セリス(FE)

登録日:2012/06/28(木) 23:40:20
更新日:2023/10/10 Tue 01:19:59
所要時間:約 6 分で読めます






戦いが避けられないのなら、いかにして意味のある戦いにするか、それが私の役目なのだと思う。

行こう、レヴィン、オイフェ。私はもう、振り返らない!





出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』の登場人物。同作におけるシナリオ後半の主人公である。
フルネームはセリス・バルドス・シアルフィ。


CV:内田雄馬(FEヒーローズ)



【概要】

グランベル王国シアルフィ公爵家の公子シグルドと、精霊の森の巫女ディアドラの息子。
叔母であるエスリンの子、レンスターのリーフは従弟、トラキアのアルテナは従姉にあたる。

シグルドがアグストリア駐屯中に生を受け、その後彼がグランベル王家への反逆者として追われる身となったため、実家であるシアルフィを訪れた事はない。
シグルドが落ち延びたシレジアからグランベルへの進軍を開始した際、
イード砂漠の手前で側近のオイフェとイザークの王子シャナンに伴われてグランベルを脱出。この時、セリスはまだ2歳であった。

オイフェ、シャナンはシグルド達の帰還を信じてイザークのティルナノグ領に落ち延びたが、
その願いも虚しくシグルドを含めたほとんどの者達は「バーハラの悲劇」によって炎の中に消えた……。 

その後、王家の実権を握ったアルヴィスが大陸を統一し、グランベル帝国初代皇帝となる。
当初こそ民衆の圧倒的な支持によって皇帝に迎えられたアルヴィスだったが、
圧政や子供狩りによる恐怖政治によって、民衆の不安は日に日に肥大化していった。

17年後、イザークを我が物としたドズル家が、セリス達がティルナノグに潜伏している事、
シャナンがイザークの神器バルムンクの捜索のために城を留守にしている事を嗅ぎ付け、侵攻を開始。
これを受けて、セリスは17年前に一緒にイザークへと落ち延びた仲間達と共に挙兵する事を決意。
この時、弱冠19歳。セリスのユグドラル大陸解放への長きにわたる戦いの幕開けだった……。


【人物】

オイフェとシャナンの教育の賜物か、戦術・剣術ともに優れた資質を垣間見せる。
髪の色は父シグルドと同じ青だが、顔立ちは母ディアドラに似た中性的な少年。というかディアドラがヅラかぶっただけにしk(ry
長髪も相まって初見では女の子に見える。むしろ女の子です。男の娘ではいかんのか?

俗世に疎いせいか踊り子を見た事がなく、リーンとの出会いの会話では、彼女の姿を見て赤面するなど初心なところも見せている。
それらの要素と自身の人望の厚さからか、カップル成立した場合は自軍の女性陣のほぼ全員とペアEDがあるというモテっぷり。コレナンテエロg(ry

二次創作では各国の後継者をわざと戦死させることでセリスに統治権を委譲させ、
グランベル大陸のほぼ全権を掌握する「セリス帝国」プレイが可能であることから腹黒キャラにされたり、
後述の理由でシスコンにされたりする傾向にある。両方洒落にならん。
女装や女体化の被害にも遭いやすい。

トラキア776』に登場した際にはリーフの憧れをも投影してか、
『光の公子』の名に違わぬ堂々とした人物として描写され、新たに描き下ろされた顔グラもやや男性的な印象を与える。
その素質は畜生軍師アウグストをして「『作られた英雄』という側面はあるにせよ父シグルドをしのぐ」と言わしめた。
いとこであるリーフに対する態度がよそよそしいと言われがちだが、
トラキアの小説版では「(神器コンプレックスが友情を妨げるなら)ティルフィングを捨てる」とまで言っているのでその友情に偽りはないのだろう。

聖戦士バルドの血を濃く受け継いだため体のどこかに聖痕があるはずだが、どの部位にあるのかは具体的な描写がないため不明。


【ユニット性能】


〇初期値と成長率
ジュニアロード LV1(赤字は神族ボーナス、太字はCCボーナス)
HP-※(90+50)
力-※(35+20) +5
魔力-※(10+20)
技-※(40+20) +2
速さ-※(35) +2
運-※(25+20)
守備-※(45) +2
魔防-※(10+20) +3
武器LV-剣☆
血統-バルド直系、ナーガ傍系
スキル-追撃、見切り

