カアラ(FE)

登録日:2010/05/22(土) 20:01:41
更新日:2023/11/20 Mon 22:42:02
所要時間:約 7 分で読めます





ふっ……良かろう。

急ぐ旅でもない。貴様の最強とやらのために、私の力を貸してやろう。




出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo/INTELLIGENT SYSTEMS


▽目次

概要

ファイアーエムブレム 烈火の剣』の登場人物。中二剣魔カレルの実妹にあたる。
クラスはソードマスター
通り名は「剣姫」。


クラス:ソードマスター
加入時レベル5
HP-29(60)
力-14(25)
技-21(45)
速さ-18(55)
幸運-16(40)
守備-11(10)
魔防-12(20)
体格-7
属性-闇
剣-A
装備
E.倭刀



ヘクトル編31章外伝で、ウォーリアLv5以上のバアトルを出撃させると、闘技場の上に出現する。
実は同じくヘクトル編専用の25章の村でもちゃっかり登場し天空のムチをくれる。
なおバアトルで訪れても会話が変化したりはしない。何故だ。


バアトルで装備可能な斧か弓を持った状態で話しかけると戦闘になり、互いに1ターン耐えきれば味方になる。
ソードキラー(バスター)を持たせるとあっさりと沈めてしまう。倒してしまうと仲間にならないので注意したい。というか弓推奨。
てつの弓とパビスの守りを持たせれば追撃込みでも絶対に耐える*1ので、拘りが無ければこれで。
貴重な倭刀持ちなので、出来れば回避をして使用回数が減らないようにしたい。
装備を持たせていないと呆れてマップから離脱して仲間にならなくなるので注意。
逆にこちらが倒されても仲間にならないばかりか、通常の戦闘と同じくバアトルが撤退(ロスト)してしまう。
なお捜し求めていた兄であるカレルを隣接しても会話すら起こらない。何故だ…。



ファリナ同様にヘクトル編でしか仲間にならない。
こちらはエリウッド編にも同じマップがあるのに……何故だろう?



彼女は剣を継ぐ者として一族を斬ったカレルに唯一見逃され、カレルの旅立ち後、彼を追って旅立つ。
(斬られなかった理由はカレル曰く当時のカアラは斬るに値しなかったから、らしい)
現在でもややブラコン気味。


そして旅の途中、バアトルが彼女に戦いを挑み返り討ちになっていた。
おバカなバアトルではあるが、女性に敗れた事がかなり屈辱だったのか、このことはしっかりと覚えていた。彼女の美人ぷりへの感動は完全にすっぽ抜けてしまったが。


支援相手はバアトル、カレル、ヴァイダ、ファリナ。
同じサカの民のリンとの支援会話が存在しないことが非常に悔やまれる。
…何で用意しなかったんだろう?

バアトルとは単独、カップルED両方とも戦乱後に結婚して家庭を持つ。
だが数年後、病に倒れた彼女は、娘のことを夫に託してこの世を去った……。

カレルとは、「互いに斬り合い、最後まで生き残った者が剣を継ぐ」という一族の掟により互いに刃を交えそうになるがカアラはそれを渋り続け、その中で兄との幼少の思い出、本来は剣など嫌いであったが兄に近づく為に学んだ事を打ち明ける。
そして覚悟を決めた彼女は彼に身を差し出すが、カレルは彼女を斬れないと解放する。それに対しカアラは草原で最愛の兄の帰りを待つと告げるのであった。

残るヴァイダとファリナとは会話が微妙に噛み合っておらず、無理やり組み合わせた感が否めない。

尚、『封印の剣』においてバアトルがフィルの父であること、
バアトルの妻がカレルの妹であること、またフィルがカレルを叔父上と呼んでいることから、彼女がフィルの母上であることがわかる。

ちなみに大好きな兄は強者切りたがりの戦闘狂、旦那はとにかく勝負したがる戦闘狂、と妙な共通点がある。
自身は戦闘狂ではないが、戦闘狂大好き人間といえる。
その割に無用の相手と戦うことはあまり好まないようで、戦闘狂ともいえるヴァイダとの支援会話はあまり噛み合わない。

