海東大樹/仮面ライダーディエンド

登録日:2009/11/09 Mon 21:31:15
更新日:2024/02/28 Wed 16:48:49
所要時間:約 21 分で読みたまえ


タグ一覧
2号ライダー EPISODE YELLOW [lilil] お宝 ←胡椒 やめてくれないか! アナザージオウⅡ カメンライド カメンライド!様々なライダーを呼び出すディケイドのライバル スピンオフ主役 スーパーヒーロー大戦 ツンデレ ディエンド トリックスター ビッグマシン ホモ マジキチ リボルバー・オセロット 中田裕士 仮面ライダー 仮面ライダージオウに登場したレジェンド項目 仮面ライダーディエンド 仮面ライダーディケイド 侍戦隊シンケンジャー 危険人物 平成ライダー 強盗 怪盗 戸谷公人 掴み所が無い 次元戦士 永徳 泥棒 海東大樹 米村の被害者 超・電王トリロジー 銃ライダー (・◇・;)違うの? \(・∀・)/Xライダーだ!



言っておくけど僕は、君よりもずっと前から……

“通りすがりの仮面ライダー”だ。覚えとけ!


海東(かいとう)大樹(だいき)とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーディケイド』の登場人物。
『ディケイド』オリジナルの2号ライダーでもある(2人目レギュラーライダーは小野寺ユウスケクウガ)。

演:戸谷公人




【人物】

門矢士と同じく様々な平行世界を巡っている"「通りすがりの仮面ライダー」"で、仮面ライダーディエンドに変身する青年。
本人の言によれば士より以前から世界を巡っていたらしい。
ただし「世界を救うこと」を当面の使命としている士とは違い、「各世界の貴重品(お宝)を狙って盗むこと」を目的としている。
士が世界の風景を『撮る』男なら、大樹は世界の風景を『盗る』男である。


性格は士とは別の意味で偉そう。
「~したまえ」など常に上から目線で話し、『電王の世界』ではモモタロスから「しゃべり方がムカつく」とはっきり言われている。
さらに人外の存在に対してはかなり辛辣で、尾上タクミや芦河ショウイチ、モモタロスといった人ならざるリ・イマジネーションライダーには冷淡。


名前がカイトウ(怪盗)だったり、本格登場のサブタイトルが『ファイズ学園の怪盗』だったり、何かと怪盗扱いされる。
が、別に何かトリックを使うわけでもなく、隙を突いて掠め取ったり強引に奪ったりで、どちらかと言えば強盗やスリっぽい。
ちなみにキャラソンでは「スナイパー」や「ハンター」として形容されている。

ファイズベルトデンライナーアマゾンギギの腕輪、果てはシンケンジャー折神など、物品的に貴重なお宝を好む傾向が強い。
「思い出の品」といった物理的な証明があるならば感心を寄せることもあるが、「家族や友人」といった目に見えない関係性には価値を見出していない。
この辺りの価値観の違いから度々士たちの神経を逆撫でするような言動を見せ、時には敵、時には味方として後半の各世界の状況をかき乱すトリックスターとしての役割を担った。
ちなみに価値のあるモノならその世界の宝じゃなくてもいいらしく、上手く丸め込まれて胡椒を掴まされた時はガッツポーズしていた。
それでいいのかよ。


こんな無軌道とも呼べる振る舞いを見せる彼だが、実は過去に自身の世界(『ディエンドの世界』)にいた頃は世界を支配する「14」の部下(形としては公務員のようなもの)として働く生真面目な青年であり、
14の下で平和な社会秩序を築くことを目指し、犯罪者の取り締まりや更生プログラムの作成など、理想に燃えていた。
しかしある時、兄である海東純一が反乱分子として捕えられたうえ、自分が作った更生プログラムは機能しておらず14による洗脳が行われていたことを知る。
この出来事は理想に燃えていた大樹の心を打ち砕いてしまったようで、14の下を出奔し、なんらかの方法で独り世界を巡る存在となったようである。

そして世界を巡る過程でディエンドライバーを得て仮面ライダーの力を獲得。
過去の士や鳴滝との面識もこの道中で出来たものだった模様。
士より長く世界を巡っているからか、各世界(シンケンジャー含む)についての知識は豊富だが、何故か初めて訪れる世界の事情にも詳しい。
なお、「ライダーは悪」の考えが固まっているディエンドの世界で指名手配されており、その写真にはディエンドも写っている。ということはライダーの力を手に入れた後一度故郷に戻ったのだろうか?


