蒼崎青子

登録日:2009/09/13(日) 18:57:46
更新日:2024/02/11 Sun 15:39:24
所要時間:約 6 分で読めます




君、そんなところにしゃがんでると危ないわよ



TYPE-MOON月姫シリーズの登場人物で魔法使いの夜の主人公。

担当声優
木村亜希子(真月譚月姫)
三石琴乃(MELTY BLOO ReAct、ActCadenza、ActressAgain、カーニバルファンタズム)
戸松遥(月姫-A piece of blue glass moon-、MELTY BLOOD: TYPE LUMINA、魔法使いの夜)

生年月日:7月7日
血液型:A型
年齢:28歳(月姫)
身長:160cm
体重:50kg
スリーサイズ:B88 W56 H84


現存する五人の魔法使いの一人。
第五魔法の使い手で最新の魔法使い。第五法の到達者。ロンドンの問題児。
蒼崎橙子の二歳下の妹(魔法使いの夜では四歳下に変更されている)。

魔法使いであるのは『辿り着いてしまった』からだが、辿り着いた青子自身、そこが何処なのか、何なのかわからなかった。
魔術協会から『青』の称号を与えられており、そのために彼女の魔法は『魔法・青』と呼ばれている。

トランクの中身はパスポートとヘッドフォン、伸びきったカセットと一昔前のウォークマンくらいのもの。
『アオ』が連続する自分の名前が嫌いらしく、フルネームで呼ばれると怒る。

賢者としての青子も暴れん坊としての青子も本当の青子で、普段はこの中間の人となりをしている。
冷めた感じで強きを認め、弱きに呆れながらも無視しきれない正義感を持つ。
天然であり自覚はない。
恋愛観は極めてクールで、所詮他人と自分は別物なのだから愛し愛されるなどもってのほか。
自分の感情が確かなら相手の感情など知る必要がない、とまで悟りきっている。
しかし、根はロマンチストなので少しだけ愛し愛される関係に憧れているらしい。
家庭には振り返らない人間と思われがちだが、これで案外子煩悩とか。

大それたことはしていないが、『可能である』ことが既に脅威なので煙たがられている。極度の放任主義。格闘技好き。

姉である橙子との仲は元々は良かったのが、現在は最悪。
コレは元々青子は魔術師としては平均的な性能だったので、魔術関連のことは全て姉の橙子に任せていたのだが、
十六歳の誕生日に突如橙子に替わって蒼崎の後継者にされたため。



◇月姫
偶然出会った遠野志貴と仲良くなり、直死の魔眼の負荷に苦しむ彼に魔眼殺しを与えて彼を救った。
その時『奇怪な眼を持っていても心まで奇怪になることはない』という教えが志貴の人格を形作った。
彼女は志貴の恩師であり、志貴は彼女を慕っていて『先生』という呼称は彼女にしか使わない。
青子も志貴を気に入っているようで素敵な男の子になって欲しいと思ってる。



◇Melty Blood
Re:ACTの隠しボス。

「てゆうか私の拳で記憶を失えー!!」

白レンの作成者で謂わば黒幕ポジション。
だが白レンは青子の制御を抜けて独立している。
後のActress againの青子ルートの白レン戦での会話で、青子が白レンを創った時に色々失敗をやらかしていた事が判明する。

本人曰わくオシリスの砂によるタタリの再演のような、タイムスリップもどきのトリックは効かない。
ロアに対して「貴方がこの先も生き続けるならいつかどこかで出会っているかもしれない」と言った事から、
時間を超越していると思われる。
幻影の夏の際には遠野秋葉から謝礼をもらっている。
オシリスの砂による幻影の夏の再演の際には謝礼をもらうことができず、弱小組織の下請けで路銀を稼ぐことになるが、
その依頼とは南米のアリマゴ島での封印指定の探索である。



◇魔法使いの夜
当時高校生。久遠寺有珠と同居している。

当時(1980年代後半)は魔法使いではあるものの魔術の腕前は半人前以下だったため、友人であり共犯者である久遠寺有珠の指導を受けて
マイペースに成長していった。
その十六歳のときに街の霊脈管理を任され、ちょこちょこと現れる外敵を迎撃していた。それは忙しい毎日だったが、文句を言いつつも楽しんでいた。

魔法使いの夜は静希草十郎に魔法を見られた為に彼の抹殺を決意するが、なんやかんやで同居する事になった。



月姫2
詳細は不明だが参戦しているという。
実は彼女は月姫のEDに登場しているのだがコレは月姫2の後日談との事。
志貴とゆっくり談笑した後、志貴を素敵な男の子になったと認めた。
そして感謝の言葉を述べた志貴に対し、縁があったらまた会いましょうと告げて、風のように去っていった。



