鳥肌実

登録日:2012/11/07(水) 02:03:29
更新日:2024/03/27 Wed 18:01:52
所要時間:約 5 分で読めます





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「無為こそ過激」




●本名
鳥肌実
●年齢
四十二歳(厄年)
●血液型
O型
●出身地
樺太
●職業
自称、鳥の調教師
(ヤ●ザキパン工場勤務)
●趣味
皇居に向かって敬礼
●特技
ハト胸、手羽先腕
●好きな諺
焼け石に水
●愛読書
ファーブル昆虫記
●尊敬するアーティスト
池田大作
●家族構成
妻(夏江37歳)
長男(健太10歳)
ブッチー(伝書鳩)
ペス(盲犬)
●前科
二犯
(公然猥褻・銃刀法違反)


※その他
過去の自己破産により選挙権を失う。(※ネタです)
月に一回は創●学会の学会員と殴り合いの喧嘩を行う。
パン工場(契約社員待遇)は24時間勤務で、休憩時間にはアムウェイビジネスの勧誘に余念が無い。
工場では正社員に顎で使われる身分だが、アメリカンフットボール部のキャプテンを務めるモッズ系猛禽類である。



■鳥肌実■


▽目次

【概要】

「鳥肌実(とりはだ みのる)」は日本のお笑い芸人、パフォーマー、演説家、俳優。
「異能芸人」とも呼ばれ、90年代半ば頃から「右翼」的なモチーフを用いた軍国主義、戦前回帰をテーマにした過激な言動と社会風刺を含む強烈なパフォーマンスにより注目を集める。
個人事務所である「ことり事務所」代表。
主な活動は自ら街頭に立っての演説形式のパフォーマンスと、日本全国を行脚しての舞台での演説公演。
そのパフォーマンスは自ら「廃人演説」と称している。
通称は「中将」「総統」
好みのタイプはAV女優の冴島奈緒。


……公式プロフィールは、前述の通りであり、今も昔も「四十二歳厄年」だが、これはパフォーマンスの中で自らが演じる「鳥肌実」のプロフィールであり、実際には兵庫県西宮市の出身である事が明らかにされている。

「ニイタカヤマノボレ」や「欲しがりません勝つまでは」等の言葉が書かれたスーツに身を包み踊り狂う、狂気的なパフォーマンスでも知られるが、普段は非常に温厚で舞台を降りると腰の低い常識人であるとの事。
00年に公開された映画『けものがれ、俺らの猿と』に出演して以降は俳優としても活動しており、多くが「鳥肌実」のキャラクターに注目した個性的な人物役だが、自身初となる主演作の映画『タナカヒロシのすべて』では、一般メディアやテレビで活躍する共演陣を相手に、不器用で純情な童貞男を演じ「普通の演技」も出来る姿を見せている。


……と、すっかりおとなしくなったと思われていたが、2008年にインターネットTVのGyaOジョッキーの生番組『キネマルネッサンス あ~や城(MC平野綾)』にゲスト出演した事をキッカケに、冠番組『ことり相談所』を持つが、番組中に放送禁止用語や特定団体への攻撃、挙げ句には陰毛を晒そうとする等の過激なパフォーマンスにより放送時間枠を前に強制終了させられると云う騒動を起こし、健在ぶりをアピールした。
その後、GyaOジョッキーでの冠番組は紆余曲折を経て『鳥肌実のトリジャジーラ放送』へと変化している。



【人物】

以前はサラリーマンをしていたが、吉本興業所属のピン芸人となる。
……しかし、アドリブに対応出来ないと云う弱点があった事が、後に現在まで続く計算し尽くされた「演説芸」を生み出したとされる。
尚、街頭パフォーマンスに関してはスタイルが完成して以降は、ある程度のパターン化されたアドリブを見せている。
例:若い女性に政治的な話題を一方的にふっかけ→「結婚してください」→返事を聞く前に逆ギレして去る。……等。

そのパフォーマンスは主に「芸術」方面で注目され、初期には美術大学での公演も多かったと云う。
実際の政治スタンスはノンポリで、似非右翼、ファッション右翼を自認していた時期もあり、雑誌にて「本物な人」と対談した際には逃げる……等の行動をしていたものの、現在では右翼と云うか保守的な立場から政治的な言動を行う事も多く、保守団体との合同イベントではパフォーマーとして楽しんで貰った上で一般層にも訴えかけるメッセージの発信を心掛けているとの事。


ポスターにも使われている代表的なメッセージは「ダメ、ガッカイ」であり、批判の手を緩めない。

他、パフォーマンスの中で「北方四島から尖閣諸島まで」の領土問題や「くたばれ北朝鮮」をテーマに掲げる事が多い。

…で、遂に某デモ団体に狙われるという事態が発生。襲撃を恐れグッズを撤去する店も出始めた。
そのため、現在は活動が縮小され、単独ライブは殆ど行われずライブハウスでのゲスト出演が多い。
いつかこの人の「ネタ」が復活する日は来るのだろうか…
と思われていたが、現在は「時事砲談」を経て「毒演会」と言う講演を全国各地で行っている。
いつかはあなたの住む町に、鳥肌実が来るかもしれない…



【作品】

●CD
鳥肌黙示録 1999(廃盤)
鳥肌実 2001(廃盤)
鳥肌黙示録 2002(廃盤)
トリズム 2004

●DVD
玉と砕けよ!
無為こそ過激!

●写真集
廃人玉砕
悪の華

※購入は「ことり事務所」かサブカルに理解あるお店へ。
いずれも評価は高い。





【余談】

※アニメ版『珍遊記』にて変身した玄奘の声を演じている。

※写真集やポスターに代表される様に、以前は痩せて、ある意味で整った凄みのある容貌に、鋭い視線が魅力の人物だったが、近年は加齢の為か見る影もなく太ってしまった。
……現在の姿をファンからは嘆かれたり「これはこれでいい」と言われたりしている。
が、2014年にトレーニングを始めマッチョ体型に。新たな路線が期待できる。
なお、電撃ネットワークのYouTubeチャンネルにゲスト出演した際に「痩せてた頃に戻りたいか?」と言う質問に「戻りたくありません!」と答えているあたり今は肉体改造にはそこまで興味がない様子。
※靖国神社へは基本的に毎年8月15日に参拝しており、愛国心溢れる演説パフォーマンスを行っている。

※数年前に、本当に「厄年」は越えたらしい。

※その顔は漫画『オメガトライブ』・『オメガトライブ キングダム』にて主要キャラ「梶秋一」のモデルになっている。

※ステージ上でのパフォーマンスとは裏腹に物販では腰が低く丁寧な態度で客に接している他、意外なことに同業者である芸人をネタにする事は殆ど無い(ジャニーズや吉本など、事務所を槍玉に挙げることはある)。
人気の秘密は案外こういう所にあるのかもしれない。




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最終更新:2024年03月27日 18:01