上記の通り、本編中の言動も理想に燃え大切な兄を犠牲にしてしまった過去への嫌悪からきていることが窺える。
しかし心の底の純粋な部分を完全に失くすには至っていないようで、窮地に陥った士一行をなんだかんだ助けたり、『響鬼の世界』で交流した「少年くん」ことアスムに対しては進むべき道に迷う彼に決意を促す真摯な言葉を掛けるなどしている。

……まあ『ディケイド』の脚本自体混乱しているせいもあって、極めて掴みにくいキャラクターの持ち主であることは間違いない。



関連人物

門矢士仮面ライダーディケイド
士が記憶を失う以前の過去を知っているらしく、度々そのことを仄めかしていたが結局直接語ることは無かった。
妙に士を意識している部分もあるが、もしかしたら「兄」である彼の姿に何か思うところがあったのかもしれない。
「僕を見ていてくれないか?」とライバル意識(?)のような事をほのめかして邪魔したりしていたが、最後の『ライダー大戦の世界』では、アスムの言葉を聞いて仲間意識剥き出しになり、「士に手出しする奴は僕が倒す!」と完全にデレた。
しかし『スーパーヒーロー大戦』では……

小野寺ユウスケ仮面ライダークウガ
当初は一応敬語を使われていたが、劇中での人の心を無視した横暴(盗み)に敵認定されたのか、『シンケンジャーの世界』辺りから「お前」呼ばわりのタメ口になった。
大樹も大樹でユウスケへの対応が面倒なのか不意打ちで気絶させたりと扱いはぞんざい。

光夏海
あまり積極的に関わろうとはしていないが、夏の劇場版では見かねて彼女を救出するなど一応気を回してはいる。
ちなみにこのとき士の「夏みかん」に倣ってか彼女のことを「夏メロン」と呼んでいる。

鳴滝
以前から面識があり敵対関係ではないようだが、劇中では目的がカチ合って邪魔をすることも多い。
一度大樹に協力を依頼して新しいカードを渡したが、結局持ち逃げされた。

◇海東純一/仮面ライダーグレイブ
実兄。
大樹自身彼を慕っていたが、自身の気付かぬうちに彼を犠牲にしてしまう。……ところが?



【仮面ライダーディエンド】




面白い。じゃあそのお宝、僕がいただく。

_____

KAMEN RIDE

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

変身!

DIEND


スーツアクター:永徳、中田裕士(ジオウ)


大樹がディエンドライバーで変身する仮面ライダー。
いわゆる銃ライダーに分類される。

カラーはシアン水色じゃないよ?覚えておきたまえ。
腹部から下はディケイドとほぼ共通のデザインで、頭部とボディはバーコードを通り越してPS2の側面に見える。
まあモチーフはアオスジアゲハなんだけどね。
名前の由来は 「Decade」に語感を合わせつつ、Die(死)とEnd(終わり)を組み合わせたものと推測される。……そうだとしたらなかなかに物騒だが。


スペック


身長:194cm
体重:88kg
パンチ力:6t
キック力:8t
ジャンプ力:ひと跳び30m
走力:100mを5秒


クロックアップほどではないが、若干高速戦闘が可能。
デフォルトで世界を巡る能力を持っているため、専用バイクを持っておらず『超スピンオフ』ではネタにされた。

ほぼあらゆる仮面ライダーを召喚して手下にできるが、フォームチェンジや最強フォームは使用出来ないらしい。

頭部や胸部を刺し貫く〈ライドプレート〉は、ディケイドと同じくあらゆる並行世界を自在に行き来するための通行手形の役割を持つ。
その他〈ディヴァインスーツ〉や〈ディヴァインアーマー〉なども、各部の名称および機能はディケイドと同一である。詳細は こちら を参照。


