きよらかなもり(ポケモン不思議のダンジョン 赤・青の救助隊)

登録日:2012/04/03(火) 16:27:31
更新日:2023/09/20 Wed 00:46:48
所要時間:約 6 分で読めます




きよらかなもりとはDS及びGBAのゲーム『ポケモン不思議のダンジョン 青・赤の救助隊』に登場するダンジョンである。
出現条件は「ならくのたに」の踏破と、ともだちエリア「あおぞらそうげん」の入手。

しかしこのダンジョン、今作屈指の難易度を誇るダンジョンである。


【概念】


挑戦する際の基本的なルールは以下の通り。

  • Lv1からのスタート
  • 道具・ポケの持ち込み禁止
  • 仲間の連れ込み禁止
  • ダンジョン内ではポケモンが仲間にならない

Lv1ダンジョンの難易度は既に「ねがいのどうくつ」等で味わっていると思うが、このダンジョンでは更に下3つのルールが追加。

道具を持ち込めないため拾えるアイテムに頼るしかなく、ポケも持ち込めないため買い物をする事も難しくなる。
仲間を連れ込めず、勧誘も出来ないため攻撃面は「しあわせのとう」より厳しくなる(ただアイテム無しならばしあわせのとうの方が難易度が高い。というかあちらは同条件ならば探検隊の「うんめいのとう」とタメを張れる難易度だったりする)。

もちろん、最大の要因はLv1からのスタートだろう。
技もかしこさもリセットされるため、登れば登るほど難易度も上がっていく。

だが、世の中にはヌケニンとかメタモンとかソーナノとか、おおよそ不向きだろうというポケモンでクリアした猛者がいるのも事実である。


Switchでのリメイクである「救助隊DX」に置いてはルールに変更が入った。
  • Lv5からのスタート
  • ダンジョン内でポケモンが仲間になる
  • どうぐばこの容量が20ではなく32からスタート
  • 部屋はRスティックでみわたせるようになった
  • 罠チェックは一度に自分中心の3×3マスに行えるようになった

また新たに登場した「すごわざ」(かしこさの仕様変更)は持ち込めるようになっている。
失敗する事のないタネに相応する「えだ」といった新アイテムも追加されており、
このため難易度が緩和された……かのように見えるがそうは問屋がおろさず、

  • ストーリー本編より敵のレベルが速いペースで上がっている
  • 技の多重習得はできなくなった
  • 固定ダメージ技の世話になることはもうなくなった。マグニチュードも「威力が変動」するように
  • レベルが一定以上になると爆発的に成長する、とかいうポケモンはいない
  • 経験値が目立って多い敵はいない。強いて言えばフライング出現する敵がそうだが、基本は仲間でPPを節約して稼ぐ
  • 今作から通常攻撃が廃止されたため、PPにより気を使う必要がある
  • 『超』準拠なのでおなか管理にも気を使う必要がある
  • 技主体の戦闘になったため、被ダメージが増加
  • 悪天候がより厳しくなり、あられやすなあらしだとHP自動回復が止まるようになった
  • 「マグニチュード」「だいちのちから」習得者が増えており、じめんタイプに弱いポケモンは慎重に進むべきになった
  • すごわざ「なげものアップ」を併用するか、いらないものを拾わせないと敵に飛び道具をキャッチされ、投げ返されるようになってしまった。しかも1Fから敵は拾った飛び道具を活用する
  • 仲間はゲスト扱いで成長しないので、階層が進んだら役に立たなくなる
  • 弾除けに使えばいいのでは?と思いきや仲間を倒した敵は「覚醒」し強化されてしまうため、倒される前に解放しないと危険。覚醒した敵も状態異常で鎮静化しないと危険
しかもメガシンカ可能なポケモンは覚醒するとメガシンカしてしまう。覚醒だけでも危険だが、だいたい特性の変化でさらに火力が上がり悲惨なことになる。
例えばヘラクロス辺りがメガシンカすると「スキルリンク」×「つっぱり」「タネマシンガン」で軽く葬られることになる。
ちなみに無印時点でメガシンカ可能な登場ポケモンは実に10匹もいる*1