※セリスの初期能力値はシグルドとディアドラの最終能力値によって変動。

第6章開始時にシグルドの代わりに加入する。クラスはジュニアロード→ロードナイト。

他のキャラのように親の選択の自由は無く
  • 聖戦士バルド直系、聖者ヘイム(ナーガ)傍系の2つの聖戦士の血
  • シグルドが使っていた剣とリング(ティルフィング除く)
  • シグルドとディアドラのスキル「追撃」「見切り」
これらを引き継ぐ事が確定している。

カップル固定のためスキルと血統に関してはどうしようもないが、優秀な血統による能力値と追撃と見切りがあるため事故死の危険性の少ない良構成である。
ただし初期値だけは親2人の能力に左右されるため、少しでも楽をしたいならシグルドはもちろん、ディアドラも可能な限り鍛えて前半を終えたいところ。
(カンストを目指すのでもないならあまりこだわる必要もないかもしれないが)

能力はロードらしくバランスよく纏まっており、2つの聖戦士の血のおかげで成長率も高い。
特に魔防のパラメータに関しては素の成長率はもちろん、会話イベントや後に入手するティルフィングの補正で異様に高くなる。
強いて言うなら速さの成長率が平均的でヘタれることがあるので、少し気を使ってあげよう。
ロードナイトになれば移動力の不満も解消されるので、エリートリングをシグルドから引き継ぐか、
6章のボスから奪うなりして最優先でレベルを上げてしまおう。

ちなみにセリスのみの特権として、クラスチェンジ後に馬の乗り降りが自由に出来る点がある。
馬から降りると能力は下がるかわりに騎馬特効と砂漠での移動力の低下が無くなるが、子世代で敵のナイトキラーが脅威になることはほぼなく*1、そもそもセリスは特効を無効にする見切りのスキルを持つ。
砂漠マップもある程度意識して育てていなければクラスチェンジ前に到達するであろうタイミングにあるのと道などの存在で超早期ロードナイトでも困る場面はあまりない。
以上のことから乗り降りはほぼ考えなくていいし、CCを控える理由もあまりない。必殺モーションは馬から降りた方がカッコイイけどね。
欠点はロードらしい器用貧乏さ、低い上限、クラスチェンジまではやっつけ負けの危険が付き纏いやすい事。配置には気をつけよう。
とはいえクラスチェンジすれば銀の剣と手槍、ティルフィングで大抵の局面は突破できる。

順当に行くと、幼なじみで第6章最初からの加入、道中の会話イベントも恵まれている世紀末覇s…もといラナ(マナ)と結ばれる。
しかし彼女らは前線に立って戦うタイプではないため、支援効果を生かしにくいのが難点。
恋愛値の上昇も早いため、気付いたら結ばれてたなんて事もある。せめて第7章のパティ(デイジー)の会話で勇者の剣をもらうまでは待ってもらおう。
子世代のカップリングはEDに影響を及ぼす程度で親世代ほどの重要性はないため、ストーリーを気にしないのであれば戦略面や好みで選べばOK。
セリスを利用して女の子たちと仲良くしていこう。

が、それとは関係なくユリアとの会話イベントでは魔防があがるため、終盤を見越して必ず消化しておこう。




以下終盤のネタバレ





イザーク、トラキアを解放し、残る敵はバーハラに居を構える暗黒皇子ユリウスのみ。

その道中、レヴィンから聖戦の真実を説かれる中で、セリスは敵であるユリウス、
そして戦いの中で(恋愛感情とは違うらしいが)特別な想いを抱いていたユリア種違いのきょうだいである事を知る。
しかし、暗黒神の悲劇に巻き込まれた人々のため、ナーガを得たユリアと共に、皇帝アルヴィスと父シグルドが託したティルフィングを持ってユリウスと戦う。
そして、遂にユリウスは打倒され、暗黒神ロプトウスも消え去った。