装備

  • ディエンドライバー
CV:マーク・大喜多

2連銃型変身アイテム。「次元転換解放機」というカテゴリーに属する。
ディケイドライバーとライドブッカー・ガンモードを掛け合わせたような機能を持つ。
夏の劇場版にて大ショッカーから盗んだお宝であると語られている。
戸谷氏が練習を重ねた結果、クルクル回しながら取り出すことが多い。

本体の〈ディメンションバレル〉にはディケイドライバーと同じく、
動力源として創造を担う秘石〈トリックスター〉が内蔵され、使用者であるディエンド自身の動力源にもなる。

読み取り装置〈ライドリーダー〉にライダーカードを差し込み、銃身下部のカード装填機構〈フォアエンド〉を前方にスライドさせる。
そしてトリガーを引き発砲することでエネルギーが二次元(平面)から三次元(立体)に解放され、変身や召喚、能力の行使を行う。
召喚の際に連続で数枚のカードを挿入する事で、一度に複数のライダーを召喚することも可能(劇中では最大3体)。

2連式の銃口〈ブッカーマズル〉および照準器〈ライドマーカー〉は、ライドブッカー・ガンモードと同一の機能を持つ。詳細は こちら を参照。
変身していない時でも発砲できる便利な武器。

ちなみに『ジオウ』公式サイトにて後述の「ネオディエンドライバー」が追加された際、ネオディケイドライバーと同様に名称および機能が新たに判明した部位もある*1


  • ディエンドベルト
ディエンドが装着しているベルト。
全身のシステムを制御する役割を担い、時空間移動システムを内蔵している。

外見はディケイドライバーと共通しており、左右には同じく神秘の印〈シックスエレメント〉が埋め込まれている。
相違点としては、バックル部分がディエンドのエンブレムが描かれたパーツに置き換わっている、カード装填機能が無いことなど。
ハンドル操作機能は残っており、後述のコンプリートフォーム変身時には左右に引かれた状態でケータッチを装着している。


  • ライダーカードホルダー
ディエンドベルトの左腰にある小型のホルダー。
ライドブッカーと同じく内部はクラインの壷に通じる無限ホルダーになっており、意思に応じて任意のライダーカードを引き出すことができる。


  • マシンディエンダー
設定上存在するディエンド専用のスーパーマシン。最高時速400km/h。

超スピンオフ』に登場した……かと思いきや色調補正で青くなったマシンディケイダーだった。
しかし、マシンを青くしてもディエンドの色が緑になってしまっている。
ディケイドが色がおかしいと指摘すると、「色など関係なく自分の物だ。そうでなくても盗む」と言い張り、乗り逃げした。
……色関係ないならわざわざ色調補正しなくともいいのでは……?

……が、なんと!
映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』にてオールライダーブレイク時にマシンディエンダーが登場した。
よく見ないと分からないので、気になる人は映像ソフトなどで確かめて見よう!
ちなみに『仮面ライダー図鑑』では『レッツゴー仮面ライダー』が初出の扱いで掲載され、スペックもマシンディケイダーに合わせてか、350km/hとなった。


ライダーカード

変身、召喚に使用するカード。
カード自体はディケイドの物と同規格だが、上記の通り自分以外のライダーを召喚するために使用。
逆に自身の姿を変えることは出来ない。
召喚したライダーもフォームチェンジは出来ないため、必殺技、特殊能力はディエンドが発動させなければ使えない。

基本的に平成ライダーを呼ぶが、『BLACKの世界』や劇場版、限定ムービーでは昭和ライダーを召喚した。
設定上は召喚されたライダーに自我はないはずだが、電王/モモタロスやイクサ/名護さんなど一部のライダーは性格がまんまだった(名護さんの声は別人だが)。
また、BLACKを召喚した際には何故か変身前の南光太郎の姿で召喚された。