勿論前述の通りこちらが有利になった要素もあるので、油断せずに攻略に臨もう。特に事前にグミで選定できる「すごわざ」の選択は重要。
撃破時にPPを回復する事のある「PPのひけつ」、微量ながらもおなかを確保出来る「くうにこまらず」、仲間を確保しやすくなる「わきあいあい」「したしみやすい」、ダメージを軽減できる「まもりのリズム」、
どんな食べ物でも満腹になる「すぐまんぷく」、レベル上げの助けになる「オニせいちょう」、連続技主体で挑む時には「れんぞくひっちゅう」辺りが有用。
ポケモンのとの相性もあるので、ひとつだけに拘らず試してあげるとよい。

仲間中で共有も出来るので、すごわざを持った仲間を引けると一気に楽になる。
ワナをたまに消せる「けいかいほこう」、攻撃を受けると自分に攻撃バフの「まけずぎらい」と敵に攻撃デバフの「いっしむくいる」、タイプ相性と特性を無視する「ごりおし」、
悪い状態をふしぎなゆかで解除出来る「やまいはきから」拾った飛び道具で安全に敵を処理できる「なげものアップ」などがあるとありがたい。

また、仲間は成長しない代わりにPPが無限でチェックの入ったわざを使用することができる。ポケモンによっては援護射撃受け放題だし、回復要員として輝くことさえある。
すごわざ抜きにしてもそのフロアで強敵なポケモンを仲間にできれば、長く活躍してくれる。

世の中にはすごわざ、仲間勧誘といった新要素抜き(≒クラシックなもっと不思議のルール)で挑戦しクリアに成功した一例も無いわけでもない。当然難易度は上がるので、心して挑むべし。

なお、仲間は確かに頼もしいのだがあまり沢山連れていると長距離移動中に最後尾が敵と戦闘を始めたりして、最悪えらいことになる。
フロア中の敵を動けなくする「てきしばりだま」を使用したり、時には少数精鋭で進むことも考える事。



見事最上階の99Fに辿り着いた暁には幻のポケモンセレビィを仲間にできる。
ちなみにこのセレビィ、オリジナル版では残念ながらミュウ同様専用アイコンを持っていない幻のポケモンでもある。
ぜひ頑張って99Fに辿り着き、セレビィを仲間にしよう。

そしてリメイク版ではここのセレビィを仲間にした後、ある場所でお楽しみが…?


【要注意ポケモン】


全員、基本は出会ったらすぐに回れ右して逃げたくなるような連中だが、経験値が多い奴もおり、ポケモンによってはスルーできない存在でさえあることも…。

序盤最強の敵。全ステータスが極めて高く、「すなかけ」「にらみつける」も確定で使用してくる。不思議な床がないと辛い。
ただ経験値も極高なので、上手くやればかなり稼げる。こいつをどう料理するかが攻略のキモ。

  • ポワルン(21F〜22F、34F〜38F、54F〜59F、70F〜79F、90〜94F)
エアームドを上回る経験値を持つが、初登場時点ではステータスが非常に高いのが特徴。固定ダメージ以外では1〜2ダメージしか与えられないなんてこともある。
だが、ステータスは全編通して変わらないため、終盤に出てきたときは弱いのに経験値が多い美味しい敵となる。

中層の時点では他と比べ能力が非常に高い(深層にも出る影響か)。更に「ほのおのからだ」や「スモッグ」からの状態異常も見逃せない。
そのくせ得られる経験値は少ない。出現階層が少ないのが唯一の救い。
同階層には天下の宝刀いやなおと+ちょうおんぱ使いのゴルバットも出たりするからホント酷い。

HP以外のステータスは雑魚だが、射程が直線上で命中100な上にダメージ55固定の最強技「ソニックブーム」を持っている。
死の宣告に等しい「いやなおと」や、反撃用特性「せいでんき」まで完備している超危険ポケモン。
エビワラーとのコンビは最悪、畳みかけられて何もできず乙る。ただし経験値はこの森最強なので頑張って倒す価値はある。

