クラリーネ(FE)

登録日:2009/06/10 Wed 11:42:01
更新日:2023/12/19 Tue 09:23:20
所要時間:約 2 分で読めます






出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


二つ名は『気ままな姫将軍』


クラス:トルバドール→ヴァルキュリア
第4章でロイと会話すると仲間になる(或いは向こうから会話してくる)。

CV:小野寺瑠奈(FEヒーローズ)

エトルリアの名門貴族リグレ侯爵の娘で、お嬢様・金髪・ワガママの三拍子が揃った少女。
烈火の剣』のパントルイーズの娘。兄にバカ兄貴……もといクレインがいる。

エリックに「兄に会わせてやる」と騙され城に連れて来られ、誰よりも美しく強く賢く正しいナーシェン様への貢ぎ物にされた。
その後、折角会いに来てくれた誰よりも美しく強く賢く正しいナーシェン様を、お兄様と比較して罵倒し激昂させてしまい、城の地下牢に幽閉されてしまう。

途方に暮れていたところをエリックに雇われていたルトガーに助けてもらい外に出るがそこは戦場のど真ん中。
愚痴りながらも彼女が自分を護る人を探して行き着いた先は、ロイ率いるリキア同盟軍だった。
今迄はお屋敷しか知らない世間知らずだったがリキア同盟軍での戦いの中で徐々に逞しさを身に着け、クレインを説得した際はその成長を褒められた。

典型的なはねっかえりお嬢様で、兄以外への口調も割と高圧的。
かなりのブラコンでもあり、クレインに対しては一転してデレデレになる上自分より先にクレインの傷を癒したシスターを泣かせた事もある。
あとツンデレ。だが優しく素直な一面を持ち、平凡な自分に劣等感を抱くドロシーに自信を持つよう諭したり馴れ合いを嫌うルトガーに心を開かせた。

  • 初期値と成長率
トルバドール LV1
HP-15(40)
力-2(30)
技-5(40)
速さ-9(50)
幸運-8(65)
守備-2(10)
魔防-5(40)
体格-5
属性-雷
杖D


エレンに次いで二人目の回復ユニットで、『トラキア776』のナンナ以来となるトルバドール。

初期値は幸運以外若干頼りなく成長率はHPと守備がワーストクラス、魔力も魔法職にしては頼りない……。
が、彼女の真価は高い幸運と速さ成長率。育てると目に見えて回避が上がっていき速さと幸運は大抵カンストする。そこに支援をつければ素の回避があっさり100を越え華麗な回避盾の出来上がりである。
参入してすぐに闘技場がある章になるため、早くからクラスチェンジしやすいのも魅力。
他の下級杖振りは二人とも歩兵で、幸運魔防は素晴らしいが鈍足で彼女以上に紙耐久のエレンと、
戦闘向きの成長をするが幸運が低すぎて前に出しづらいサウルと癖が強いのも彼女の優秀さに拍車をかける。
そもそも今作は理魔法と光魔法の性能差も酷い。
しまいには支援相手も一軍候補ばかりでオグマ系兄貴ディーク剣士全盛期+ハードブースト対象のルトガー、
おなじみ赤緑の速さの緑ランス、スナイパー最強格たるドロシー等最早彼女を使えと言わんばかりのラインナップである。容姿や性格も可愛いしね。

更にはクラスチェンジして理魔法が使えるようになると、
回復に加えて控えめの魔力を生かした削りもこなせるようになるなどかなりの万能ユニット。
特に杖使いとしての使い勝手では右に出る者はいない。
手近なルトガーとディークと支援を固めると必殺や回避がメキメキ上がり、多少魔力が低くとも追撃&必殺連発でゴリ押しアタッカーとしての活用さえ可能。
エイルカリバーを持たせればハード終盤のドラゴンマスターでさえ木っ端微塵に切り裂いてしまうだろう。