  • 《アタックライド》
    特殊能力を使うカード。
    • 〈ディエンドブラスト〉
      銃弾が分裂し、火力が強化される。
      ディケイドのものとの違いとして、弾道を自在に操作できホーミング機能も付いている。
      • 〈ディエンドネオブラスト〉
        得物がネオディエンドライバーになった以外は特に変わらない。音声も「ブラスト!」のまま。
    • 〈インビジブル〉
      姿が消え、攻撃が当たらなくなる。
      逃げる時によく使用される超便利な無敵カード。
      • 〈ネオインビジブル〉
        得物がネオディエンドライバーにな(ry
    • 〈イリュージョン〉
      分身を生み出すカード。
      ディケイドはデフォルトで持っているがディエンドは持ってなかったらしく、『アマゾンの世界』でパワーアップカードとして登場。
      パワーアップ=強化フォームかと期待した視聴者を裏切った。
    • 〈クロスアタック〉
      召喚した2人のライダーの必殺技を同時に使用する。
      一度しか使われなかった。
    • 〈バリア〉
      夏の劇場版で使用。
      銃口からバリアを作り身を守る。
      BLACKのライダーパンチを防いだ。
    • 〈ゲキジョウバン〉
      『超・電王トリロジー EPISODE YELLOW』で使用。
      コンプリートフォームのヒストリーオーナメントのライダーを一度にすべて呼び出し、総攻撃を行う。
      超バトルDVDのアタックライド〈てれびくん〉並の鬼畜カード。

  • 《ファイナルフォームライド》
    「痛みは一瞬だ」
    仮面ライダーを武器やアイテムに変形させるカード。
    ディケイドは使えば勝手に変わるが、ディエンドの場合はディエンドライバーで対象のライダーを撃つ必要がある。
    また、夏の劇場版ではディケイドに使用した。

  • 《ファイナルアタックライド》
    必殺技用カード。
    ディエンドの場合は自分と、ファイナルフォームライドしたライダーにのみ使用する。


必殺技

〈ディメンションシュート〉
銃口の先に青緑色のカード型エネルギーの渦が現れ、トリガーを引くことで強力なエネルギー光線を放つ。
貫通力が凄まじく、劇中では直線上の敵を一気に葬り去っている。

なお、発動の際に召喚していたライダー達はカードに戻りエネルギーの一部になる描写がある。
初期は召喚ライダーが渦に巻き込まれて苦しみ悲鳴を上げたりと、どこか洗練されていない部分もあった。
後述する『ジオウ』ではライダーの吸収は起きておらず、ドライバーがアップデートされたことでその辺りの融通が利くようになったのかもしれない。
だが『超・電王トリロジー』ではライオトルーパーが吸収されていなかった描写もあるため、結構描写は曖昧。


〈ディエンドブラスト〉
クライマックスヒーローズ』1作目のオリジナル技。
4発のホーミング機能のある青い光弾を撃ち相手を惑わせ、最後にもう一発光弾を放ち爆発を引き起こす。
ガンバライド』でも使用されている。



【強化フォーム】

仮面ライダーディエンド コンプリートフォーム


G4 RYUGA ORGA GRAVE KABUKI CAUCASUS ARC SKULL

_____

FINAL KAMEN RIDE

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

DIEND

身長:201cm
体重:107kg
パンチ力:14t
キック力:16t
ジャンプ力:ひと跳び60m
走力:100mを3.5秒

超・電王トリロジー EPISODE YELLOW』にて青いケータッチを使い変身したディエンド最強形態。
ディケイドと同様に頭部の〈ディエンドクラウン〉にコンプリートディエンドのカードが飾られている。

身体の〈ヒストリーオーナメント〉に飾られているカードは、G4リュウガオーガグレイブ歌舞鬼コーカサスアークスカルの8枚。
劇場版がないクウガとスーツが現存しないガオウ、その他の電王系ライダー以外の歴代平成ライダー劇場版作品に登場した悪役ライダーとなっている。

ただし、厳密にはスカルは劇場版で悪事を行ったのは偽物だったので、悪役ではない。
今後はエターナルに更新されるかもしれない。

召喚ライダーが全員既に死人のため、ファンの間では"「リアル遺影フォーム」"とも呼ばれたりする。
敵ライダーばかりだから当然っちゃ当然だけど。

クライマックスフォーム姿のモモタロスからは「なんだその格好」と言われた。
おまいう。

劇中では直接の格闘戦は行っておらず、出番は2分弱と短め。


  • ケータッチ
イブが変身したG電王を止めるために黒崎レイジが託した強化変身用アイテム。
ディケイドのケータッチと同型で、カラーリングはマゼンタの箇所がシアンになっている。
変身時はディケイドと同じくバックル部分に装着される。