このゲームを経験したみんなのトラウマにして、きよらかなもり最凶のポケモン。
部屋技の「キノコのほうし」で眠らせ、そのままパラセクト自身の追撃や他のポケモンの包囲網でプレイヤーを永眠させる。
ステータスも極めて高く、「きゅうけつ」で大ダメージを与える上回復も行う。
特性「ほうし」による反撃までこなすため、たとえ連続攻撃技があったとしても慎重な削りや足止めがなければ逆転される。

そして出現階層が80F~98F(クリアまで)と広く、出現率も高いので会わずにクリアすることは難しい。80F以降が危険地帯と言われるのはコイツがいるからと言ってもいい。

この森で唯一通過移動が出来るポケモン。通路でも関係なく襲いかかってくる。こちらの攻撃の効かない場所からの「のろい」「うらみ」「いやなおと」「ナイトヘッド」でプレイヤーを苦しめる。
更にHPが100もあり、ノーマルわざしか持っていないポケモンだと処理に時間がかかるため、「メロメロ」等の行動を封じる技や攻撃アイテムが欲しい。

最凶のキノコと並ぶ危険ポケモン。シレンシリーズ風に言うなら「スカイドラゴン×デビルカンガルー」のような性能。
部屋技の「ぎんいろのかぜ」でこちらを逃がさない上、更に追加効果の全ステータス上昇+倍速で更なる絶望を与えてくることも。
モンスターハウスや大部屋では最も出会いたくないであろうポケモンだが、この階層になると不自然なまでに巨大な部屋が出ることがよくある。
その一方、強さの大部分を「ぎんいろのかぜ」に依存している節があり、習得技の関係上「ぎんいろのかぜ」を覚えていないこともよくある。

出現範囲はパラセクト同様にクリアまで出ずっぱり。どう考えてもスタッフに狙われているとか思えない。
いずれにしろコイツのせいで草・悪・エスパーで探索する時は、下手すると遠距離から即死させられたりするので、より慎重な立ち回りを演じなくてはならないだろう。

当時はまだ「テクニシャン」が無かったのが救いだったが、「こうそくいどう」で部屋の中の敵ポケモン全てを倍速状態にして襲いかかってくる。
2マス先まで攻撃+角貫通の「でんこうせっか」による追撃や、トドメは刺さないがダメージだけは高い「みねうち」も厄介。

パラセクトが最凶ならこちらは最強で、てんくうのとうと同様の強さ。
この森最大の攻撃力とHP(125もあるので「ソニックブーム」や「やつあたり」二発でも倒れてくれない)を誇り、
ラスダンで嫌と言うほど経験済みであろう「つばさでうつ」の破壊力や「こうそくいどう」や「ちょうおんぱ」まで駆使し、あげく「プレッシャー」でこちらのPPを削ってくる。
覚える技が4つしかないのでモルフォンやパラセクトのように「覚えてなくて助かった」という事案はない。
部屋の中の見えない敵は全てプテラと思って行動しないと、「こうそくいどう」を使われた時点で死兆星が力強く輝く羽目になる。
あしらいスカーフさえあれば完封できるのだが、ない場合は…腹をくくろう。

DX編

本編第四~七世代、探険隊・マグナゲート・超不思議とDXまでに発売されたタイトルの恩恵を受けたポケモン達が新たな要注意ポケモンになってきた。
特に進化後のポケモンは、レベルで進化する種類だと条件を満たしたレベルで出てくる扱いなので、覚えてくる技の候補が多い。
そしてヤバい威力の技を、「思い出し用のLv1で覚える技」として持ち出してくることがある。

ちなみにチルタリスとフライゴンは原作に比べると相対的にヤバくなった連中の一角に過ぎず、どいつもヤバい敵たりうる。ボーマンダも見掛け倒しとはもう言えない、どころか能力的には最強の雑魚。
技候補が多いせいで危険かどうかが分かれやすいが、一見で判断する術はなく、迂闊に行動させられない、気の抜けない展開になりがち。
経験者からすれば「序盤の連中は技がほぼ固定されてて、安定した強敵」「終盤の連中はハマってしまうと大暴れする、不安定な強敵」なのだとか。

  • キャタピー
所詮はキャタピーとリメイク前の感覚で挑むと泣きを見る相手。
本体自体の戦闘力は特筆すべきことはないが、運が悪いと「むしくい」でこちらの食料やタネが貪られる事になる。
そしてビードルになると「どくばり」「いとをはく」もちゃんと撃ってくる。

