ガッシュ・ベル

登録日:2010/11/26 Fri 00:55:40
更新日:2024/04/06 Sat 20:18:16
所要時間:約 5 分で読めるのだ





金色のガッシュ!!の主人公の一人。

アニメCV:大谷育江(141話~:吉田小南美)
性格:無鉄砲で天真爛漫。行動力も凄まじい。
好物:ブリ
口癖:『ウヌウ』
本の使い手:高嶺清麿
本の色: そして金

魔界の王を決める戦いに参加する魔物の子の一体
使用する術の系統は電撃。お菓子の箱で作られたバルカン300が友達。
髪で隠れて見えないが、頭部には小さな黒い角が生えている。
『やさしい王様』になることが目標。








以下ネタバレ








清麿と出会う前に、ゼオンという魔物に魔界にいたころの記憶を消されてしまった。
そのせいで最初の頃は、自分が魔物であるということさえ忘れていた。

現在の魔界の王の息子。
前述したゼオンが双子の兄にあたる。

父王はガッシュに凶悪な術の化身である「バオウ」を継承させた。
ゼオンはそれが不満で深い憎しみを抱いていたが、後に父の真意を理解し、和解した。



【戦闘考察】


ガッシュは普段は子供のようだが、本気の戦闘となると勝利への強い意志を見せる。
特に平気で人を傷つけるような相手だと、実力以上のものを発揮することさえあるほど。

ガッシュ特有の弱点もいくつかある。
一つは、一部を除く術を使うと一瞬気を失うこと。*1
もう一つは、口から術を放つタイプだということ。
それぞれ隙を突かれやすかったり、前方にしか術を出せなかったりする。

これらの弱点を埋めるために、清麿は術を出す直前に合図を送る工夫をしている。
これによりある程度のサポートが可能となり、意思疎通も上手くいくようになった。

術の習得は攻撃・防御・強化・搦め手をバランス良く覚えたが突出した面は無い。
実は主人公にも拘わらずファウード編後半で覚醒するまでは、作中でも特に術の火力は当時残っていた魔物たちと比べても弱い部類に入る。
魔界で「落ちこぼれ」と言われ、弱いと考えたから襲ってきた魔物がそれなりにいるがその設定が上手く扱われている例の一つでもある。
故に清麿のパートナーとしての強さ・賢さが際立つのだが。


【装備】


初登場時からノースリーブの黒いマントを着ている。
ファウード編終了後にゼオンからのメッセージで、このマントは父からの贈り物であり、ゼオンの物と同じ能力を持つことが判明。
  • 伸び縮みさせることによって術を防ぐ盾として使える
  • マントを広げて飛行することができる
  • 相手の拘束、術を伝達させることができる
など、多彩な能力を持っている。最初は上手く扱えなかったが、デュフォーの特訓によってゼオンと同レベルまで使いこなせるようになり、クリアとの決戦では様々な使用法を見せた。さらに胸に付いているブローチも特殊な物で、どんなにマントが破損しても時間が経てば修復されるようになっている。(戦いでボロボロになってもいつの間にか直っていたのはこのため)


【術一覧】

○使用術:ザケル系

口から電撃を放つ術。ただし上述の通り、一部の術以外は放つ瞬間だけ本人が気を失ってしまう。
強力な術が少ない一方で攻防・搦め手をバランス良く習得していく。
続編では気絶する欠点も克服した。

・ザケル

口から電撃を放つ初級術。
序盤は攻撃術が多くなかったため頻繁に使用されたが、威力が低めで序盤でも通じない敵が少なくなかった。
ザケルガ取得後はそちらに主力が移り、初手の牽制以外では出番が減少する事となる。
ガッシュがバオウの力に目覚めてからは威力だけでなく閃光も強くなり、敵の目くらましにも使えるようになった。
それと同時にザケルガとの明確な差別点を獲得したことで、再び使用頻度が増加することになる。
使用する心の力が少ないので牽制が主な使い道だったが、バオウの力に目覚めた後はギガノ級を相殺するほどの威力となった。
また、時々アホな事をしでかす一部人間の折檻にも度々用いられた。