セリスはこれまで共に戦った仲間達、幼い時から自分を守り導いてくれたシャナン、
そして、父親を知らない自分にとっては唯一の肉親のように思っていたオイフェと涙ながらに離別(このシーンの2人のやり取りは涙腺崩壊必至である)
妹ユリアと共にバーハラに残り、グランベル王朝の血を引く唯一の王子として即位。新王として新たな道を歩みはじめた…


【余談】


終盤で明かされる事であるが、周知のようにセリスとユリアは種違いの実の兄妹である。
だが、あるバグを使うとこの2人、なんとカップルが成立してしまう。してしまうのだ。

細かい方法はここでは割愛するが、
「この2人がくっついたらまたロプトの血が復活するんじゃ……」
「そもそも倫理的にマズイ」
「近親相姦おいしいです」
「さすが加賀氏! おれたちにできない事を平然とやってのけるッ」
etc、色々と物議を醸している。

ちなみにこの状態でEDを迎えると、セリス独身EDになる(それでもユリアがセリスを支えるのは変わらない)。ホッ……。


【さらに余談】


中性的な外見・名前であることから「開発段階ではセリスの性別を選べる仕様だったのでは?」と噂されることも多いが、
当時のスタッフが
セリスは構想段階から男の子です……。
彼が男の子であることがこの物語では大きな意味をもっています。
FEの場合、主人公=プレイヤーとは考えていませんので、性別・名前などをプレイヤーが決定することは今後も無いと思います。

二世キャラは当初の企画では男女どちらか一人がランダムに誕生する予定でした。
(セリス・ユリア、リーフ・アルテナは固定)
雑誌などではその事を言っていたようですね。
と発言していたようで(ソース不明)、元は男女選択制だったと雑誌が勘違いした結果都市伝説のように広まってしまった経緯がある。
(当時の事情に詳しい方がおれば詳しい追記をお願いします)

なお、上述の「セリスが男性であることに大きな意味がある」とは、トラキアまでの作品においては男性のみが王位を継承するケースが大多数であり、
セリスが男性でなければユリウスに優先してグランベル王位を継承する正当性が生じえない、といった意味合いだと推測される。
一方で、実際は後の作品で主人公の性別・名前をプレイヤーが決定することも可能になっているので、何らかの変更があったとも考えられる。


ファイアーエムブレム 覚醒

DLCマップ「異伝 王対王 決戦編」に「異界のセリス」として登場。クラスは桃t……ソードマスター
イラストを担当した鈴木理華氏は『聖戦の系譜』ノベライズ版の挿絵を担当しており所縁のある人選といえる。
なぜか女性専用スキルである「疾風迅雷」を習得している。やっぱり女の子では?(いつの間に配信ジャムカも持ってるけど)
他の「疾風迅雷」持ちのキャラの魔符よりも速さの上限が低いのが難点だが、それでも十分強力な戦力になる。
また、覚醒には「セリスの神剣」という武器も登場し、装備すると速さと魔防にボーナスが付く。


ファイアーエムブレム ヒーローズ



私の名はセリス。無念の最期を遂げた父シグルドの遺志を継ぎ……私には闇と戦う使命があります。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

スマホゲーにも妹・ユリアと参加。イラストは沙汰氏。神装版はhou氏。
赤属性の剣。歩行ユニット。
ストーリーには『兄妹愛』がテーマの外伝に登場。暴走する聖魔兄妹に比べ冷静だった。
会話などから本編後から呼ばれているらしい。

武器スキルはお馴染みの『ティルフィング』
自分のHPが50%以下の時、戦闘時、守備+4……あれ? 魔防じゃないの?
AスキルはHP+5の「HP3」
Bスキルは自分のHPが50%以下で自分から攻撃した時、敵が反撃可能なら絶対追撃「差し違え3」。

