水の星へ愛をこめて

登録日:2011/12/15(木) 02:01:23
更新日:2023/02/24 Fri 04:55:10
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もう泣かないで
いま あなたを探してる人がいるから
お前に逢いたいよと


『水の星へ愛をこめて』はTV版機動戦士Ζガンダムの後期OP曲である。

作詞:売野雅勇
作曲:ニール・セダカ
編曲:馬飼野康二
歌:森口博子

なお、森口博子はこの曲が歌手デビュー曲。


前期OPとED同様作曲はアメリカの作曲家ニール・セダカが担当したがこちらは完全な書き下ろし。
前期OPとは対照的にどこか哀愁漂うメロディーと森口博子の透き通る歌声。
当時にしてはかなりの技量を持った作画などがどんどんメインキャラが死んでいく鬱展開の作品を盛り上げた(清涼剤とも言えるが…)


売り上げに関してだがオリコン最高順位は17位とまずまずだったが森口博子はその後しばらくはヒットが出ず歌手として大成したのはもう少し待たなくてはならなかった… 

この曲を歌っていた森口博子は自身のデビュー曲として思い入れがとても強く現在でもイベントなどで歌うことは多い。
現在でこそアニソン(主にロボットアニメ主題歌)のイベントに参加することの多い森口博子だがバラエティーアイドル兼紅白歌合戦常連歌手としてテレビにたくさん出ていた90年代前半はあまりこういったイベントに参加していなかった。
しかし、1994年頃に放送したバラエティー番組にてナインティナインの岡村隆史が笑いを取るために森口博子をバカにした際、岡村がガンダム好きだと知っていた森口は直ぐ様「ガンダムの主題歌を歌ってたのよ」と返すと岡村は即座に謝り笑いを取った。
上記のエピソードから解るように森口本人のこの曲への思い入れは強い。

近年でも2009年に行われたNHKアニソンのど自慢や2011年に放送したテレビ東京の懐かしのアニソンランキングの番組で披露したが歌手としての成長やミュージカルでの経験を経て歌唱力がデビュー当時より大幅に向上しているため当時と違う感覚が味わえるだろう。

現在はガンダム主題歌のベストアルバムや森口博子のベストアルバムで聴くことができるがガンダムのベスト盤(Vol1)は90年代半ばに発売した当時の音質のベスト盤のため音質にこだわるなら森口博子のベスト盤か00まで収録された4枚組のガンダム主題歌ベスト盤が妥当なところである。



ゲームでの扱い
ガンダムファンの中では人気の高い曲なうえに知名度の高いΖ主題歌にも関わらず、ゲームで使われることがあまりない。

この原因は様々な諸説があるが一番有名 なのは作曲者のニール・セダカが高額な著作権料を要求するためとのこと…
そのためゲームで使われたことはほとんどなく、Gジェネシリーズでは一度も使われたことがない。

スパロボでもAαα外伝のみ。
しかも、αはカミーユフォウが戦闘した場合のみ(2ステージ)
α外伝は終盤にてロザミィ死亡で起こるΖガンダム強化イベント後に聴けるという仕様。
Aはゲームボーイアドバンス版でならデフォルトで流れるが、PSPでのリメイクであるA PORTABLEでは流れなくなっている。
現在は新訳Zが基本のためスパロボでこの曲を聴くのは不可能。
やや変則的ではあるがVのプレミアムアニメソング&サウンドエディションにて
原曲をゲーム向けに尺を調整した形で登場した。

VSシリーズでも使われたのはエゥーゴVSティターンズのみだったりゲームで聴くのは不可能に近い。

家庭版EXVSではカスタムサントラがあるので曲を自分で用意すれば聴ける。ただしゲームの仕様上音声が小さめになるので上手く調整しよう。

近年ではパチンコ版でのシロッコとの対決リーチの際や、モンスターストライクではガンダムコラボの際にシロッコとの対決の際に流れた。




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最終更新:2023年02月24日 04:55