Carnival Phantasm
子供の頃の志貴に出会って直ぐに顔面を踏んづけている。
無邪気に抱き着いた志貴に対してかなり危ない…
恐らくショタコン

数年後に再会してもまた顔面を踏んづけた。
思いっきり鼻血を出しながら6人目のヒロインになりかけている。
志貴曰く「FDや格ゲーにでるとすごいことになる」とのこと



◇魔法使い・魔術師としての能力
人間の中で最高峰の強さを誇り、サーヴァントと対等に闘える数少ない人物。
魔術特性『物を壊す』により、破壊に特化した魔術師。
「これ以上は望めない」ほどの準備をして戦いに臨んだ燈子を、ルーンの罠が乱舞する工房に追い込んだ上で罠を迎え撃ち、完全勝利を収めるほど。
その強さは、魔法は直接関わらない純粋なものである。

反面、治療・創造・修復といった魔術の腕前は並以下。
協会の講師の方が魔術の腕前は上と明言されている。
サーヴァントのマスター適正も衛宮士郎と同程度と言われている。

体内の魔力の燃費効率が普通の100倍ほどよい。
使用魔術は数秘紋による魔力の加工と出力。カカト落しやボディブローなどの体術も使う。
ノタリコンを基本とした魔術行使、無限回転と恐れられる高速詠唱を得意とする。
スターマイン、スターボゥなど彼女の魔術は肘から魔力を撃ち出して拳を通過した時点で魔術式を完成させる、いわば詠唱すら必要ないほどの速さ。
コレらによって魔術弾を放つ腕前は最高クラス。雨霰のように撃ちまくって敵を殲滅する。
まだまだ未熟である魔法使いの夜時代ですら火力だけに関しては既に自分より上だと有珠が評するほど。
但し、”魔術師としての”彼女の強さはキャスター(Fate)に及ばないという。
またアルクェイドと戦った場合には3:7で不利。
しかしアルクェイドは青子にしてほしくないことがあるので敬遠しているとか。



◇魔法・青
第五魔法。元々は青子の祖父が到達した物。型月世界で語られる科学で再現不可能な五つの事象の一つ。
青子と橙子の親が魔術より普通の生活を優先したので継承を拒否。
青子が二代目として受け継いだ。
【効果】
  • 自身の成長 - 「完成された蒼崎青子」となる。月姫の頃の実力MAX状態。その代償は草十郎の記憶。10年分の時間を借り受けることで「10年先の青子」を創り上げたもの。魔法を解除すれば記憶は草十郎の下に戻る。
  • 草十郎の蘇生 - 「草十郎が死んだ時間」を遙か未来に先送りすることで、今の時間軸を修正し、死の運命を回避する。正確には回避されたわけではなく、遙か未来に確実に訪れる滅亡の終末をその分だけ早める。負債をはるか未来に押しつけたようなもの。
  • 攻撃の回避 - 詳細は不明だが、時間軸を操作することで攻撃をなかったものにした、等の推測がされている。

これらの能力は一端でしかなく、本質はまた別のものらしい。衛宮士郎の「投影」と「無限の剣製」の関係を想像すればわかりやすいか?

メルティブラッドで「逆行運河・創世光年」という技を使うが、これが魔法かどうかは不明。
(ちなみに公式ガイドブックの「格闘戦で見せた技などは魔法ではない」という記述から魔法ではないと言われることもあるが、この記述はこの技の実装前のものである)
Fate/Grand Orderの1.5部のPVにこの単語が登場し多くのファンを驚かせた。


両儀式は彼女をもっとこう…アレな感じだと思っていた(橙子をへこませたと聞いていたため)。



スクエニのACGのLORD of VERMILIONに久遠寺有珠と共にゲスト参戦している。
詳細はこちら→蒼崎青子(LoV)。


『2015年の時計塔』によると、未だに独身かつ彼氏無し。
年齢は恐らく40代の筈だが外見は姉同様に20代のままとの事。
好意を抱いてる相手自体はいるのか本人によるとキープはいるしと主張している。
だが、それを聞いた橙子は『諦めが悪いぞ』と評しているので報われる可能性は低そうだ。


橙子「さて、追記しておくか」
青子「待てバカ姉貴、何を書く気?」
橙子「焼肉大帝都の大食い記録保持者だろうが。器が知れるぞアオアオ」
青子「自分もそうだって忘れてない? 傷んだ赤色さん」
橙子「…言ったな」
GAME OVER


追記・修正は素敵な男の子になってからお願いします。

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最終更新:2024年02月11日 15:39