持ってるのは危険だから」とのことで署長に返却することになる。
その後はクリア後にパスワードで挑戦することが可能になる隠し大会をクリアすることで再び一式ごと入手可能*27なのだが、厳密な定義ではポリス隊でない主人公が所持する本機はれっきとした違法ロボである。
主人公の才能を見たポリス隊の署長から同型でありながらも特殊な機体*28を直々に渡される形になるので、所持する分には問題にはならないと思われるが…。ちなみに表大会で本機を使ったら普通に違法判定になる。

激闘!でも、かつて配信やWi-Fi対戦などでレイスカイヤーを入手した後、ポリス隊に関わるとある人物と戦うことで入手できた。*29こちらでもポリス隊の所持する軍事用ロボという扱いの模様。
元となったレイスカイヤーの防御を下げた代わりに、全体的な移動能力とアタックの性能の大幅強化、2回使えるスカイヤーダッシュ、メタルグラップラー型すら凌ぐ全ロボ最強クラスの圧倒的な攻撃力と、色々すごい性能になっている。
また前述のレイスカイヤーを入手する際、本機に合わせた軍用パーツ一式も一緒に入手できる……のだが、無難に性能の良かったGXと比べるとなんというか、使い所に困ってしまう性能になっている。
ちなみにロボを除いてそれと同じ各軍事パーツをチャンピオンのハジメが激闘編の最終盤で使用してくるのだが、そちらを倒してもそれらのパーツは入手できない。

  • カラット
(タイプ:リトルスプリンター)
試作機なので厳密には違法パーツではないがレギュレーション上は違法パーツに分類されるので一応。
カスタムロボの大手製作会社ラムダ社の社長令嬢にして会長の孫娘のカトレアの機体。
リトルスプリンターの弱点であった防御力とがまん力が大幅に改善されている。
しかも半端な強化になっておらず、数値だけならシャイニングファイターを若干上回る程度の耐久性能を持つ。
同時に装備してくる試作のカラットパーツ一式も強烈なパーツが揃っており、かなりの強敵。
ただ各パーツの説明で述べた通り、カラットガンとカラットボムはほぼコテングガン、コテングボムでレッグはボロンジレッグと大体同性能であり完全新規はカラットポッドのみ。*30
更にアタックが大きく上空に飛んだ後相手に向かって突撃するという、これまた強力かつ豪快なもので、その上大きく後退し元の位置に戻る挙動がアタック後の隙をカバーしているので対策が非常に難しい。
かつてのオンライン対戦ではこのアタックを連打する戦法がラグなどの影響で異常に強かった。

ちなみに激闘!作中ではカトレア自身グレートロボカップに出場しているが、その際どんなロボを使っているのかは明かされない。リトルスプリンターを使用していることは作中で語られており、ピコやフレアといった一作目のロボの存在を語るモブ研究員もいるため、作中未登場だがおそらく初代からの愛機ベルを使っていると思われるが…まさかグレートロボカップという大舞台で試作機のコレを使うわけがないだろうし…


【特殊例】

合法パーツなのに明らかに違法パーツじみた性能と特色を持つパーツ達。誰が呼んだか「脱法パーツ」






【(おまけ)カスタムロボV2における対戦レギュレーション】

オフ会やネット対戦では以下のレギュレーションが適用される場合があり、その場合はそれに沿ったカスタマイズでのバトルを行うことになる。
つまるところはこの項目に記載されるようなパーツは禁止にして戦いましょうというルールであり、ローカルルールの延長に近いのだがオンラインで不特定多数のコマンダーとバトルを行うつもりならば、レギュレーションの事を覚えておいたりそれに沿ったカスタマイズを用意しておくに越したことはないだろう。
広く使われているレギュレーションで禁止されるパーツは
  • 違法パーツ全て
  • スタンガン
  • スプラッシュガン
  • フェニックスガン
  • アクロバットボム
組み合わせての使用が禁止されるのは
  • ストライクバニッシャー+マグナムガン&ショットガン
  • セクシースタンナー型+ワイドジャンプレッグ
  • ファニーオールドマン型+ハイジャンプレッグ
となる。
お察しの通り殆どは本項目で名前の上がっているパーツである。

本項目では記していないがスタンガンはこちらにあるように禁止扱いもやむなしの代物。おおむね隙の無さに対してリターンが大き過ぎるという理由。
フェニックスガンは改造後であるコテングガンの項目で触れられているがこちらも大概な性能。当たり判定の大きいロボには辛すぎるという面もあるだろう。
残るファニーオールドマン+ハイジャンプは同型ロボ+アクロバットボム+フェザーレッグに次ぐジャンプの高さと滞空時間を得られてしまうので、ボムでの再浮上こそしないがアクロバットボムの項目に書いてあるような塩試合一方的な展開になりがちである。



追記修正はガンを使わずにお願いします。

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最終更新:2024年03月05日 21:19

*1 パワースタイルやアーマースタイルのロボが多めで、それらしい表現・演出はされている。

*2 ホロセウムなしだとダメージフィードバックが増すらしい上に流れ弾が自分に来る可能性を考えたらホロセウムありの方がやりやすいのかもしれない。自律機動型を扱うホムラでさえ自分の近くで自律機動型を現実世界でバトルさせた時はガンだけ違法のカスタマイズだし、後に現実世界で半ば強引に戦うことになるミナモも同じ条件だった。尚、激闘!では現実世界でのバトルでポリス隊が流れ弾(と称したコマンダーに対する直接攻撃)で負傷する描写がある。