当初から非常に使いにくかったのは言ってはいけない。

能力値はアイクと大差がないくらいトップクラスに高いのだがスキルがびっくりするぐらいにかみ合ってない。
元から高めのHPをスキルで更に底上げ、HPが半分を切ったら武器効果で守備力を上げることで反撃のデメリットを抑える。その状態からBスキルの差し違えを使って強引に追撃を行い、速さの差を無視して相手を倒す……が運営の当初のコンセプトだったのだろう。
そして彼の属性である赤属性は歴代主人公勢ぞろいの剣使いが多いため1軍争いが激しい。
そしてスキルであるがほとんどのスキルがHP半分以下になってから本気出すという感じであり、
難易度が上がると一撃でやるかやられるかなゲームバランスとかみ合わない。

ただしこれはあくまで初期スキルがかみ合ってないせいなので、スキル継承で有用なスキルを継承させれば、高い能力値を生かしたキャラとして運用可能である。
候補としては獅子奮迅で能力を底上げしたり、切り返しでカウンター系キャラとして運用、速さの威嚇で相手の速さを下げる、等が挙げられる。
〇殺しで特定武器種をメタった運用にすることで「絶対追撃+敵は追撃不可」を得るので速さを補う事も出来た。

しかしパワー系ならファルシオン&天空持ちのクロム、手負いから本気出す系ならソール・カティ持ちのリン
スキル総入れ替え系ならマークス*2と、同じ剣でもライバルが多すぎるのが問題。
持っているスキルも大したものでないためスキル継承でも使えないのも痛い。
Aスキルを潰してHPが5上がったところでほとんどのキャラは特に活かせず、差し違えも「聖印の」攻め立てが現状無いので非常に使い勝手が悪い。
結果として他の強力な赤の☆5ユニット目当てに赤オーブを引いてたら☆5セリスを引いてしまい、
(☆5なので)確率リセットされてしまうことを指して『セリスストップ』と揶揄される等、一部プレイヤーから『ハズレ』扱いされてしまうこともあった。

だが2019年1月のアップデートで「ティルフィング」にも武器錬成が実装。
錬成すると効果ががらりと変わり、戦闘開始時、自身のHPが50%以上ならHPが2以上で敵の致死攻撃を受けた時、ダメージをHPが1残るように軽減(1戦闘1回のみ、重複しない)となる。端折って述べると、HPが半分以上あると「祈り」の効果が発動するというもの。
特殊錬成は味方と隣接している時、戦闘中、攻撃、守備+5という『攻撃守備の絆3』効果。
ステータスとは噛み合ってるが、原作再現としては微妙。しかし効果で物理を凌ぐか、不得意な魔防を原作再現しつつ底上げするか、聖剣で運用するか、カスタマイズの幅は割と広い。

2020年10月のアップデートからは聖剣の方にも錬成が実装(シグルドの方を参照)されてさらに発展している。
聖剣版の場合、セリスは歩行ユニットなので「見切り・追撃効果」で相手の「追撃不可」効果を踏み倒せるため、多くの相手に絶対追撃を狙っていける。
最大で攻撃、守備合計+10になる武器効果も能力と噛み合うので好相性。
これによって、聖剣とは別方向から苦手な魔法耐性を得ることができ、高いHPをもって一発耐えれば追撃ごと凌いで生存できる。ただ火力のある青魔相手だと一発でぶち抜かれて追撃で死亡もやむを得ないだろう。
物理攻撃に対しては更にしぶとくなるのが聖剣に対しての明確な強み。

そしてこれにより、奥義に『復讐』系を搭載して、高いHPをごっそり削らせて超火力をお見舞いする道連れ構築も防衛運用として誕生。
『遠距離反撃』+『待ち伏せ』を迂闊に殴った結果、奥義カウント0でHP消耗済みのセリスが誕生して対処不能になることも。
聖剣版同様、『切り返し』などで無難にまとめてもよい。
そしてこの新たに得た魔法への耐久を活かし、『遠距離反撃』と『切り返し』を付けることで魔法ユニットを反撃で倒すユニットとして活躍する道が拓け、
それまでの微妙な扱いに涙していた全国のセリスファンのエクラたちはようやくセリスを一線で活躍させられるようになったのであった。

