登録日:2011/05/08 Sun 12:14:59
更新日:2023/03/19 Sun 04:37:52
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2150枚あります。はぐれメタルヘルム107個いただきましょうか。
【概要】
ゲーム開始時に名前と性別を決められるが、Ⅳはオムニバス形式となっているので本格的な登場は第五章になる。
FC版はそれまでに出番は無いが、リメイク版では追加された序章で前日譚が描かれている。
デフォルトネームはないが説明書や
DQ6でのゲスト出演時を見る限り男勇者は「ソロ」が一応の公式扱いのようだ。
小説版では「ユーリル」、ゲームブック版では「ユウ」、CDシアター版では「レイ」。
女勇者の方は「ソフィア」。
後述の髪型から一部では「ブロ子」等とあだ名されたりも
男勇者は緑の長髪と質素な服装をした青年で、シリーズで屈指のイケメンと名高い。
女勇者は露出度の高い服装に、『
ブロッコリー』と称されるボリューミーな髪型をしている。
両者共に耳にスライムピアスを付けており、チャームポイントと言われている。(女勇者はFC版では付けておらず、リメイク版から)
歴代の中でも特に
寡黙な
主人公。
歴代の主人公にはなんだかんだで喋る機会があるが、4の主人公は混乱した時を除けば「……!!」ぐらいしかない。
一応
ホフマン等と会話をしているようだが……。
DQ6の『デスコッド』で登場した際も男勇者は
シンシアと会話していて一切喋らない。
女勇者はペラペラと会話してくれるのだが。
後述の設定・出生より、プレイヤーの間ではシリーズでも屈指の不幸な人物と認識されている。
【設定】
あの……私の住まいは山奥です……。
私、よく苦労人って言われてしまって。でも一応、正義の味方なんです。
名もなき山奥の村に両親、幼なじみの
シンシアや村人達と平和に過ごしていた17歳の少年(少女)。
といっても彼・彼女は立派な戦士になれるようにと村人から言われて、日々訓練を積んでいた。
平和な日常を謳歌していたが、ある日、旅の詩人のフリをしていた魔族の王
ピサロが山奥の村の存在と、
そこに勇者がいるということを突き止めた事により、山奥の村がピサロ率いる魔物の群れに襲われる。
村人達は急いで勇者を安全な場所に隠れさせるが、その時彼の両親は本当の両親ではない事が明かされる。
そして幼なじみのシンシアは勇者を死なせまいとモシャスを唱えて身代わりになり死んだ。
全てを失った勇者は仇討ちのためピサロを探す。
【能力】
主人公らしくバランスよく成長。
1~4章の間に集まる種や木の実をキープしておいて、
5章でそれら全てを投与するとかなりの強キャラと化すがそれは人それぞれである。
覚える呪文は回復は
ホイミ系・ザオラル……何とベホマズンを修得できる。
攻撃呪文は
メラ・
ギラ・
イオラ・
デイン系。
実は4の味方キャラでは一番多くの呪文を使える。
今ではあまり見かけないマホステを使うことも可能。モシャス(FC版のみ)、パルプンテも使える。
しかしながら、ザオリクやベホマラーのような使い勝手のいい呪文がなく、ベホマズンも消費MPがFC版では36とコストが高い。
ミナデインをシリーズで最初に覚えた勇者であるが、
使い勝手が良くないうえにパーティに
ライアン・
アリーナ・
トルネコがいる場合、使う事が出来なかった。
リメイク版ではモシャスが削除された代わりにギガソードという専用の特技っぽい呪文を与えられた。
また、ベホマズンは消費MPが20に下がり使い勝手が良くなっている。
呪文を見れば天空三部作の勇者ではそう強い部類にはないかもしれない。
ただし、FC版では「めいれいさせろ」がなかったため、その意味で唯一プレイヤーの指示を完全に聞く彼は非常に使い勝手が良かった。
メタル狩りで聖水をまくなど、ピンポイントな指示が必要なコマンドには勇者が必須であった。
モシャスを使えたのも仲間が所持する呪文を任意に使えるようにとの措置だろう。
もちろんステータス的な使い勝手も他と比べれば十分良く、仲間になって以降スタメンから外したのは少数派ではなかろうか。
ちなみにDQシリーズの常だがやはり女性の方が
装備には恵まれている。
FC版では気にするほどでもないがリメイク版では天空の鎧の弱体化や天使のレオタードの優秀さから無視できない差になっている。
【作中での活躍】
第五章
滅ぼされた村を旅立つとまず導かれし者たちを集め、それからは天空装備を集めたり
エスタークを預言通り倒したりしつつ冒険をしていく。
しかしデスピサロが人間にロザリーを殺された怒りから進化の秘法によりエスタークを超えた力を手に入れ暴走を始めると、冒険の目的に彼の討伐が加わる。
そしてデスピサロを討つと世界の平和は取り戻され、「世界を救う旅」は終わりを告げた。