  • マリル
出現階層の中ではステータスが高く強敵。
「あわ」「バブルこうせん」といった遠距離攻撃を嫌って近づこうのものなら、覚悟して動かれる前に叩きのめすこと。
でなくば「まるくなる」からの「ころがる」所謂まるころコンボの前に轢き潰される事となる。ちからもちだともう悲惨。

  • イシツブテ
マリルの出現階層に潜む新手の脅威。ロックカットで三倍速になり、一気に迫ってタイプ一致まるころでこちらを葬ってきたりする。
あまり出現階層は広くないので長居しない方がいいかも。

  • レディバ
テントウムシの越冬をネタにしてるのか、今作のレディバは4匹で固まって眠っている。
放置すればいいのだがいざ起こすと途端に数の暴力で襲ってくる。その脅威はこのダンジョンにおいては言うまでもない。
どころかここのレディバはレベルが高いから「ぎんいろのかぜ」を使ってくる。もはや見えているプチモンスターハウス。
階段の近くに集まってる等、どうしても起こさなくてはならない時は通路に誘い込み一匹ずつ倒すこと。
仲間にできれば化ける…かは、「ぎんいろのかぜ」の有無次第。

リメイク前でも中々の敵だったが仕様変更で強化された一例で、なにを血迷ったか20F台にしれっと顔を出してくる。
「仲間も作れるしすごわざがあるから楽勝!」と舐めてかかったプレイヤーに今作における清森のなんたるかを教授してくれるモグラ。
離れた場所からでも使う「マグニチュード」による部屋攻撃がぞろぞろと引き連れた仲間を殲滅しにかかる。仲間が無事でも他の敵を葬って覚醒したりする。
死にかけの仲間を解放なんて悠長な事をしていたら2撃目が飛んでくるし、オレンの実やプチふっかつタネの在庫など足りようはずもなし。
覚醒されてしまったらどうにかして動きを封じるほかない。勿論行動される前に封じられるにこしたことはない。

DXにおける超危険筆頭ポケモン。技のデパートだがそれらの多くが相手に有利、こちらに不利に働くというヤベーことに。
原作で素早さを上げ、アレンジで倍速になる技の脅威が見に染みた人なら、コイツがあの「からをやぶるを持っているというだけでその恐怖はお分かりだろう。
「こうそくいどう」と違い自己バフのみであるものの、大きくバフのかかった火力から連発されるタイプ一致技に加え、
部屋技「だいちのちから」を覚えている可能性があるので、そうなったらこちらは死屍累々待ったなし。もちろん味方が倒されたら覚醒してさらに暴走してくる。
さらに二つある特性が「投げてきたものを燃やして無効化する」ため、タネを投げておとなしくさせるという手段は使えない。ぎんのハリでないと飛び道具でも倒せない。
レベルが高いので技候補が多くマシな技も多めのだが、ハマった時の危険性は凶悪。

マグカルゴと同じく「だいちのちから」使い。こちらはタイプ一致なのでより撃たれた時の危険が高く、
あちらと違って「からをやぶる」こそ使ってこないものの、こっちは一度覚醒されるとメガバクーダにメガシンカしてくる
ちからずくで更に威力の多があったほのお技やじめん技は言うまでもなく脅威。

リメイク前はそれなりの敵でしかなかったが、サポーターとしての資質を多数得て帰ってきた曲者。
パワーアップした「しぜんかいふく」特性でこうちょく状態含む足止めを無効化し、「りゅうのまい」「コットンガード」を積んで強引に殴って来たり、
射程10マスの貫通溜め技「ゴッドバード」を発動して通路の後ろにいたポケモン達もろともこちらを一掃したりする。
最悪なことに判断ミスから「しんぴのまもり」を使われたり、復帰した挙句「リフレッシュ」を使われようものなら、そのモンスターハウスはアイテムで打開することさえ困難になる。
当然覚醒されるとメガチルタリスにメガシンカしてくる。ノーマル技をフェアリースキンで撃たれたら泣こう。
メガシンカすれば「しぜんかいふく」は無くなるが、元に戻った時に倒しきれないと結局意味がない。