◆必殺技
〈強化ディメンションシュート〉
ディメンションシュートの強化版で、エネルギーが金色に変化している。
劇中ではアタックライド〈ゲキジョウバン〉でライダー達を召喚した後に発動。
皆さんの必殺技との同時攻撃でG電王をフルボッコにした。



ネオディエンドライバーVer.


通りすがりの仮面ライダー、彼を追いかける者…とだけ言っておこうかな?

身長:194cm
体重:88kg
パンチ力:24.5t
キック力:36.4t
ジャンプ力:ひと跳び48.2m
走力:100mを3.1秒


仮面ライダージオウ』EP29にて水色シアン色になってアップデートされた「ネオディエンドライバー」を引っ提げて登場した。通称"「ネオディエンド」"。

平成1期のライダーに加えて平成2期のライダーも召喚可能になったほか、《アタックライド》のカードは〈ネオ〉の文字が付いたものに変わっている。
カードは平成1期は「MASKED RIDER」、平成2期は「KAMEN RIDER」と記載されている。

また、ディケイドと同様にドライバーをアップデートした影響なのかスペックが大幅に跳ね上がっている。
なお、ライダーの召喚はかつてと違い、2号ライダーのみとなっている*2


  • ネオディエンドライバー
外見は旧型と同じ形状だが、全体のカラーリングがシアンを基調としたものに大きく変更されている。こらそこ、「おもちゃっぽくなった」とか言うな
本体は黒いバレルからシアン色の〈ネオディメンションバレル〉に、カード装填機構は銀色のフォアエンドからシアン色の〈ディヴァインフォアエンド〉になっている。
また、フォアエンドとグリップはディバインオレによる超微粒子コーティングを施したことで耐久性が大幅に向上している。



【客演作品】

超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレ〜ツ

トリロジー最終作の主人公として登場。なんで超・電王シリーズの主役なんだとかというツッコミは無しだ。
『ディケイド』本編後らしく、モモタロスとも面識があり光写真館を拠点にしている。

かつて自分のミスで失われてしまったとある「お宝」を取り戻すべく、スパイダーイマジンを自分に憑依させるなど奔走。
そして過去の因縁を持つ黒崎レイジ/仮面ライダーG電王と対峙する。

前述の通りコンプリートフォームも登場。
あとウラタロスにも憑依された。

スーパーヒーロー大戦

主人公格兼ラスボスとして登場。
宇宙最高のお宝を狙う傍ら士の豹変についても探っていた。
相変わらずのマイペースぶりと上から目線な態度だが、泉比奈の窮地を救ったり、同じく友・マーベラスの変貌に悩むジョー・ギブケンの事を慮る等、根はいい奴な面も相変わらず。



仮面ライダージオウ

EP28ラストで顔見せの後、EP29「ブレイド・ジョーカー!?2019」で登場。
士/ディケイドと同じく、さりげに新型の〈ネオディエンドライバー〉を引っ提げている。
しかし、初登場時といい兄貴といい今回といい、何かと『剣』に縁がある男である……。FFRもブレイドがお気に入りの様子。
自称「通りすがりの仮面ライダーを追いかける者」。
この自称のせいで士役の井上正大氏からストーカー呼ばわりされている*3
なにがあったのか本編と打って変わって金髪になっている。士とヘアスタイルが似たので並ぶと兄弟に見えなくもない。

例の如く『ジオウの世界』のお宝を狙っており、クジゴジ堂にやって来た後常磐ソウゴ明光院ゲイツに料理*4を振る舞ったが、その間にライドウォッチをごっそり盗み出して逃走。
追ってきた2人は当然ながら変身不能であり、後からやって来たウォズと交戦。カメンライドでナイトとバロンを召喚して交戦させるが、
銃撃の嵐をフューチャーリングキカイの防御力で突破され、フルメタルブレークで吹っ飛ばされた上に手放したライドウォッチをほとんど回収されてしまった。
しかし、「その程度の力は、返してやるよ」と不敵に言い放ってインビジブルで逃走した*5