2022年3月からは神装英雄に抜擢。アスク王国衣装でより凜々しく逞しい姿へ。

余談だが通常版のセリスを担当した沙汰氏はディアドラの瞳とシグルドの眼差しを表現するため、
一度両親を描いてからセリスを描いたらしい。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2020年6月でようやく伝承英雄に選ばれた。イラストは江川あきら氏。
赤属性の剣・騎馬ユニット。
衣装はロードナイトのデザインで登場。

武器スキルは魔防+3『至聖ティルフィング』
戦闘開始時、自身のHPが99%以下、または敵から攻撃された時、戦闘中、敵の攻撃、守備-6、
かつ、自分の攻撃でダメージを与えた時、自分のHP7回復(与えたダメージが0でも効果は発動)

Aスキルに敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃する『遠距離反撃』
Bスキルは自分のHPが50%以上で、敵から攻撃された時、
自分は絶対追撃、かつ追撃可能なら自分の攻撃の直後に追撃を行う『最後の聖戦』
Cスキルにはターン開始時、周囲1マスに味方がいる時、自分と周囲1マスの味方の守備+5にする『守備の相互鼓舞』

コンセプトが大きく変わって機動力を上げた壁役ユニットに変化。
HPが減っているか攻撃されるだけで敵の攻撃と守備を下げてHP回復。通常版にはなかった効果だが耐久型としては妥当。
目玉なのがBスキル。自分のHPが半分ある限り、攻撃されるだけで絶対追撃を行って攻め立ても発動。謂わば逆攻め立て。
攻撃と守備は相当高く、事前に遠距離反撃を持ち自分から回復も出来る便利さは通常版よりも優秀。

ただ正確に言えば通常版もそうだが伝承版はそれ以上に攻撃する側として全く向かなくなった。
ただでさえ致命的だった速さは通常版以上に遅くなってため、敵の追撃がほぼ確実に来てしまう。
祈りもない上に騎馬特攻と総合的に言うと弱点は伝承版が多い。

そんな評判がすこぶる悪かった彼だったが2023年8月のアップデートで上方修正が入る。

その効果で彼は弾けた

Aスキルは攻撃された時、戦闘中、攻撃+5が追加した『遠反・鬼神の構え』に強化。
Bスキルが戦闘開始時自身のHPが25%以上なら、戦闘中、敵の攻撃、守備-5、自分は絶対追撃、敵は追撃不可、かつ敵から攻撃された時、2回攻撃の『最後の聖戦・承』
攻め立ては消されてしまうが二回攻撃が必ず入る。見切り追撃がいない限りは4回攻撃可能。

さらに至聖ティルフィングの錬成が追加。
錬成すると戦闘開始時、自身のHPが99%以下の時、または敵のHPが75%以上の時、または敵から攻撃された時、敵の攻撃、守備-6
与えるダメージ+攻撃の15%、反撃不可を無効、攻撃時、HP8回復
新たに敵のHP条件が加わってHPの回復量も増えた…がおまけで反撃不可も動じずにダメージも増やす超強化を貰った。

特殊錬成は自分から攻撃した時または周囲3マス以内に味方がいる時、戦闘中、敵の攻撃、守備-5、攻撃を受けた時のダメージを敵が魔法、杖の時は80%、そうでない時は40%軽減、
敵から攻撃された時かつ周囲3マス以内に味方がいる時、かつ自身のHPが50%以上で敵の致死攻撃を受けた時、ダメージをHPが1残るように軽減する。
遠距離武器への対策が大幅増加し、更に軽減効果と祈りで耐久力を増やせるようになる。


イザークの民がシャナンを慕うように、

父を知るグランベルの人たちにはこの姿の意味はとても大きい。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

『第6回 英雄総選挙』にて男性部門2位に選ばれたため、22年8月に総選挙版が参戦。イラストはワダサチコ氏。
赤属性の剣使いであり、騎馬ユニット。
例年の総選挙版と同様に、父シグルドの衣装を着ている。
シグルドの衣装を着るという事は父の後を継ぐという事であり、着る事には相当の覚悟が必要だったようだ。
また『想いを集めて』では、このアスク王国に両親がいる事は知っているが、アスクを平和にしてから会いに行きたいと語っている。