ステータスは仮にも超終盤かつ条件付きで加入する割に振るわない。
初期値はソドマスらしく技と速さに優れ魔防も物理職にしては高いが、他はかなり低水準。
成長率も守備がワーストタイで力も最低レベル、技や幸運は平均程度に留まり、際立って伸びるのは速さぐらい。
兄のカレルに比べると速さや幸運、魔防の成長率で若干上回るが、ただでさえソドマスに不足しがちなHPや力のほか、必殺発動率に関わる技の成長率でも劣るのが痛い。
女性らしく体格も低く、剣が他の武器より軽いとはいえある程度強力な剣で攻速落ちせずに扱えるのが倭刀ぐらいしかないので火力を重視すると回避率ですら兄に負けやすい。
カレルは体格9を誇りリガルブレイドで攻速落ちしない唯一のソドマスなので成長吟味やドーピング込みなら通信闘技場で使える可能性もあるが、こちらはCC後のギィより体格が1低い。
カレルより強くする訳にはいかなかったのだろうが、ただでさえアレな能力であるカレルのほぼ下位互換なので正直本作の初期上級職の中ではかなり貧弱な方。
さらに加入が終盤も終盤なので育成や支援成立の猶予がレナートに次いで少ない。

使うなら直後の32章や32章外伝で徹底的に育成するしかないが、32章外伝に進むには32章を20ターン以内でクリアしないといけない為外伝コンプするなら32章での育成の機会は殆どない。
一軍でずっと使ってるユニットに追い付かない部分は多いが、レベルカンストしたユニットを外して育ててみるのも良いだろう。
ただしハードの32章外伝ではソードキラーやキラーアクス装備かつ高レベルな狂戦士ばかりでとても育成どころではないので、外伝進出と育成の両立を目指す場合は支援を組む事もままならないまま、ごく限られた機会を最大限活用して尚且つ良成長を連続して引かないと厳しい。

ヘクトル編で条件を満たしてようやく出ることもあり、戦力というより前作プレイヤーへのファンサービスとしての側面が強いのだろう。
加えて言うと、加入が後半過ぎて支援会話が埋めづらく、支援による補強も困難。旦那や兄とは比較的すぐに会話できるのだが。
アランと同様に戦いの中で死なせはしなかったとしてもエンディングで必ず病死してしまうキャラなのでこれでも問題無かったのかもしれないが。

公式絵は流れるように長い美しい黒髪にかなりの巨乳。そしてスリットから見えるむちむちした太もも。サカ万歳。



余談だが、ファリナの支援では世間事に疎い様子が見られる。
兄のことばかり考えているからだろう。プリシラといい、この娘といい……。



〇FEH

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo/INTELLIGENT SYSTEMS

2018年6月に登場。イラストは北千里氏。
原作同様に赤属性の剣・歩行ユニット。
これで、既に登場している兄者とも、夫とも、そして娘とも、(召喚された時期が違うため時系列がめちゃくちゃだが)共演が可能になった。

武器スキルは「剣姫の刀」
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
速さが敵より高い時、ダメージ+速さの差の70%(最大7。速さの虚勢が有効)
Bスキルは自身のHP75%以下で、攻撃時発動の奥義装備時 ターン開始時、奥義発動カウント-1 奥義発動時、奥義によるダメージ+10の「怒り3」
Cスキルは偶数ターン開始時、自分と周囲1マスの味方の速さ+6(1ターン)
(周囲1マスに味方がいなくても自分は強化される)「速さの波・偶数3」

攻撃面が総じて強力で、怒りの効果を含めた奥義の破壊力は剣装備の中でも随一。
反面守備・魔防は低く、速さがあるので相手の追撃こそほとんど受けないが打たれ弱い。追加ダメージが相手の速さ依存で安定性を欠くのも難点ではある。
剣装備で随一の強性能を誇るアイラと比べると安定性では下回るが、怒りの効果を含めた奥義の最終的な火力ではこちらが上回る。

ちなみにHPと守備以外は兄者の能力を上回っており、合計値でも上回る。

2021年6月からは剣姫の刀も錬成が可能に。
錬成すると奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
自分から攻撃した時、または周囲2マス以内に味方がいる時、ダメージ+速さの15%、戦闘中、速さ+5
ダメージの増える条件が自分の速さに変更するが比較的発動しやすい上速さも上がる。
特殊錬成は 戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、戦闘中、攻撃、速さ+5、かつ戦闘中、敵の絶対追撃を無効、かつ、自分の追撃不可を無効
全体的にダメージ増加の条件が緩くなり、自身の速さ依存でのダメージ増加になったので安定性が向上。さらに追撃不可を恐れず攻撃できる個性を得た。

2022年7月から神装英雄に抜擢。イラストは廣岡政樹氏。
選出はまさかの死の国ヘル。もしかして病死設定から…?