・ラシルド

地面から壁のような盾を前方に出現させる防御呪文。
中央には雷の紋章が刻まれており、盾に当たった敵の術を電撃のオマケ付きで反射する。
ただし肝心の盾としての強度は弱めであるため、敵が強くなる中盤からあまり通用しなくなっていく。
ザグルゼムによる強化を行う事で強い術でも跳ね返せるようになる。フォルムも強化ごとにより堅牢なものになってゆく。
ガッシュがバオウの力に目覚めてからはより巨大になって雷の紋章も増加し*2、ギガノ級程度なら強化なしで防げるようになった。
…しかし敵の攻撃もそれ以上に激しくなったため、結局立場はあまり変わらなかった。
続編では特定の構えを取ることで、前方以外のガッシュが指定した場所にも盾を発生させることや、反射角を指定する事が可能になっている。
また雷を纏わせて攻撃を反射するという特性上、敵の物理攻撃に合わせれば自分の身を守りつつダイレクトに電撃ダメージを与えられる。
この事から格闘戦においてかなり有効な術である事が描写された。
コンマ秒でやり取りされているであろう格闘戦に挟める辺り、盾の形成速度もかなり速いものと思われる。

ジケルド

口から磁気を帯びた光の球体を放出する術。
球体はゆっくりと浮遊しながら縮んでいき、指定した対象に磁気を移して強力な磁力を帯びさせる。
金属板に体を張り付けたり大量の金属片を寄せ集めての拘束、武器を一箇所に集めて無力化するなどの用途に用いられる。
ただし周囲に金属が無いと術そのものが発動しないため、使用頻度は極めて低かった。(最初は山で試して何も起きなかった)
また、決まれば相手を問答無用で拘束してしまうというある意味一撃必殺技的な側面もあったので、作劇的にも使いにくかったものと思われる。
その決まれば勝ち、ともいえる強力さから一部のファンからは劇中最強の術のひとつとネタ込みで(というかネタ要素強めだが)言われる事もしばしば。
アニメ版ではオリジナルエピソードを中心にいくらか使用シーンが増えている。

バオウ・ザケルガ

雷竜『バオウ』を召喚して敵を噛み砕く、ガッシュの最強呪文。
前述の通り曰く付きの呪文で、最初の頃は一発で心の力だけでなく清磨が疲れて動けなくなった。
また単純な心の力だけでは発動せず、心の力を使えば使うほど溜まる「何らかの力」が必要となる。
本来の力を出した際はガッシュや清麿まで喰いつくそうとしたが、ガッシュの強い意思と仲間の支えでコントロールに成功した。
それ以降は、他の最大呪文とほぼ同じ感覚で放てるようになった。

尚、父が使っていた本当の力を発揮したバオウは、山よりデカい魔導巨兵ファウードをも凌ぐ巨大な龍。
ガッシュはゼオンと力を合わせて一度だけ放つ事ができた。

クリアとの決戦では、クリアとの対決に向けて修行を積んだ結果、クリアのシン級にも互角に張り合えるようになる。

・ザケルガ

ザケルの電撃を一点に集中し、貫通力をつけた電撃ビームを放つ術。
ザケル以来の基本攻撃術で、以降の通常攻撃として多用された。性質上発射速度にも優れている。逆に一点集中なので攻撃範囲は一直線。
特に中盤以降はザケルが火力不足に陥ってしまい、そんな中でも貫通力があるので格上にもそれなりにダメージを与えられる。
それでいてあくまで下級術なので、心の力の消費が小さく取り回しが良いこの術は非常に多用された。
アニメ版では清麿がガッシュを抱えながら発動する事で疑似的ながら範囲攻撃を行っている。

覚醒以降も同ランクのより使い勝手のいい術は発現せず、結局覚えたのは全て中級~上級の術だった。
そのため変わらずこの術は扱いやすい術として重宝されている。ロデュウへの拷問にも丁度いい。
ガッシュがバオウの力に目覚めた際は、兄・ゼオンのようにギガノ級の術を真っ向から破るくらいの威力にまで強化され、当て方次第ではクリアにもダメージを与えられる程。
ちなみにこの術が覚醒以前の最大通常攻撃だったあたりが、如何に火力不足に苦しめられたかよく分かるようになっている。

続編でも続投。バオウを初めとしたほとんどの術が奪われている状態である為、再びガッシュのメイン火力呪文に返り咲いた。

・ラウザルク

どこからともなく降り注ぐ落雷により、ガッシュの肉体を強化する術。
発動中のガッシュは全身が光り輝き、スピードやパワーが大幅に上昇する。
発動時にガッシュが気絶しない珍しい術だが、効果中に他の呪文が使えないのが難点。
ただし相手の魔物を掴んで遥か遠くに投げるという事で、本の持ち主を無力化するという力業をやってのけたりした。
攻撃のみならず、清磨を背負って敵の攻撃を避けるといった使い方も多用された。
終盤以降では流石にデメリットが重かったのと、後述のバオウ・クロウ・ディスグルグを習得した事で使う機会は激減。
あちらはラウザルクと同じくガッシュが気絶せずに使えて、かつ威力が高く長い効果時間が見込めリーチもあり安全。
そしてそもそもこの術を使用してなおゼオンの素の体術に敵わない程度の効果しかない事から、使用機会に恵まれなかった*3
なお、制限時間いっぱいまで発動せずとも途中で任意解除も行える。