実はライドウォッチを盗み出したのは白ウォズに依頼されたのが理由だが、
彼にとっての本命たるウォズミライドウォッチは当の黒ウォズがクジゴジ堂にいなかったために盗んでおらず、ジオウIIライドウォッチとゲイツリバイブライドウォッチのみを手渡す結果になった。
しかしその後、例のノートによって黒ウォズと再び戦わされることになり、今度はアクセルとバースをカメンライドしてフューチャーリングシノビを圧倒。
が、変わり身で逃げられた挙句ゲイツライドウォッチを奪回され、忍法時間縛りの術でまとめて停止させたところにタイムバーストを叩き込むという連携でカメンライドした2人を撃破された。
自身はそのまま逃走したが、白ウォズの消滅後に彼の持っていた不思議なノートをお宝として回収。
さらに「祝電」と称してオーロラカーテンを開き、オーマジオウからのメッセージをソウゴに伝えて去った。

その後、EP42で再登場。
加古川飛流の所持するアナザージオウⅡウォッチを次なるお宝として目を付け、飛流やタイムジャッカーのいる屋敷に現れる。
仮面ライダースペクターと仮面ライダーブレイブを召喚してアナザーゴーストとアナザーエグゼイドを撃破しつつ、飛流からアナザーウォッチを奪い取った。
そのまま脱出を図るも、スウォルツの時間停止によって動きを封じられてしまう。
奪ったウォッチを回収されるが、スウォルツからタイムジャッカーと同じ時間停止能力を与えられる。
スウォルツからグランドジオウライドウォッチを奪うように指示され、アナザーウォッチの代わりに貰い受けることを条件にこれを承諾。
アナザージオウⅡと戦うジオウの動きを止め、グランドジオウライドウォッチを持ち去ってしまう。

だが、本心では傲慢さを剥き出しにするスウォルツに対し反感を抱いており、続くEP43では用済みとしてスウォルツが抹殺命令を下したウールとオーラを表向きは追い詰めて潜伏先の隠れ家まで乗り込むも、
最初からそんなつもりの無かった海東は「僕はお宝が手に入ればそれでいい。だからって誰かの言いなりになるのは気に食わない」と2人に告げつつ、ウールにグランドジオウライドウォッチを渡した。
しかし「まだスウォルツから変に勘繰られるのはまずい」として、近場にいたアナザーWアナザーファイズに2人の居場所をバラす事でスウォルツへの一応の義理は果たしつつ、更なる逃亡を手助けした。

それから暫くしてアナザーライダー達と戦っていた士に不意討ちを仕掛けながら現れ、お互いに変身アイテムがグレードアップしていた事もあり一時は互角の戦いを見せるも、
次第に士の前に圧倒され、あわやトドメの一撃…という所で時間停止を掛け、スウォルツがディケイドの力を奪う手助けをする。
その後アナザージオウⅡが倒された事で改変された歴史が元に戻り、倒れ伏す加古川の前にスウォルツと共に現れ最後の力を振り絞ってウォッチを掴もうとする飛流の眼前で拾い上げ、それをスウォルツから「報酬」として貰い受けた後、
ライダーの力を失い気絶した士とソウゴらを一瞥し、「またね」と含みを持たせる一言を残して立ち去った。海東のことだから士も持って帰りそうだが…

EP47では、別の時間軸の2058年でオーロラから登場。
ツクヨミを庇おうとして一度は殺害されてしまった士に対し、「その意図を聞き出す」と言う名目でアナザージオウⅡウォッチを渋々ながらも使い、
時間を巻き戻して蘇生させるが代償としてアナザージオウⅡに強制的に変身させられてしまう。
しかもアナザージオウⅡウォッチには変身者の負の感情を際限無く増大させるという危険な副作用があり、案の定それに呑まれた海東は暴走。
「最後のお宝」と称して救ったばかりの士の命を狙うが、それに対して士はソウゴからディケイドライドウォッチを一旦返してもらうという形で再びディケイドに変身し激突、そのままソウゴ、ツクヨミらと共に2019年の現代に帰還する。