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2022年1月、ハタリの衣装に身を包んだ超英雄が登場。イラストは北千里氏。
こちらは青属性の槍・歩行ユニット。

武器スキルは、キラー系効果かつ1ターン目開始時には奥義発動カウントが-2になり、
戦闘開始時に自身のHPが25%以上なら、戦闘中攻撃、速さを+6し、かつ奥義発動時に速さの(20+自分の奥義発動カウントの最大値×10)%をダメージに上乗せする『砂漠の剣姫の槍』

Bスキルは、戦闘または戦闘前に奥義を発動した場合、戦闘後に奥義発動カウントを-2する『奥義の螺旋3』
Cスキルは、奇数ターン開始時、自身の移動+1となる『迅雷風烈・奇数3』

奥義がデフォルトの竜裂であれば、1ターン目の開始時点ですぐに奥義が発動可能になり、攻撃後も奥義の螺旋の効果で再び奥義発動可能と繰り返す。
これにより、自分から攻撃する時だろうが、攻撃を受けた時の反撃だろうが、初撃は必ず奥義になる。
更に奥義には竜裂の攻撃依存に加え、速さ依存分も併せて乗る。勿論攻撃も速さも高いので、まともなユニットではまず耐え切れない。
奥義頼みになるところが大きいので、キャンセル効果やメランコリーに対しては弱く注意が必要。


フレイヤ殿は武人ではない。しかし……まとう気配の鋭さは剣のよう。

なんとも不思議な存在だ……。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

2023年3月の春祭りに双界英雄として登場。イラストはcuboon氏。
緑属性の斧・騎馬ユニットというカアラでは異例な兵種。
そのペア人選はまさかのヒーローズの女神フレイヤとのコンビ。
両者は「過去に兄を慕っていたが、ある事情で今は確執がある」という共通点がある妹達なのである。

武器スキルは『重い想い宿す妹達の重斧』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
奇数ターン開始時、奥義発動カウント-2。
自分から攻撃した時、または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ+6かつ、奥義発動時、ダメージ+速さの(20+自分の奥義の発動カウントの最大値×10)%
自分から攻撃した時、または周囲2マス以内に味方がいる時、奥義発動時、敵は、「敵から攻撃を受ける際に発動する奥義」を発動できない、かつ奥義以外のスキルによる「ダメージを〇〇%軽減」を無効(範囲奥義を除く)

Aスキルは攻撃した側(自分からなら自分、敵からなら敵)の移動後のマスが移動前と異なる時、戦闘中、自分の攻撃、速さ+6
さらに移動後のマスが移動前から○マス離れていれば、戦闘中、自分の攻撃、速さ+○(最大4)。○が2以上の時、戦闘中、自分の攻撃、速さの弱化を無効にする『攻撃速さの激突4』
Bスキルは『怒涛・近影3』
【再移動(残り+1)】を発動可能
自分から攻撃した時、戦闘中、自分の追撃不可を無効にする
Cスキルには戦闘後、敵とその周囲2マスの敵の速さ-7(敵の次回行動終了まで)戦闘後、自分の速さ+6、【回避】を付与する『速さの紫煙4』

攻める事だけを考えたガン攻めタイプ。
奇数ターンだけ奥義カウントを減らしてダメージも増やしながら大盾系の奥義も封じつつ狙撃相応の武器をかなりの数を内蔵。
魔器ギムレーや伝承カムイの奥義を無効化して叩き込めるので有利になる。
倒し切れなくても他の敵が相手でも紫煙4の回避を付与して場を凌げる芸当も可能。

その一方で耐久力はカアラの中でワースト。守備と魔防は相当低い。
攻める事は得意だが攻められる事が大の苦手で軽減込みも怪しい。
しかも相手サイドでも軽減無効のあるスキル、もしくは絶対追撃の対処がないため、隙を突かれると確実に一撃で倒れる。
しかも騎馬特攻の余計な弱点もあって迂闊に攻めにくい。

追記・修正はカアラを仲間にできた方にお願い致します。

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最終更新:2023年11月20日 22:42

*1 仮に、初期ステータスのままCCしたとしてもHP全快かつ弓を装備していたのなら追撃を受けても必ずHPが2残る計算。