・ザグルゼム

口から小さな電気球を放出し、命中した場所に強力な電気を帯電させる術。
帯電した場所に別の電撃系の術を当てることで、その術の威力が倍増する。
複数の電気球を当てれば、その分だけ効果が重複して威力が高められる。
相手の術に直接当てることで、ザケルガなどの下級呪文でギガノ級などの上級呪文を相殺することも可能。
ラシルドに直接当てた場合はギガノ級を防げるほどに防御力が増加し、壊れかけていた盾も修復される。

また、近くに別の帯電地点があれば電撃がそちらへと誘導されるという性質も持つ。
相手の体+周囲の石や壁などにザグルゼムを当てておくことで、意表をついた方向から電撃を曲げて直撃させられる。
また、相手の体をゴールとして複数の地点を経由して強化された電撃を当てる「連鎖のライン」という戦術を取れるようになった。
この「連鎖のライン」をバオウで使用するとバオウの姿形が大きくなり、敵のディオガ級の最大術にも対抗できるようになった。
さらには複数の方向のほぼ同じ距離に別々の帯電した場所がある場合、元の威力を保ったまま電撃が分裂するという現象が起こる。
これを利用すれば、呪文を一度唱えるだけで複数回発動した状態と同じダメージを与えることも可能となる。
この様々な性質から清麿の頭脳があってこそ応用が効く最も戦略的な術で、ガッシュを大きく上回る強敵たちがひしめく後半戦の要になった。

ただし、欠点としては電気球の弾速がそれほど速くはなく、仲間との連携などで隙を作らなければ相手に直撃させることは難しい。
また、この呪文自体でも心の力を消耗するため、無闇に乱発せずに的確に使用タイミングを見極めなければならない。

ガッシュがバオウの力に目覚めて以降は、そもそもこの術を使うまでもなくバオウはディオガ級を大きく上回る火力を持ってしまう。*4
またそれ以前にはなかった「ザケルガ~バオウ・ザケルガの中間の火力を持った中級術」を多数習得したのも大きい。
弱い術を強化するという使い方は、ガッシュが弱い術しか持っていなかったから必要になった戦術。
弾速が遅くて心の力も使ってしまうザグルゼムとわざわざコンボさせるより、もっと強い術を撃った方がリスクが少ない。
特にレベルの高い敵に当てる事が困難なため、めっきり使われなくなってしまった。
終盤でも一応何度か使われているが、手間がかからず効果も確実な『ラシルドの強化』にしか使われていない。
奇しくも兄であるゼオンがこの術を使えるのにもかかわらず使用しないのと同じ理由で使用頻度が激減している。

・ガンレイズ・ザケル

ガッシュの後ろに8個の太鼓のような小筒を出現させ、小さな電撃を連射する術。
かなり広範囲をカバーできる上、清磨がガッシュを抱えて発射方向を調整することもできる。
ちなみに特別編「友」以降のガッシュは術を気絶せずに使えるようになっている。
よって発射方向の調整も自力で行える可能性が高い為、現在ではこの術の使い勝手もかなり向上しているものと思われる。

・テオザケル

ザケルの単純強化呪文。
貫通力はザケルガに軍配が上がるが、攻撃範囲はこちらが大きく使い勝手はいい。
中級術ではあるが習得したのが覚醒後という事もあり、並の魔物なら直撃すればダウンは免れない強力な術として描写されている。
終盤戦に於ける、ザケルに代わる主要な攻撃術として最も多用された。

・バオウ・クロウ・ディスグルグ

バオウの巨大な片腕だけを召喚して、敵を引き裂く術。
「ラウザルク」と同じく使用中はガッシュが気絶せず、ガッシュの腕の振りに連動して術が動く。
片腕だけとはいえバオウそのものであるだけに高威力であり、工夫すればディオガ級の術すら真っ向から魔物ごと撃破する、かなり強力な術。
ガッシュが気絶せずに扱える為戦闘面でのユーティリティが高く、尚且つリーチが長いので接近戦でも安全に戦えるなどメリットが大きい。
また単発で電撃を放つ他の攻撃術と違って長い効果時間が見込める為、いろんな面で扱いやすいのか、それなりに出番にも恵まれた術。