出現レベルの高さから多数の危険な技を覚えてくる可能性が増えた新しい刺客。
最後の「だいちのちから」使い。バクーダ同様にタイプ一致なのはもちろんだが、「りゅうのまい」と同時に覚えられた場合アイテム無しではこっちが壊滅する。
だいちのちから以外にも麻痺の恐れがある「りゅうのいぶき」や、周囲にもダメージがいく「はかいこうせん」を使ってくるなど、攻め手のレパートリーが怖い。

その他パラセクト・モルフォン・プテラも健在。やはり部屋全体攻撃が脅威だが、モルフォンは運が悪いと「ちょうのまい」と組み合わせてくる。

【攻略オススメポケモン】


ご存知FLBのリーダー。レベル1の時点でぼうぎょ(とくぼう)40、HP80と終盤の強ポケ並に硬い。
初期習得している技の三種の神器「テレポート」と超耐久に物を言わせて逃げまくるスピードクリアが可能。
ただしレベルアップが遅い・早熟故に成長率も悪い・習得する攻撃わざが貧弱と攻撃面はてんでだめ。やつあたりがなければ中盤の相手にも歯が立たない。
パラセクトやモルフォンの虫技で致命傷になるのも欠点。


移動タイプが浮遊なため、水路を利用して逃げられる上に厄介な毒も無効。
初期ステータスは高く、「ちょうおんぱ」、「いやなおと」、「きゅうけつ」と初期習得技も強力無比。そのため技マシンへの依存度が低く、アイテムの引きの不利に強い。
最初はややレベルアップしにくいが、以降はレベルアップも速めでステータス(特にHP)もグングン伸びる。レベル21まで上がれば「つばさでうつ」も習得と隙がない。
天敵は「ちょうおんぱ」や「いやなおと」が効かないマルマイン。「メロメロ」が無いと経験値稼ぎは厳しいかも。


レベルアップが非常に早い早熟型。初期能力も悪くなく主人公キャラなので能力の伸びもかなりいい。
技も直線技の「はっぱカッター」や1/2の確率で覚えれば周囲技の「ねむりごな」など粒揃い。
ちなみに、フシギソウだとフシギバナ並の初期の安定性と、フシギダネ並の成長速度を両立し、更にオススメ度が増す。


フシギバナ程ではないが早熟で能力の伸びが良く、更に初期技に「ねっぷう」を覚えている。モンスターハウスもこれで強引に撃破できる。
炎/飛行タイプはこのダンジョンとの相性が良い。


レベルアップが自慢になるほど早く、強力な部屋技「こなゆき」を標準装備しているイノシシ。しかもレベルアップで2個目の「こなゆき」を覚えられるので、継戦力も高いといえる。
パラメータやタイプ上やや脆いのと技マシンの対応数が少ないのが難点だが、それ以外は最高峰。殲滅戦が好きな人にもおススメできるだろう。


ご存知店長。
「へんしょく」がやや不安定だが、初期ステ、レベルアップのスピードと能力の伸び、初期技及び習得技、技マシン対応率どれを見ても超一流の最強ポケモン。
多重習得も狙えそうな「みだれひっかき」、間接攻撃「サイケこうせん」、vsパラセクトにうってつけの「いやなおと→ひっかく」あたりが主戦力。深層のカゲボウズ対策に「メロメロ」を入れるのもあり。
ただし入手難易度が非常に高くここの踏破より難しいのでそういう意味ではオススメ出来ない。またコイツでやっても食料難や不意討ちなどで詰むときは詰む。


  • 主人公ポケモン
直接のおすすめではないが、おそらく彼らで挑戦するのが標準的な難易度ではないかと思われる。


DX編


第二特性とすごわざによる恩恵を受けた一匹。「スキルリンク」で「とげキャノン」のヒット数最大にした所で「れんぞくひっちゅう」を持たせれば火力の鬼と化す。
他にも長射程の「ハイドロポンプ」と「オーロラビーム」に、敵に使われると脅威だが自分で使っても凄まじい「からをやぶる」と手札にもスキがない。
これらの技をわざマシン無しで揃えられるのもポイントが高い。