しかもただライダーの力を取り戻しただけに留まらず、士はいつの間にか用意していたジオウのライダーカードでディケイドジオウにカメンライド。
これにソウゴもグランドジオウに変身して加勢した事で完全に劣勢となり、最後はグランドジオウの召喚したザンバットソード、バリズンソード、そしてトレーラー砲の連続攻撃をまともに浴びて変身解除。
ウォッチも遂に砕け散り、ようやく最低最悪の魔王の力は消え去ったが、一方で正気に戻った海東は「僕のお宝が……」と、残念そうに呟いていた。

その後、『ジオウの世界』の人々を『ツクヨミの世界』に避難させる為の作戦が行われる中、
アナザーディケイドと戦闘中のディケイドに加勢。
時間停止によってアナザーディケイドの動きを逆に止め返し、ディケイドの危機を救うと彼と共闘してアナザーディケイドと戦う。

最終的にスウォルツの野望が防がれ、オーマジオウとなったソウゴによって歴史が作り直される様子を士と共に見届けた。

再構築された世界の話であるVシネクスト『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』では、ソウゴ達の高校「光ヶ森高校」に転校生として登場。おい*6

ゲイツライドウォッチを狙うかのような動きをしていたが、ゲイツの覚悟が足りずすぐにウォッチが消えてしまうことに落胆していた。
また、仮面ライダーカイザとしての草加雅人と行動していた。
実は、アナザーディケイドが作り出したアナザーワールドの1つで生き残っていた白ウォズと交戦しており、その際にディエンドの力を奪われていた。そのため、黒ウォズと結託して力を取り戻そうとしていたのである。
白ウォズが自身の野望を宣言し、アナザーディエンドとなってカッシーン軍団を呼び出すも、かつて白ウォズから奪取したノートに「4人のライダーが集結した」と書き込むことでゲイツリバイブ、グランドジオウ、ツクヨミの力を呼び出す。
そしてアナザーディエンドに苦戦しながらも「命を捨ててでも守るべきものを守るのが救世主」と信じるゲイツに「プレゼント」として全2号ライダーのカードから生成したゲイツマジェスティライドウォッチを託す。
アナザーディエンドが撃破されたことでディエンドの力を取り戻し、満足げに去って行った(利用されたことに憤ったゲイツからは一発パンチを入れられたが)。

なお、ディエンドの力に加えて未来ノートを所有していることはもちろん、スウォルツから与えられた時間停止能力を未だ保有している疑惑があるため、とんでもなく厄介な存在になっている可能性がある。
もう誰も止められるやついないんじゃないかな。

仮面ライダーアウトサイダーズ

願いを叶える力が仮面ライダーオーディンのカードデッキにあると目論んで暗躍し、入手に成功する。
直後に王蛇=浅倉威の襲撃を受けそうになるも、逆に「暴れ足りないなら、ゼインに矛先を向けるべきだ」「奴はきっと君より強い」とゼインとの戦いに焚き付けるというしたたかさを見せた。
その後、オーディンのデッキは密約を交わしていた財団Xのエコルの手に渡り、とある本の魔物の復活に利用される事になる。


チノマナコ ディエンド変身態


侍戦隊シンケンジャー』の敵であるアヤカシ、チノナマコチノマナコが大樹から奪ったディエンドライバーで変身した姿。
チノマナコとディエンドが混じったような見た目をしており、本来いないはずの『シンケンジャーの世界』の仮面ライダーとされ、〈水切れ〉などアヤカシの特徴が失われている。

詳しくは該当項目を参照。


【余談】

放送当時発売されていた『DXディエンドライバー』は、バーコード読み込み機能が搭載されていなかったため音声パターンが非常に乏しく*7、出来が悪い事で有名。
さらに言えば、音声ギミック発動だけなら図書カードなどの金券や相応のサイズに切った紙でも対応できる。つまり商品付属カードでなくてもOK。
ディエンドメモリの方がよっぽど音声収録しているレベル。
外見やギミックはしっかりしているだけに残念。