・マーズ・ジケルドン

口から大きな磁力球を発生させる術。
「ジケルド」の「磁力=斥力/引力」という性質を強化した術で、敵の術を斥力で捻じ曲げるように弾く。
また、球体に触れた敵の体を引き寄せて閉じ込める性質があり、閉じ込められた者が動こうとすると電撃が走るようになっている。
劇中でロデュウの術を弾いてから命中するまでに、術を弾かれた事にロデュウが動揺→待避行動を取っている。
この事から弾速はジケルド同様遅いものと思われ、更に相手を拘束するためにはジケルドと違い当てる必要もある。
そのため攻撃術としてはやや使い勝手が悪いものの、決まればそのまま勝負を決めうる辺りもジケルドの面影を感じさせる。
基本的には術を弾く力を利用して防御呪文のように使われ、上手く角度を調整すればディオガ級の術すら一方的に弾くことが可能。
この術を当てた直後にあの有名な腹筋崩壊シーンへと移る事もあって、読者からの印象はそこそこに強い

・エクセレス・ザケルガ

ガッシュ自身、もしくは上空からX字のビーム状の巨大な雷撃を放つ術。
ザケルガの超強化版だがガッシュの口から放たれている訳ではないため、奇襲等に使える。
ブラゴはディボルド・ジー・グラビドンで弾いており、威力はディオガ級を遥かに超えると思われる。
パムーンの「エクセレス・ファルガ」によく似ている。

・ジオウ・レンズ・ザケルガ

「バオウ」とは違う雷竜を召喚して攻撃する術。
この雷竜はバオウ程の威力は無いが、体のパーツが無数に分割する事で無数の強力な雷撃を放つことが出来る。
この部品からの電撃は清麿、または指示されたガッシュの意思で自由に操れる。
バオウがパワー重視ならばこちらははスピード重視といった所で、それでも一点に集中すればかなりの威力を叩き出す。
バオウが父から受け継いだ術である事を考えると、この呪文がガッシュの本来の最強術なのではないかと考察される事もある。
クリアとの決戦で鎧形態のクリアを遥か後方まで地滑りさせ、明確な大ダメージを与える程の威力。
それでもゼオンのジガディラス・ウル・ザケルガ同様、シン級未満と思われる。

【金色の魔本】


クリア・ノートとの最終決戦で、ガッシュの魔界の民たちを助けたいという強い意志に呼応して発現した力。
魔界の魂だけとなった魔物が力を貸してくれることにより、その魔物たちの呪文がシン級まで全て使えるようになる。
術の持ち主となる魔物自身の力が入ってるからか、呪文を唱える際に清磨の心の力は必要ない。
また、術自体は魂となった魔物が放っているのかガッシュが気絶する事もない。


シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ

金色の魔本の力を借りた、バオウの最終形態。
バオウがまるで変形巨大ロボの如く、巨大な頭部を胴体として新たな頭部や両腕部が「ギャゴンッ!」と展開。頭、胴、両手が龍頭で全長も大きくなった。
そのサイズはクリア完全体をも遥かに凌駕し、その数十倍にも及ぶ規格外のサイズ。クリア完全体でも凄まじい巨体なので、いったい何kmあるのか…。
クリア完全体の消滅波の直撃も何のその、巨体と増えた頭によりクリア完全体の全身を嚙み千切ってバラバラにしコアを粉砕した。
威力は間違いなく全魔物の術の中で一番と言えよう。





私は、追記・修正の王様になるのだー!

ルフィ「呼んだか?」

ヌ……ヌワアアァァァァァァ!!





アニオタ「バルド・フォルスって知ってるか……?」

アニオタ「……あれ?」





実は、ガッシュにはここで説明した以外にも術がある

  • ガンズ・バウレン
ウォンレイも使っていた術で、敵に無数のパンチを叩き込む。心の力をほとんど消費しないのもあって、本のモンスター騒動の際に活躍した。

本当!?

フフフ…、ウ・ソ♪

ガーン
※ははは、アレはただの連続パンチだよ

この項目が面白かったなら……\ザケル!/

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最終更新:2024年04月06日 20:18

*1 ただし、本編終了後の後日談にあたる外伝『友』では気を失う描写が無くなっていることからこの欠点は克服した可能性が高い。

*2 作中のコマ描写どおりに解釈すると、ザグルゼム2発分相当

*3 これに関してはラウザルク状態のガッシュを上回れるゼオンが強すぎるという面もあり、決してラウザルク自体が使い物にならない程弱い術という訳では無い

*4 覚醒前のバオウは千年前の魔物のギガノ級呪文と同程度の威力だった為、ザグルゼムの補助なしではディオガ級とは到底渡り会えなかった