どう考えても兄より優れた妹である。

同じ杖使いとしても、僧侶系のエレンやサウルに比べて移動力やCC後の魔法の性能で勝っている。
闘技場との相性の良さも雲泥の差。

しかし完璧という訳でもなく、前述の耐久の低さはそうだが素の回避率は80どまりと終盤以降はやや不安な域であり、支援や地形などの補強を怠ると思わぬ事故で一撃死する。
特にハードのサカルートでは高命中の敵が大半を占めており、回避80を以てしてもあっさり削り殺される事も少なくない。
クラスチェンジに必要なアイテムがわずかしか手に入らず、クラリーネ以外の理魔法を使えるキャラが優秀で、杖役のため闘技場を使ってもレベル上げが面倒などの理由からCCが遅れがちになりやすい。
最悪16章の秘密店までCCお預けなんて事も。
また初期値も成長率も低めな魔力には期待できない。そのため肝心なところで回復量が足りない、頑張って理魔法レベルを上げても威力はそこまで期待できないなどの欠点がある。範囲杖の範囲や状態異常杖の命中にも響いてくる。

同じクラスがもう一人いた気がするが……まあこちらはこちらで使える。


GBA三部作に共通する「育てれば一級品のトルバドール」の草分け的存在であり、烈火の剣プリシラ聖魔の光石ラーチェルと続いていく。
……ちなみに、「わがままで他人を振り回す系の回復職」の走りでもある。
同じような存在としてセーラ、ラーチェルがいるが、個性豊か過ぎる後輩に比べると彼女はまだマシなほうである。


ちなみにかなりのミニスカなため、馬に乗ったらパンツが丸見えじゃないかとの指摘もある

なお、クレインとの会話で魔道軍将を目指すと語っており、現行の魔道軍将を大体の面で上回るであろう事を鑑みるに、
地位に固執した何者かに邪魔されない限り兄より早く三軍将に就きそうである。



クラリーネ「セシリア将軍……? いつか追い付いてみせますわ!」
ルトガー「……そのうち間違いなく超えるだろうな」


  • FEH

ヒーローズでは開始当初から登場。イラストはアマガイタロー氏。
無属性杖装備の騎馬ユニット。☆3~4の枠で登場する。

武器スキルは戦闘後に敵とその周囲2マスの敵の攻撃を7減らす『フィアー+』。
補助スキルは自分が負っているダメージ+攻撃の50%(最低7)だけ対象を回復し、自分も負っているダメージの半分を回復する『セインツ+』。
他はAスキルで魔防を3増加する『魔防3』のみ。

原作同様速さが高く守備が低いのだが、「避けゲー」だった原作とは異なりヒーローズでは攻撃はどれも必中のため、当然打たれ弱い。
武器が杖であるのでまともなダメージを与える事もできず、回復が自身の受けたダメージを回復量に上乗せする『セインツ』であるため、
低耐久ながらも被弾しないことには回復役すらまともにこなせない。

これだけだとどうしようもないイメージだが、速さだけは杖ユニットでは期間限定キャラを除けばマリアに次いで二番目に高く、全体で見ても高めの数値なので追撃だけは受けにくい。
またセインツには回復量の半分自身を回復させる効果があり、一撃で殺されさえしなければ被弾した自身を立て直すことが比較的容易なので、
「追撃を受けにくい速さ+自己回復」という要素が噛み合い、低耐久にもかかわらず壁役として優秀という逆転現象が起こっている。
自身の攻撃も対象の攻撃を落とす「フィアー」なのも生存率向上に一役買っている。
非常に癖は強いが使いこなせれば物理・魔法どちらも受けられる騎馬の壁役として高く機能してくれるだろう。
スキルの自由度が高いので、『守備の城塞』などで短所の守備を補強して安定させたり、大覚醒や神罰の杖で敢えてアタッカーにしてみても面白い。


追記・修正はお兄様を心から尊敬できる方にお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ファイアーエムブレム
  • FE
  • 封印の剣
  • FEヒーローズ
  • トルバドール
  • ヴァルキュリア
  • 深窓の令嬢
  • 金髪
  • ミニスカ
  • お嬢様
  • 深窓の令嬢
  • 貴族
  • ブラコン
  • ツンデレ
  • 兄より優れた妹
  • わがまま
  • 我が儘
  • 魔道軍将(笑)「…ジー」
  • 真魔道軍将
  • クラリーネ
  • 小野寺瑠奈
  • 気ままな姫将軍

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月19日 09:23