武器スキルは『聖日ティルフィング』
【再移動(2)】を発動可能。奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動後のマスが移動前と異なる時、
戦闘中、自分の攻撃、速さ。守備、魔防+5、かつ移動後のマスが移動前から○マス離れていれば、ダメージが、○×敵の守備×10%だけ増加する。
攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動後のマスが移動前と異なる時、
かつ戦闘開始時、自身のHPが25%以上、かつ自身のHPが2以上で敵の致死攻撃を受けた時、ダメージをHPが1残るように軽減する。
(1戦闘1回のみ。奥義以外の「敵の致死攻撃を受けた時、ダメージをHPが1残るように軽減する効果」とは重複しない)

Aスキルに攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動後のマスが移動前と異なる時、戦闘中、自分の攻撃、速さ+6、
さらに移動後のマスが移動前から○マス離れていれば、戦闘中、自分の攻撃、速さ+○(最大4)
○が2以上の時、戦闘中、自分の攻撃、速さの弱化を無効にする『攻撃速さの激突4』
Bスキルは戦闘中、敵の速さ、守備-3、かつ敵の速さ、守備の強化の+を無効にする『速さ守備の凪3』
Cスキルにはターン開始時、周囲2マス以内に味方がいれば、
自分の攻撃、速さ+6、かつ、自分の移動+1(1ターン、重複しない)、【見切り・追撃効果】を付与する『光をつぐもの』

キラー+自己バフ+4マス移動+見切り・追撃+再移動+敵か自分の移動距離に応じて猛烈な強化と固定ダメージ+攻撃前に1マスでも動けば祈りと専用スキルだけでも恐ろしい効果のオンパレード。
下手に受けたら4マス先からものすごい火力で殴られ、耐えても反撃を祈りで耐えられるわ、追撃を受けたら大体消し飛ぶわ、反撃後に追撃されず耐えられたとしても再移動でセリス離脱→瀕死なので救援踊り子を呼び込むビーコンにもなるわと危険要素てんこ盛り。
どっちかが1マスでも動いて戦闘すると武器効果が発動するために、多くの相手に有効だった「ギリギリで待ち構えて移動調整してから攻撃」もしにくい。

最も確実な対策は「こちらが一歩も動かずに殴る」のみ。
ギリギリまで釣り出したセリスの手前や隣に引き戻し等の移動スキルで味方を運び、その場から一歩も動かず殴れば武器効果とAスキルが綺麗に消滅する仕様。
厄介な祈りも武器の効果なので消滅。素の魔防は紙なので、魔法なら比較的楽にワンパンで倒せる。

また、祈り効果で必ず一回耐えるのが厄介とはいえ、HPが1の時はさすがに倒せる。
そして遠距離反撃も搭載してないので遠距離武器への対応力は伝承版より劣る。当然、騎馬特攻も受ける。
その移動力の影響で孤立させやすいため、その瞬間を狙って間接攻撃で袋叩きにすれば倒せるだろう。

もし移動しての攻撃しかできず、かつ一人の攻撃のみで倒すしかない状態の場合、
ラインハルトかトライアングルアタックを付けられる花嫁カチュアに頼るかで撃墜するしかない。





…だが、アニヲタの民には希望があった。

北方の隠れ里「ティルナノグ」に
シャナン王子のWiki篭り軍が結成され、
日に日に力をつけてきた。

そして、彼ら若き戦士たちの中に
アニヲタの人々が追記の公子とよび、
また、修正の皇子と敬う
一人の少年の姿があった。

Wiki篭り軍の若き盟主、
その名を、セリスといった。


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最終更新:2023年10月10日 01:19

*1 親世代ではまだ戦力が控えめな時期にナイトキラーでつっこんでくるザインやレンスター軍との戦いで大抵の場合かなり消耗しているとはいえナイトキラー持ちドラゴンナイト軍団もいるので作品全体としてはそれなりに存在感はある

*2 もっともマークスは移動タイプが異なるので、比較対象とするのは微妙かもしれないが