その後ディケイドライバーに続き、COMPLETE SELECTION MODIFICATION「ディエンドライバー」がプレミアムバンダイで発売。
念願のバーコード読み込み機能が実装され、新規音声も多数収録されたりと、DX版とは別物どころか新作レベル。
2020年には『ver.20th』と銘打ったDX版が新たに発売。CSM版やDXネオディエンドライバーと同様にカードの個別認識が可能で、昭和及び平成1期関連のほぼ全てのカードに対応している。

長い間公表されていなかったが、大樹を演じる戸谷公人氏は『北斗の拳』のジャギ役などで有名な声優、戸谷公次氏の実子であり、
現在は実父が生前に所属していた青二プロダクションに所属し、声優としても活動している*8
クルクルとガンスピンしながらディエンドライバーを取り出す仕草も、公次氏が声を当てていた『METAL GEAR SOLID』シリーズの登場人物、リボルバー・オセロット*9がゲーム内でしょっちゅうガンスピンしていた事に対する一種のリスペクトらしく、公人氏もメタルギアシリーズは好きとのこと。
また、2015年発売の『MGSⅤ』ではオセロット役に公人氏を起用する予定もあったようだが、40代のオセロットをやらせるには若すぎるという理由で没になった模様。
いつかオセロットのCVを担当出来る日は来るだろうか。



僕の項目は、僕だけが決める

編集!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 平成ライダー
  • 仮面ライダー
  • 仮面ライダーディケイド
  • 侍戦隊シンケンジャー
  • 戸谷公人
  • ディエンド
  • [lilil]
  • 怪盗
  • 泥棒
  • 強盗
  • ツンデレ
  • お宝 ←胡椒
  • \(・∀・)/Xライダーだ!
  • (・◇・;)違うの?
  • 2号ライダー
  • 銃ライダー
  • ホモ
  • やめてくれないか!
  • トリックスター
  • 次元戦士
  • 海東大樹
  • 仮面ライダーディエンド
  • 超・電王トリロジー
  • EPISODE YELLOW
  • スーパーヒーロー大戦
  • スピンオフ主役
  • ビッグマシン
  • カメンライド
  • カメンライド!様々なライダーを呼び出すディケイドのライバル
  • 仮面ライダージオウに登場したレジェンド項目
  • 中田裕士
  • アナザージオウⅡ
  • 掴み所が無い
  • 米村の被害者
  • リボルバー・オセロット
  • 永徳
  • 危険人物
  • マジキチ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月28日 16:48

*1 例として、〈ライドリーダー〉は以前の『ディケイド』公式サイトでは記述がなかった。また、〈ディメンションバレル〉はネオディエンドライバーの〈ネオディメンションバレル〉から逆算した名称として便宜的に使用している。

*2 DXネオディエンドライバーに2号ライダーのカードしか付属しない関係かもしれない。なお、実はCSMのサブライダーのカードはネオで全て読み込める。

*3 なお、井上氏のYouTubeチャンネルにて(同チャンネルを台本通りジャックし)「10年間ひたすら士を追っかけてるという設定に(勝手に)して『ジオウ』に挑んだ」という発言がある。

*4 ちなみに『ディケイド』登場時に光写眞館で振る舞った献立とほぼ同じだったりする。

*5 ちなみに、取り戻したウォッチを並べているシーンで龍騎ライドウォッチが確認できることから、『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』の後であることがわかる。

*6 ちなみに公開当時の戸谷氏の年齢は29歳。なお、劇中で誰も指摘する人間はいなかった。

*7 変身コールの「ディエンド」や必殺技の「ディディディディエンド」すらない

*8 以前から声優界隈では「戸谷公次の息子が俳優をしているらしい」と噂になっており、『フィギュア王No.208』で公人氏が「父(当時は非公表)は『聖闘士星矢』や『北斗の拳』で声優として参加していた」と語っていた。そして2016年11月13日に自身のブログで公表した。

*9 公次氏の死去に伴い、『MGS3』以降は別の声優が声を担当している。