すごわざによる恩恵を受けた一匹。
「つうろひっちゅう」のすごわざを持って通路に誘い込み「ほろびのうた」で確殺していく暗殺カエル。うんめいのとうのあの気分、いやそれ以上の気分が味わえるようになった。
うっかり隣接してしまっても「さいみんじゅつ」があるので落ち着いて離れてからほろびのうたをかければ向かう所敵なし。
ほろびのうたで倒した敵からは経験値が得られないのと、「ぼうおん」「だっぴ」「しぜんかいふく」持ちには注意。
確実にクリアしたい、高速で救助をしたいならオススメの一匹である。

第四世代からの強化要素によって数々の恩恵を受けた一匹。
特性が「テクニシャン」の個体で「でんこうせっか」「バレットパンチ」「フェイント」という数々の2マス技を強化し、全編での優位性を確保。
さらに逃げ技「こうそくいどう」や倒した相手が仲間になりやすい「みねうち」を覚えるので、殴り合い以外のルートも広げやすい。
HP自動回復を封じられる「すなあらし」や相変わらず脅威となる「どく」の影響を受けない点もポイントが高い。
すごわざ依存度が低いのがポイントで、いろいろ試せる余地がある。

実用的な技に変貌を遂げた「へんしん」により、最高クラスのPP効率を背景にして探索し、戦う。
優秀な積み技やパラメータを持った敵ポケモンを覚えたり、仲間にした後で「へんしん」すれば、触れられても行動される前に攻撃力でねじ伏せれるスタイルが確立する。
メタモンと違ってわざマシンを拾えればそれを足掛かりにして戦えるのも魅力。

DXの仲間編

  • タマタマ
清らかな森の序盤を支える陰のMVP。
部屋全体攻撃「さわぐ」と連続攻撃かつ、やまなりに飛んでいくので射角が広い「たまなげ」による火力支援で大活躍。
特にドーブルで挑戦するときはコイツで「たまなげ」を何とか確保するのが第一歩となる。それだけ素晴らしい性能。

  • マリル
  • レディバ
強敵たちも敵に回すと危険な技を覚えて仲間になれば、長期間活躍する。別れ際は難しいが、少数精鋭気味に進めて相手の覚醒を防ぐときには便利。
「つるぎのまい」「ロックカット」「まるくなる」「マグニチュード」等、ゲストだと使ってくれない技も結構あるので注意したい。

  • ヘラクロス
「タネマシンガン」「つっぱり」と、2種の連続技を使える可能性がある。
当然覚えているかは運次第なのだが、「タネマシンガン」は遠距離まで届き、「つっぱり」はタイプ一致で高威力であるため、どちらか片方でも覚えていれば戦力として申し分ない。


  • エレブー
  • マグカルゴ
DXでは進化条件のあるポケモンはそれにあわせたレベルで出てきてくれるし、リメイク前と違って直接仲間にすることができる。彼らはその一例。
圧倒的とまではいかないがひと回り強い実力があり、「でんげきは」「だいちのちから」といった優秀な技でこちらを支えてくれるだろう。
ただし、強敵が多い上に覚えてくれる可能性は不安定なので、あまりアテにはできないかも。すごわざとの兼ね合いも重要である。

  • ドクケイル
  • ラフレシア
敵ポケモンの中にはHP回復技持ちもいるのだが、それらの技は味方として活動するときも使ってくれるし、ゲストならPPは無限。
前者なら「つきのひかり」で連戦のリカバリを、後者なら「アロマセラピー」で状態異常に対するリカバリをしてくれる。
覚えて仲間になる可能性が高いというのも重要なポイント。

【役に立つアイテム】


  • あしらいスカーフ
正面攻撃限定だが、攻撃を隣接してるポケモンに受け流す。
このダンジョンでは仲間がいないため、思う存分受け流せる。
ただし受け流す際におなかを2消費するため食料は調達しておくこと。
終盤は受け流せない攻撃も多いが、これ+ちょうはつで完封できる輩もいるので覚えておくと役に立つ。