*3 激闘!におけるコマンダーとしての強さを示すランク。13段階あり、このランクの大きさがゲームの進行にも一部関わってくる。

*4 その該当する一部ミッションでは、最後の一戦以外が違法パーツを使ったバトルがしたい一般コマンダーと違法装備を指定されてのバトルになるのだが、この時のモブは気絶こそしないものの、台詞が勝利敗北共に違法パーツの危険さとヤバさが妙に生々しく表現されている。そもそも激闘!自体違法パーツの描写や設定が相当生々しいというのもあるが…。

*5 SNKの格ゲーボスのような超反応AIを使うなら話は変わるが、カスタマイズを目玉要素とするゲームなので、カスタマイズで攻略できる余地を残さないと理不尽さが上回ってしまうだろう

*6 違法アリのマッチングに合法パーツのみで乗り込むことも出来た

*7 後の作品のBRで登場したレフト5ウェイガン、ライト5ウェイガンはこの性質を受け継いでいる。

*8 ちなみにオーバーロードしないガンは本作が初出だが、激闘!には他にもサジタリウスガンやジャイアントガンがオーバーロードしない特徴を持っている。前者はチャンピオン補正、後者は単純に強化目的だろうか。

*9 とはいえ、ばら撒ける性質上単発の火力が低いだけでガンガン当たってくれるので総合的な火力はこの時点で結構なもの

*10 とはいえGXの方が先なのでこちらが参考になっている可能性も高そうだが

*11 初代のストレートボムはG型とS型で弾速が異なる。S型の地上撃ちはサブマリンボムと同等の遅さ、空中撃ちでもG型よりは遅い。

*12 カウントの最大値は255。

*13 GXの闇大会はどの大会にも自律起動型の相手が存在し、ナイトメアカップに至っては全部が自律起動ロボだったりと、嫌というほど大会会場が自律起動型ロボで溢れかえっている。

*14 GXでは3D作品におけるG型やP型などの縦に伸びる爆風の役割がほぼこのボムひとつ(爆風は引き寄せのR型、上方向に飛ばすU型、下方向に落とすD型の3種)に任されている。

*15 というかGXのR型爆風のボム自体がV2のT型爆風のサイズはなんだったんだよって思わせるほどデカく、GXにおけるノーマル爆風と同等の爆風サイズが大半。単純に引き寄せても壁で遮られやすい2D作品だからこそ許されたのだろうか?

*16 初代では逆に無印がなくH型しか存在しなかった。

*17 というかコテングは何故かレッグが何であろうと空中ダッシュをしたがるので大変弱い。

*18 ガンボムポッドの攻撃力1.5倍・ガン発射後の硬直10%軽減

*19 レイ01比で被ダメージ1.6倍

*20 ガン・ボムポッド・アタックの順にシャイニングファイターでは70%・50%・70%、リトルレイダーでも50%・40%・50%

*21 ガンボムポッドの攻撃力1.1倍

*22 激闘!ではゲームスピードの向上のためか全機体のHPが今までの8割になっている

*23 ガンの項目でも述べたダークネスブローの他、違法改造されて元から高い火力が更に強化された違法ウォールボムや違法ジオトラップボムまで使用してくる。

*24 一応超低確率でショップに並ぶが、本当に低すぎる確率なので実質パスワード限定

*25 攻撃力はパワースタイル、防御力もスカイヤーのアーマースタイルを上回り、速度はスピードスタイル並みで、かつGXのスカイヤーとしては唯一がまんが3ある

*26 ちなみに概要で述べた通りモデルになったレイスカイヤー自体、軍事利用を目的としてか敵組織内で開発が進められていた機体である。

*27 一応他のパスワードパーツと同じく超低確率で店で売られることもある

*28 ダークキメラ戦のものとは仕様が異なり、意図的に性能を落とされた代わりに専用パーツ以外のカスタマイズが可能になっている。

*29 激闘!のレイスカイヤーは配信限定品かつWi-Fi対戦で低確率で手に入る機体であり、Wi-Fiが終了した現在は入手手段が存在しない。

*30 初代プレイヤーから見るとガンはホーネットガンじゃないの?と思いそうになるが、V2の台詞を見るにフェニックスガンも結構気に入ってる素振りを見せているので多分こちらもカトレアお嬢様の趣味なのだろう。

*31 GXではポッドはサブウエポンという括りになっており、従来通り使えるポッドと選択でガンナーという援護射撃を行う小型機体を選択することができる。マユズミが装備しているのは近距離対策用のスマッシュガンナー。

*32 更に厳しいことに、いっそ減点覚悟で違法パーツでゴリ押して…というV2なら取れた戦術も本作では使えない。時期の関係で使えないとかではなく、そもそも本作は闇バトルを除き大会での違法パーツの規制が非常に厳しく、違法パーツを使った時点でその大会は負けが確定してしまう。

*33 もっとも中盤以降はファングブローとの相性が非常によくない壁の多いステージが増えるので出番ががくっと減ってしまうが…。

*34 単に遅延の影響による反応・入力のズレのほか、オーバーロードが正常に機能しないという問題も。グライダーガン等のホーミング系の弾や、フレイムガンなど連射系の弾がダウンしても消えずに残ってしまうことがあった。無論、不可抗力の可能性もあるが、この不具合をあえて利用(悪用)している疑いのあるプレイヤーも少なからずいたものと思われる。