ちなみに故郷を滅ぼされて旅立ったため、デスピサロ討伐が当初の目的のように思えるが、
ホフマンに話しかけると主人公は「世界を救う旅をしている」と告げるため、
故郷の件で挫けず、ブランカ王に告げられた大きな目標を掲げて旅しているようだ。
第六章
リメイク版で追加された第六章では追加ダンジョンでの報酬から世界樹の花が手に入り、これを用いる事でロザリーが生き返るようになっている。そして彼女をデスピサロに見せると正気を取り戻し、彼を魔族の王ピサロとして仲間に加え、赦すこととなる。
その後、真相を知るためデスパレスに向かうと、黒幕であり、デスピサロすら超えた
エビルプリーストと対峙。
導かれし者たち、そしてピサロと共にその討伐を果たすと、真に世界は救われた。
以下ネタバレ
【出生】
実は天空人の女とブランカ北に住む木こりの若者の間に生まれた混血児。
この頃は
天空の神が人間と天空人の交流を固く禁じていたため二人は夫婦になることは出来なかった。
しかし、その掟を破ったため木こりの若者は制裁として落雷により死亡。
天空人の女も悲しみを背負ったまま天空城に連れ戻された。
それでも彼女はどんな時でも地上に置いてきた子供の事を忘れなかった。
なお、村から南に行ったところにある「一晩泊まっていきやがれ」で有名なあの木こりは、
勇者の父親にあたる木こりの若者の父親(つまり、勇者にとっては祖父にあたる)であり、その縁があって、ぶっきらぼうながら勇者に親身にしてくれる。
世を拗ねたような態度を取っているのは、その時の天空の神の仕打ちを恨み、何も信じられなくなってしまったため。
「掟を破ったのに、なんで人間の若者は落雷で死に、天空人の女は連れ戻されるだけで済むんだ。不公平じゃないか」とか、
「そもそもなんでそんな掟があるんだ」など、この設定に対しては昔から批判が多く、評判がよろしくない。
リメイク版では、木こりを殺したのはマスタードラゴンの部下の天空人であり、女の行為がマスタードラゴンの怒りに触れる事を恐れて、
バレる前に彼女を助けようと、その天空人の独断でやったという事にされている。
なお
DQ5に登場する
フローラ・
デボラ・
ビアンカは主人公の子孫。
ピサロらの襲撃をきっかけに不幸な人生を歩む事になってしまったものの、幸せな余生を過ごしただろう事が推察される。
しかし男勇者はともかく、女勇者が誰と結婚したかは定かではない。
子孫達は皆共通して拾われた子供達なので、どうも主人公の不幸体質は子孫にまで受け継がれてしまったようだ。
【余談】
『ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場』においては
衛藤ヒロユキ氏の描いた男勇者が有名。
特に
マーニャの下着を見てしまい混乱した勇者が「
ふんどし!!」と言いながら大根を取り出したネタは現在でも語られており、後のドラクエ10にてしぐさ書「だいこん」として逆輸入される程。
記事冒頭のセリフも同氏のネタの一つが由来である。
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- さすが後にグルグルを描く人だ -- 名無しさん (2016-12-11 09:37:34)
- いぶしだせ! -- 名無しさん (2017-05-17 19:19:25)
- 警告が無断削除されていたので復元 -- 名無しさん (2017-06-05 15:47:49)
- 警告とコメントが無断削除されたので修復 -- 名無しさん (2017-06-16 22:51:17)
- お爺さんとは正体を確かめ合ったんだろうか。天外孤独ではあるけれど勇者の性別やシンシアの生死に関わらず、祖父がいるのは救いかな。 -- 名無しさん (2017-09-18 20:21:55)
- 違反削除から復元 -- 名無しさん (2018-04-14 15:47:10)
- 警告の無断削除があったので復元しました -- 名無しさん (2018-12-12 23:06:01)
- 声とキャラデザの人(及び顔立ち)はトランクス、しかし4コマ劇場での迷言はふんどし -- 名無しさん (2019-10-29 11:56:55)
- CDシアターの声優はスマブラではソニックなのな -- 名無しさん (2020-10-16 10:00:24)
- PS版以降に出てきた新技、ギガソードって必要か? -- 名無しさん (2020-10-16 12:46:16)
- はじめて来たけどなんか荒れる要素あったっけ?愚痴誹謗中傷とは?やっぱ6章がらみ? -- 名無しさん (2020-12-04 11:08:18)
- ↑あとマスタードラゴンと天空人がらみだろうね。全体的に傲慢な連中としてかかれてる傾向が強い印象だった -- 名無しさん (2020-12-24 23:22:11)
最終更新:2023年03月19日 04:37