  • ワープスカーフ
装備しているとたまにワープする。フーディンのような逃げゲーが可能になり、即降りや通路が長いマップの時も役に立つ。
ただしワープ先に敵がいると無条件で1ターン猶予を与えてしまうため、終盤で使うのは勇気がいる。使うなら階段を降りた直後は時間を稼いで敵を通路に追い出すなどの工夫が必要。
もちろんワープ先がMHならさよならコースである。
なんと店では50ポケというお手頃価格なので、見かけたら買っておきたい。


  • はらぺこリボン
装備すると空腹状態になる。この道具の真価は「相手に投げつける」ことで発揮される。
敵ポケモンが空腹状態になると移動ができなくなり与ダメージが0になる。その後は入口で足止めさせるなり安全に始末するなり。
ただしダメージ以外の効果や固定ダメージは変わらず、相手が道具を持っていたり投げ返された時に道具を装備しているとリボンが消滅するのには注意。
救助隊では「床に置く→相手に拾わせる」では空腹状態にできないので注意!
何故かネバついていても効果を発揮し、その場合は投げ返されないので、くっつきスイッチを見かけたらネバつかせておきたい。


  • きついハラマキ
装備するとお腹が減らなくなる驚異のアイテム。これを装備してギリギリまで粘ることで限界までレベルを上げて攻略しやすくなる。
中盤から後半にかけての成長速度が速い、もしくはあるレベルを境に急に能力成長が爆発するポケモンで攻略する時に真価を発揮する。
わなぬけスカーフやぱっちりメガネと並んで入手手段が限定されたアイテムなので、お土産品にも喜ばれる。


  • みとおしメガネ
敵の居場所とアイテムの位置が分かる有能アイテム。MHを特定(MHは落ちてる道具が多い傾向にある)したり、遠くから狙撃したり使い道は多岐に渡る。
ワープスカーフ等と併用することで逃げ重視のプレイに活かすことも可能。
ぼうぎょが低く被弾が命取りになるようならネバついたり紛失しないよう、大事に、最大限に使っていきたい。
射程の長いポケモンで遊ぶときはすごく便利。


  • わざマシン
メロメロ」「やつあたり」「あなをほる」「タネマシンガン」等が人気かつ、覚えられると大幅な戦力向上につながる。
タイプ一致するものを引き当てたら有難く活用するべきだが、タイプの攻撃技はここでは拾えないので注意したい。
リメイク版ではバリエーションがだいぶ刷新され、上記4タイプでもわざマシン次第でラッキーな展開が出てきた。


  • ぱっちりメガネ
ワナの位置が分かるようになる最強のアイテム。リメイク前は深層の店限定で専らお土産ポジションだった。
DXではおんねんスイッチ、くっつきスイッチ、はらへりのワナ、ベトベタスイッチ、ゆびふりスイッチ、リンゴのワナ、わざへりのワナ……
と、事故を引き起こす危険なワナが豊富になっているため、これらを尽く看破出来るのは非常に大きい。罠チェックによる腹減りのリスクも避けられる。
戦闘能力に自信があるのならみとおしメガネよりも優先する価値はある。またみとおしメガネと同じくMHを特定(やはりワナが多い)することも可能。


  • みなふっかつだま
DXのみ。そのフロアで倒れた仲間を全員復活出来る。
敵の部屋攻撃で重要なすごわざを持った仲間を根こそぎ持っていかれた時のリカバリに。


  • すごわざだま
DXのみ。すごわざを持った敵が出やすくなる。
仲間に出来れば引き当てたすごわざ運次第では以降の探索がグンと楽になる。


  • てきしばりだま
DXのみ。そのフロアの敵全体を硬直状態にさせる、しばりだまの強化バージョン。
列の最後尾で敵に襲われたポケモンを救うためにはこれしか選択肢がないこともあるため、大事に大胆に使いたい。






追記・修正はΩランクのポケモンできよらかなもりを踏破した方のみお願いします。

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最終更新:2023年09月20日 00:46

*1 デンリュウ、ライボルト、ヘラクロス、オニゴーリ、バクーダ、チルタリス、ハッサム、プテラ、メタグロス、ボーマンダ。ちなみにメガシンカしなくても危険な奴が多い。